駆け足でさらっと周ったテッサロニキ

2010/05/03 - 2010/05/04

楽しかったロードス島の滞在を終えてエージアン航空でテッサロニキまで飛びました。
ここで1泊して翌日は3年前位から行ってみたいと思っていたメテオラに出発です。ここでは単に寝るためだけに1泊したような感じであまり下調べもせずに来てしまいました。

実際に行って見ると想像していたよりもかなり大きな街で短時間で徒歩で周るのは結構無理がありました。
なかなか街の中心部に行けなかったので観光名所をすっ飛ばしている感はありますが、いい感じの家具屋で皿を買ってみたりしてそれなりに楽しめました。

【旅程】
04/28：成田から香港経由へロンドンへ[機内泊]
04/29：Easyjetでガトウィックからロードス島へ[イクシア泊]
04/30：ロードスタウンを普通に観光[イクシア泊]
05/01：イクシアからロードス経由でラルドスへ[ラルドス泊]
05/02：ホテルでスクーターを借りてリンドスやロードス島西半分をプチツーリング[ラルドス泊]
◆05/03：ラルドスからロードス空港へ、その後テッサロニキまで飛ぶ[テッサロニキ泊]
◆05/04：テッサロニキをさらっと観光してからバスでカランバカへ。その後スクーターを借りてメテオラへ[カストラキ泊]
05/05：メテオラを見た後にトリカラに戻り、バスでイオアニナとイグメニッツァへ。ストのせいでいろいろ予定が狂う。[4分の1野宿、4分の2フェリー泊、4分の1メソンギ泊]
05/06：朝の2時半発のフェリーに乗ってコルフ島へ[メソンギ泊]
05/07：メソンギからスクールバス状態のバスでコルフ空港へ、その後Easyjetでガトウィックへ行きオペラ座の怪人を見る[ロンドン泊]
05/08：くそ寒いロンドンで観光する気が起きず、紅茶を買ってヒースローのBAラウンジで時間を潰して香港経由で帰国する[機内泊]
05/09：20時間近いエコノミーでのフライトを耐え、帰国。

エリア テッサロニキ(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

ロードス島からテッサロニキまでエージアン航空のプロペラ機で約2時間のフライト。途中エーゲ海の島々を見ながら飽きない風景と、国内線にも関わらず軽食も出ました。

テッサロニキ空港に降り立つ頃からとても大きな街だなと思いましたが、空港に降り立って78番バス（値段失念、0.6EUR〜1.5EURの価格帯）を待って周りの景色を見るとかなり大きな街だと感じました。

宿泊予定のホリデイインテッサロニキまでバスで行くつもりでしたが、ホテルの前を通らずに駅まで行ってしまったので降りずに明日のメテオラ行きバスのチケットを購入しようと終点のマケドニアバスターミナルまで乗ってしまいました。

このバスターミナルは結構大きく、行き先はギリシャ各地の地名がずらりと並んでいました。

結果的にバスのチケットは買えませんでしたが12時にメテオラ直通のバスがあることが判明しました。

また市バスで0.6EURの片道チケットで駅まで戻り、徒歩でホリデイインテッサロニキを目指します。

テッサロニキはとりあえず安く泊まりたかったので
http://www.hotelooking.com/
いろいろな予約サイトを一括で比較して検索するこのサイトを使ってホリデイインテッサロニキを一番安かったPCRのサイトから予約しました。

一応PCRのプラチナ会員なのですが、ここは特別な対応は一切無いどころか排水の悪い部屋に通されてバスタブのお湯を抜いたらバスルームの排水溝から水が溢れてきたｗｗ

ベッドの寝心地はやや硬めのダブルクッションで普通です。
部屋は全体的に古い感じがしますが大きさはそこそこでした。

最大の欠点は排水ではなく立地の悪さでした。
駅には近いのですが、市街地まで遠すぎます。付近もあまり雰囲気は良くないです。駅近くよりは空港寄りのエリアが雰囲気的にも利便性も良いと思います。
ケバブ屋はたくさんありますが、レストランやタベルナがホテル周辺にはほとんど無かったので食べるところを探すにも苦労するかもしれません。

ギリシャっぽいスーパー。

テッサロニキの中心部よりも駅側の街並です。

空港からのバスの車窓が途中までかなり綺麗だったのに駅が近くなってくるとどんどん車窓が汚くというか古くなって行くので雰囲気を重視する人は駅近のホテルは敬遠した方が良いと思います。

