BALIにバリバリ癒されて【3】～カーチャーターで島内ぐるり☆後編～

2010/03/19 - 2010/03/23

しつこくこの写真を使ってごめんよハディさん！

カーチャーターでのバリ島内観光・後編。

はじける大阪人２人と、振り回されるガイドのハディさん。
グヌン・カウイ遺跡で彼を襲った事件とは…？

ベタで愉快な旅行記２日目、後編だよー！

エリア インドネシア

キンタマーニからブーンと
車を飛ばしてやってきたのは、
ウブド北部の広大な石窟遺跡『グヌン・カウイ』。

ウブド北部にあるバリ島最大の遺跡で、
グヌン＝山、カウイ＝古代詩、
「古代詩の山」という意味の遺跡なのだ。

駐車場から遺跡までは、約３００段の階段を下りていき、

ライステラス（棚田）や川を通り過ぎ、

渓谷の底にある遺跡にようやく到着。

「この遺跡は、昔のバリの王様が
王妃や息子を祭った場所です」
とガイドのハディさんが解説。


･･･おやハディさん、なんだか元気ない？？？

しかし遺跡好きの大阪人2人は、
ウキウキしながらトレジャーハンター気分。

岩壁に彫られた高さ７ｍのチャンディ（記念碑）！

沐浴場！

白くて綺麗な神様の像！

「ライステラスに、妖怪ポストがあるよ〜」
とマキちゃんの声。

それは、お供え棚の間違いだ。

ところで、写真の薄暗さにお気づきの方もあろう。
常夏の国の日暮れは遅いとはいえ、
もう16時を回っている。
ハディさんが好きなペースで回らせてくれたので、
すっかり時間が押したのだ。

「これはもう、
有名なテラガカンのライステラス見学は無理だな〜」
とKurapi思い込んでいたもんだから、
古代詩の山を堪能していたのだが―――。

※写真は、謎のマンモス像（逆光）

「ここからテラガカンまで車で15分くらい
ですからね。ウブドに行く前に寄りますね」

と親切なハディさんの一言で、

（なんと！では、巻いていかねば！！！）
と、スイッチ入っちゃったんだよね、Kurapiの。

※写真はお土産屋の店頭。
牛の頭蓋骨を細かく彫った飾り物。

急な階段も、グングン登っちゃうよ〜♪


･････････しかし皆さん憶えているだろうか。
駐車場から遺跡まで、
我々が約３００段の階段を“下って”きたことを。

遺跡の入り口に到着。
しかし、振り返っても彼がいない。

もいちどちょっと、階段を下りてみる。
･･･やはりいない。

さらに下の、急だった階段の下を覗き込むと･･･。

いたぁ！

バテて座り込んじゃってるよ！！

汗だくで照れるハディさん。
それを見下ろし、
身をよじりながら笑う大阪人2人（←鬼）。

ラヴ・ハディ☆
2人がハディさんにすっかり参った瞬間だった。


……笑ってわるかったな〜と、このあと扇子で
ハディさんを扇いであげたんだよ〜〜。

扇がれながらハディさん
「実は寺院に願掛けの参拝をしています。仕事前に3時起きで」と息も絶え絶えに告白。

「ええっ、昨日は空港への迎えの仕事で午前1時ごろまで仕事してたっていってたのに！」
と驚いた我々。
現地ガイドさんの仕事もなかなかハードなのだ。


ああでも、ドライブ途中でハディさん言ってたもんなあ。
バリの人は、お医者様とまた別の次元で神様のお告げも信じてるって。

３００段を登りきったハディさんと訪れた、テラガカンのライステラス（棚田）。
小ぢんまりしてたけど、やっぱり綺麗でした！
すっかり遅くなったのが幸いしてか、観光客が全然いなかったのもGOOD（笑）


……空を映す水田の綺麗なことといったら！

グヌン・カウイで酷い目にあったのですが。。。
全然気にしていないハディさん。
むしろ私達を見るその目は、孫を見るおじいちゃん！

私達もすっかり孫気分で、
「一緒に写真を撮ろうよ〜♪」とおねだり。

…孫じゃなく娘の年齢だろ、
という突っ込みは置いといて。

ライステラスでの記念撮影。
ハディさんの表情が、疲れて空ろ（笑）。

ごめんね〜（汗）お疲れさまっ！！！

その後、ウブドに移動して、
ちょっぴり買い物ののち、ケチャを鑑賞。

―――すっかりケチャにはまった2人は、
後日改めて別のケチャを見に行くのだが、
それはまた別のお話。

次回は、世界遺産ボロブドゥールで奇跡の写真！
お楽しみに！