2010/04/28 - 2010/04/29
709位(同エリア4821件中)
アツシさん
4月後半のイスタンブールは未だ肌寒さが残っていたが、太陽に照らされた街は魅力的に光り輝いていた。
今回旧市街を中心に、新市街やアジアサイドまで、様々な交通機関を駆使して散策。
特に世界遺産となっている旧市街は、東ローマ帝国(ビサンツ帝国)のキリスト文化とオスマントルコのイスラム文化の融合が見て取れて、歴史の重みを実感できる壮大なテーマパークのように感じられた。
※写真はの桜の木の下から見た「アヤ・ソフィア」
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旧市街の中心、スルタンアフメット地区から散策開始。
まずは「ヒッポドローム」のオベリスク。
高さ25.6m也。
ローマ帝国時代にエジプト・ルクソールのカルナック神殿から運ばれたもの。
※カルナック神殿の旅行記:http://4travel.jp/traveler/sprout_surfer/album/10280742/ -
その隣に鎮座ましましてるのがスルタンアフメット・ジャーミィ。
通称「ブルーモスク」。
トルコを代表する巨大なイスラム寺院。 -
敷地内へ一歩入ると、空気が変わるのを感じる。
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絢爛たる寺院内部。
入場したものは皆、天井を見上げてしばし立ち尽くす。 -
円状に設置され、明るく寺院内を照らすランプ。
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ブルーモスクを出ると、正面にアヤソフィアの姿が目の前に開ける!
アヤソフィアはお楽しみとして後にとっておき、その他旧市街の散策を続けることにする。 -
旧市街は観光のポイントだけあって、観光案内所や沢山のホテル、お土産物屋が多く、食べ物関係では、伸び〜るトルコアイスやいろんなパンも楽しめる。
また軽く喉を潤したりできるような売店も点在。
写真の売店ではイチオシのドリンク「トルコ・コーラ」が販売中。 -
売店のすぐ横に聳え立つ石塔。
前の説明書きによると、ローマ時代の史跡とのこと。
旧市街は街のいたるところでこのような史跡を見つけることができる。 -
さりげなく史跡の間をすり抜ける猫を見て、ほっと一息。
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今回宿泊したスルタンアフメットホテル。
このホテルはかなりオススメ。
トラム「スルタンアフメット駅」の真ん前にあって、どこ行くにも便利。
またアタチュルク空港との送迎サービスもある。
実際利用したがホテル直行で、空港から約35分。
※詳しくはこちら
http://4travel.jp/overseas/area/europe/turkey/istabul/tips/10151804/
で、もっと気に入ったのは。。 -
この屋上。
フィルズアー・ジャーミィとブルーモスク、マルマラ海まで見渡せる。
ここで食べる朝食は格別。 -
朝食の最後には、トルコのチャイも堪能できる。
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お次はグランド・バザール方向へ舵を取る。
一駅分歩いても5分程度。
その5分でスルタン(王)の墓や、写真のような歴史を感じられる建物がお土産物屋に混じって現れたりするので、自分の足での散策をオススメ。 -
風景を楽しんでいると、すぐに「グランド・バザール」の看板が。
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看板の指示通りに進むと、モスクも周辺に現れる。
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だんだんお土産もの屋が道の周りに目立ってくると。。。
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いよいよ到着。
グランド・バザールは15世紀半ばから始まった市場で、今は4400件のお店があるとも(そんなになさそうだが)。
写真はグランド・バザールで一番東側に位置する「ヌルオスマニエ門」。
ここから中へ。 -
グランド・バザールの中はガイドブックを見ると、碁盤の目のようになっていて迷うことはないように思ったが、いざ一歩踏み入れると、道の幅や高さなどまちまちで、意外と迷ってしまった。
通りの名前をチェックしつつ、進むが吉。 -
歴史はあるが、現在は観光客向けのため、そんなにお得感は感じされない。
ただ品数はハンパないので、店先を冷やかしてるだけで1時間なんてあっとゆう間。
写真はグランド・バザールの中心「オールドバザール」 -
グランド・バザールを出て、トラムで移動。
ちなみにイスタンブールにはakbil(アクビル)というトラム、地下鉄、路線バス、フェリーといった多数の交通機関共通のプリペイドチケットがある。
欲しいなあと思い、行く前にネットで情報収集したところ、どこに行っても売ってないという書き込みがあった。
その通りで、実際には4件くらいAkbil売り場を回ったがどこも「finish」(売り切れ)だった。残念。 -
とりあえずトラムなどに乗ること自体は全く難しくないので、散策には重宝する。
トラム車内も危険な感じは全くなし。 -
