家族み～んなでポルトガル～⑤アヴェイロ⑥コインブラとコニンブリガの遺跡～

2010/05/13 - 2010/05/16

今回の旅行は、現地３泊４日の、レンタカーで回る旅。
すべて、エアー、ホテル、レンタカーは、インターネット予約です。
時系列に整理して、アップします。
(1)リスボン→(2)ギラマンイス→(3)ブラガ→(4)ポルト→(5)アヴェイロ→(6)コインブラとコニンブリガ→(7)トマール→(8)ファティマ→(9)リスボン→(10)ロカ岬→(11)シントラ→(12)リスボン→(13)バターリャ→(14)アルコバサ→(15)オビドス→(16)リスボン

商業の(4)ポルトの次に、第３の都市、(6)コインブラへ行く前に、途中で、(5)アヴェイロへ立ち寄りました。
少し、回り道になりましたが。
街中を運河が流れる、小さな街です。
見所は、アズレージョが見事な駅舎。
アズレージョとは、主に、水色っほい色に装飾されたタイルのことです。１４世紀に、イスラム教徒から、スペインに輸入され、１５世紀後半に、ポルトガルへ輸入されたそうです。

エリア コインブラ(ポルトガル)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー

アズレージョの駅舎がきれいな、(5)アヴェイロの次は、(6)コインブラへ。
商業の街ポルトに次いで、第３の街コインブラは、文化の中心だそうです。
これは、旧大学。
ガイドブックによると、何と、１２９０年にリスボンで創立された大学が、１３０８年にコインブラに移転されたことに始まるそうです。
残念ながら、時計塔は工事中でしたが、味気ない工事の幕ではなく、時計塔の絵が描かれている幕でした。
これはこれで、珍しいかも。

これは、国立マシャード・デ・カストロ美術館です。

コインブラ生まれの彫刻家の名前から名付けられたそうです。

国立マシャード・デ・カストロ美術館、コインブラ大学、旧大学、新カテドラル、旧カテドラルは、どれも固まっていて、丘の上にありました。

時間の都合で、中には入りませんでしたが、学生たちでいっぱいでした。

新カテドラルです。
１５９８年に建立されたそうです。

旧カテドラルです。
１１６２年に建立されたそうです。

旧カテドラルの中へ入ってみました。
荘厳な雰囲気です。
大抵、写真撮影はＯＫですが、フラッシュはＮＧです。

坂道を下っていった、サンタクルス修道院です。
ぐるぐる回っている家に、方向が分からなくなり、結局、ナビをウォーキングモードに切り替え、到着できました。
道が曲がっている上、徒歩でしか行けない道を、くねくねと歩いたため。
迷いながら、何とか到着。

最初に、建てられたのが、１１３１年だそうです。
確かに、歴史を感じます。

修道院の左右の壁面には、美しいアズレージョが。

サンタクルス修道院と、その前の５月８日広場です。
サンタクルス修道院のむこうが、市庁舎です。

コインブラから、約１５ｋｍ南の、コニンブリガの遺跡へ。
こういった移動は、レンタカーに限ります。
バスを使うと、時間がかかるし、タクシーを使うと、お金がかかるし。
１３時になったので、遺跡へ到着後、ランチすることにしました。
お腹がすいたので、レストランへ行きましたが、メニューがなく、いくらなんだろう？と。
あっても、ポルトガル語で理解できません。
英語で聞いてみると、バッフェで、リーズナブルな値段でした。
特に、子供が、無料だったりして。
物価がやや安い上、ポルトガル料理のイワシのグリル、肉系、野菜系、コロッケなど、バッフェにしては、日本人の下にも合います。
下手なアルカルトメニューよりも、色々な種類を少しずつ食べられて、結構お値打ちでした。

コニンブリガの遺跡です。
昔々、ローマ帝国の都市があったそうです。
こんな遺跡は、昨年のマルタ以来か？
ガイドブックによると、ケルト族の集落の後に、ローマ帝国の都市が、１世紀に築かれましたが、５世紀に西ゴート族の侵入により、滅びてしまったそうです。
栄枯盛衰。

屋外の遺跡以外に、屋根付きの遺跡もありました。
噴水の館だそうです。
地下深く、掘られていますので、屋根がないと、雨水が溜まり、痛んでしまうのでしょうか。

最後に、博物館。
遺跡とセットですので、ここは、ある意味、無料。
様々な歴史について、知ることができます。