2010/03/12 - 2010/03/12
194位(同エリア1162件中)
コクリコさん
今年の旅行にニースを選んだ理由の一つがシャガール美術館に行くこと。
本やテレビで見てずっと憧れていたシャガール美術館は期待以上に素晴らしい美術館でした。
1973年、マルク・シャガール(1887-1985)の86歳の誕生日にシャガールの晩年の大作が納められている『マルク・シャガール聖書のメッセージ美術館』が開館。
シャガール自ら美術館の建設とかかわり、宗教の教義にかかわらず全ての人が共有できる特別な美術館として設立されました。
画家存命中に画家個人の名前で設立された初めての国立美術館だそうです。
旧約聖書を主題にした絵が中心となっていますが、旧約聖書とユダヤ人の過酷な歴史を描きながら暗さが感じられないのは、絵の色彩と、シャガールの童話的な雰囲気の画風と、ニースの明るい光のせいかしら。
写真が多くなってしまったため、「シャガール美術館」の旅行記は(1)と(2)に分けます。
美術館には旧約聖書を主題にした17(そのうち5つが『ソロモンの雅歌』を主題にしたもの)の作品とそれ以外の絵、ステンドグラスなどが展示されています。
(1)は〔人類の創造〕から〔律法の石板を受け取るモーゼ〕までの旧約聖書の12の作品、(2)にはその他の作品にしました。
★シャガール美術館
5〜10月 10:00〜18:00
11〜4月 10:00〜17:00
休館日 火曜日 一部祝日
入館料 7.5ユーロ
割引料金 5.5ユーロ
団体 10人以上6.5ユーロ
毎月第一日曜日は無料
写真撮影 可(フラッシュ不可)
無料でオーディオガイド借りられます(日本語あり、パスポートを預ける)
15番、22番のバスで「Musee Chagall」下車
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シャガール美術館にはニースのシミエ地区という丘の上にあり、ニースの中心からバスで行くことができますが、私たちはホテルから坂道を歩いて行きました。
歩くこと20分ほどでしょうか、高級住宅地を歩いて行くので目の前に現れる建物にワクワクしながら歩けたのは良いのですが、上りなので少し疲れました。
こちらが国立マルク・シャガール聖書美術館の入り口です。 -
美術館は平屋の近代的な建物で、オリーブの木が植えられている開放的な前庭があります。
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庭にはローズマリーの花も。
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館内に足を踏み入れたとたん目の前に広がる開放的な居心地の良い空間が広がります。
パスポートを預けて、日本語のオーディオガイドを借りました(無料です)。
この日はあまり見学者もおらず、椅子に座って音声ガイドに耳を傾けながら、ゆっくりとシャガールの世界を楽しみました。
このメインの展示室には旧約聖書の《人類の創造》から出エジプト記の《律法の石版を受け取るモーゼ》まで12の主題の絵が展示されていますが、順番に展示されているわけではありません。
好きな絵から見れば良いのだ、とシャガールは言いたいのでしょうか。
私も好きなように観賞しました。 -
〔アブラハムと三人の天使〕(1960-1966)
罪多きソドムの町を滅ぼしに行く途中でアブラハムの家に立ち寄る三人の天使。
天使とは知らず、いや天使かもしれない・・・ともてなすアブラハムと妻サラ。
天使の一人が1年後にサラに男の子が生まれることを予言する。
☆なんだか楽しそうな食事風景ですね。 -
〔アブラハムと三人の天使〕
驚くアブラハムと妻サラ。
「まさかね」と笑っている。
☆それはそうでしょう。
アブラハムは100歳、サラは90歳!
