2007/03/18 - 2007/03/18
559位(同エリア2853件中)
エンリケさん
ポルトガル旅行4日目。
4日目にしてようやくリスボン市内の見どころを散策です。
いちばんのお目当ては大航海時代の夢の跡、ベレンの塔とジェロニモス修道院です。
<旅程表>
2007年
3月15日(木)成田→アムステルダム→リスボン
3月16日(金)リスボン→シントラ→リスボン
3月17日(土)リスボン→エヴォラ→リスボン
○3月18日(日)リスボン
3月19日(月)リスボン→トマール→リスボン
3月20日(火)リスボン→アムステルダム→
3月21日(水)→成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3月18日(日)
この日は宿泊していたホリデイインにほど近い地下鉄カンポ・ペケーノ駅から出発です。
道路の向こうにはテーマパークと見まがうほど奇妙な形をした闘牛場が見えます。
闘牛は夜遅く22時から始まるそうで、この旅では結局見る機会がありませんでした。 -
地下鉄に乗って、リスボン一の大通りである“リベルダーデ大通り”の南の終点に位置する“レスタウラ・ドーレス広場”にやってきました。
広場の中央には、同君連合を組んでいたスペインからの独立を記念した、高さ約30mのオベリスクが立っています。 -
レスタウラ・ドーレス広場のすぐ南に位置する“ロシオ広場”へとやってきました。
広場にはブラジル帝国初代皇帝ペドロ1世(ポルトガル国王としてはペドロ4世)の像があることから、“ペドロ4世広場”とも呼ばれています。
後ろに見えるのはマリア2世国立劇場です。 -
ロシオ広場からさらに南へ歩いて、テージョ川にほど近い“コメルシオ広場”へとやってきました。
中央に立つ騎馬姿の像は、1755年のリスボン大地震からの復興に努めた国王ジョゼ1世です。
日曜の朝8時台だからか、人はまばらです。
雲ひとつない青空がすがすがしいです。 -
リスボンの東部、昔ながらの赤い屋根の建物や狭い坂道が残るアルファマ地区にやってきました。
ガイドブックにはアルファマ地区は貧困層が多く、危ないようなことが書かれていましたが、それらしき人はまったく見られず、危険を感じたことはありませんでした。
確かに、貧しさを感じさせる建物はありましたが。
細い坂道を登っていくと、大聖堂が見えてきました。
12世紀半ばから建設が始められたそうですが、修復のあとがあちこちに見られ、歴史を感じさせる外観です。 -
大聖堂の内部です。
前日に見たエヴォラの大聖堂よりシンプルで素朴な印象です。 -
入口の上部にあるステンドグラスです。
円い花形の窓から光を取り入れています。 -
天井画もなんとなくシンプルな印象です。
-
こんなところにもアズレージョがありました。
アズレージョはポルトガルの文化ですね。 -
大聖堂をあとにし、アルファマ地区の高台、サン・ジョルジェ城へ登りました。
頂上からは市内が一望に見渡せます。
赤い屋根の街並みがテージョ川に沿ってずっと続いていきます。 -
サン・ジョルジェ城をあとにし、カイス・ド・ソドレ駅からベレン駅へ。
世界遺産のベレンの塔とジェロニモス修道院を見に行きます。
道を歩いていると、軍隊?の行進に出会いました。 -
大航海時代の記念碑“発見のモニュメント”が見えてきました。
テージョ川にはたくさんの船が停泊しており、海と錯覚するほどです。 -
発見のモニュメントの近景です。
エンリケ航海王子の没後500年記念行事として、1960年に制作されたものだそうです。
エンリケ航海王子を先頭に、大航海時代に活躍した約30人の人物が刻まれています。 -
モニュメント左側の後ろから2番目には、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザヴィエルが刻まれています。
両の手のひらをあわせた祈りのポーズをとっています。 -
右側には、画家のヌノ・ゴンサルヴェス(パレットををもった人物)や詩人ルイス・デ・カモンエス(詩が刻まれた紙をもった人物)が刻まれています。
-
地面には“発見”のあとを記した世界地図が刻まれていました。
日本は1541年と刻まれています。
これは、ポルトガル人が種子島に漂着して鉄砲を伝えた1543年ではなく、ポルトガル船が豊後に漂着した年だそうです。 -
モニュメントの中はエレベーターになっていて、上まであがってみました。
遠くベレンの塔が見渡せます。
しかし、偏西風なのか風が強いです。 -
ジェロニモス修道院も見渡せます。
近くでは巨大すぎてわかりませんでしたが、こうしてみると、壮麗な外観がよくわかります。
遠くには高層ビルが立ち並び、リスボンの別の一面を見ることができます。 -
発見のモニュメントをあとにし、ベレンの塔へとやってきました。
ここに来るまでに司馬遼太郎の“南蛮のみち?”を読んで、“テージョ川の公女”と称された美しさに期待が高まっていましたが、まさに期待にたがわぬその白亜の優美さに感動しました。 -
まだ3月で観光シーズンでもないせいか、観光客は少なく、並ばずすぐに中に入れました。
