2010/02/25 - 2010/02/27
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ポッポちゃんさん
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「熊野三山・伊勢神宮・忘帰洞3日間の旅 その1 」 に続きまして第2日目です。
「那智の滝」の見学をはじめに、那智山巡り(青岸渡寺、熊野那智大社)をして熊野古道へ・・・・・世界遺産の熊野三山の一つ「熊野本宮大社」を詣でる行程。
那智の滝に着く頃からポツリポツリ・・・と降り出しました。
傘は迷惑、合羽の用意を・・・と出かける前に添乗員さん確認の連絡で言っていましたのでビニールのポンチョを着て参拝になりました。
那智山巡りの後、「熊野古道」を歩くことになっていましたが
那智山巡りで体力を使い果たしてしまい、まして雨足の強くなった中、苔むした古道を歩く・・・・何組か断念したご夫婦がありましたので私達夫婦もバスの中で待つ事にしました。(次回のお楽しみに取っておく事にしましょう。)
「ホテル」に早目の到着となり、ゆっくり温泉につかり少しのんびりできた2日目でした。夕食時間頃には、かなり強い雨になっていました。
表紙は、3日目の「二見ヶ浦(夫婦岩)」をパソコン水彩LITEで描いたものです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
8:00
飛瀧神社(ひろうじんじゃ)の鳥居 -
境内までは杉木立の中、苔むした石段を下ります。
-
熊野那智大社の別宮で「那智の滝」自体が御神体。
本殿は存在しない、拝殿もなく、直接「滝」を拝むこととなる。
滝の飛沫に触れることによって延命長寿の霊験があるという伝説があるそうです。
滝の飛沫に触れるより雨にあたり・・・・・これも霊験新たかになるのでしょうか。 -
滝の落ち口の岩盤に3つの切れ目があり、3本になって滝が落ちることから「三筋の滝」ともいわれます。
滝の落ち口の幅は13m。
滝の右手には「那智原始林」と呼ばれる原生林が広がっていて、国の天然記念物に指定されている。
32haというわずかな面積、那智原始林は和歌山県下唯一の原生林でとても貴重な照葉樹林の森。 -
-
-
8:40
那智山巡りの開始
「熊野那智大社」「青岸渡寺(せいがんとじ)」へ
ほとんどの方は車で「神社お寺前駐車場」まで上がってしまうそうですが、私達は下から急な階段を上って
行きます。
小雨降る中大勢の老若男女、善男善女が急な石段を上っていきます。
両脇には土産物の店が並んでいます。
この階段が何とも疲れる階段で、物色する元気もありませんでした。 -
那智黒石
(バスの駐車場近くのお土産物店の店頭においてあったもの、お値段もすこぶる良かったですよ。)
那智黒石とは、水成粘板岩が噴出溶岩と接触して
多量の炭素を含んだ黒色硅質頁岩のこと。
現在では、試金石という言葉は、一般に、なにかの価値や能力をためす基準や物事を示すものとして用いられていますが、本来は金の品位を鑑定するために、こすって、その条痕を見るための石そのものを指していたそうです。那智黒石は古くから、この試金石として、最良のものだったそうです。中生層および古生層に出来あがったこの石は、その粒子ひとつが0.1ミクロンという、きめの細かい、緻密な粘板岩。
原産地は、三重県熊野市神川町で、神川町は「那智黒石の里」としてひろく知られているそうです。 -
参道(階段)の横のお土産屋さん
わが国でも屈指の銘石のひとつに数えられている「那智黒石」は自然石の美しさはもちろんのこと、いろいろな用途の加工品としてもその名を成しています。
紀州観光の土産物として珍重されています。 -
「山門」
この山門までの階段も急ですねぇ。 -
途中、参道はふたつに分かれます。
左側に行き、大鳥居(標高約500m)をくぐると熊野那智大社 -
8:40
「熊野那智大社」
神社と寺院が隣接して建つという、熊野三山中もっとも神仏習合時代の名残りを残している那智。
熊野那智大社は古くは「那智山熊野権現」「那智権現」などと呼ばれていた。 -
天然記念物「那智の楠(くす)」
境内の一角に天然記念物の樟(くす)の大木が茂っている。
樹高27m、幹廻り8.5mの巨木で、枝張りは南北25メートル。
平重盛の手植えと伝わり、樹齢約800年と推定されている。
