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遷都1300年のイベントのひとつ、石上神宮(いそのかみじんぐう)の国宝‘七支刀’の拝観。<br /><br />これは、応募→抽選(当選)→拝観というステップを踏む必要があります。<br /><br />応募したところ、当選の返信用はがきが配達されました。<br /><br />石上神宮は、山の辺の道の道筋にある、趣のあるお宮さんです。<br /><br />国宝‘七支刀’拝観後、山の辺の道の周辺をちょっと散策してみました。<br /><br />石上神宮→内山永久寺跡→夜都伎神社→西乗鞍古墳→石上神宮→(車)→大和神社→(車)→長岳寺<br /><br />こういう行程で、廻ってみました。<br /><br />【写真は、石上神宮の楼門です。】

国宝‘七支刀’拝観:石上神宮

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2010/06/03 - 2010/06/03

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のーとくん

のーとくんさん

遷都1300年のイベントのひとつ、石上神宮(いそのかみじんぐう)の国宝‘七支刀’の拝観。

これは、応募→抽選(当選)→拝観というステップを踏む必要があります。

応募したところ、当選の返信用はがきが配達されました。

石上神宮は、山の辺の道の道筋にある、趣のあるお宮さんです。

国宝‘七支刀’拝観後、山の辺の道の周辺をちょっと散策してみました。

石上神宮→内山永久寺跡→夜都伎神社→西乗鞍古墳→石上神宮→(車)→大和神社→(車)→長岳寺

こういう行程で、廻ってみました。

【写真は、石上神宮の楼門です。】

交通手段
自家用車
  • 当選を知らせる返信用はがきです。

    当選を知らせる返信用はがきです。

  • 石上神宮の鳥居、やっぱり木造の鳥居、いいですねぇ。<br />日本書紀に記された神宮は、伊勢神宮と石上神宮だけだそうです。

    石上神宮の鳥居、やっぱり木造の鳥居、いいですねぇ。
    日本書紀に記された神宮は、伊勢神宮と石上神宮だけだそうです。

  • 石上神宮には、ニワトリがたくさん。<br />神鶏は、自由に境内を歩き回っています。<br />木にも登って、「コケコッコー」です。

    石上神宮には、ニワトリがたくさん。
    神鶏は、自由に境内を歩き回っています。
    木にも登って、「コケコッコー」です。

  • 楼門から入ると、国宝の拝殿があります。

    楼門から入ると、国宝の拝殿があります。

  • 内からみた楼門と廻廊です。<br />東廻廊(左側)にて、特別拝観の受付が始まっています。

    内からみた楼門と廻廊です。
    東廻廊(左側)にて、特別拝観の受付が始まっています。

  • 本殿がちょっと見えます。<br />石上神宮の本殿は当初無く禁足地がありました。明治七年菅政友大宮司により禁足地が発掘され、ご神体がでてきたので、大正二年本殿が造営されました。

    本殿がちょっと見えます。
    石上神宮の本殿は当初無く禁足地がありました。明治七年菅政友大宮司により禁足地が発掘され、ご神体がでてきたので、大正二年本殿が造営されました。

  • 拝殿での、正式参拝の後、国宝七支刀(しちしとう、ななつさやのたち)を拝観する、長生殿へ移動します。<br />七支刀は、錆だらけというイメージを持っていたのですが、錆びてはいるものの、一箇所折れてはいるのですが、しっかりとした形を保っています。

    拝殿での、正式参拝の後、国宝七支刀(しちしとう、ななつさやのたち)を拝観する、長生殿へ移動します。
    七支刀は、錆だらけというイメージを持っていたのですが、錆びてはいるものの、一箇所折れてはいるのですが、しっかりとした形を保っています。

