ニース美術館 *MUSEE DES BEAUX-ARTS*

2010/03/14 - 2010/03/14

ニースにはたくさんのMUSEE(美術館・博物館)があります。

その中でも有名なのは12日に行ったシャガール美術館とマティス美術館。
同じく12日に行った考古学博物館はあまり観光客が行かないのですが、古代ローマの遺跡に興味があり時間があればマティス美術館に行ったついでに是非見学して欲しいです。

ニース近代・現代美術館、マセナ美術館にも行きたくて予定では計画をたてていたのです。
ところがニースでは行きたい所、見たい所がたくさんありすぎて甘かった。。。幸運にもニースに再訪できたらのお楽しみにとっておきましょう。

さてニース美術館、これは日本語での名前で実際は単に『美術館(MUSSE DES BEAUX-ARTS)』という名前。
ヴィルフランシュ・シュメ・メールからニースに戻り、エズ行きのバスを待つ間に行ってきました。

エリア ニース(フランス)

ヴィルフランシュ・シュル・メールからバスでニースに戻ってきました。

海岸沿いにあった地中海ブルーのレストラン!
なぜ写したのかな?
あまりに真っ青なレストランだったからかしら?

ニース名物ソッカとピザ、ビールを買って海岸でお昼にしましょう。

ニースの海は相変わらず美しい、海を見ないで食べるなんてもったいない!
海岸では思い思いの姿でくつろぐ人々。

これがソッカです。

本当は薄い丸型なのですがテイクアウト用に入れ物に入れてもらったので折り曲がっています。
ヒヨコ豆の粉のクレープのようなもの。
塩味が効いていてすごく素朴な味。
ビールにとっても合っていて私たちはすっかりソッカにはまってしまいました!
私たちの好みではありましたのでお口に合わないという日本人も多いようなので、お薦めするのはどうかな?
でも1枚2〜3ユーロくらいなので試してみるのも良いかも・・・ビールの好きな人ならおつまみに!

見上げるとキラキラ木光る海の真上を鳥が行く。

飛行機も!

とろけるようなブルーの海。

ヴィルフランシュの海も同じように美しかったのですが、光の加減でこんなブルーに写りませんでした。

このまま海岸でお昼寝していたい〜〜

でも、のんびりゆったりの観光はできない私たち、せっかくの時間を有効に使わなくては・・・モロ日本人(^^;)

エズ行きのバスの時刻までまだ時間があるので、どこか市バスのバス停を見つけてニース美術館にでも行ってみようかと歩きだす。

アメリカ海岸通りあたり。

真っ赤なスポーツカー。

やっぱりセレブな人がバカンスを過ごすニースだ!

海岸沿いには超高級ホテルが立ち並んでいるし。

おぉ、こっちには真っ黒な車!


ちゃんとメモしていなかったから忘れたけれど、適当なバス停からバスに乗って・・・
ガイドブックによると
「38番の市バスに乗りCharet下車」
と書いてあるので、多分それに乗ったんだと思う。

ニースの中心地から西側の閑静な住宅地で下車。

シャガール美術館方面のシミエ地区も豪邸が立ち並んでいたけれど、こちら側も高級住宅地です。

ボケの花咲くお屋敷。

ボケって洋館でも似合うんだ!

お花って偉いなぁ〜どんな背景にも似合ってしまう〜と思った瞬間!

その高級住宅地の中でもひときわ豪華な邸宅がニース美術館です。

19世紀にウクライナの貴族の夫人が別荘として建てた建物をニース市が買い取って美術館にしたとのこと。
入り口です。

市立の美術館なので無料で見学できます。

見学時間　　10:00〜18:00
休館日　　　月曜日
　　　　　　無料
写真撮影　　一階のみ撮影可

エントランス

カルポーの彫刻

カルポーの彫刻

コッツァ作『クレオパトラ』

衣装が全くクレオパトラの時代のものではない(^^;)
クレオパトラが自らの命を絶った毒蛇の存在だけが、クレオパトラだとわかる。

『マグダラのマリア』(同じコッツァ作だったかな?)

