ゲーテの足跡を辿って　その8：バンベルク2、ニュルンベルク1。

2009/09/11 - 2009/09/12

旅も後半、バンベルクからニュルンベルクを周ります。
古都バンベルクは教会の多い町です。教会の写真がやたらと多いのは石造りの古い教会建築と内部の荘厳な雰囲気が好きだからです。教会を見つけると必ず丁寧に挨拶してまいります。

ニュルンベルクはカイザーブルクもさることながらニュルンベルクの焼きソーセージ/ニュルンベルガー・ブラートヴルストが楽しみ。
しかし食べた感想は日本のスーパーあたりで売っているのを炒めたのとあまり変わらなかった（と思う）。名物に旨いものなしのことわざどおりなのか、私の貧弱な味覚のせいなのか。いや決して不味いと言ってるのではありません。どこで食べても同じようだと言ってるだけです。唯小ぶりなので食べやすいです。ニュルンベルクの皆様、気を悪くしないでください。

写真はニュルンベルクのハウプト広場美しの泉。

エリア バンベルク(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

バンベルク。
新宮殿から聖ミヒャエル教会に向かう途中。

バンベルク：聖ミヒャエル教会。
フランケンビール醸造博物館がある。
丸の中にＨの看板、バス停の表示。こんな高い狭い所にまでバスが来てるのだ。

バンベルク：聖ミヒャエル教会。
新宮殿のバラ園から見えていた大きな教会。遠くに見えたが歩くと１０分ほどだった。

バンベルク　聖ミヒャエル教会。

バンベルク：聖ミヒャエル教会。

バンベルク：聖ミヒャエル教会。

バンベルク　聖ミヒャエル教会。

バンベルク：聖ミヒャエル教会。

バンベルク：聖ミヒャエル教会。
聖ヨセフ像。

バンベルク：聖ミヒャエル教会からの町並み。
新宮殿のばら園よりも高いのでより景色が広がる。

バンベルク：聖ミヒャエル教会。
見物を終えて段々畑を真っすぐ下の街に降りる途中で振り返って。

バンベルク：聖ミヒャエル教会から下ってきたレグニッツ川沿いの聖エリザベート教会。

聖エリザベート教会。

バンベルク：聖エリザベート教会。

バンベルク：聖エリザベート教会。

バンベルク：聖マルティン教会。
ＺＯＢ/バスターミナルの近く、教会の前は市場の屋台が並び賑やかなところ。

聖マルティン教会。

バンベルク：聖マルティン教会。

バンベルク：マルティン教会。

バンベルク：聖マルティン教会。

バンベルク：怪魚を退治する海神ポセイドン。
聖マルティン教会前の広場の一画に建っている。

バンベルク：旧市庁舎の側の橋の上の十字架像。

バンベルク：聖ガンゴルフ教会。
バンベルク最古の教会。旧市街からマイン・ドナウ運河を渡った先にある。

バンベルク：聖ガンゴルフ教会。
オリーヴ山の祈り。

バンベルク：　聖シュテファン教会。
狭い地域に教会が幾つもあり混乱してきた。

バンベルク：聖シュテファン教会。

聖シュテファン教会。

聖シュテファン教会。

聖シュテファン教会。

バンベルク：上の教区教会。

バンベルク：上の教区教会。

バンベルク：上の教区教会。

バンベルク：上の教区教会。

上の教区教会。

バンベルク：上の教区教会。
ティントレットの「マリア被昇天図」。

上の教区教会。

上の教区教会。

バンベルク：上の教区教会。

バンベルク：カルメリーテン教会。
たしか上の教区教会の前の坂を上って行ったところだった。

バンベルク：古い立派な建物、１階はパン屋。並んでいるパンもさぞかし古めかしいだろうと思ったが普通のパンだった。

バンベルク：レグニッツ川。
旧市庁舎のある中洲を挟んで二股に分かれる。向こうに見える小ベネチアは北岸。

バンベルク：レグニッツ川岸にある古いクレーン。河岸に建つ古いクレーンはヴュルツブルクでも見かけた。水運が盛んだった名残だろう。
遠くに聖ミヒャエル教会。

古いクレーンの傍にある古い建物。
他の方の旅行記では１８世紀の食肉加工所となっています。

バンベルク：レグニッツ川。

夕景のレグニッツ川。

夕景のレグニッツ川。

ニュルンベルク中央駅。

９月１２日、１０日目。今日はバンベルクからニュルンベルクに寄りレーゲンスブルクまで行く。

バンベルクからニュルンベルクまではその日鉄道はなくバスによる代替輸送だった。７時２７分バンベルクHBF発なのでホテルの朝食を早めてもらう。バスは２台で発車した。ノンストップでうとうとしている内に１時間足らずで着いてしまった。ニュルンベルク着８時２０分。
レイルパスで乗れるのだが運転手さんどの乗客の乗車券もあらためない。おおらかなものだ。

鉄道駅構内のコインロッカーに荷物を入れ街へ。

ニュルンベルクはナチの党大会が１９３３〜１９３８年に開かれるなどナチスドイツに関係の深い町で先の大戦で連合軍の爆撃で徹底的に破壊される。
１３５６年ここでカール４世により金印勅書が発布され、神聖ローマ帝国皇帝の選出方法が決められた。
１８３５年にはドイツ最初の鉄道がニュルンベルクとフュルトの間を走り、その模型が交通博物館にある。
第２次世界大戦後のナチスドイツを裁くニュルンベルク裁判が１９４６年ここで行われた。

