30年ぶり、感激の飛鳥！

2010/03/22 - 2010/03/22

学生時代、ユースホステルや安い民宿に
泊まり歩いて旅行した際、飛鳥の素朴さに
魅了されました。

奈良と言えば、行きたいところは飛鳥でしたが
なかなか機会がなく、30年ぶりに半日だけ
行く機会を得ました。

変わってないといいな・・・と思いながら。

この30年で
①高松塚古墳の博物館
②亀型遺跡
などの遺跡が公開されるようになりました。
まだいっぱい出てきそうな気がします。

エリア 飛鳥(奈良)

• 交通手段: 新幹線 私鉄

関西にいて少しだけ時間があったので
やや不便なところでしたが、
思い切って30年ぶりに電車で飛鳥へ。
別に「平城遷都1300年」を意識したわけで
はないのですが。

30年前は本当にのどかな場所で
まだ「信号」が町になく、幼稚園の園児が
信号の渡り方を学習するためにバスに乗って
橿原神宮まで行く・・・なんて場所でした。
信じられない話ですが。

駅前。きれいな駅舎になってました。

駅前のおみあげものや。
ここで重要なのは
「飛鳥王国パスポート」の購入。

落ち着いて食事のできるレストランはないかも
しれない（実はかなりできていた）と考え
五条名物の「柿の葉すし」を購入。

レンタサイクル屋です。
@1000円/日です。

飛鳥王国パスポートには、飛鳥のモデルコース、
観光ポイント、施設等の紹介や明日香イラストマップ
石舞台古墳、高松塚壁画館など明日香村内
9箇所（施設）の割引券が付いています。

1回どこかの施設を利用すれば100円以上の割引が
あるので、すぐ元が取れます。
ぜひ購入すべし。
　
●パスポートの案内

http://www.asukabito.or.jp/html/oukokupass.html

自転車で動きましたが
昔と比べ標識がわかりやすく整備されています。

3月22日時点でまだ1部咲き。
東京でさえ開花宣言してましたから
少し遅いか？

最初に訪れたのは
念願の高松塚の壁画館。

ただ、極彩色の本物はなし。

自転車の道にみかんの販売所。

のどかでいいな。
この辺は30年前と変わらず。

次は亀石です。
立派な石碑もできていました。

回りもきれいに整備されていてびっくり。
以前は畑の細い通り道にただ
たたずんでいただけだったのに。

最近はQRコードで情報を引っ張れるようです。
便利な時代になりました。

亀石のあとは一路、メインの石舞台へ。
途中、こんな山辺の道を走ります。

石舞台の造り方の説明（想像）

予想以上にでかいです。

1300年以上前、ここに都があり
政変があり、豪族の雄だった蘇我氏(馬子)の墓と
言われています。

別方向から。

入り口です。大きさがよくわかります。

石室内部。

古い家並みがあります。

飛鳥京観光公社でもらったパンフと
亀型石造物の置物

ここ10年くらいで話題になった、「酒船石」の丘の
北斜面にある、亀型石造物。

誰がどういう目的で作ったのでしょうか？

酒船石説明

最初は酒造りと言われていましたが
今は水の導入設備と言われています。

大きな石です。

不思議な形。

次は飛鳥寺（あすかでら）

蘇我馬子の創建と伝えられます。

1400年もの間にはいろんなことがあったでしょう。
大仏も雨風にさらされていた時代があったようです。

奈良や鎌倉の大仏と比べると
少し細面の顔に素朴さを感じます。

飛鳥資料館です。

ここには各テーマごとに
選択して見られるビデオコーナーがあり
飛鳥に対して、事前知識やイメージのない方は
ここで何本が映像を見てからスタート
してもいいかも。

飛鳥で自転車を借りましたが
橿原神宮前で返しました。乗り捨て可能です。

近鉄電車で京都行き。そこから東京へ。

近鉄京都駅、ホーム脇の喫茶店です。

せんと君の1300年ポスター。

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30年ぶりの飛鳥でした。

①ドライブのための設備（看板、駐車場）
　が整備されていた。
②各種標識が整備され、食べる所も増えていました。
③何か落ち着く、日本の原風景的な落ち着きと
　素朴さは残っていて安心しました。