フランス・クロアチア子連れ旅行：No.3ヴェルドン渓谷&リュベロン地方編

2009/07/18 - 2009/08/01

7/21（4日目）はニースでレンタカーをして2日かけてリュベロン地方からアルルを通ってアビニョンへ。リュベロン地方のボニューという街にホテルを取っていたので、今日はそこまでのドライブです。
日本を出る前には、とりあえずニースからリュベロン地方まで最短距離で行く予定にしていたのだけど、ニースのホテルに置いてあった地球の歩き方「南仏編」を見ていた嫁さんがヴェルドン渓谷という小さい写真を見つけて、そこを通っていこうということになりました。かなりの距離で一日かえてホテルのあるボニューまではギリギリの旅程だけど、行ってみることにしました。
ヴェルドン渓谷を抜けるとエメラルドの湖を見下ろせる素晴らしい景色に出会え、来てよかったです。

エリア フランス

ニースでレンタカー。最初は左ハンドルのマニュアルに戸惑いながら、なんとか市街を抜け、高速へ。ニースで買っておいた南仏の地図を片手に、何度か迷いながらもカンヌあたりで高速をおり北上のした道へ。
最初の街はGRASSE（グラース）。街中の道に迷うが何とか抜けて山の方へ上って行く途中でグラースの街を見下ろす。

下道は思いのほか時間がかかり、あまり進まなかったけど、St.Vallier de Thieyという街について、とりあえずお昼ごはん。子供も日本とは違う座布団みたいなチャイルドシートで疲れてそうでした。

さらに山の方へ上っていきます。買った地図にはView Pointというのが記されていて、そのたびに途中下車。ここはPas de la Fayeというところで、まぁこんな感じです。

途中のCastellane（カステラヌ）という街あたりで進路を西に取れば、そこはヴェルドン渓谷沿いの山道。結構長い道のりで狭くてくねくね道。子供は飽きて、嫁さんは後部シートへ移るも車酔いするほど。

途中何度かViewPointに寄るも、山しか見えず、あまりきれいな景色はなかったけど、そのうちエメラルド川と渓谷っぽい眺めに会えるようになり気分も高揚。

この川はアルプスの方から流れてくるらしいです。

カステラヌあたりから多くのキャンピングカーやバカンス客を見ましたが、このあたりに集まってきていたのですね。

山道を抜けると川が注ぐ湖（？）を見下ろせる場所へ。この風景を見たときは感動。
ヴェルドン渓谷沿いの道は何本か平行して走ってて、地図を見ながら最初南側の道を通ろうとしていたけど、そうすると湖の下に出るみたいだったので、こっちでよかったと思った（実は曲がるところをミスした）。他の道もそれなりによかったかもしれないけどね。

嫁さんと子供は長い山道に疲れ、Moustiers-Ste-Marieという街で一休憩。そんなに大きくない街だけど、観光客であふれていました。

そこからホテルを取っていたボニューという街までの道のりが大変でした。距離も遠いし下道で時間がかかる。嫁さんと子供も車に乗り疲れ、途中で何度か止まりながら車を飛ばしてボニューへ。観光してもよいかな、と思っていたアプトの街は車で通るだけ、それでもボニューに着いたのは7時にはなっていたかな。夏時間でまだ十分に明るく、それからでもゆっくりできましたが。

リュベロン地方のボニュー（Bonnieux）は小さな街だけど石造りの落ち着いた街で、とてもリラックスできました。

高台にありそこからの眺めが疲れを癒してくれます。

ホテルはLe Caser。レストランも有名なようです。

夜もそこで食べました。みんな大満足。

子供はホテルに飼われている犬と仲良しに。

7/22（5日目）、この日も夜明け前に目が覚めた。向こうに見える街はラコスト（Lacoste）というらしい。

朝ごはん前に街を散策。とても静かだけど、すがすがしい。

ホテルをチェックアウトして、次の街までドライブ。これはボニューを離れたところから見たボニューの街。

ラコストへ近づく。

ラコスト。小さくて静かな街。中までは入らなかった。

これはラコストから撮ったボニュー。

これは通っただけのメネルブ（Menerbes）という街。

これはGordes（ゴルド）。車から降りて散策したかったけど、子供も早々に寝ていたし、このあと今日はアルルからアビニョンをまわらなけれなばらないので、車で通っただけにした。
これでリュベロン地方を後に。フランスの田舎でゆっくりできました。