  • 長生殿の門の屋根の瓦です。

    長生殿の門の屋根の瓦です。

  • 石上神宮の摂末社です。<br />中央は出雲建雄神社、右奥は猿田彦神社です。

    石上神宮の摂末社です。
    中央は出雲建雄神社、右奥は猿田彦神社です。

  • 摂末社の向かいにある、摂社拝殿(国宝)です。

    摂末社の向かいにある、摂社拝殿(国宝)です。

  • 石上神宮の楼門と拝殿です。

    石上神宮の楼門と拝殿です。

  • 石上神宮から、山の辺の道を歩いてみます。

    石上神宮から、山の辺の道を歩いてみます。

  • 山の辺の道をちょっと歩くと、モリアオガエルの人工繁殖をしているところがあります。

    山の辺の道をちょっと歩くと、モリアオガエルの人工繁殖をしているところがあります。

  • 芭蕉の句碑です。<br />‘うち山やとざましらずの花盛り 宗房’と彫られています。<br />松尾芭蕉が伊賀上野に住んでいて‘宗房(むねふさ)’と号していたころの句です。

    芭蕉の句碑です。
    ‘うち山やとざましらずの花盛り 宗房’と彫られています。
    松尾芭蕉が伊賀上野に住んでいて‘宗房(むねふさ)’と号していたころの句です。

  • 内山永久寺跡に建つ碑です。<br />永久年間に建立された、石上神宮の神宮寺として大伽藍(関西の日光と呼ばれていた)を誇っていたのですが、明治の廃仏毀釈で今では池を残すのみとのこと。<br />もったいないし、悲しいことですね。

    内山永久寺跡に建つ碑です。
    永久年間に建立された、石上神宮の神宮寺として大伽藍(関西の日光と呼ばれていた)を誇っていたのですが、明治の廃仏毀釈で今では池を残すのみとのこと。
    もったいないし、悲しいことですね。

  • ますます歩いて、天理観光農園ちかくにある梅林には、梅の実が。

    ますます歩いて、天理観光農園ちかくにある梅林には、梅の実が。

  • 夜都伎(やとぎ)神社が見えてきました。

    夜都伎(やとぎ)神社が見えてきました。

  • 夜都伎神社の藁葺拝殿です。

    夜都伎神社の藁葺拝殿です。

  • 夜都伎神社の本殿です。

    夜都伎神社の本殿です。

  • さらに歩いたところで、馬に乗る人と出会いました。<br />馬の散歩でしょうか。<br />ここら辺りで、石上神宮に戻るため、県道に出ることに。

    さらに歩いたところで、馬に乗る人と出会いました。
    馬の散歩でしょうか。
    ここら辺りで、石上神宮に戻るため、県道に出ることに。

  • 県道沿いに戻ったところに、先ほどの夜都伎神社の一の鳥居があります。

    県道沿いに戻ったところに、先ほどの夜都伎神社の一の鳥居があります。

  • 西乗鞍古墳の前方部と後円部の間の尾根?から見た天理駅方向です。全長約118m、後円部径約66m、高さ約16mの結構大きな古墳です。<br />ちょうど雑草の草刈をしているところでした。

    西乗鞍古墳の前方部と後円部の間の尾根?から見た天理駅方向です。全長約118m、後円部径約66m、高さ約16mの結構大きな古墳です。
    ちょうど雑草の草刈をしているところでした。

  • 大分、石上神宮に近づいてきたところの畑では、ズッキーニの花が咲いていました。

    大分、石上神宮に近づいてきたところの畑では、ズッキーニの花が咲いていました。

  • 石上神宮の参道を下ったところにある末社、神田(こうだ)神社です。

    石上神宮の参道を下ったところにある末社、神田(こうだ)神社です。

  • 石上神宮に戻ってきました。<br />富岡鉄斎は、一時石上神宮の少宮司を務めたこともあり、富岡鉄斎の揮毫にょる社号標があるという話も。<br />これなのでしょうか?。<br />これから、車で大和(おおやまと)神社に行きます。

    石上神宮に戻ってきました。
    富岡鉄斎は、一時石上神宮の少宮司を務めたこともあり、富岡鉄斎の揮毫にょる社号標があるという話も。
    これなのでしょうか?。
    これから、車で大和(おおやまと)神社に行きます。

  • 大和(おおやまと)神社の参道です。<br />二の鳥居が見えています。

    大和(おおやまと)神社の参道です。
    二の鳥居が見えています。

  • この手水石は、江戸時代の1685年のものです。

    この手水石は、江戸時代の1685年のものです。

  • 大和神社の拝殿です。

    大和神社の拝殿です。

  • 大和神社の本殿です。<br />戦時中は世界最強といわれた戦艦大和の守護神として祭られたそうです。<br />そのため戦艦大和には、大和神社の祭神の分霊が艦内で祀られていたそうです。