-
もともとベレンの塔はテージョ川の船の出入りを監視する要塞で、内部には砲台も設置されていていかめしい印象もあるのですが、外に出て前方から塔を眺めてみると、白亜の外壁のせいか、優美な印象を受けます。
司馬遼太郎は、外洋の厳しい航海から戻ってくる船乗りたちにとって最初に目にする建物だから、建設する側も無意識にそれを感じて、安心感を得られる優しい女性的なイメージの塔となったのではないかと書いています。
すごい想像力ですね。 -
塔から出ても見足りない思いがして、対岸から眺めてみました。
司馬遼太郎が言うように、船乗り達にとっても、ひきつけられる塔だったんでしょうね。 -
後ろ姿に名残を惜しみつつ、次の目的地ジェロニモス修道院へと向かいます。
-
ジェロニモス修道院が見えてきました。
こちらも白亜の外壁が印象的です。
かなり横に長く、近くからは全体を見渡せません。 -
ジェロニモス修道院の入口です。
マヌエル様式の最高傑作と称されるとおり、たくさんの精緻な彫刻がきざまれており、大航海時代の富のあとが伺い知れます。 -
本当に精緻な、細かい彫刻ですね。
-
この日は日曜だったので、内部ではミサが行われていました。
重厚な造りの柱にも細かな彫刻が刻まれており、建物全体について重厚さと繊細さが入り混じった様式となっています。 -
ジェロニモス修道院の中庭です。
これまで見てきたほかの修道院と比べても、いちばんの巨大さです。 -
別の角度から。
ヨーロッパのほかの修道院では見られない独特の様式です。
マヌエル様式(大航海時代の国王マヌエル1世に由来)とはよく言ったものですね。 -
回廊です。
巨大な竜の体内にいるようです。 -
回廊の壁面には彫刻が刻まれています。
ここまでくると、こんなところまでよく彫るなあという印象です。 -
柱もひとつひとつ模様が違うという手の込み様。
上には大航海時代の象徴である航海船の彫刻もあります。 -
巨大さと繊細な彫刻に圧倒されたジェロニモス修道院でした。
-
ジェロニモス修道院を後にし、ウルトラマル庭園を通って、ベレン駅へと戻ります。
フットボールの国らしく、緑の芝生の上では子供たちがボール蹴りなどに興じています。
日曜の午後の平和な風景です。 -
公園には大航海時代のインド総督アフォンソ・デ・アルブケルケの像もありました。
-
ベレン駅から電車に乗って、カイス・ド・ソドレ駅へと戻ります。
途中、サントス駅で降りて、国立古美術館へも寄りました。
日本から伝えられた、金箔をあしらった狩野派の南蛮屏風もきっちり見てきました。
最初に日本に接触したヨーロッパの国はポルトガルだったのにいつの間にかオランダやイギリスにとって代わられてしまって・・・そんなところにもポルトガルの郷愁感を感じます。 -
コメルシオ広場に戻ってきました。
もう17時をまわっていますが、相変わらず突き抜けるような青い空です。
この日もほんとにぽかぽか陽気で街歩きが気持ちよかったです。 -
ロシオ広場のカフェでちょっと早めの夕食です。
右上にサン・ジョルジェ城が見えますが、夕日で黄色く染まっていきます。
この日は朝早くからろくに水分補給せずたくさん歩いたせいか、ビール2杯ほどで酔っぱらってしまい、あまり記憶がないままホテルへと着いていました。。
翌日はこれまた世界遺産の修道院のあるトマールへと、ちょっと足を伸ばします。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たつさん 2012/01/13 02:24:53
- ファド!
- エンリケさん
こんばんは。
旅行記への訪問ありがとうございました。
ちょうど先週、リスボンへ行ってきたところでしたので、サン・ジョルジェ城やベレンの塔、ジェロニモス大聖堂など、同じ所へ行かれているのを楽しく拝見させていただきました。
私もレストランでファドを聴きましたが、良かったですねえ。
シアードの古い街並みに悲しげな歌声が溶け込んでいくようで、しばらく立ち上がれなかったのを覚えています。
ミャンマーなど、魅力ある国々へも行かれているんですね。
また拝見させていただきます。
ありがとうございました。
たつ
- エンリケさん からの返信 2012/01/15 14:54:23
- 懐かしきリスボン
- たつさん
こんにちは。コメントにご返信いただいた上にご訪問いただきありがとうございます。
年始はリスボンへ行ってらっしゃったんですね!
昨年は“消臭力”のCMでミゲル君の歌唱とともに有名になりましたが、リスボンはポルトガルの首都でありながらこじんまりとしていて、古い街並みや人情も残っていていいところだったという思い出があります。
ファドハウスで聴いたファドももちろん忘れられないですね。
リスボン、機会があればぜひまた行ってみたいところです。
わたしもまた、たつさんの旅行記に訪問させていただきます!
リスボン旅行記も楽しみにしています!
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