旧市街のメイン「アヤフソフィア」へ。
537年に完成したキリスト教の大聖堂。
1453年にオスマントルコに征服されたという数奇な歴史を持つ。
トルコ軍が入り込んだ際、多数の住人が逃げ込んだとのこと。 -
ちなみに写真はビサンツ帝国の砦「テオドシウス城塞」。
難攻不落のこの城塞から、トルコ軍が入場することでローマ帝国が終焉を迎えた。
詳しくは塩野七海氏の小説「コンスタンティノーブルの陥落」にダイナミックに描かれているので、興味のある方は是非一読を。
現在も旧市街を護るように痕跡が残っており、史跡は道路沿いなどから見ることができる。 -
入り口。
カラフルな花がお出迎え。 -
またラッキーなことに色とりどりの紫陽花も楽しめた。
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中に入ると、キリスト教とイスラム教がミックスされていて興味深い。
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歴史を感じさせる通路より2Fへ。
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2Fからは全体の大きさがはっきり分かる。
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天井・大ドーム周りの壁には不思議な絵画が。
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絵でいうと、アヤソフィアではモザイク画が有名。
写真は「ディーシス(懇願)」と呼ばれるキリストをテーマに描かれたもので、ビサンチン美術として大変評価されている。 -
他にもモザイク画がいくつか。
こちらは11〜12世紀に描かれた「キリストと女帝ゾエ夫妻」
アヤソフィアは建築だけでなく、美術も堪能できる。 -
アヤソフィアを出たところ。
イスタンブールのストリートアート? -
「トプカプ宮殿」を取り囲む「皇帝の門」。
トプカプ宮殿は、オスマントルコ歴代スルタン(王)の居城として400年もの間、政治や文化の中心であった。 -
8角形の双塔が目印「表敬の門」。
トプカプ宮殿の入場チケットは門を入ったところでなく、写真を撮った場所から右手にあるところ。 -
入場後、さらに別料金となる「ハレム」内で見つけた美しいトルコタイル。
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ハレムは宮殿の1/4の広さを持つ、女性のみの居住区。
男性はスルタンと黒人宦官のみ立ち入り可能であった。
奥に奥に。 -
他にも多数のトルコタイルが目を楽しませてくれる。
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ステンドガラスも色とりどり。
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部屋数はやたら多い。
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凝った文様の水路。
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ハレムを出たところに位置する、美しくデザインされた「謁見の門」。
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宮殿の一番奥のテラスからは、ボスフォラス海峡やアジアサイドが一望できる。
ここがアジアとヨーロッパの境界線ともいえる。 -
宮殿の横にある「ギュルハネ公園」。
敷地はなかり広くイスタンブール住人の憩いの場となっていた。
公園内で見つけたクマのオブジェに癒される。 -
公園を突っ切ると、「シルケジ駅」。
かつてはアガサクリスティの小説「オリエント急行殺人事件」などで有名なオリエント急行の終着駅だった。 -
オリエント急行は当時パリと接続されており、最近まで路線を縮小して運行し続けていたが、残念ながら2009年12月12日に廃止。
オリエント急行は廃止されたが、駅自体はまだまだ現役!
ギリシアなどヨーロッパ方面への拠点として活躍中。
駅中には「Orient Express Cafe」という雰囲気の良いカフェも発見できた。 -
シルケジ駅を越えると、金角湾に面するエミノミュ。
エミノミュはフェリーの発着場となっており、その前にイスタンブール名物「サバサンド」の売店を発見!
トングで丁寧にサバの骨を取ってから、パンにサンド。
他にコフタ(トルコのハンバーグ)のサンドもあり。 -
思ったよりクセがなく食べやすい。 -
海沿いから地下道を抜けると、イェニ・ジャミィが目に入る。
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ハトのモスクと言われるだけあって、入り口には大量のハトがお出迎え。
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中は荘厳の一言。
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イェニ・ジャミィを抜け、お隣の「エジプシャン・バザール」へ。
グランド・バザールに比べ、香辛料を中心にした品揃えで、地元の人も利用する食料品、日用品なども扱っている。 -
トルキッシュ・スイーツ!
