中欧5カ国(30)　エステルゴム大聖堂

2010/03/24 - 2010/03/24

　続いて、王宮博物館で休憩した後、エステルゴム大聖堂の見学です。

　高さ100ｍ、直径53.5ｍのドームを持つエステルゴム大聖堂は、ハンガリーカトリックの総本山です。
　現在の聖堂は、１８２２年から５０年かけて再建されたもので、ハンガリー最大を誇っています。また祭壇画「聖母マリアの昇天」は、13.5ｍ×6ｍで、一枚のキャンバス地に描かれた祭壇画としては世界最大と言われています。16世紀初頭のルネサンス時代に赤大理石を用いて建設されたバコーツ礼拝堂は、国内で唯一完全な形で残っている大変貴重なものです。
　
　エステルゴム城はの破壊を免れた部分が王宮博物館となって、大聖堂に隣接し残っています。

エリア ドナウベント(ハンガリー)

エステルゴム大聖堂の左の塔です。
塔の下は、アーチ状に吹き抜けになっています。

円状の石畳が大聖堂の栄華を物語っています。

エステルゴム大聖堂
壁とドームと下は円状の石畳

王宮博物館に入ります。

王宮博物館中庭からエステルゴム大聖堂のドーム

王宮博物館中庭

13世紀にブダへ遷都するまでの歴代ハンガリー王の居城の跡です。

王宮博物館

この地は蒙古の来襲やオスマン朝の支配も受けいています。

王宮博物館の中庭

王宮博物館

城砦の遺跡があります。

王宮博物館の出入り口

王宮博物館

かつての鐘でしょうか

王宮博物館からエステゴム大聖堂

王宮博物館の中庭

王宮博物館

２階テラスから中庭

エステルゴム大聖堂

入り口横にあった窓

エステルゴム大聖堂

ここから入ります。

エステルゴム大聖堂
荘厳な内部です。

広くて静か、そして明るい。
ドームより光が沢山入っています。

エステルゴム大聖堂

高さ100ｍ、直径53.5ｍのドーム

エステルゴム大聖堂
正面に祭壇

エステルゴム大聖堂

背後は巨大なパイプオルガン

エステルゴム大聖堂

天井画

エステルゴム大聖堂

ドーム

エステルゴム大聖堂の祭壇

世界最大の祭壇画　「聖母マリアの昇天」

エステルゴム大聖堂

祭壇右

エステルゴム大聖堂

ドームを真下から

パイプオルガン

エステルゴム大聖堂

美しい装飾の祭壇

エステルゴム大聖堂

銀細工の祭壇箱

エステルゴム大聖堂

祭壇左

エステルゴム大聖堂

背後はパイプオルガン

エステルゴム大聖堂

ドームのアーチ受部に聖人画

聖アウグスティヌス

エステルゴム大聖堂の聖人画

聖アムブロシウス

エステルゴム大聖堂

大きさが良くわかります。

エステルゴム大聖堂
これがバコーツ礼拝堂です。
16世紀初頭のルネサンス時代に赤大理石を用いて造られています。大聖堂より約300年古いのです。

エステルゴム大聖堂

パイプオルガンの前の像

地下への階段です。

すっかり洗脳され、頭を垂れて外へ出ると、まばゆいばかりのハンガリアン。
そのルーツは中央アジア、日本人同様に乳児には蒙古斑があり、名前は苗字が先。親しみを感じます。

そして外の風景は、小高い丘と山。
古都は、ドナウ川と山に囲まれた天然の要塞でした。

ハンガリーギャルが手を振って”サイナラ”！

周辺の山々

バスはここで待っていました。

バスはドナウ川に沿って、古刹ヴィシェグラードを通ってセンテンドレに向かいます。

ヴィシェグラードの市街

14世紀には都がありました。

古都ヴィシェグラード

中世風の街並みです

ヴィシェグラード

ちなみに、グラードとはスロヴァキア語で市のこと、ここはスロヴァキアの影響が強い。ということは、ロシアにもグラードという町が多いがスロヴァキアの影響？

古都ヴィシェグラードを通っています。

古都ヴィシェグラード
今は観光地です。

共産主義時代には、高給の官僚がこの付近に別荘を持っていたとか。今は土地が高くなり、持てなくなった。それに貧富の差がそれほどではなくたったとか。

ヴィシェグラード
センテンドレまで21km

山頂には砦が見えます。

ヴィシェグラードの城砦跡

かつて、ここでチェコ、ポーランド、ハンガリーの国王がハプスブルク家を除外し、経済協定を締結しました。現在でもスロバキアを含めこれらの中欧4ヶ国をヴィシェグラードグループと呼んでいます。

ヴィシェグラード

山の砦はドナウ川の城と城壁で結ばれていました。

ヴィシェグラード
前に、山の城砦とドナウの城塞を結ぶ城壁跡が見えてきました。

このあと人気の観光地センテンドレです。