ポーランドとバルト3国、噴火事件でひやひやの旅 　その4

2010/05/09 - 2010/05/16

バルト3国とポーランドのこのツアー、本当は10日間のツアーなんだけど、それを8日間に凝縮してあるのですって。
　当然その分値段は安くなるのだけど、高速道路もない国で、とにかく移動時間が長いのが難点。

いつも思うのだけど、自由時間が半日ぐらいあって、自分たちでトラムに乗ったりカフェでゆったりとお茶などできるといいのになあ。

今日も強行軍でリトアニアからラトヴィアの国へ行くのです。

エリア ビリニュス(リトアニア)

今日はヴェリニュスまで行きます。バスで1時間半。
毎日良い天気に恵まれています。

聖ペテロ＆パウロ教会。
バロックの町、ヴェリニュスを代表する記念碑的な建築。
教会の中に入ったとたん、息を呑むほどの彫刻群に圧倒される。

ここにある２０００以上の漆喰彫刻にはひとつとして同じものがないのだって。

マリア様、なんてこうごうしいのでしょう。

天井からつるされた船は、ノアの箱舟。

夜明けの門。元来９つあった門のうち現在ただひとつ残っている門。

ここにも聖母のイコンがある

大聖堂。旧市街にある。

旧市街、ピリエス通りにあるゴシック様式の教会。
聖アンナ教会。33種類もの異なったレンガが使われている。

ナポレオンがヴェリニュスに入城した時に、フランスに持ち帰りたいといったらしい。

３つの十字架の丘。

アイスクリーム屋さん。どれもおいしそうね。

ヴィリニュスから3時間で十字架の丘にやっときた。

大小無数の十字架が立ち並ぶさまは、まさに壮絶という言葉に尽きる。

白い十字架は珍しい。

高い十字架から鈴なりにかけられたロザリオが無数にある。

この丘は抑圧された民族、宗教の象徴として扱われてきた。ソ連時代には政府によってブルドーザーで何度もなぎ倒され、焼き払われてきた。

それにもめげず、ここに十字架をたてる人々。

遠くはアメリカやオーストラリアからも、十字架を残していく人がいるそうだ。

訪れるものすべての思いを吸収して、現在もふくらみ続けている。

今度はラトビアに入国です。
また両替です。

添乗員さんがバルト三国の中ではラトビアが1番物価が高いといいます。

両替所には細かいお金が少ないというので、両替は、ホテル、またはリーガの街ですることになりました。

今日のレート表。

ラトビアに入国。今回も簡単に何の手続きなし。

街の両替所に着いたとたん、時間で店が閉まってしまい両替できず。この時間で夕方の7時。

もう1箇所でやっと両替ができ、今日もビールがのめるわ。