熊野古道２～熊野川を下り熊野速玉大社へ

2010/05/02 - 2010/05/05

本宮大社・大斎原で心を洗われた後は、バスで竹田前というところへ向います。そこから新宮市まで熊野川を下る。
この川下りは事前予約要です。車で行く人は最後に元の場所まで送迎もしてくれます。
事前知識はあったものの船頭さんからいろんな話を聞けて、約１時間半の船旅はあっという間でした。
レトロな風貌によらず舟はモーターで動きますので、意外に速く進むところもあるのでした。
またゴトビキ岩までの石段も結構きついが、その分海まで見える眺望が素晴らしく爽快です。
＜バス時刻＞
13:21-13:53 本宮大社前～竹田前　熊野交通バス

エリア 新宮(和歌山)

竹田前バス停下車

受付を済ませ、ライフジャケット着用。
いよいよ川舟に乗り込みます。

荷物は預けないといけないと言われたが、小さい荷物なのでと言ってそのまま乗せてもらうことにした。

５舟でスタート

それぞれ舟に名前がついている

語り部ガイドの方が資料を使ったりして、いろいろ説明して下さる

いい気分です〜

途中、昼嶋というところで休憩します

昼嶋上陸

瀞苦菜（ドロニガナ）という花

絶滅危惧種でこの辺りにしかないらしい

さて出発です。

前半と席順を交代する

最後に、エンジンを止め、しばし語り部ガイドさんによる笛の音に耳を傾けるコーナーあり。

思いがけないサービスでうれしかった

舟が到着する川原からすぐのところが、熊野速玉大社

象の鼻をした龍のような．．．

神社の空気は清々しくてよい

梛（なぎ）の大樹

御神木です

そう言えば、先程の川舟の語り部ガイドさんが、この梛の木の葉を一枚づつくれました。これもうれしかった。

ここでも落ちている葉を探してみたが、あまり綺麗なものは取れなかった。

財布に入れてお守りにしよう。

早速、御朱印をゲット

神倉神社の御朱印も一緒に頂くことが出来ます。
まだ参拝してないんですけどね．．．

至る所にある世界遺産の石碑

オガタマノキ

速玉大社を後にして、神倉神社を目指して移動します。

道々にもいろんな花が咲いていた。
いい季節です。

神倉神社に到着

この石段を登っていきます

かなり急な坂です

ゴトビキ岩に到着

社のある方の反対側の岩と岩の間が、本来神様が祀られていた場所だとか。
たまたま居合わせた現地の方が教えてくれました。

もちろんそちらにもしっかりお参りしておく

ゴトビキ岩から見下ろす新宮市の眺め。
海まで見えて気持ちいいです。

降りるのも大変．．．

ちょうど下で、比丘尼による曼荼羅絵解きというのをやっていました。

できればこれを聞いてから登りたかった。

ちょっと市内観光もしてみます。

まずは、浮島の森。

実はここは浮いているらしく、まわりは底なし沼なのだそうです。

続いて、徐福公園

ここは徐福伝説の残る土地なのですね。

写真の低木は天台烏薬（てんだいうやく）
徐福が探し求めた不老長寿幻の霊薬とされる植物だそうです。

この日の夕食は郷土料理でもあるめはり寿司をいただきます。

高菜の浅漬けの葉でくるんだおにぎり
素朴で美味しい。