2009/12/31 - 2010/01/03
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harihariさん
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お正月はのんびりと温泉三昧。
名湯・鯖湖湯に浸かって、美味しい郷土料理を食べたり、炬燵に入ってウトウトしたり...
温泉と雪景色と名建築を堪能できた、3日間の後半です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JR特急 JRローカル
-
1月2日 7:00起床。
夜の間に、また雪が降ったみたい。 -
なかむらやさんでは、朝食までの間に必ずお茶と梅干を出してくれます。
梅干しは、酸っぱいけど酸っぱ過ぎない、でも酸っぱいって感じ。
朝の目覚ましにピッタリ。 -
朝食。
自家製のお豆腐、笹かまぼこ、菜っ葉の和えもの、山菜、きのこのお味噌汁、香の物、ラジウム卵。 -
自家製のお豆腐は、大豆の香りが立って美味しかった。
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では、雪の降る中、今日も出かけよう。
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鯖湖湯の看板もすっかり埋もれてしまって。
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ここが鯖湖湯。老朽化のために、平成5年にこの場所に建て替えられています。
仕方がないとはいえ、やっぱり残念な気もしますね。 -
鯖湖湯の泉温は45度ぐらい。熱いことで有名ですが、少し我慢して浸かってしまえばとても気持ちがいい。
地元の人の話す土地の方言を聞きながら、旅先を実感したり。
お風呂から出ると、ますます雪が激しくなっていて… -
こうなると雪かきも大変。頭が下がります。
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午前中は、立ち寄り湯巡りをしてみようと...
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昨日、スニーカーでは怖々歩いていましたが、旅館に長靴を借りた途端、ガシガシと歩けるようになって。
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川を見下ろせば、見事な雪景色が広がっています。
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人も、車も、ほとんど通らない。
この雪じゃ、そりゃそうか。 -
ちょいと遊んでみたりもする。
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仙気の湯。
地元率のかなり高い公衆浴場。
温泉文化が根付いているのか、若い人からお年寄りまで、家にもお風呂はあるだろうに、朝から温泉にやってくるのです。 -
これでは雨宿りというか、雪宿りせずにはいられないです。
ちゃんこちゃんこの湯という足湯スポットで。 -
切湯。
わずかな間隙を衝いて、次の立ち寄り湯にやってきました。
ここも地元率ほぼ100%。
何より、狭い…。湯船は頑張っても3人が限界。洗い場を合わせても、8人も入ってると窮屈な感じ。
でも、お湯は気持ちいい。いつまでも入っていたくなる。 -
切湯はこのように、階段を下りた地下にあるのが珍しい。
初めての人は、絶対にドキドキすると思う。 -
少し早いけど、お風呂に入ってお腹もすいたので、昼ご飯にします。
仙臺屋さん。 -
なめこ蕎麦。
お蕎麦にレンゲがついてくるのは、珍しいような気がしますが、美味しかったです。 -
和菓子の澤田屋。
名物の胡桃ゆべし、巻き煎餅を購入。 -
また雪が激しくなったので、ひとまず旅館に戻ってきて。
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3泊目の今日は、江戸時代に建てられた江戸館です。
毎日部屋を変えられて、ラッキーです。 -
明治館に比べると、部屋の造りや調度品は質素になりますが、それはそれでまた雰囲気があるというもの。
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例えば引き手。花瓶に活けられた花のデザイン。
柱の傷は、百年以上の歴史を物語っているようで… -
部屋から外を見た景色。
足湯にはさすがに人の姿は見えず… -
しばらく部屋で雪が止むのを待って、タクシーで隣の桑折(こおり)町に。
旧伊達郡役所。1883年(明治16年)に建設の重要文化財、
雪の中に聳える様子は、まるで当時そのままのようで。 -
正月休みのために中には入れませんが、せっかく近くまで来たので、外側だけでも見たかったからタクシーで来てみました。
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張り出した玄関ポーチの2階部分をベランダとして、さらにその上部を塔屋とする。今も全国各地にいくつか残る、明治の郡役所建築の特徴がよく出ています。
ため息のでるような、見事な擬洋風建築。 -
桑折町のマンホールも、伊達郡役所。
町のシンボルです。 -
タクシーの中から、車窓の風景。
感動の銀世界。 -
医王寺にやってきて。
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参道の並木道。
