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昨日の土曜日。<br />休みにも拘わらず別荘の対面のビルの解体作業があるらしい。<br />早朝より再び京都に逃げ出した。<br /><br />阪急大宮で下車し『壬生寺』へ。<br />散々迷った挙句にたどり着いたお寺はしんと佇んでいた。<br />かつて新撰組の兵法調練場として使われていたのでさぞかし街も新撰組一色かと想像していたが静かな染物の街並みだった。<br />別に新撰組オタクではなく土方歳三と云う人物に好奇心があった。<br />新撰組副長としてその名を畏れられた。<br />しかし究極の幕末には敗走を重ね、榎本武揚等と蝦夷地に渡り形勢逆転を狙い新政府軍の甲鉄艦を洋上で奪取を図った。<br />失敗に終わったものの生還し最期は五稜郭で戦死。<br />全く奇想天外な発想と恐るべき実行力の持ち主であった。<br /><br />しかし寺には一部新撰組の遺跡がのこるものの、逆にその敷地内には老人ホ~ムや幼稚園等の施設があり京都の寺としては意外な印象だ。<br />境内を丹念に探索してみたがその遺跡以外はごく普通のお寺であった。<br />信仰の対象となる寺院が兵隊の鍛錬場であったというのはウリにし辛いのかなと単純に思い寺を後にした。<br /><br />次に目指したのは『河井寛次郎記念館』。<br />いつもながら金はないが時間はあるので小一時間の徒歩の旅。<br />ここは某陶芸作家の偉い先生から是非とも訪れてみてはと薦められていた。<br />知る筈もない作家であり教えてもらわないと出逢う事はなかったろう。<br />陶芸の他、木彫作品、そして遺した言葉の数々・・・哲学がありそうだ。<br />予め座標はインプットしてあり簡単に辿り着いた。<br />中に入ると観光施設であると云うのに静寂な時が流れている。<br />写真撮影を申し入れ順路に従い周った。<br />吹き抜けのある一階から二階、数々の作品をじっくり観て周り登り釜へ・・・。<br />中庭を通り再び二階へ戻り木彫りの椅子に陣取った。<br />『驚いている自分に驚いている自分』と語られていた。<br />最近、正にこの体験をしていたので『何故自分がこう在るのか・・・』をボンヤリ想い続けた。<br /><br />応えも得ぬまま腹も減り『天下一品』のこってりラ~メンを食した後も円山公園で哲学と格闘し続けたのであった・・・。<br /><br />そして夕方には映画好きの高校時代の友人と待ち合わせをしていた。<br />映画三昧の旅でなんと新世界の『スパワールド』に泊っていると云う。<br />必然的に集合場所は『通天閣』となった。<br />いつかやっつけねばと思っていた通天閣に登りビリケンさんとも初対面を果たし満足。<br />やって来た旧友とぎこちない挨拶を交わし、彼のお勧めの食堂兼串かつ屋に入った。<br />酒が進むにつれ昔話に盛り上がり和んだ時間が流れていく。<br />不思議なものでほんの三年の時を共有し、その後何十年も離れていたのについ二~三日前に別れたような感覚だ。<br />互いに若干年老いたもののあの時の若者がそのままオヤジになっていた。<br />名残惜しい再会であったがお開きとなり見送る友人と手を振り別れた。<br /><br />いやはや今日も好い一日であったな。<br /><br />しかし二合の酒を頼むと洩れなく一合の酒がついてくる新世界の店には辛いものがある。

京都~難波漂流

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2010/05/22 - 2010/05/22

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midnightrambler

midnightramblerさん

昨日の土曜日。
休みにも拘わらず別荘の対面のビルの解体作業があるらしい。
早朝より再び京都に逃げ出した。

阪急大宮で下車し『壬生寺』へ。
散々迷った挙句にたどり着いたお寺はしんと佇んでいた。
かつて新撰組の兵法調練場として使われていたのでさぞかし街も新撰組一色かと想像していたが静かな染物の街並みだった。
別に新撰組オタクではなく土方歳三と云う人物に好奇心があった。
新撰組副長としてその名を畏れられた。
しかし究極の幕末には敗走を重ね、榎本武揚等と蝦夷地に渡り形勢逆転を狙い新政府軍の甲鉄艦を洋上で奪取を図った。
失敗に終わったものの生還し最期は五稜郭で戦死。
全く奇想天外な発想と恐るべき実行力の持ち主であった。

しかし寺には一部新撰組の遺跡がのこるものの、逆にその敷地内には老人ホ~ムや幼稚園等の施設があり京都の寺としては意外な印象だ。
境内を丹念に探索してみたがその遺跡以外はごく普通のお寺であった。
信仰の対象となる寺院が兵隊の鍛錬場であったというのはウリにし辛いのかなと単純に思い寺を後にした。

次に目指したのは『河井寛次郎記念館』。
いつもながら金はないが時間はあるので小一時間の徒歩の旅。
ここは某陶芸作家の偉い先生から是非とも訪れてみてはと薦められていた。
知る筈もない作家であり教えてもらわないと出逢う事はなかったろう。
陶芸の他、木彫作品、そして遺した言葉の数々・・・哲学がありそうだ。
予め座標はインプットしてあり簡単に辿り着いた。
中に入ると観光施設であると云うのに静寂な時が流れている。
写真撮影を申し入れ順路に従い周った。
吹き抜けのある一階から二階、数々の作品をじっくり観て周り登り釜へ・・・。
中庭を通り再び二階へ戻り木彫りの椅子に陣取った。
『驚いている自分に驚いている自分』と語られていた。
最近、正にこの体験をしていたので『何故自分がこう在るのか・・・』をボンヤリ想い続けた。

応えも得ぬまま腹も減り『天下一品』のこってりラ~メンを食した後も円山公園で哲学と格闘し続けたのであった・・・。

そして夕方には映画好きの高校時代の友人と待ち合わせをしていた。
映画三昧の旅でなんと新世界の『スパワールド』に泊っていると云う。
必然的に集合場所は『通天閣』となった。
いつかやっつけねばと思っていた通天閣に登りビリケンさんとも初対面を果たし満足。
やって来た旧友とぎこちない挨拶を交わし、彼のお勧めの食堂兼串かつ屋に入った。
酒が進むにつれ昔話に盛り上がり和んだ時間が流れていく。
不思議なものでほんの三年の時を共有し、その後何十年も離れていたのについ二~三日前に別れたような感覚だ。
互いに若干年老いたもののあの時の若者がそのままオヤジになっていた。
名残惜しい再会であったがお開きとなり見送る友人と手を振り別れた。

いやはや今日も好い一日であったな。

しかし二合の酒を頼むと洩れなく一合の酒がついてくる新世界の店には辛いものがある。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 壬生寺南門

    壬生寺南門

  • 壬生寺本堂<br /><br />新撰組はここで修練をつんだのかな。

    壬生寺本堂

    新撰組はここで修練をつんだのかな。

  • 壬生寺表門より境内

    壬生寺表門より境内

  • 壬生塚に咲く花

    壬生塚に咲く花

  • 壬生塚に咲く花

    壬生塚に咲く花

  • 放生池の亀

    放生池の亀

  • 河井寛次郎記念館

    河井寛次郎記念館

  • 通天閣<br /><br />ビリケンさん。<br /><br />やっと逢えた。

    通天閣

    ビリケンさん。

    やっと逢えた。

  • 通天閣<br /><br />昼の部

    通天閣

    昼の部

  • 通天閣<br /><br />夜の部

    通天閣

    夜の部

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