ニュルンベルク：中央駅前にあるケーニヒ門の塔。
ニュルンベルクの町を取り巻く城壁の一部。１３８８年、高さ４０ｍ、直径１８ｍ。

ニュルンベルク：ケーニヒ門の塔。

ニュルンベルク：職人広場。

ニュルンベルク：職人広場。
ケーニヒ門に守られているようにその奥にある。観光客の好奇心を引き寄せる工房が並んでいる、が私は興味なし。

ニュルンベルク：聖マルタ教会。
ケーニヒ門を潜ってすぐの小路を右に入った所。
かってニュルンベルクのマイスター・ジンガーで有名なハンス・ザックスなどマイスタージンガーの歌学校だった。

ニュルンベルク：聖クララ教会。

ニュルンベルク：聖クララ教会。

聖クララ教会。

ニュルンベルク：ケーニヒ通と聖ローレンツ教会。
ケーニヒ通は中央駅からハウプト広場にむかうメーンストリート。歩行者天国になっている。

ニュルンベルク：聖ローレンツ教会。
１２７０〜１４７７年。ペグニッツ川の南の地区にある。庶民たちの寄進により建てられた。

ニュルンベルク：聖ローレンツ教会。

ニュルンベルク　聖ローレンツ教会。

ニュルンベルク：聖ローレンツ教会。

入ったところに「いくらかのご寄付を」と書いて箱がおいてある。ポケットにあった小銭を入れる。とその横に「堂内撮影料５ユーロ」とある。教会や博物館、美術館にも色々ある。撮影禁止、撮影自由（但しフラッシュ不可がほとんど）、お金を払えば撮影Ｏ・Ｋなど。減るものでもなし、幾らでも写真撮らしてくれればいいのに。絵葉書の売れ行きにひびくのかな、なんて勘ぐりたくなる。

ニュルンベルク：聖ローレンツ教会。

ニュルンベルク　聖ローレンツ教会。

ニュルンベルク　聖ローレンツ教会。

ニュルンベルク：聖ローレンツ教会。
ファイト・シュトスの「受胎告知」のレリーフと「磔刑のキリスト」、１６世紀初頭。

ニュルンベルク：聖ローレンツ教会。
｢受胎告知のレリーフ」または「天使の挨拶」。聖母マリアと天使ガブリエル。

ニュルンベルク　聖ローレンツ教会。

ニュルンベルク　聖ローレンツ教会。

ニュルンベルク：聖ローレンツ教会の前。
教会の角を右に曲がり真直ぐムゼウム橋を渡るとハウプト広場、さらに坂を上っていくとカイザーブルク城。
遠くに見えるのがカイザーブルク城の塔。

ニュルンベルク：ナッサウアー・ハウス。
聖ローレンツ教会と向かい合っている。地上１、２階はニュルンベルク最古、１３世紀頃。出窓は富の象徴だった。

ニュルンベルク：ゼバルダー司祭館の出窓。
なんと大きな富の象徴であることか。カトリックの高位聖職者は金と色の亡者が多かった。

前の写真の出窓を拡大すると。

ニュルンベルク：昔の穀物倉庫。

ニュルンベルク。
ケーニヒ通りから横に入ったところ、警察の施設だったと思う。

ニュルンベルク：ムゼウム橋の上。
露天商で一杯。

ニュルンベルク：ムゼウム橋。

ニュルンベルク：ハウプト広場。
市場で賑わっている。奥は聖母教会。

ニュルンベルク：ハウプト広場の賑わい。

ニュルンベルク：ハウプト広場。
美しの泉と市庁舎の塔が見える。

ニュルンベルク：聖母教会。
１３４９年のユダヤ人大虐殺の贖罪のため皇帝カール４世がそのユダヤ人居住地の跡に建てた。時の流れによりカトリックになったりプロテスタントの教会になったりしたそうだが今はカトリックの教会らしい。

ニュルンベルク：聖母教会。
仕掛け時計「神聖ローマ帝国皇帝カール４世と７人の選帝侯」。１６世紀初め。選帝侯とは神聖ローマ帝国皇帝を選ぶ権利のある諸侯。
物の本で調べると１３５４年の金印勅書で定められた７人の選帝侯とは
　マインツ大司教、ケルン大司教、トリーア大司教、プファルツ伯、ベーメ　ン王、ザクセン大公、ブランデンブルク伯ということになったいる。教会の力がいかに強かったかがわかる。
この頃にはまだドイツという統一国家は無かった。

ニュルンベルク：聖母教会。

ニュルンベルク：聖母教会。
丁度結婚式が行われていた。

ニュルンベルク：聖母教会。

ニュルンベルク：美しの泉。
ハウプト広場にある。ニュルンベルク最古の泉、１３９６年。１９ｍ。
ここに建つのは複製でオリジナルはゲルマン国立博物館にあるそうだ。

ニュルンベルク：美しの泉。
取り付けられた金輪を３回左に回しながら願い事をすると叶うという。恥ずかしながら私も願ってみた。今の所ご利益なし。

ニュルンベルク２に続きます。