    大和神社の本殿です。
    戦時中は世界最強といわれた戦艦大和の守護神として祭られたそうです。
    そのため戦艦大和には、大和神社の祭神の分霊が艦内で祀られていたそうです。

  • 水の神様である高龗(たかおおかみ)神社です。<br />水は商いにも通ずるため商売繁盛、あわせて辰年生まれの方々の出世開運を祈願しています。<br />次に、長岳寺に向かいます。

    水の神様である高龗(たかおおかみ)神社です。
    水は商いにも通ずるため商売繁盛、あわせて辰年生まれの方々の出世開運を祈願しています。
    次に、長岳寺に向かいます。

  • 長岳寺の庫裡(旧地蔵院)です。<br />長岳寺は、弘法大師が大和(おおやまと)神社の神宮寺として創建、塔頭四十八ヶ坊、衆徒300余名を数えたという古刹です。<br />旧地蔵院は、唯一残った塔頭です。<br />庫裡では、そうめんがいただけます。

    長岳寺の庫裡(旧地蔵院)です。
    長岳寺は、弘法大師が大和(おおやまと)神社の神宮寺として創建、塔頭四十八ヶ坊、衆徒300余名を数えたという古刹です。
    旧地蔵院は、唯一残った塔頭です。
    庫裡では、そうめんがいただけます。

  • 旧地蔵院の庭園です。

    旧地蔵院の庭園です。

  • 旧地蔵院につながっている延命殿です。<br />普賢菩薩が祀られています。

    旧地蔵院につながっている延命殿です。
    普賢菩薩が祀られています。

  • 庫裡の内部。<br />ここで、そうめんをいただきます。

    庫裡の内部。
    ここで、そうめんをいただきます。

  • そうめんと、抹茶です。<br />おいしいそうめんでした。<br />抹茶には、おいしい麦らくがんがつきます。

    そうめんと、抹茶です。
    おいしいそうめんでした。
    抹茶には、おいしい麦らくがんがつきます。

  • 楼門です。

    楼門です。

  • 長岳寺の本堂です。

    長岳寺の本堂です。

  • 本堂の中です。<br />阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩の三尊が長岳寺の本尊です。<br />大和十三佛霊場めぐりの一行でしょうか、お参りをしています。<br />この右側に、狩野山楽筆による大地獄絵の特別開帳されています。<br />一行と一緒に、ご住職の大地獄絵の説明を聞くことができました。<br />例年は、秋のみの公開ですが、今年は遷都1300年で、春にも公開されたのですが、それも5月23日まで。<br />公開の終了近くに雨が多く降ったため湿気が多く、乾燥するまで公開が伸びたとのことで、今日見ることができました。

    本堂の中です。
    阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩の三尊が長岳寺の本尊です。
    大和十三佛霊場めぐりの一行でしょうか、お参りをしています。
    この右側に、狩野山楽筆による大地獄絵の特別開帳されています。
    一行と一緒に、ご住職の大地獄絵の説明を聞くことができました。
    例年は、秋のみの公開ですが、今年は遷都1300年で、春にも公開されたのですが、それも5月23日まで。
    公開の終了近くに雨が多く降ったため湿気が多く、乾燥するまで公開が伸びたとのことで、今日見ることができました。

  • 本堂の向かいにある池越しに、鐘堂が見えます。

    本堂の向かいにある池越しに、鐘堂が見えます。

  • 不動明王の石仏です。

    不動明王の石仏です。

  • 大師堂のまえにある拝堂です。<br />この堂の後ろに太子堂があります。

    大師堂のまえにある拝堂です。
    この堂の後ろに太子堂があります。

  • 太子堂からちょっと上ったところにある、弥勒大石棺佛です。<br />古墳の石材を利用したもので、高さ約2mです。

    太子堂からちょっと上ったところにある、弥勒大石棺佛です。
    古墳の石材を利用したもので、高さ約2mです。

  • 鐘堂付近から、本堂を見ています。<br />いい感じの古刹です。<br /><br />国宝‘七支刀’の拝観に際しいただいた、天理観光ガイド‘山の辺の道を行く’。<br />他にも良さそげなところが、沢山載っています。<br /><br />‘また来なければ!!’という気持ちが高まります。<br /><br /><br />(おしまい)