トルコは意外(?)にお菓子天国。
手前のビスタチオが入ったお菓子はモチモチして後を引く美味さ。 -
金角湾をはさみ、ガラタ塔を見上げる。
ガラタ塔はかつてイタリア・ジェノバ人居住区のランドマークとなっていた。
こちらも塩野七海氏の小説をご参照のこと。 -
金角湾を挟んで新市外・旧市街を繋ぐ「ガラタ橋」。
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その橋の下には飲食店が立ち並ぶ。
ちなみに橋は、トラムでも歩いてでも渡ることが可能。 -
カラキョイからフェリーに乗車。
フェリーは15分間隔で出港。
特に観光用のものではなく、地元の方にとってもアジアサイドへの大事な足となっている。 -
乗り込んですぐ離岸。
上のデッキ部にはあまり人がいなかった。 -
ボスフォラス海峡に架かるボスボラス大橋。
海峡には大小さまざまな船が行き来している。
海の蒼さには言葉を失う。
また、フェリーではクズ塔などアジアサイドの風景も楽しめる。
沢木耕太郎の「深夜特急」で、このフェリーでの往復がお気に入りだったと描かれてたのも納得 -
こちらはアジアサイドの駅、「ハイダルパシャ駅」。
シルエットが最高に美しい。
この駅は「アメリ」のオドレィ・トトゥが出演している「シャネルNo5」CMロケでも使われており、思わず見とれてしまう映像の連続で、出色の出来!
今回イスタンブールに来ようと思い立ったキッカケのひとつ。
興味がある方はシャネルのサイトで視聴可能。 -
終点カドュキョイ。アジアサイドの中心地点でお店も立ち並ぶ。
カラキョイからここまでざっと25分。
フェリー発着所の裏手に、サビハ空港や、トルコ各地行きの大型バス乗り場あり。
<サビハ空港への行き方>
バスはバス乗り場の一番手前D10乗り場より約30分間隔で出発(時刻表はiETTのHPで確認可能)
ただ直通でないため1時間前後かかるそうだが、ここからタクシーを使ったほうが効率がよかった。
所要は高速使って約25分、料金は60YTLしなかったくらい。 -
ヨーロッパサイドのガラタ橋へ戻る。
カラキョイ・フェリー乗り場のすぐ近くには、世界最短の地下鉄「テュネル」乗り場を見つけることができる。 -
わずか3分ほどの乗車で、料金1.3YTL。
下の乗り場から歩けないことはないが、傾斜が結構急というのもあるのか、乗車率はかなり高い。 -
テュネルの終点は、タクシム乗り場までのトラムの始発地点となる。
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とりあえず一旦坂を下って、ガラタ塔にアクセス。
ガラタ塔は近づくとどこにあるのか分かり辛く、迷ったので地元の人に道を聞きつつ、ようやく到着。 -
塔の上まではエレベータで。
夕景の時刻とも相まって旧市街とマルマラ海が一望!
最高の見晴らしが楽しめた。 -
旧市街側。
塔の上は、塔の周囲を囲むような狭い通路となっており、かなり混雑。 -
さきほど渡ってきたガラタ橋を望む。
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塔を降りたらまた新手のお菓子が。
何ていう名前のお菓子か聞くのを忘れたが、少年から購入。
芋が入ったパン。外は固め、中はしっとり。って感じ。 -
新市街・イスティクラール通りへ。
デパートや洋服店、カフェなど都会的な店が立ち並ぶ新市街の目抜き通り。
自分が行ったときには、この辺りでは東洋人の姿は全く見かけなかった。
トルコ人は親日と聞いていたが、東洋人が目立つからかトルコ人の気質なのか、歩いていると30分に1回くらいの頻度!で「Japanese?」と話しかけられた。
初めは何か売りつけようという魂胆かと構えていると、話だけしてバイバイというパターンが多く拍子抜け。
ただ色々話ができて、すごく楽しかったのは事実。 -
何故かケーキなどスイーツに惹かれる。
かつて見たことのない外見だがハズレはなさそう。 -
新市街の中心、「タクシム広場」。
日が落ち、共和国の記念碑もライトアップ。 -
日が暮れて、ますます人通りは多くなってゆく。
この時点ではかなり気温が下がってきており、路面で売っている焼き栗が欲しくなる。 -
なかなかセンスがよいライトアップ。
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市民も踊る。
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旧市街。
ホテルの周辺に戻る。
スルタンアフメット地区は飲食店が多い。 -
ロカンタで食べた「イスケンデル・ケバブ」。
ヨーグルトソースで食べるラム肉のケバブ。
肉の臭みは元からないが、酸味がアクセントとなり意外にいいハーモニーを奏でていた。 -
夜はやってないが、地下宮殿が面白かった。
雰囲気はさながらRPGゲームのダンジョン気分。
逆さメデューサの柱も雰囲気バツグン。 -
ヒンヤリとしており、気軽に別世界が堪能できる。
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こちらはハマム。
トルコの蒸し風呂。夜まで営業。 -
ライトアップされたアヤソフィアは昼間と別の顔を見せる。
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最後にブルーモスク。
イスタンブール滞在は心身共にリフレッシュの大きな助けとなった。
またいつか再訪できる日を夢見て。
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