長年子どもが授からなかった夫婦は困りながらも嬉しそうな表情をしています。 -
〔アブラハムと三人の天使〕
画面右手の泡の中に、これから生まれるイサクの誕生が描かれている。
「誕生」と「死」・・・ソドムの町の破壊を天使によって知らされるアブラハム。
ソドムにはアブラハムの弟ロトが住んでいますが、ロトに関する絵はシャガール美術館のこの12枚の絵の中にはありません。
三人の天使のうち一人は神(黄色い羽の天使)であるという説、ユダヤ教の信者シャガールは神の姿を描かないので三人とも天使という説、三位一体説、諸説あります。
赤い背景は使いふるされたロシアの15世紀のイコンを思わせているそうです。
☆天使たちが何を食べているのか気になります。
パン、牛乳、あるいは子牛の肉も。
美味しそうですね。 -
〔イサクの犠牲〕(1960-1966)
せっかく授かったイサクに「イサクを生贄として捧げよ」という神の声が。
神はアブラハムの信仰心を試しているのです。
薪の上にイサクを横たえ、刃物を振り下ろすアブラハム。
その瞬間「アブラハムよ、おまえの信仰心はわかった」と神の声。
振り上げたアブラハムの手を止める天使。
アブラハムを包む赤い色は血と炎を表わしているそうです。 -
〔イサクの犠牲〕
青い天使の背後にいる白い天使は「神」を表わしているとも。 -
〔イサクの犠牲〕
右手上の絵はユダヤ人の未来の不幸な運命が描かれている。
十字架を背おうイエスや、近代のナチスによる迫害までも予想するように。
アブラハムには召使いとの間に生まれたイシュマイルという男の子がいて、この子がアラブ人の祖先。マホメッドはその末裔とされています。 -
〔人類の創造〕(1956-1958)
順番は違いますが、ここで旧約聖書の最初の場面"人類の創造"の絵を見ました。
さきほどのダランとしたイサクと同じようにダランとして天使に抱かれているのは神に創造されたばかりのアダム。
眠っているアダムの肋骨からイブを創る。
アダムを創ったのは天使ではなく神ですが、ユダヤ教徒のシャガールは神を人間の姿では描きません。
神の姿は・・・ -
〔人類の創造〕
太陽が神を表わしています。
太陽の周りには人類の歴史が描かれています。
小さいですが太陽の下の青い部分で琴を弾いているのがソロモン王。
前2作は赤がベースだったけれど、〔人類の創造〕は青がベースで、黄色と赤。
赤い絵は入館してパッと目につき、心にもインパクトがありましたが、落ち着いてくると青い絵も心に沁みてきます。 -
〔モーセと燃える柴〕(1960-1966)
時代は飛んでモーセ。
アブラハム→イサク→ヤコブ→ヨセフ→(中略)→モーセ!
エジプト王に重んじられたヨセフはナイル川のほとりに土地を与えられ住み着くことになる。
エジプトで暮らすモーセ。
ある日シナイ山の茂みの中で不思議な燃える柴を見る。
「ヘブライ人たちを連れエジプトを出て約束の地カナンへ行け」
と、神のお告げ。
神の現れ"燃える柴"のお告げを聞く白いモーセ。
☆この絵は右から左に物語が進んでいます、絵巻物みたいに。
白いモーセってヤギみたいに見える。 -
〔モーセと燃える柴〕
神を表わす"燃える柴"の上の日輪の中に飛ぶ天使。 -
〔モーセと燃える柴〕
"燃える柴"の左には突然黄色い顔になったモーセ。
ヘブライ人たちを連れて紅海を渡っているモーセが描かれている。
モーセの下の白いものは波。
大波に飲みこまれている追っ手エジプトのファラオの軍隊。
☆白い顔のモーセが黄色い顔になったのは?
神のお告げを聞く前と、聞いた後のモーセを表わしている?
そう思うと、黄色い顔のモーセの横顔は毅然としているように見える。
モーセはこの時はまだ神から石板を受け取っていない・・・ -
〔律法の石板を受け取るモーセ〕(1960-1966)
シナイ山に神の啓示を聞きに上るモーセ。
神が雲の中から律法の書いてある石板をモーセに与える場面。
この石板に書かれている律法が十戒。 -
〔律法の石板を受け取るモーセ〕
雲からのびる神の手。
☆雲の中からニョキっと出た神様の手がカワイイ。
・・・どんなに上手に隠れても カワイイお手手が見えてるよ♪ -
〔律法の石板を受け取るモーセ〕
シナイ山の麓でモーセを待つヘブライ人。
約束の地に着くまでの長い道のりで不平不満タラタラの人々。 -
〔律法の石板を受け取るモーセ〕
燭台を持つアロン。
モーセの兄弟アロンはモーセと共にカナンへの苦難の道を歩みます。 -
〔岩を打つモーセ〕(1960-1966)
カナンまでの遠い道のり、飢えと空腹からヘブライ人たちは不平不満を訴える。
岩をたたき水を出すモーセ。
黄色い空。
空に点々と描かれている白い光は神の奇跡を表わしているそうです。 -
〔岩を打つモーセ〕
こんな苦労をするならエジプトにいた方が良かった・・・勝手なことを言う民衆。 -
〔岩を打つモーセ〕
おお水だ、水だ!
