2010/04/01 - 2010/04/01
470位(同エリア599件中)
ソフィさん
2010年4月1日(木)
醍醐寺は、西国第11番の札所である。
始まりは874年(貞観16年)とされるから、1000年以上の歴史を刻む古刹だ。
桓武天皇による平安京遷都は794年だから、それから80年後になる。
開いたのは、弘法大使の孫弟子にあたる、理源大師。
その後、醍醐、朱雀、村上と、引き続き三代の天皇が深く帰依し、951年(天歴5年)には五重塔が完成して、山上から山裾にまたがる大伽藍が整った。
地下鉄醍醐駅から東に進むと、旧奈良街道に面し、醍醐寺の西端にある総門に突き当たる。
総門を挟んで、早くも桜の花また花。
目指す「雨月茶屋恩賜館」は、総門の直ぐ右手にあった。
表土の剥げかかった土塀や、苔の緑がうっすらと絡まる屋根瓦。
こうした古い物たちに、新鮮な桜花が見事な調和を見せている。
雨月茶屋は予約の時間まで一時間もあり、しばらく付近を散策する。
近くには、エンドウの入った煎餅、素朴な味の焼栗など、土産の屋台店が並んでいて、元気のいい娘たちが試食を勧めてくれる。
そのやさしさに、つい誘いに乗ってつまんでみると、思いのほか美味しい。
雨月茶屋と霊宝館を隔てる南北の道は、両側の桜がトンネルになっていて、通り抜けを味わうことが出来る。
観光バスの駐車場が近いこともあって、人波が途絶えないが、みな平和そのものの柔和な顔をしている。
花のせいか、仏のせいか、恐らくその相乗効果なのだろう。
霊宝館の前を通り過ぎると、どこからか読経が聞こえて来た。
その音に誘われて門をくぐると、隣の報恩院だった。
ここでは、毎日午後1時から護摩が焚かれ、家内安全、商売繁盛、厄除招福などの祈願が行われている。
しばらく園内に佇めば、心穏やかになっている自分を見つける。
写真は「ソフィーさんのマイページ」(訪問54カ国、文章1,590件 写真6,770枚)をご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/katase/
エーゲ海クルーズやスイスの写真が美しい「片瀬貴文さんのマイページ」(文章625件 写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/
ブログの作成日順に並んでいる「片瀬貴文の記録」(文章1,650件)
http://blog.alc.co.jp/d/2001114
(片瀬貴文)
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