春のトルコ９日間ツアー③

2010/03/15 - 2010/03/23

春の激安トルコツアーの３日目。
今日は、エーゲ海地方の遺跡巡り。

遺跡の美しさに感動した一日でした。
古代ローマ人が歩いていた場所を同じ様に歩いていることの不思議さと彫刻の素晴らしさ！壮大なスペクタルにお誘いします♪

①ベルガマ・アクロポリス遺跡
②エフェソス遺跡
③パムッカレ泊

エリア エフェス遺跡周辺(トルコ)

本日の出発→７：４０

ベルガマ・アクアポリス遺跡に到着。
標高３３３ｍ丘の上に広がる古代ペルガモン王国の遺跡。
下にある街並みが見渡せる素晴らしいロケーション！

この景色だけでも感動もの・・・。

アクロポリス遺跡に入場すると、一面に白いマーガレットが咲き乱れて、美しい！！

この愛らしいマーガレットの白小花が一面に咲く丘と遺跡のコントラストがまた素晴らしい！！

この季節だけのお楽しみだったのかも知れない！
だったら、とってもラッキー！

下の街並みがくっきりと見えて美しい。
古代のローマ人もこの景色を眺めて、お茶していたのかと想像すると感動がより深まる。

遺跡のあるベルガマは、かつてベルガモンと呼ばれ、第２のアテネと称されるほど栄えた地。

紀元前２８１年にペルガモン王朝を築いたが、図書館のレベルも世界最大級、ベルガモンは羊皮紙（パーチメント）を発明し、これによって蔵書数が飛躍的に伸びていったという。

遺跡に小さく白く見えるのは、全てマーガレットの可憐な花達♪

回廊があった場所。
短くなった柱の一部だけが残っているけど、天井付きの大理石の素晴らしい回廊だったそう。

アーチが続く通路が綺麗に残っていた・・・。

遺跡の丘に咲く花。

大劇場。
スケールが大きくて驚く！
イタリアのコロッセオには、行ったけどそんな規模じゃない壮大です。

丘の急斜面全部を利用して作られている大劇場。
遠く街を眼下に望める素晴らしいロケーションです！

ここは、ギリシャ？と思わせるような、高さのある神殿が残っている。

想像以上の大きさに圧倒される。

細かい彫刻が細部まで美しく残っている。
三角形の形をしていた屋根のようです。

トラヤヌス神殿。
大理石で作られた真っ白な神殿はベルガモンのシンボル。
柱が並ぶ回廊で、神殿の三方が囲まれていた。
美しいコリント式やイオニア式の列柱が復元されている。

快晴のこの日、真っ青な空と真っ白な大理石の遺跡のコントラストが美しい！！
眩しい白さだ！

アカンサス・モリスの葉の柄。

我が家の庭にも、アカンサス・モリスを植えようと思った。

エーゲ海地方の遺跡は、ここがギリシャ？と間違えそうな雰囲気を持つ。

古代ローマ時代にローマ人によって建てられたのだから当たり前かも・・・。

トルコって言う国は、一挙両得だと思う。
エーゲ海も楽しめて、ローマ遺跡も楽しめて、温泉も入れて・・・。

細かい彫刻にが細部までびっしり。
崩れずに美しかった当時の建物を想像しながらの見学は楽しい♪

ライオンの顔。
口から水が出ていたそう・・・。

回廊跡。

トルコの遺跡に野良猫は付き物のようで・・・。（笑）

大好きなショット！！

遺跡とマーガレットのコラボ♪

お土産屋さん。

お土産に携帯入れ？カメラケース？を買った！
トルコっぽいチープなきらびやかさでオリエンタルでしょ！

「二つで５リラ」と言っていたけど・・・。
一つで２リラにしてもらった！
トルコでは、言い値で買わないこと！！

２リラ→約１２０円　　　安〜い♪

アイラン製造機？
トルコのヨーグルトドリンク。アイラン！
甘味は全く無くて、塩味のヨーグルトドリンクと言った感じ・・・。

今回の旅の初アイラン！
ビールの中ジョッキの中に泡が溢れるほどに入っている！
二人でそれぞれに注文してしまったけど・・・。
半分も飲めなかった・・・。（泣）
かなり、ヘビーだぁ〜。

