2009/01 - 2009/04
6568位(同エリア10424件中)
haneさん
「そうだ、南極行こう!!」
ただそのためだけに会社辞めたので、まわりには呆れられるやら、私ならやりかねないと納得してくれるひとも多いやら。・・・退職手続き中にリーマン・ショックが起こって焦ったものの、なるようになる、なるようにしかならん!! か私の信条。
そんなわけで、南極航路を含む三ヶ月の船旅に出発したのは、2009年1月のよく晴れた日のことでございました。
出発は横浜港。
横浜大桟橋は、朝から乗客や見送りのひとでごったがえし。3ヶ月の長旅なので、ほとんどの人が大量の荷物を先に船へ送付済み。スイートなんかに滞在するひとは、一人でダンボール20箱くらい持ち込んでるみたいで・・・、ちなみに私はスーツケースとみかん箱1コだけ。シャンプーとか洗剤みたいな日用品は、なくなりそうになったら現地調達すればいいので、とにかく南極の寒さと、アフリカの暑さに耐えられる服、それからフォーマル・ディナー用の衣装・・・服ばっかりでした(笑)。
わたしも当日はノートパソコンと、パスポートや貴重品だけを持って受付へ。空港と同じで、ちゃんと出国手続きでパスポートに横浜港の出国スタンプが押されます。横浜港って、ちょっとレアかな?
出国手続きが済むと、次は乗船してチェックイン。
船は移動手段であると同時に、ホテルでもあります。
まずレセプションでクレジットカードを登録して、船内での支払い用のカードをもらいます。船内では基本的に現金は使用しません。いろんな国の人が居ますし、大きく揺れたときに海におっことしたりしたら・・・泣く。何か購入したり、バーで飲んだりしたら、このカードでツケにして、1ヶ月に1度、登録してあるクレジット・カードに請求が行く仕組みです。
次にこの船の乗客であることを証明するIDパスを発行してもらいます。パスポートは基本的に船に預けてしまうためです。各寄港地に入港するさい、何百人ものひとが狭い船内で入国審査に並ぶのは大変です。大抵の国では入港時、入国審査官や税関・検疫官などが乗り込み、そのときに船側が一括で申請して、1~2時間ほどで上陸許可が下ります。その間は部屋でのんびりしてたり、甲板から風景を眺めてたりと好きにできるのでかなり楽。許可が降りたら放送で流してくれます。
ちなみに、入港時に検疫などをしてるとき、ちゃんと船には「検疫中」の旗が掲げられます。旗の種類を知っておくと、船の状態や何が起きているかも分かる・・・んだけど、素人にはなかなか(笑)。ただの黄色い旗やん、とか思ってしまうけど、ちゃんと意味があるんですね~。
そんなこんなで、今度はメイドさんに案内してもらって、3ヶ月寝起きする部屋へ。
お金の無い若者は、当然2段ベッドの相部屋です(笑)。日本の外航客船は豪華なので相部屋の設定がありませんが、海外の客船は安価な相部屋が設定されています。とはいえ、全く見ず知らずの他人が同じ部屋で3ヶ月一緒に過ごすので、お互い気遣いは必要。生活パターンも違うし、年齢も違うし、考え方も違う・・・トラブルも多々あります。幸い私のルームメイトは良いひとたちばかりだったので、大きなトラブルごとはありませんでしたが。船側も、なるべく同じくらいの年齢になるよう、部屋割りをしてるそうです。
ルームメイトとの対面のあとは、いよいよ出港式。
色とりどりの紙テープを投げる姿、TVなどで見たことある方も多いと思います。
出航のドラを鳴らして、乗客たちはオープン・デッキでシャンパンで乾杯。
船は大きな汽笛を鳴らし、小さな誘導船と共に岸壁を離れます。
大桟橋が小さくなって、ベイブリッジを潜り、東京湾へ。
各港に出入港するさいは、その港のスペシャリストの航海士が一時的に乗船し、クルーに誘導やアドバイスをしています。その横浜港の航海士が客船から誘導船へ乗り移り、港へ戻っていきます。そうすると、本格的に日本とはしばしのお別れ・・・。
・・・・・・なんか、出航するまでがえらい長文になってしまいました(汗)。
外航の船旅は長期間になるので、日本ではまだまだメジャーではないかと思います。こんなカンジで出航を迎えるんだな~、と、雰囲気でも感じていただければ。。。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 船 JRローカル 私鉄 徒歩
-
今回の客船。
バハマ船籍のM号。
今回のクルーズが、外航客船としてのラストだそう。
英国で建造されたインテリアは上品で美しい木造だけど、それが現代の消防基準には合わず、退役が決まったそうです。 -
出港式
-
空を舞う紙テープ
-
大桟橋を離れます
-
相部屋(窓付き)。
窓のない部屋は少し安いです -
ランドリー・ルーム。
たしか洗濯と乾燥は各3ドルづつだったかな? -
ウェルカム・ディナー。
服装はフォーマルで。
ちゃんと前菜からサーブされる、本格的なディナーになります。 -
幹部乗務員の紹介。一般的に「オフィサー」と呼ばれるひとたちです。
船長が各部門の責任者を紹介します。
船長始め運航クルー、レストラン部門、ホテル部門など、船では本当に沢山の人が働いています。
運航乗務員は海運国であるギリシア人やウクライナ人がほとんど。その他幹部たちも殆どが白人です。
対して一般クルーはフィリピンやインドネシアなど東南アジアや東欧出身の出稼ぎのひとが大多数です。特に英語圏であるフィリピンのひとが多いかな。客船での共通語は英語なので。
・・・それにしても、船内はちょっとした世界の縮図を見るカンジ。東西・南北問題とかなんてもはや前世紀のものかと思ってたけど、そうでもない・・・かも -
出航後も、2日くらいは日本沿岸を進みます。
海も穏やか。
携帯も使えない、お財布もない生活・・・わりあい新鮮。
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