ロマンチック街道からスイス・アルプスへ　（３）ローテンブルグ

2002/06/26 - 2002/06/27

2日目夕刻ハイデルブルグから古城街道を小さな古都ロー
テンブルグに到着。
私のHome Pageから制作しています。
http://travelingmaki.kilo.jp/page30.html
3日目は朝からローテンブルグの市内見学へ。
午後からはロマンチック街道を更に南下。バスで50キロ
ほど走ってディンケンスビュールへ。
その後はネルトリンゲンです。

エリア ローテンブルク(ドイツ)

ドイツ2日目午後5時前にハイデルベルグを発っ
たバスは7時頃ローテンブルグに到着。
写真は宿のSchranneシュランネ前のツアーの
皆さん。外見可愛いこのホテルは通された自室
はとてもこじんまりした小さなシングル。
チョッと侘しくなる風情。

周囲2.5キロを古い城壁が取り囲む中世の町
さながら。それと言うのも9世紀にスタート
したこの町は12―14世紀にその最盛期を迎え
たが、その発展に貢献した中継貿易が衰退す
ると町の発展も止まってしまった。

しかし今となってはその中世の町並みが観光
資源となって国内外から人が集ってくる。

地元のカフェ･レストラン。外のテラスも観光
客で埋まる。

ホテルから5分も歩けば町の中心マルクト広
場にでる。ローテンブルグの市庁舎の隣の
建物があの有名なからくり人形の見られる
時計塔、市参事会酒宴館である。
1日7回チャンスがある。夜間は9時と10時。
着いた日の夜、もうすぐ9時です。
時計塔の前で新潟から参加のY夫妻。実は
二人は新婚旅行の旅である。

翌朝7時半に集合して希望者だけガイドの案内
で城壁を歩く。そんなに高い壁ではなく幅も狭
い。可愛い民家（？）を見つけてシャッター
を切る。

8時半には一旦解散。
午前10時半のバス出発までは自由時間。
また町中に出て写真を撮ったり土産店を覗い
て歩く。

土産店のあちこちを覗いて散策。

またマルクト広場にやって来た。
小さな町の中心はホテルからもほんの5分ほ
ど。立派な市庁舎。先程の時計塔はこのす
ぐ右手に建っている。

マルクト広場を出るとすぐの道は左右に分か
れている。有名な写真スポット。
肝心の人物が暗いスナップ。
その人物はYOSHITOです。

まだ集合時間には間がるとアクセサリーや
貴金属の店先を覗いていた。奥行きのある
店でツアーの顔見知りの人たちもいた。
彼女たちにつられて私も娘にイヤリングを
探していた。そして彼女には少し太過ぎる
シルバーのリングは自分に嵌めていた。
私にはその趣味は全くなかったが。
28.50ユーロでたまたま持ち合わせた100
ユーロ紙幣で払うと釣銭が足りない。
店員の一人は
『すぐ両替してくるから少しだけ待って』
と走って行った。残った店員は
『すみませんが。未だ今朝は早いので釣銭
が間に合わなくて』
私は待っている間に
『すみませんが写真を撮らせて下さい』
と断りチョッと緊張した彼女にシャッター
を切っていた。

10時半にはローテンブルグを出発。
ロマンチック街道を50キロほど南下して次の
ディンケンスビュールに向う。

城壁と水壕に囲まれた小さな町。
ドイツでも第2次世界大戦の被害は少なく
中世がそのまま残されている貴重な町。

ディンケンスビュールの城門をくぐる。

確かに現代のドイツの町並みとはかなり違う。

我々の滞在時間は1時間となく忙しく見て回
った。

町の観光用の馬車である。

カラフルな建物が並ぶ。

町の城門を出たバスへの帰り道。

ディンケンスビュールを出発して30キロ余。
ネルトリンゲンに到着する。
もう1時半になり城門の前のレストランで少し
遅いランチとなる。

ネルトリンゲンは卵型の城壁に囲まれた中世
の街。街の中心にはザンクトゲオルク教会が
ありそこに90メートルほどのダニエルの塔が
ある。希望者だけがこの塔の階段を上った。

街のカフェ風景。

私は写真を撮りたいばかりに他の10人程の
人々と一緒に添乗員の後に続く。狭い石の
階段、そして途中からは木の階段を300段
と上がる。
頂上のすぐ手前の踊り場に小さな机を置い
てお爺さんが1.60ユーロのチケットを売っ
ていた。

更に10余段上がると塔の外周に出た。
そこにアッと息を飲むほどの景観が待ってい
た。文字通り360度の展望が開け、城壁内の
オレンジ色の民家の屋根、それを取り巻く緑
の風景。

この後ネルトリンゲンを発ったバスは次の目
的地ミュンヘンへ向う。