和歌山県指定文化財。
根元に人がくぐれる空洞がある。
(護摩木に願い事を書き、「胎内めぐり」ができる。) -
[青岸渡寺(せいがんとじ)]
如意輪観世音を祀る青岸渡寺は一千日の滝篭りをされた花山法王が永延二年(988)に御幸され西国33ヶ所観音めぐりの一番札所として定め、現在の本殿は天正18年(1590)に豊臣秀吉が再建したもので、国の重要文化財に指定されています。 -
[如意輪観世音]
実物は金色で御神体として神殿奥に鎮座しているそうです。 -
「三重塔」と「那智の滝」
青岸渡寺の境内から、ご神体の那智の滝とお寺の三重塔が並んで見ることができる。
三重塔は、昭和47年(1972)に再建されたもの。
内部には飛滝権現本地千手観音が安置され、内部の壁面には彩色の金剛諸界仏、観音、不動明王などの壁画が描かれているそうです。
集合時間に間に合いそうもなく、この写真を撮ってすぐ折り返しました。
この風景、絵葉書とかカレンダーに有りそうでしょう。
この風景で、「滝」がもう少し大きく撮れる場所は何処なのでしょうか。
-
11:30
「熊野本宮大社」
古くは「熊野坐(くまのにます)神社」という名で呼ばれていた。
熊野三山の中心で、全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮。 -
鳥居をくぐり杉木立のなかの石段へ。
石段の両脇には「熊野大権現」と書かれた奉納幟がたくさん立ちならんでいます。
158段の石段を登りきると、正面に神門。 -
神門をくぐると檜皮葺きの社殿が向かって左から第一殿・第二殿の相殿(あいどの)、第三殿、第四殿と3棟並んでいます。
神門の先、中央にあるのが第三殿。この第三殿が本社です。「証誠殿(しょうじょうでん)」といい、主神の家都美御子大神(けつみみこのおおかみ。家都御子大神(けつみこのおおかみ)ともいいます)を祀っている。 -
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御社殿御屋根葺替工事への御奉賛のお願い
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熊野の神々の使いとされる八咫烏(やたがらす)
八咫烏の「咫」は長さの単位で、それ1字では「あた」と読み、「八咫(やあた→やた)」では「大きな」という意味になるそうです。
八咫烏とは、字義的には大きなカラスということですが3本の足を持つカラスとして描かれます。
『古事記』や『日本書紀』には、カムヤマトイワレビコ(のちの神武天皇)が東征の途上、天から遣わされたヤタガラスの道案内により熊野・吉野の山中を行軍したということが記されています。
日本サッカー協会のシンボルマークでお馴染みですよね。 -
「めはりずし」
和歌山の郷土料理で高菜のお漬け物を使ったおにぎりのようなもの。
「食べるときに目を見張るほど大きな口を開かなければならない」「目を見張るほどおいしい」ということから名付けられたとか。
元々は山仕事や畑仕事の合間に食べるお弁当として作られていたそうです。
「熊野本宮大社」の参拝を終えてバスへ乗り込む前に買い求めました。(3個入り \400)
なかなか、いいお味でした。 -
13:30ごろ
ツアー2日目の昼食(弁当)
「めはりずし」と「さんま寿司」でしたぁー。
少し前に「めはり」をお腹いっぱい食べてしまった・・・・。
「さんま寿司」は東紀州を代表する郷土料理。
このさんま寿司、尾鷲以北と熊野以南では微妙に違いがあって、
尾鷲では、腹開きで尾頭を切り落とす。
熊野では、背開きで尾頭付き。
代官所のあった熊野では、切腹を連想させるからともいわれるが真偽のほどは定かではないそうです。
私達がいただいたお弁当は、・・・・・熊野風。 -
昨年11月
三重県の熊野灘沖で横倒し座礁したカーフェリー「ありあけ」の事故を覚えていますか?
一説には三角波を受けて船体が傾き、復元力を失ったとされていますが・・・?
まだ座礁船が残っています。(解体途中) -
16:45
2日目の宿泊地は三重県【賢島 宝生苑】
(画像は、つぎの日の朝に移したもの。) -
部屋から望むホテル庭園と「あご湾」
入り江には真珠養殖の筏が並んでいるのが見えます。 -
18:00
夕食
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