ブダペスト　春の旅　【10】王宮の丘　?

2010/03/28 - 2010/03/28

ヤーノシュ山から下りてきて、
トラム61番でモスクワ広場へ戻り、王宮の丘へ行きました。
ウィーン門周辺から、漁夫の砦周辺にかけての散策編です。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

モスクワ広場から16Aのバスで王宮の丘へ

ウィーン門をくぐってすぐのバス停で下車

ウィーン門

音楽史博物館のある通りの方面

ウィーン門入った所のルーテル派教会

マーリア・マグドルナ塔の前から見ると屋根の模様がとってもきれいな建物です。

何の建物なのかがちょっと不明・・・

マーリア・マグドルナ塔

もとは、13世紀に建てられた教会だが、第二次世界大戦で破壊され、この塔だけが残ったものだそうです。

トルコの占領下時代、どの教会もモスクに改装される中、教会として最後まで残ったもので、カトリック教徒とプロテスタント教徒が共用していたこともあるんですって。しかしながら最終的にはモスクに変えられてしまったそうです。

1997年修復が完了したものの、周囲には壊れた石の欠片が転がり建物も傷だらけのままで、保存されています。
戦争の傷跡を残しておくためとの事。

171段の螺旋階段を上っていけるとガイドブックには勝てあったのですが、残念ながら閉まっていました。
24の鐘からなる鉄琴が15分おきに音色を奏でると言うのも、この時は聞くことができませんでした。

マーリア・マグドルナ塔の窓にかかる24個の鐘

たぶん15分毎に音色を奏でるという鐘がこれなんでしょう。

マーリア・マグドルナ塔の前の広場

石の欠片が転がったままです。

軍事歴史博物館前の像

マーリア・マグドルナ塔

マーリア・マグドルナ塔前からの風景

屋根の模様が綺麗な建物が目を引きます。

では音楽史博物館のある通り、ターンチチ・ミハーイ通りへ

来た方を振り返るとルーテル派教会が見えています

この通りの名前になった人でしょうか

ホテル・グロッタの看板

音楽史博物館

中に入ろうかとも思いながら、時間があまりない事を考え先に進むことにしました。

リストやコダーイ、バルトークを生んだ音楽大国ハンガリーは、伝統的に民族音楽が豊富に残っている国で、ハンガリー独特の楽器も数多く展示されているそうです。

音楽史博物館

ハイドンの肖像画と名前の入ったがかかっています。

こちらが入り口のようです

通りのある一軒の家のドア

何故か目を惹かれてしまいました。

ちょっと変わった感じの看板

はりもぐら？

建物の壁にこんな装飾もありました

マーチャーシュ教会の手前にあったホテル・ヒルトン・ブダペスト

漁夫の砦

砦といっても、戦いに使われたのではなく、ネオロマネスク様式で建造された数個の尖塔と回廊。

かつて、ここに魚の市がたっていたことや、城塞のこのｱﾀﾙはドナウの漁師組合が守っていたことなどから名付けられたようです。

漁夫の砦の回廊

いくつかのビューポイントからの眺めはとても素晴らしいです。

国会議事堂方面

回廊からの眺めも結構面白い

この辺りは入場できなさそう

聖イシュトヴァーンの騎馬像

聖イシュトヴァーンはハンガリー建国の父と言われる初代ハンガリー国王。

手に持っているのは、ハンガリーの国章にも取り入れられている二重の十字架。

二重になっているのは、イシュトヴァーンがこの地にキリスト教を導入し、キリスト教国家としてハンガリー王国を築いたということと、ハンガリー国内の大司教を決めるという決定権を法王から与えられたことの二つを意味するそうです。

聖イシュトヴァーンの騎馬像のもとに

鷹使いの男性がふたり、休憩をしているのか

お客さんを集めるでもなくブラブラするだけ

聖イシュトヴァーンの騎馬像

聖イシュトヴァーン大聖堂とくさり橋が見えます

くさり橋方面の眺め

柱の間から見える国会議事堂

国会議事堂を少しアップで