皐月の道南　湯めぐりの旅

2010/05/22 - 2010/05/23

札幌での研修に向かう途中、自家用車で道南の湯めぐりを満喫しました。
映画「飢餓海峡」の舞台となった朝日温泉と新見温泉を中心に立ち寄ることにしました。

エリア 北海道

函館新道
午前８時３０分　自宅を出発して国道５号線から函館新道に入りました。
天候に恵まれ良いドライブ日和です。

駒ヶ岳（渡島富士）
午前９時過ぎ大沼方向から撮影しました。
別名　渡島富士とも呼ばれ、美しい山です。
少し靄が掛かっていますが、私は北海道で一番好きな山です。

森町から撮影した駒ヶ岳です。

ＤＳでお世話になっている仲間のコンビニで栄養補給です。

二股らぢうむ温泉（長万部）
国道５号線から道道８４２号線を約１０?進むと「二股らぢうむ温泉」があります。
午前１１時到着し、暫し名湯を楽しみました。

有形文化財　漁場建築
国道５号線から寿都（日本海）に入りました。

有形文化財　漁場建築

雷電海岸に位置する「ホテル雷電」２０年以上前に出張帰りに泊まったことがありました。
今は残念ながら営業はしていないようです。
ここの温泉は日本海が一望出来、とても眺めの良い温泉でした。
ここから約３?山沿いに進むと朝日温泉です。

雷電海岸（弁慶の刀掛岩）
ホテル雷電から撮影した弁慶の刀掛岩ですが、あいにく雷電海岸は、霧が掛かり残念ながら見えません。

朝日温泉　
未舗装の道路を約３?登り、朝日温泉が見えて来ました。　まさに秘湯です。

朝日温泉　正面玄関
午後１時　朝日温泉に着きました。

天保４〜８年東北地方連年の大飢饉で死する者続出、少しでも余力のある者は家族を連れ蝦夷に進入、当時
（１７１１年）より積丹の神威岬は女人が通行するときは海が荒れるという伝説があり松前藩は政令により婦女子の通行を禁止したので家族連れは雷電峠を通行しました。この時、温泉を発見したと言われているそうです。

朝日温泉　内風呂です。
誰も入っていなかったので撮らせていただきました。

朝日温泉　露天風呂
実際にご自分の目で見た方が感動すると思います。
細い丸太橋（２カ所）を渡って行きます。

朝日温泉　露天風呂から丸太の橋と内風呂を撮影

みうらや温泉旅館　露天風呂
朝日温泉から雷電海岸に向かう途中、小さな温泉旅館があり、雷電海岸が見えそうなので入ることにしました。
露天風呂はオーナーの手造りだそうです。

岩内岳？
雷電から岩内町を通り、新見温泉に向かいましたが、途中、通行止めのため、引き返して尻別川から向かうことにしました。

羊蹄山とニセコアンヌプリが見えます。

ニセコアンヌプリ

ニセコ新見温泉郷
午後４時２０分　「新見本館」に着きました。
ニセコ新見温泉は、明治４１年、当時広島から移住し、前田村（現　共和町）に住んでいた新見直太郎（開祖）が、夢に神のお告げがあったことが動機となり、発見されたようです。
明治４５年の創業以来、多くの湯治客で賑わっていたようです。

新見本館周辺には、まだ雪が残っていました。

新見峠渓谷

新見本館に宿泊を、と思いましたが、満室のため札幌まで向かうことにしました。
途中、薬師温泉を通ったので立ち寄りました。

羊蹄山（蝦夷富士）
国道２３０号線に向かう途中、羊蹄山が綺麗に見えました。

ニセコアンヌプリ

５月２３日
札幌での研修会も終わり、支笏湖を通り帰ることにしました。
友人からの薦めで「丸駒温泉旅館」に立ち寄りました。
初代佐々木初太郎が丸駒温泉を開いたのは、大正４年。丸駒の名は、当時恵庭岳の麓で硫黄が採掘され、それを運搬する馬が怪我をした時など、この地で癒したことに由来するそうです。

丸駒から支笏湖を望む　１

丸駒から支笏湖を望む　２

丸駒から支笏湖を望む　３

丸駒温泉旅館　露天風呂

支笏湖
湖畔から樽前山がボンヤリと見えます。
道南湯めぐりの旅　丸駒を最後に函館へと帰ります。