『驚いた!』という作品名。

水浴びしているところに木陰から急に男が顔を出したのかしらね(^^)
きゃ〜!って、まさにその瞬間を捉えています。

中世の聖母像。

こちらも中世の聖母像。

一階には中世のキリスト教彫刻が展示されています。
これらは著作権がないから撮影OKなのでしょうね。

首を斬られて殉教した聖女・・・どなたかな。

一階展示室の一部。

貴族の館の名残があちらこちらに。

『ベールを脱ぐ』

科学の前に自然が徐々にベールを脱いでゆく姿を表しているようです。
科学の明るい未来を信じていた時代の作ですね。。。決してそうではなかったのですが・・・核、公害etc.

二階への階段。

二階は近代の画家の作品が展示されています。
撮影禁止。

一階の彫刻。

少女の像。

少女の足元。

ニース美術館を出て庭から写す。

南国のムード満点の佇まい、ゴージャス!なニース美術館でありました。

この旅行記へのコメント （2）

• クレールさん 2011/01/24 14:21:25

  ボンジュール！

  コクリコさま
  
  こんにちは♪
  クレールです。ご無沙汰しております。
  
  先斗町の夜･･･　艶っぽくて、良いですね。
  実は明日、日帰りで京都に行きます。
  JRのワンデイ京都、というプランを利用し女子５人（！）で。
  
  それから、南仏の旅行記をまたゆっくり見せていただいておりました。
  ３月、思いもかけず１ヶ月ほどのバカンス取得という
  またとないチャンスが訪れ・・・
  せっかくの長い休暇なので、あちらの語学学校にプチ留学しようと思ってるんです。
  学校は、ロワール地方のあたりなのですが
  その後１週間位フリーで滞在し、南の方へ行こうかと。
  春のコートダジュールってどんな感じ？･･･　と
  復習にお伺いさせていただきました。、
  
  もしかしたら、フリー期間に友人が来るかもしれず
  友人の希望もまだ確認していないので＾＾；
  どうなるか全くわからないのですが。
  
  色々計画を練っているところなので
  また、しばしばお訪ねさせていただくかと思います。
  どうぞ、ヨロシクお願いします♪
  
  クレール。

  コクリコさん からの返信 2011/01/24 22:14:37

  RE: ボンジュール！

  ボンソワ、クレールさん、
  
  こちらこそ、ご無沙汰しています。
  
  > 先斗町の夜･･･　艶っぽくて、良いですね。
  > 実は明日、日帰りで京都に行きます。
  > JRのワンデイ京都、というプランを利用し女子５人（！）で。
  
  今頃は明日の用意も済み、早目にお休みになっているでしょうか。
  女子5人旅は楽しそうですね!
  
  > ３月、思いもかけず１ヶ月ほどのバカンス取得という
  > またとないチャンスが訪れ・・・
  > せっかくの長い休暇なので、あちらの語学学校にプチ留学しようと思ってるんです。
  > 学校は、ロワール地方のあたりなのですが
  
  素晴らしい!
  毎日一生懸命働いて、時々ステキな旅行をされ、一ヶ月のバカンスに語学プチ留学!
  毎日グタグタ過ごしている最近の私はクレールさんを見習わなくてはならないわ。
  すっかりフランス語を忘れてしまって(日本語も怪しい)、どうしよーと嘆いているだけでしたが、クレールさんからの書き込みを拝見し、私もまたガンバロという気持ちになりました。
  ロワールあたりの語学学校ってトゥールですか?
  
  > その後１週間位フリーで滞在し、南の方へ行こうかと。
  > 春のコートダジュールってどんな感じ？･･･　と
  > 復習にお伺いさせていただきました。、
  
  ミモザ、ミモザです!
  いいな〜春のコートダジュール。
  また行きたくなりました。
  クレールさんがニースにいらした時に行けなかったマントンや、鷲巣村のロクブリュヌ・カップ・マルタンはどうでしょうか。
  ロクブリュヌはエズやサン・ポールのようにお洒落ではなく素朴ですが、4トラベルに少なからずファンがいるようで(*^^*)
  
  > もしかしたら、フリー期間に友人が来るかもしれず
  > 友人の希望もまだ確認していないので＾＾；
  > どうなるか全くわからないのですが。
  > 色々計画を練っているところなので
  
  計画を練っている時間ってとっても楽しいですよね。
  私は今年はブルターニュ半島の奥まで行きたいともくろんでいるのですが、どうなるかな〜?
  
  勉強も旅行も全て楽しく充実した一ヶ月になりますように。
  
  投票もたくさんありがとうございました♪
  
  今年もどうぞよろしくお願いいたします。