我先に飛びつく人々。
☆浅ましい人間の姿もシャガールは愛情を込めて描いたのだと思います。
私は民衆の姿に親しみすら感じます。
私もその場にいたらどんな行動をとるか、偉そうなことは言えないのです。 -
〔ノアの箱舟〕(1961-1966)
神が初めて創った人間アダムとイブ→セト(カインとアベルという子もいるけれど)→(中略)→ノア。
旧約聖書を知らなくても有名すぎる位有名なお話。
この絵は箱舟の中を描いています。
船の中での人間(ノアの家族)と動物たちの楽しく幸せな様子を。 -
〔ノアの箱舟〕
母に抱かれた子。 -
〔ノアの箱舟〕
ノアの左手に触れている白い牛はユダヤ人の犠牲を象徴。
幸せな箱舟の中、後に起こるイエスの苦悩、ユダヤ人の不幸を想像させるよう描かれています。 -
〔天使と戦うヤコブ〕(1960-1966)
アブラハム→イサク→ヤコブ
旅の途中のある夜、ヤコブに何者かが襲いかかってくる。
格闘は一晩中続き、ついにヤコブが勝つ。
「ヤコブ、お前は強い。神と戦っても負けない者という名でこれからはヤコブではなくイスラエル(神の勝者、神の護る人の意)と名乗れ。」
と神が祝福する。
ヤコブが戦っているのは天使ですが、天使の姿に変えた神。
この絵の右上の絵はヤコブの息子ヨセフが兄弟たちに服を剥ぎ取られ虐められているシーン。
なんとなく大国主命が兄たちに虐められているシーンを思い出しました。
いじめられっ子が最後は勝つ!
左上の女性はヤコブの妻ラケルとの出合いのシーン。 -
〔天使と戦うヤコブ〕
天使の羽が葉のように描かれている。
☆〔天使と戦うヤコブ〕の絵は結構お気に入りで、パリのサン=シュルピス聖堂の壁画に描かれているドラクロワの作品も好きです。
天使とヤコブの肉体がぶつかる力溢れるタッチが好き。
相撲してるみたい。 -
〔天使と戦うヤコブ〕
屋根の上での戦い。
なぜ屋根の上で?
シャガールの故郷ヴィテブスクの家並み?
音声ガイドで聞いたような気がしましたが忘れた。
☆二人の足つきが可愛い♪♪♪
小さな子ども同士が戦っているみたい! -
〔天使と戦うヤコブ〕
絵の右下、ヨセフの服を抱いて嘆くヤコブ。
ヨセフは兄弟たちに服を脱がされ虐め殺されたと思い、ヨセフが着ていた服を抱いて嘆くヤコブ。
ヤコブはたくさんいる子どもの仲でもラケルの産んだヨセフをとりわけ可愛がっていたという。
えこひいきはいけませんよね。
実は殺されず〔モーセと燃える柴〕で書いたようにエジプトに住むようになったヨセフ。
ヨセフの子孫があのモーセです・・・物語の順番と写真が逆になりましたね。 -
〔天使と戦うヤコブ〕
黄色い雄鶏→火の鳥は天使とヤコブの戦いの始めと終わりを表わしているらしい。 -
〔ヤコブの夢〕(1960-1966)
〔ヤコブの夢〕と〔天使と戦うヤコブ〕の絵は対になっていてニースに近いヴァンスのカルヴェール礼拝堂に捧げるために描いた絵。
礼拝堂の壁は湿気が多く飾ることは不可能だったために、シャガール美術館に展示することとなる。
この絵は真ん中から右・左にはっきり分かれていて、画面の左には夢をみているヤコブ、右の画面は空飛ぶ天使が描かれている。 -
〔ヤコブの夢〕
兄イサウとの諍いを避けるために父イサクと暮らしていた家を出てハランに向かう途中でヤコブが見た夢(〔天使と戦うヤコブ〕の方が後の出来事なのですが、私の見た順番が適当なので)。
地上から天上まで続く階段を何人もの天使たちが行ったり来たりしている不思議な夢。
階段の隣で赤い服を着て夢見ているのがヤコブ。
天使の様子がアクロバティックなのが面白い。 -
〔ヤコブの夢〕
夜空を飛ぶ天使 -
〔ヤコブの夢〕
天使の白い羽の傍らに十字架に磔にされたイエスの受難。
階段はヤコブの喜び、十字架はイエスの死を表現。
☆階段を上がったり、降りたり、ひっくり帰ったりして遊んでいる天使たちがなんて楽しそうなの♪ -
