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2010年4月1日(木)<br /><br />醍醐寺は、西国第11番の札所である。<br /><br />始まりは874年(貞観16年)とされるから、1000年以上の歴史を刻む古刹だ。<br /><br />桓武天皇による平安京遷都は794年だから、それから80年後になる。<br /><br />開いたのは、弘法大使の孫弟子にあたる、理源大師。<br /><br />その後、醍醐、朱雀、村上と、引き続き三代の天皇が深く帰依し、951年(天歴5年)には五重塔が完成して、山上から山裾にまたがる大伽藍が整った。<br /><br /><br />地下鉄醍醐駅から東に進むと、旧奈良街道に面し、醍醐寺の西端にある総門に突き当たる。<br /><br />総門を挟んで、早くも桜の花また花。<br /><br />目指す「雨月茶屋恩賜館」は、総門の直ぐ右手にあった。<br /><br /><br />表土の剥げかかった土塀や、苔の緑がうっすらと絡まる屋根瓦。<br /><br />こうした古い物たちに、新鮮な桜花が見事な調和を見せている。<br /><br />雨月茶屋は予約の時間まで一時間もあり、しばらく付近を散策する。<br /><br /><br />近くには、エンドウの入った煎餅、素朴な味の焼栗など、土産の屋台店が並んでいて、元気のいい娘たちが試食を勧めてくれる。<br /><br />そのやさしさに、つい誘いに乗ってつまんでみると、思いのほか美味しい。<br /><br /><br />雨月茶屋と霊宝館を隔てる南北の道は、両側の桜がトンネルになっていて、通り抜けを味わうことが出来る。<br /><br />観光バスの駐車場が近いこともあって、人波が途絶えないが、みな平和そのものの柔和な顔をしている。<br /><br />花のせいか、仏のせいか、恐らくその相乗効果なのだろう。<br /><br /><br />霊宝館の前を通り過ぎると、どこからか読経が聞こえて来た。<br /><br />その音に誘われて門をくぐると、隣の報恩院だった。<br /><br />ここでは、毎日午後1時から護摩が焚かれ、家内安全、商売繁盛、厄除招福などの祈願が行われている。<br /><br />しばらく園内に佇めば、心穏やかになっている自分を見つける。<br /><br /><br />写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,590件 写真6,770枚)をご覧ください。<br />http://4travel.jp/traveler/katase/<br /><br />エーゲ海クルーズやスイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)<br />http://4travel.jp/traveler/takafumi/<br /><br />ブログの作成日順に並んでいる「片瀬貴文の記録」(文章1,650件)<br />http://blog.alc.co.jp/d/2001114<br /><br />(片瀬貴文)<br />

醍醐の花見【02】花と仏と読経の声で穏やかになった自分を発見する

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2010/04/01 - 2010/04/01

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ソフィ

ソフィさん

2010年4月1日(木)

醍醐寺は、西国第11番の札所である。

始まりは874年(貞観16年)とされるから、1000年以上の歴史を刻む古刹だ。

桓武天皇による平安京遷都は794年だから、それから80年後になる。

開いたのは、弘法大使の孫弟子にあたる、理源大師。

その後、醍醐、朱雀、村上と、引き続き三代の天皇が深く帰依し、951年(天歴5年)には五重塔が完成して、山上から山裾にまたがる大伽藍が整った。


地下鉄醍醐駅から東に進むと、旧奈良街道に面し、醍醐寺の西端にある総門に突き当たる。

総門を挟んで、早くも桜の花また花。

目指す「雨月茶屋恩賜館」は、総門の直ぐ右手にあった。


表土の剥げかかった土塀や、苔の緑がうっすらと絡まる屋根瓦。

こうした古い物たちに、新鮮な桜花が見事な調和を見せている。

雨月茶屋は予約の時間まで一時間もあり、しばらく付近を散策する。


近くには、エンドウの入った煎餅、素朴な味の焼栗など、土産の屋台店が並んでいて、元気のいい娘たちが試食を勧めてくれる。

そのやさしさに、つい誘いに乗ってつまんでみると、思いのほか美味しい。


雨月茶屋と霊宝館を隔てる南北の道は、両側の桜がトンネルになっていて、通り抜けを味わうことが出来る。

観光バスの駐車場が近いこともあって、人波が途絶えないが、みな平和そのものの柔和な顔をしている。

花のせいか、仏のせいか、恐らくその相乗効果なのだろう。


霊宝館の前を通り過ぎると、どこからか読経が聞こえて来た。

その音に誘われて門をくぐると、隣の報恩院だった。

ここでは、毎日午後1時から護摩が焚かれ、家内安全、商売繁盛、厄除招福などの祈願が行われている。

しばらく園内に佇めば、心穏やかになっている自分を見つける。


写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,590件 写真6,770枚)をご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/katase/

エーゲ海クルーズやスイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/

ブログの作成日順に並んでいる「片瀬貴文の記録」(文章1,650件)
http://blog.alc.co.jp/d/2001114

(片瀬貴文)

  • 雨月茶屋と霊宝館に挟まれた道は<br />桜の通り抜けだ

    雨月茶屋と霊宝館に挟まれた道は
    桜の通り抜けだ

  • 苔むした桜の木<br />

    苔むした桜の木

  • 桜と土塀がよく合っている

    桜と土塀がよく合っている

  • 雨月茶屋<br />恩賜館

    雨月茶屋
    恩賜館

  • 雨月茶屋<br />売店

    雨月茶屋
    売店

  • 土塀のしみ<br />桜樹の苔<br />年月が奏でる調和

    土塀のしみ
    桜樹の苔
    年月が奏でる調和

  • 無心に花が咲いている<br />いずれ散ってゆくだろう<br />そして来年<br />また咲くだろう

    無心に花が咲いている
    いずれ散ってゆくだろう
    そして来年
    また咲くだろう

  • 報恩院も<br />花に包まれている

    報恩院も
    花に包まれている

  • 天然と人工<br />古さと新しさ

    天然と人工
    古さと新しさ

  • 花が生き生きと<br />舞台を演じている

    花が生き生きと
    舞台を演じている

  • 枝垂れ桜と反り屋根との競演

    枝垂れ桜と反り屋根との競演

  • 花の喜びが<br />聞こえそうだ

    花の喜びが
    聞こえそうだ

  • 歴史を経た<br />落着き

    歴史を経た
    落着き

  • しばらく見とれた石

    しばらく見とれた石

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