2008/04/15 - 2008/04/15
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ソフィさん
2008年4月15日(火)
すっかり天国気分で、ザイールバーンに揺れていると、接地ショックで現実に戻された。
いつも間にか陽が陰り始めて、早春のうすら寒さが戻って来ている。
先ほど登って来た道を逆に歩けば、下り坂の景色がまた違った新しい感動を与えてくれる。
リューデスハイマーコーヒーの看板に誘われて、再度トライしたくなる。
コーヒーカップに砂糖の塊を入れ、ブランデーをしっかりかけて、点火する。
その丁重なしぐさを見ていると、点茶の手前と共通点を感じる。
ところで、煎茶によく合うアルコールは、何だろうか?
こんなことを考えながら、出来上がったアツアツのコーヒーを頬に近づけると、その豊かな芳香が海賊(河賊)時代に私を戻す。
行き交う人と肩を触れ合うほどのドロッセ・ガッセを通ると、旅行者同士の旅の共感が、心を温める。
どの国からやって来た人かわからないが、みんな揃ってニコニコと楽しそうで、「人類はみな仲間」と感じる。
リューデスハイマーコーヒーの背景にいるバッカスさんの、偉大なる功績かもしれない。
ライン大通りに出て、鉄道を横断し、船に戻る。
すべての景色と、これが出会いの最後となるかもしれない。
何回も後ろを振り返りながら歩くと、ただでさえ歩き方の遅い私は一人ぼっちになり易い。
だが同行の旅人たちは、時間がたっぷりあっても、どうしてこんなに先を急ぐのだろうか。
恐らく、旅を楽しもうとする心のゆとりがまだ生まれていないのだろう。
総じて最近の旅行者は、目的地に到達することが旅と考えている傾向が強い。
私は旅の一番の美味しさは、途中の出来事であり、特にその間に遭遇する、失敗を含めて、意外性のある出来事が楽しいように思う。
写真は、「ソフィーさんのマイページ」(写真6,600枚)、
http://4travel.jp/traveler/katase/
スイスの写真が美しい、「片瀬貴文さんのマイページ」(写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
文字が大きくて読みやすい、「片瀬貴文の記録」
http://blog.alc.co.jp/d/2001114
などもご覧ください。
(片瀬貴文)
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