〔ノアと虹〕(1961-1966)
洪水の後に懸かる虹。
白い虹→白は全ての色の総計。
ノア→休息する人。 -
〔ノアと虹〕
のんびり休息する平和なノアと対照的に逃げ惑う不幸なユダヤ人。
逃げ回る群衆はロシアのユダヤ人迫害や、ナチスによるホロコーストを表わす。 -
〔ノアと虹〕
毎回描かれているユダヤ人の不幸は、シャガール自身もその中の一人であるということ。
革命後のロシアからフランスに逃げ、第二次世界大戦中はナチスから逃れるためアメリカへ逃避する自分も映しているようです。
戦後フランスに戻り1950年にニースへ、さらにニースから近い鷲の巣村ヴァンスに移り住む。 -
〔ノアと虹〕
でもシャガールは"希望の虹"を描きました! -
〔楽園〕(1961)
旧約聖書の最初の場面"楽園" -
〔楽園〕
絵の左側は"イブの誕生"です。
ヨガの行者のような格好をしているのはアダム。
アダムの肋骨からイプが誕生。
イブの裸体は雲に隠れています。奥ゆかしく描かれていますね。 -
〔楽園〕
抱き合うアダムとイブ。
二人の左に誘惑者蛇。
今まさにリンゴを食べようとしている二人。
天使が頭上から注意深く見守っています。
見守るのは神なのだけれど、シャガールはユダヤ教にのっとった描き方で神の姿は描かない。
抱き合う二人は一人に見えます。
2本の手と3本の足。
顔も似ている。 -
〔楽園追放〕(1961)
12の絵画の最後に見たのはアダムとイブの〔楽園追放〕
中央の白い天使は神の怒りを表わす。 -
〔楽園追放〕
白い光の玉→神の意志。
こうして見て行くと白い色(虹、光、天使の白い羽など)は「神」、神聖なものを表わしているよう。 -
〔楽園追放〕
"神の怒りを表わす天使"
と言っても恐ろしいほどの怒りの表情はなく。
悪戯っ子や野良猫を追い払っているよう。
「しょうがない二人だけど、楽園の外でもしっかりやれよ」
と言ってるみたい。 -
〔楽園追放〕
追放されるアダムとイブ。
イブには出産の苦しみ、アダムには労働の苦しみが与えられる。
でも赤い雄鶏に導かれて楽園を追放される二人はハネムーンに出発するように楽しそう。
赤い雄鶏は命と希望の象徴。
シャガールは人類の幸福な未来をを描いたようです。
生涯「愛」を描き続けたシャガールの温かい眼差しに溢れている絵だと思います。
☆中心人物や神、天使だけでなく、絵の隅々にまで描かれた民衆の表情、態度、動物たちの姿もとても興味深いものでした。
またロマネスクの教会の柱頭彫刻やタンパンを見ているような素朴感動も湧いてきました!
シャガール美術館の旅行記は(2)に続きます。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 唐辛子婆さん 2010/04/25 22:15:11
- 旧約聖書の理想的解説
- コクリコさん、こんばんは
阿刀田孝の「旧約聖書を知っていますか?」を思い出し思い出し
コクリコさんの写真で確認していく
なんとも楽しい時間をすごしました。
こんな充実した旅行記がかけるなんてコクリコさんてあたらめてすごい人だなー!!
いい方と知り合えたものだと嬉しくなりました。
100票分まとめて投票します。
天使が何たべてるのか私も気になります。
とうがらしばば
- コクリコさん からの返信 2010/04/26 13:34:52
- RE: 旧約聖書の理想的解説
- 唐辛子婆さん、いらっしゃーい♪
> 阿刀田孝の「旧約聖書を知っていますか?」を思い出し思い出し
> コクリコさんの写真で確認していく
> なんとも楽しい時間をすごしました。
あたしも! 阿刀田高の『旧約聖書を知っていますか』と、オーディオガイド聞きながら時々メモしたのを適当に簡単に省略して書いたのですが、楽しかった〜。
> こんな充実した旅行記がかけるなんてコクリコさんてあたらめてすごい人だなー!!
