ケアンズ～ウルル・カタジュタ⑥　4日目　登山とヘリコプター

2010/03/28 - 2010/04/03

2010.3.31
■ウルルサンライズ・登山、麓めぐりなし
この時期の日の出はもう遅いので楽。
cf.日の出時間・pick up時間表
http://www.ats.co.jp/city_info/ayq.html

※先住民アボリジナルのアナング族（アボリジニの原義は先住民ではなく、『原住民』で英語的には、差別的ニュアンスが残っているそうなので控えるのが良）は、聖地登山とそれによる事故を懸念して、「快く思っていない」とされています。それは事実でしょうが、ウルルカタジュタ国立公園の管理組織の理事10人の構成は、アボリジナルの男 4人、同女 4人、白人 2人なわけで・・そこで登山していいと言ってるうちは、してもいいでしょう。しかし、アナング族の地代は年1600万円ほど、入園料は一割、もちろん副次的な観光収入、その他の国家予算から福祉と某かの特権を供与されてるはずなのだけど・・地代は安すぎだろ!?
で、本題。
●登山は、主に風のために開山しないことが多い。ツアーでは、１時間おきにツアー終了時刻（ウルル登山口10:00出発、麓めぐりへ移動）まで2～3回（夏は日の出が早いので3回かな？今回は2回 8:00 9:00でした）登山口を確認。その都度、ダメなら麓めぐりして時間つぶしになる
∴最初から麓めぐりとアボリジニ文化センター見学のセットされているツアーを選ばない方がいい!!　と思った・・そして予想通り登山できず（残）
麓めぐりのないツアーではバスを乗り換えて早着するが、そのバスが出発するまでにガイドさんなしで、マラウォークを歩いてこれる。
※違いは、値段と帰りのバスとマラウォークにガイドが居るかいないかだけですよ～　

●どうしても登りたい場合
翌朝、無料再参加できますが、サンライズから行程やり直しだし、現実的な条件は一緒。ツアーでは行程が控えているので、9:00で開山しても速脚でないと往復できないので登頂まで無理。余計に無念でしょう。
・風は朝が強いことが多いらしく昼ごろに開山することもある。
・夏場は気温条件で早朝以外、開山しないことが多くなる。
∴夏を避ける。ホテルコンシェルジュに開山したら、連絡をもらえるように、そして直ちにウルルエクスプレス（ワンボックス～マイクロバス）を手配してくれるようにと、予め依頼しておくのがいいでしょう。ツアー後が、free time なら、一旦ホテルへ戻ってから待ちをかけてもいいわけです・・

我が妻は、登山道の傾斜と手鎖を見てさっそく、闘志を無くし翌日挑戦権も放棄（サンライズはそれほど感動しなかったらしく、また繰り返すのも嫌だと。たしかに同意）もちろんウルルエクスプレスを個人手配するなんて気もなく、午後はせっかくリゾートなんだからまた～り決定。

■昼食 Geckos cafe
その後・・妻子は風呂も入らず爆眠（笑）リゾート関係ねぇ
おいら一人でプールでまた～り。
　16:30 妻子起床し、入浴。

■17:45 pick up ヘリコプター30分ウルル・カタジュタツアー
一日中好きな時間で飛べますが、サンセットに合わせるといいらしいす。
おすすめ度★★★★★
世界中に数あるヘリからの俯瞰でも間違いなくトップ水準の場所ですから高いくても見て損はない。GBRでジュゴン探すよりいいな

■夕食 TALI BAR
ここフードバリエーションが意外にあって、値段もそこそこ。Geckos cafe とほぼ一緒。SAILS のプールサイドバーも兼ねてるので、昼間メニューを見せてもらって気に入った。

エリア エアーズロック(オーストラリア)

まだ真っ黒なウルル　フラッシュなんか届くわけねぇ

日の出時刻
日が登り始めたらしいけど、反対側は曇って朝焼けすら見えず、日の出がはっきりしない。

紅くなってきましたぉ
そしていつの間にかウルル側の空が曇になってるじゃないか？（今並べて気づいたzo）

もういいやと思ってトイレに行ってバスに乗ろうとしている時
位置が違うけど、紅くなってきました !! これじゃね？

正式名称不明「エアーズロックの脳味噌」とか「みじんこ」と言われる。失礼なので「ウルルの」とはあえて言わない？

登山道　下でも木が風にけっこう揺らされてる。
山頂は、高さ348m・標高=海抜 867m。何もない高地に凸出した10階建てのビルと同じだ。
岩だから、裸山だしそりゃ上の風はかなりクルでしょうね

かみさん撮影・・Geckos Burger A＄17.00

わたくし・・Red Rock pizza A＄26.00
しょっぱいんだけど、美味い。
またしても、純然たるビール加速装置ww

娘の Fish and Chips A＄21.00
これヒットらしいです。

SAILS IN THE DESERT のプールでまた〜り。
雑誌と、i-phoneと、メモ帳。時々泳ぎ、時々呑みながら
うつらうつら
美女指数 ゼロ　邦人指数 3

ヘリコプター前集合
ちっさぁ〜い 4人乗機 !? これで飛ぶのかぉ？

出撃　西前方 ヒトマルナナニー
目標 カタジュタ　
距離 ゴーマル・・ほんとに50kmも離れてるのか？信じられん

たくさんの頭　36個確認

珍しいアングルで妻が撮影していたので　うｐ

おなじみの正面へ　
こうして見ると　カタジュタが地層という絨毯のしわのようにも見える。
この大地には無数の皺が寄っているのだからね

目標 ウルル
距離 サンマル

ほ〜ら、大地には畝のような蛇のような盛り上がりがずっと覆っているのだ。

ウルル　降臨
燃えているぞ　まさに Red Rock
ウルルでは地層が縦になっているのがわかるでしょう？

ウルルは巨神の握拳が突き出たようにも見えるよ
一番手前の稜線が登岩道と思われます。