広い境内は貸し切り状態。 -
積もったばかりの粉雪。
雪の粒までが見えるようで。 -
薬師堂。
ここ医王寺は、源義経に仕えた佐藤継信・忠信兄弟の菩提寺です。
義経や弁慶も、奥州に落ちのびる途中、ここに立ち寄り二人の菩提を弔ったということです。 -
なかなか見事な彫り物。
お堂の四方には、十二支の彫り物も飾られています。 -
平安末期、源平の戦い。
屋島の戦いにおいて、平氏方の能登守教経が義経に向けて放った矢を、身を挺して防ぎ散った兄の継信
。
その後、兄頼朝に追われることになった義経が、京都堀川で急襲された際、自ら義経を装うことで見事に主君を逃すことに成功し、そして散った弟の忠信。 -
江戸中期、松尾芭蕉もここを訪れ一句残している。
「笈も太刀も 五月にかざれ 紙のぼり」
そうか。芭蕉がここに来たのは5月だったか。今も寺宝として残る弁慶の笈や義経の太刀を、芭蕉も見たんだ...。
雪に閉ざされた静かな境内は、800年前に生きた佐藤兄弟、300年前に訪れた芭蕉、そして今ここにいる僕たちをつなげる、何かがあるような気にさせてくれます。 -
佐藤兄弟を弔う碑や石仏があちこちに。
何百年もの間、人々の心を打ち続けてきた忠義の物語。 -
誰も踏んでいない真っさらな雪。
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タクシーの運転手さんは、料金メーターを止めたままにして待っていてくれました。
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15:30、旅館に戻ってきました。
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ちょっと小腹がすいたので、宿の前にある商店にコンニャクを食べに行きました。
熱々のコンニャクは、だしの味がして、懐かしい素朴な美味しさ。 -
夕食まで、熱い温泉でゆっくりと体をほぐしました。
至福のひととき。 -
夕食。
風呂吹き大根。大根おろしのイクラのせ。もずく。なめ茸と食用菊。香の物。 -
大根の酢の物、鰆の焼魚、梅干。
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お造り三種盛り。
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今日はご主人のおススメ。二本松のお酒。
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福島牛のステーキ。おろし醤油で。
そろそろお肉も食べたいなって思ってた頃だったので、最高に嬉しい。 -
魚の身が入ったお味噌汁、ご飯。
じつはこの他にも、最初の日に食べた蛤と海老の土瓶蒸しが再登場。
美味しいものは何度でも大歓迎。 -
デザートに蜜柑。
冬はこたつで蜜柑。 -
少し酔ったので、外の冷たい空気を吸ってみようと。
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最後の晩なので、外の景色も堪能しとかなきゃ。
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夜食には、澤田屋さんで買ったお饅頭。
「あげまん」は、表面がパリッと固くて面白い食感。
甘さもちょうどで、まだ食べられそうに思うくらい美味しい。 -
夜中に再び温泉に入って。
これで何度目だ?何度入っても気持ちいいんだけど。
江戸時代から続く建物で、歴史の長さを深く味わいながら。
1:00 就寝。 -
6:30 起床。
最後の朝風呂で目を覚まして。 -
朝食。
目板鰈、ほうれん草のお浸し、とろろ、しめじと茄子の炊きもの、お味噌汁、ご飯と香の物、そしていつものラジウム玉子。 -
体によい日本人の朝食。
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ラジウム玉子。黄身の味が濃くて美味しい。
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2階が全部、僕たちの部屋。左の窓から奥さんが顔をのぞかせます。
たまに通る観光客が、なかむらや旅館を見て、2階にいる僕たちを見て、驚いたような表情になるので、ちょっと得意気。 -
チェックアウトまでの僅かな時間、惜しむように館内の写真を撮りまくる。
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木造の温もりを味わうなら、こんな宿が一番。
大型観光ホテルでは絶対に味わえない、のどかで安らげる宿。 -
大晦日から3泊もお世話になりました。
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飯坂温泉の駅まで車で送ってもらって。
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10:20 福島行きの電車がやってきました。
あとは東京を経由して大阪に帰るだけ。
3泊4日の飯坂温泉 なかむら屋旅館。明治から江戸にかけての木造建築に泊まる旅。
お正月ならではの料理と、病みつきになるような熱々の温泉と。
まるで僕たちが連れて来たかのような大雪と、感動の銀世界と。
そして僕たちが帰る日になると、途端に晴れ間をみせるようになりました。
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