たまには船旅④　★シンガポール　～　インド洋上で操舵室を見ちゃおう!!

2009/01 - 2009/04

　マラッカ海峡･･･中学校の地理で習ったなぁ･･･と思いつつ迎えたシンガポール入港。
　マラッカ海峡といえば、海上交通の要衝だったり、海賊が出たりと話に事欠かないところ。とにかく船の量がハンパない!!　入港待ちするたくさんの船舶が沖合いで錨泊していました。

　シンガポールには何度も行ってるけど、大型船で行くのは初めて。
　なんというか･･･やっぱシンガポールはアジア有数のハブだけあって、空港もスゴイけど、客船ターミナルもスゴイ!!
　港は巨大なショッピングセンターに繋がっていて、そこからセントーサ島にもすぐ行いけるし、地下鉄も乗り入れているので移動も便利。
　目立った資源もないシンガポールでは、こういったインフラを整えて、観光客やビジネスマンを呼び込んだり、トランジットしてもらったり、航空・海上物流を盛んにすることが国の大事な収入源。
　ほぼ英語が通じるし、ゴミや麻薬に対する厳格な法律で街はキレイだし、ゴハンもおいしいし、お買い物パラダイスだし、東南アジアの中では治安の良さに定評がある国なので、海外旅行初心者にはうってつけな国、シンガポール。
　さあ、買出しだぁぁぁ!!

　と、いうのも。
　シンガポールを出航したあとは、インド洋を突っ切って一路アフリカ･･･。しばらくの間、陸とはお別れ。アフリカへ上陸しても、きちんとした日用品などを手に入れられるかはナゾ。女子はいろいろと必要なものがありますし（笑）。特に常に潮風に晒され、船のタンクに溜められている、時々茶色い水で毎日シャワーを浴びていると、肌も髪もダメージ大です。遮るものの無い海上では紫外線もすごいしね。日本に居るときより、厳重な髪・肌ケアが欠かせませぬ｡｡｡


　と、いうわけで、シンガポールでは観光もそこそこに、日用品の買出しとシンガ在住の友人と待ち合わせてゴハンして、あっという間に終了。
　乗船リミットのギリギリまで遊び倒しました!!
　･･･最後、船まで走ってたけど（笑）。



　そんなわけで、短いシンガポール滞在を経て、Ｍ号はついにインド洋へ。一路ケニヤに向けて広いインド洋を横断します。長いな～･･･10日くらい、ただひたすら海の上。
　でも、海の色も海域や天気によって全然違うので、眺めているとなかなか楽しいです。本でも読んだり、船のプールに入ったり、お昼寝したり･･･まさに三食昼寝おやつ付きの生活!!
　せかせかした日本を離れて、ぐぅたら生活、バンザイ!!

　ついでにＭ号の操舵室（ブリッジ）も見学できたり、なかなか入れないところへ行って、楽しみもいっぱい。
　船旅には船旅の、おまけがあるのです～

エリア シンガポール(シンガポール)

• 一人あたり費用: 100万円以上
• 交通手段: 鉄道 船

マラッカ海峡。

船がたくさん錨泊してます

客船ターミナルへ入港。

海上交通の要衝であるシンガポール港は常に混んでます。停泊していた船が出るまで入港出来なかったので、かなり沖で待たされました。
朝にはシンガポール沖に居たのに、入港はお昼｡｡｡

港からみえる、セントーサ島行きのケーブルカー駅

客船ターミナルから。

隣の船（スター・ヴァーゴ号）が大きすぎて、Ｍ号がちっちゃく見える（笑）

ターミナル隣のショッピングモール内にあるセントーサ島行きのモノレール駅

セントーサ島のマーライオン。

中に入れます

フラトンホテルの裏手

世界三大がっかりの一つ、マーライオン!!

でも改修されて大きくなったので、そんなにがっかりでもないです。
がっかりしに行こうとすると、けっこう立派で、それにガッカリできる!?

オーチャード

オーチャードの高島屋前にあるお獅子像。
旧正月でおめかし中。

　ダイニングにて。
　暇なレストラン・クルーが遊んでくれました。ナプキンで色々な形を作るワザを教えてもらったところ。

操舵室見学。

これは海図。ちょうど航行中のスリランカ沖です。

Ｍ号はかなり古い船なので、計器類もレトロ。

ちゃんと舵もあります

舵の上には伝声管もあります。

インド洋の海流が書かれた海図

国際信号旗の一覧表

スピード

レーダー

運航クルー

真ん中にあるのは水平計
左側はイコン。運航クルーたちはギリシア人なので、正教会のイコンが飾ってあります。

船は西へ

夕日

日が沈んだあと、雲や海に反射した残光がとてもキレイ。ぐるりと海に囲まれて同じような風景に見えますが、毎日違った色が楽しめます

赤、オレンジ、緑、灰色、濃紺、黒･･･様々な色が、刻々と変わっていきます

トワイライト