毎日少しずつ書いてたから文章が統一されていないの(^^;)
家にある旧約聖書や犬養道子の『旧約聖書物語』もちらっと見たんだけど、名前の記述も本によって違うし(イブ→エバ、モーセ→モーゼ etc.)、読んでたら眠くなったので、易しい阿刀田氏にあわせちゃった(^o^)
だから凄くないよ〜
シャガールさん、もっとたくさんの場面を描いてくれればよかったのに〜
有名絵画付き聖書絵本があると良いのにねぇ。
新約聖書では遠藤周作の本でありますよね。
有名画家の絵と遠藤周作のわかりやすい文章の・・・家にあるんだけど、探してみよっと。
> いい方と知り合えたものだと嬉しくなりました。
なにをおっしゃる唐辛子婆さん。
身の縮む思いです。。。面白がって書いてただけなのよ。
こちらこそ、そのまま唐辛子婆さんにお返ししたいです。
> 100票分まとめて投票します。
わーい、100票ね!!! ありがとうございます♪
> 天使が何たべてるのか私も気になります。
本によって少し違うけど、パンと牛乳(チーズかヨーグルトみたいなのもあり)。子牛の肉も、っていうのもあるみたい。
天使って肉も食べるのかねぇ。
でも子牛の肉もあれば、ちょっとしたディナーですよね。
美味しそう!
-
- Michyさん 2010/04/21 00:24:35
- おぉ〜、臨場感溢れる絵画鑑賞です!
- コクリコさん、待ってました!
早速シャガール美術館の旅行記にお邪魔してます。
さすがにコクリコさんが楽しみにしていらしたことが伝わってきました。
シャガールの作品の数々の切り口というか写真、素晴らしいです!
実際に行った私ですが、あるほど、ほぉ〜っとうなずいてしまう位にあの大きな作品のとらえ方が解説と共に納得できる内容です。
旧約聖書を主題にした絵画の説明の小冊子(日本語版)を買ってからじっくり鑑賞していた私ですが、コクリコさんの旅行記でより理解が深まった感じです。
あの明るく開放的なスペースで、色鮮やかな作品の数々はとても映えますね
〜。
コクリコさんの旅行記を拝見した後、私は美術館で買った絵葉書をしばし眺め、シャガールの絵画にあるように(笑)空を舞い上がる気分でニースのあの美術館に飛んで行きました(^。^)
Michy
- コクリコさん からの返信 2010/04/21 16:44:20
- RE: おぉ〜、臨場感溢れる絵画鑑賞です!
- Michyさん、
早速見てくださりありがとうございます。
> さすがにコクリコさんが楽しみにしていらしたことが伝わってきました。
> シャガールの作品の数々の切り口というか写真、素晴らしいです!
途切れ途切れ旅行記を書いていて何日もかかったので、文章が統一されていない(^^;)
でも直す体力ないので、そのままにしました。
疲れたけれど楽しい作業でした。
もう、ここ数日シャガールの旧約聖書の絵が夢にでてくるのよ〜(@@)
> 実際に行った私ですが、あるほど、ほぉ〜っとうなずいてしまう位にあの大きな作品のとらえ方が解説と共に納得できる内容です。
> 旧約聖書を主題にした絵画の説明の小冊子(日本語版)を買ってからじっくり鑑賞していた私ですが、コクリコさんの旅行記でより理解が深まった感じです。
Michyさん、解説書を買ったのですね!
私は買ってなくて、オーディオガイドを聞いて時々メモ(でも急いで書いたので字が読めない^^;)したものと、家にある旧約聖書の簡単な本を見ててきとうに書いたので、間違えていたら教えてくださーいm(__)m
> あの明るく開放的なスペースで、色鮮やかな作品の数々はとても映えますね
マティスもコクトーの美術館も良かったけれど、シャガール美術館は南仏そのものですよね〜。
シーズンオフだったので、見学者が少なくて良かったです。
団体さんが入るとゆっくり見られませんものね。
> コクリコさんの旅行記を拝見した後、私は美術館で買った絵葉書をしばし眺め、シャガールの絵画にあるように(笑)空を舞い上がる気分でニースのあの美術館に飛んで行きました(^。^)
わー、嬉しいです。
Michyさん、シャガールの絵の中に描かれている人のように飛んで行きましたか♪
私、絵葉書も買うの忘れた!!!自分の旅行記と、以前録画しておいたNHKの「世界美術館紀行」の『シャガール美術館』を見るしかないです。
マティス美術館ではもう疲れてしまったので、Michyさんの旅行記の方がずっと詳しいです。マティスの礼拝堂も。
日本の『シャガール展』で見る明るい作品も良いですが、旧約聖書を主題としたあの一連の大作を見ると、信者でない私でもシャガールが聖書に込めた深い思いを感じとることができいっそう好きになりました。
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