街を歩いていたら突如現れた謎の自転車の集団。
デモの類でも無さそうだし何だったのだろうか。

ふと見つけた住宅街の中にぽつんとある教会。
ここは世界遺産の教会ではなく普通の教会のようでした。

テッサロニキは至る所に遺跡があるようで、ローマに点在する遺跡のような所がテッサロニキの街中に点在していました。

夕飯を食べようとタベルナやレストランを探しつつホテルに戻るも目に入るのはケバブ屋ばかり。
結局タベルナが見つからずホテル近くのケバブスタンドでケバブを買って持ち帰って部屋で食べました。

2日目の朝です。
カランバカ（メテオラ）行きのバスが正午発なので
世界遺産に指定されている教会郡の中の1箇所でしたがあいにく工事中。

受付のお兄さんに工事中で入れないと言われ写真だけ撮ってきました。
そのときにそのお兄さんに私と嫁のツーショット写真を撮ってもらったのですが何故か背景がこの教会ではなく普通の看板だったのは大きな誤算ｗ

海岸沿いに出てみました。
海岸沿いはいけてるカフェやレストランが点在し駅周辺の街並とはずいぶん雰囲気が異なります。

この辺は雰囲気が良かったです。
この辺に来ずにそのままメテオラに行っていたらテッサロニキは汚い街だったという印象で終わっていたと思います。

もしまたテッサロニキに来る機会があれば次はこの辺にホテルを取ろうと思いました。

ホワイトタワーは見るだけで素通り。
塔の上まで登るには時間と体力が無かったｗ

「マケドノマクソス　アポニスシス」という人の銅像。
この旅も半ばになってくるとギリシャ文字が読めるようになってきました。旅を通じてちょっとした成長を実感。

奥にロトンダが見えてきました！
あそこまで行ってホテルに戻ることにして歩きます。
ここまで来るのに1時間位あるいていたのでへとへとです。

写真手前の列は市バスのチケットをチケットブースで購入する人の列です。
市バスは片道0.60EURです。
なお、バス車内でも発券機があるので小銭があれば車内で購入が可能です。
チケットを買ったらバスの中の刻印機で時刻を刻印すればOKです。

ローマ時代のアゴラが公園のような感じで街中にありました。

ギリシャではごく普通に街中に遺跡が点在しているので遺跡を見慣れるとそのうち何とも思わなくなってきますｗ

遺跡と街がうまく溶け込んでいます。

凱旋門も見えてきました。
この辺は普通に雰囲気が良い南欧の港町です。

凱旋門の辺りから先ほどのアゴラまで城壁があり、その中に街があったと想像できます。

何か門があると背景の見え方が違って見える気がします。

ロトンダの横にミナレットが建てられています。
オスマントルコ支配の時にモスク化するために建てられたのでしょう。

しかし、このロトンダやアゴラといいテッサロニキってローマに似ている気がします。
どちらもアレクサンドロス大帝の影響でしょうか。

ネコ発見。
この街では犬はあまり見なかったです。

ギリシャらしいギリシャ正教の教会。

逆光のロトンダ

ミナレットの下には水飲み場がありました。
ドーム＋ミナレット（塔）＋水飲み場＝トルコ式モスク
みたいなイメージがあります。

ここでは既にドームがあったのでミナレットと水飲み場を追加したように思えます。

中に入ってみるとなんとまたしても工事中！
ああ残念。

この天井のビザンチン様式のモザイク画を修復しているのでしょう。

このドームの中はひんやりとしていて更に私達2人だけしかこの空間の中に居なかったので工事中ながらもじっくり見て感じることが出来ました。

ロトンダをじっくり見終えたらウィンドウショッピングをしつつホテルまでゆっくり帰ろう、と行きたかったのですが時間がなくて適当にホテルの方に行くと思われる市バスに乗ってホテルまで帰りました。

ホテルに着いて荷物をまとめてチェックアウトしバスを乗り継いでマケドニアバスターミナルまで行きました。
到着したのが11時50分でギリギリです。
チケットブースでメテオラに行きたいというとカランバカまでのバスチケット（1人18EUR）を発券してくれました。

バスに乗り込むと乗客は3分の1位。
旅行者は私達だけでした。
ちょうど3時間でカランバカに到着しました。
トリカラ経由という事前情報もありましたが、トリカラを経由せずにカランバカに到着しました。
バスの方向から行ってカランバカの後にトリカラに向かうようでした。