    鐘堂付近から、本堂を見ています。
    いい感じの古刹です。

    国宝‘七支刀’の拝観に際しいただいた、天理観光ガイド‘山の辺の道を行く’。
    他にも良さそげなところが、沢山載っています。

    ‘また来なければ!!’という気持ちが高まります。


    (おしまい)

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この旅行記へのコメント (4)

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  • kuritchiさん 2010/06/17 08:29:07
    遷都1300年イベントの石上神社拝観と散策…
    のーとくんさん、おはようございます^^
    石上神社の旅行記にお邪魔させていただいております^^

    遷都1300年のイベントのひとつ、石上神宮の国宝‘七支刀’の拝観の申し込みに‘当選’されてのご訪問♪
    おめでとうございます^^
    (最近、私も「申し込み⇒当選⇒訪れる」の楽しみに目覚めて?います…笑)

    それにしても、石上神社はいいですね〜
    石上神社の鳥居は、木製なのですか…
    (最近、鳥居に興味シンシン!です)
    屋根の瓦の形も(枕草子的に表現すると)‘いとをかし’
    境内も落ち着いた、いい感じ♪ですね…
    石上神宮からの山の辺の道の散策もいいですね…
    自然や緑や何とも言えない空気が周りいっぱいにあって、「心」というか…「たましい」というか… 
    ほっこり、癒される空間です…

    大和神社の手水石も‘いい形していますねぇ〜’
    旧地蔵院のお庭も丁寧なお手入れを感じさせる素敵なお庭ですね…
    長岳寺の不動明王の石仏もいい味出してます♪
    (‘いい’の大連発!ボキャブラリーが少なくてスイマセン うまくぴったりくる言葉が他に思い浮かばなくて…)

    のーとくんさんの旅行記を拝見して、ブツブツ言わないで、また頑張ろうという気がおこりました^^
    まじめに♪コツコツ! (勝手なイメージでスイマセン)
    それが、自然でさり気ない感じで…
    (見習いたいですね…)

    kuritchi

    のーとくん

    のーとくんさん からの返信 2010/06/18 07:34:58
    RE: 遷都1300年イベントの石上神社拝観と散策…
    kuritchiさん

    おはようございます。

    書き込みありがとうございます。

    石上神社は、お気に入りのスポットで、またそのこからの山の辺の道もまた良かったです。

    すばらしい環境につつまれた石上神社、kuritchiさんも、ぶらりとたずねられたらいかがでしょうか。

    こんごも、よろしくお願いいたします。

     のーとくん
  • morino296さん 2010/06/04 07:00:26
    当選おめでとうございます
    のーとくんさん

    おはようございます。
    石上神宮の国宝‘七支刀’の拝観、当選おめでとうございます。

    応募しないことには当選もありませんが、よく調べて応募されましたね。
    石上神宮の雰囲気も良いですね、私も好きな神社の一つです。
    山の辺の道も少し歩かれたようですが、いいですね。
    お天気も良く、ちょっと暑いくらいだったのではないですか。

    馬に乗った人、私も見かけましたので、きっとよく歩いているのでしょうね。
    山の辺の道にはマッチしますね。

    山の辺の道、また行ってみたいものです。

    morino296

    のーとくん

    のーとくんさん からの返信 2010/06/04 21:16:30
    RE: 当選おめでとうございます
    morino296さん

    こんばんは。

    ありがとうございます。
    当選してよかったです。

    わたしも、石上神宮はお気に入りスポットです。
    こういうことがないと、別のところに行っていたかもしれません。

    山の辺の道は、普通ここから三輪山(南)の方に行くのが一般なのかもしれませんが、奈良(北)の方もいいところがあるようです。
    また、散策したいと思います。

    296さんの旅行記をみると、馬に乗った人は、馬も人も同じようですね。
    毎日のように、散歩しているのかもしれませんね。

     のーとくん

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