熊野古道１～発心門王子から熊野本宮大社へ

2010/05/02 - 2010/05/05

晴天のGWに熊野古道を歩いてきました。
調べてみると熊野古道にもいろんなルートがあったのですが、今回は宿に荷物を置いてバスで行って歩くという前提で、昔の貴族たちが京都から一般的に通ったルートを再現してみようと計画したのでした。
まずはいきなり熊野古道のクライマックス。発心門王子から熊野本宮大社へたどり着くところです。
新宮に宿を取り、早朝にバスを乗り継いで発心門王子からスタート。３時間もあれば十分歩けるコースです。
＜バス時刻＞
7:05-8:01 新宮駅～請川　熊野交通バス
8:13-8:37 請川～発心門王子　龍神バス

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル

GWということで、たくさんの人でバスはすし詰め。
予定より30分近く遅れて発心門王子に到着です。

※王子とは熊野三山に至る道をつなぐために設けられた神社のことで、発心門王子は特に五躰王子社として格式が高い。

とりあえず参拝してから出発しましょう。

しばらくはのどかな里山の景色が続く

一瞬どきっとする。
変な人形があちこちにあります。

歯痛の地蔵さん．．．

これはありがたいお地蔵さんです。

水呑王子に到着

水呑王子なので、お水を頂いておきましょう

さて、ここからぐぐっと古道らしくなってきます

どくだみ　300円

この他いろんなモノが売られていました

茶摘みのシーズンですね

伏拝王子に到着

きれいな眺望が見られます

新緑の季節

若い緑がまぶしく、目に鮮やかです

ちょっとより道の看板

ここは迷わず寄り道しましょう

素敵な景色が見られます

反対側からは、遠くに大斎原の巨大な鳥居が見えます。

ついにやってきたー

祓戸王子

ここまでくればもう少し

ついに到着

熊野本宮大社の裏鳥居
裏側から神社に入ることになります

境内は今までの古道歩きが嘘のように大勢の人で賑わっていました。

一気に現実に戻された感じ

御朱印帳を購入し、御朱印を頂きました
熊野三山全部集めよう

こちらが本来の本宮大社の入口です

大斎原に向かいます。

大斎原（おおゆのはら）とは、度重なる洪水で今の場所に移動になる前の旧社地で、大きな鳥居と杉林に囲まれた跡地が残されている。

鳥居に向かう参道脇の小川の水がきらきらときれいだった

とにかくでかい鳥居

日本一の高さだとか

写真は撮れませんが、この先の空間は本当に清明な空気が流れていて、とても心地のよいところでした。

祠の巨木の上を鳶がくるっと優雅に旋回していました。
夢に出てきそうな聖地の雰囲気。

こういうのをパワースポットというのだ．．．

次の目的地に向かい、バス停に急ぎます。