７リラ→約４２０円

昼食の最初は、ホウレンソウのドロッとした物？
中途半端な味付け・・・。

パンの入った籠のリボンまで、目玉のマーク。
トルコの魔除け→ナザール・ボンジュ。

マッシュポテトを焼いた物。

チョップシン。
羊肉の串焼き。
小さいので食べやすかった！
下に引いてあるのは、バターライス。

いつもご飯が出てくる所がいいよね♪

ライスプディング。
どうやら、トルコはプディングとライスプディングが美味しい♪

エフェソスの遺跡に到着。
こちらは、海に近い平坦な場所にある。

ヴァリウスの公衆浴場。
トルコ風呂→ハマムなどもあったそう。

一時は人口２５万人を超えるほどに発展したエフェソスでは、野外大劇場や図書館、公衆浴場などが整備され、今も壮麗な遺跡を見ることが出来ます。

紀元前７５０年にギリシャからイオニア人が住み、都市国家が形成された。
やはり、エフェソスの黄金期はローマ時代。

重要な交易の中心地として街は栄え、華やかな黄金期を迎えた。

遺跡と猫は、トルコ名物？

スポーツメーカー・ナイキの社名にもなっている、勝利の女神ＮＩＫＥのレリーフ。

このレリーフが、スォッシュマークの元になったと言われているので、皆この前で写真を撮っている！

三角レリーフの形？
女神の腰に付いた垂れ下がったリボンが近いかも？

ヘラクレスの門。
ヘラクレスの姿が柱に彫りこまれている。

クレトス通り。
ヘラクレスの門からセルスス図書館まで続く通り。
路の両側には有名な議員や医者の石像が並んでいる。

任期を終えて交代の際には、石像の頭部のみを外して現職者の物と交換した。
なので、頭無し〜。

ローマ支配下の紀元前１３０年頃は、ローマ、アレクサンドリアについで３番目に人口が多い都市だったとか・・・。

国際会議なども開かれていた。

草が生えないようにびっしりと大理石が隙間なく敷き詰められいたと言う。

キリストの死後、使徒ヨハネが聖母マリアと伴って移り住み、余生を過ごした場所としても有名！

トラヤヌスの泉。
１３５年頃、トラヤヌス帝に献上された泉。
手前は水道、奥の池は鏡として使われていた。
夜間は泉の周りにトーチをかかげていたので、その灯りでレリーフがユラユラと揺れて、とても幻想的だったという。

この古代の時代に、もう地球が球体であったことをしっていたエフェソスの人々は、すぐれた知識を持っていた！

クレトス通り。
ヘラクレスの門からセルスス図書館まで続く通り。
路の両側には有名な議員や医者の石像が並んでいる。

ハドリアヌス神殿。
１３８年頃に当時の皇帝ハドリアヌスの為に捧げられた神殿。
手前の４本はコリント式の柱で、上部のアーチには運命の女神ティケ（手前）とメドゥーサ（奥）のレリーフが彫られている。

メドゥーサの像が彫り込まれている。

メドゥーサのアップ！

公衆トイレ。
長いベンチに穴がいくつも空いたようなトイレ。
汲み取りの管理もしっかりとされていて、手前の水路の水でお尻を洗うなど、かなり衛生的であったよう。

公衆トイレ。

このように座って用をたします。（笑）
現地トルコ人ガイドのボラさんが実演してくれました！
ナイス！！

セルスス図書館。
エフェスのシンボルとも言える美しい壮大な規模の建物。
人の大きさと比べるとその壮大さが分かる。

セルスス図書館。
１階はイオニア式、２階はコリント式と様式の異なる柱で造られており、正面には知識、学識、聡明、高潔を象徴する４体の女神像が置かれている。

２世紀、この地を統治したセルススを偲んで息子ティベリウスが建立。

遺跡と猫って似合いますね・・・。

娼婦の館の方向を示す石版。

大劇場。
約２万４０００人を収容できたと言う、トルコで最大級の円形劇場。
紀元前３世紀に完成した後、ローマ時代に増築された。
山の斜面を使って建てられた劇場は音響効果も抜群！

大劇場には、この花が沢山咲いていました・・・。
当時からでしょうか？

大劇場の全景。

港の船着場に向かっていく通り。
クレオパトラやシーザーもこの道を寄り添って歩いていたと言う。
その路を歩いてみるとローマ人になったようで感慨深い・・・。

皮の専門店に立ち寄る。
ツアーのお決まり・・・。

パムッカレ到着時には、もう暗くなってしまった。
本日の宿泊ホテル。
スパホテル・コロッセア・テルマルの到着。

２階建てで離れがいくつもあるタイプのホテル。
エレベータはないが、ポーターさんが２階まで荷物をあげてくれた！

温泉プールやハマム（とるこ風呂）付きのリゾートホテル。

ホテルの室内。

夕食。

トマトのスープ。

初、トルココーヒー。
ドロッとして濃い味なので甘い砂糖が最初から入っている。
下にドロドロが残る。

５リラ→約３００円。

豆とライスも入ったスープ？

パムッカレの温泉つきのホテル。
水着を持参したので、入ってみた！

水着だけでなく、必ず帽子も着用しなくてダメ。
水着や帽子はホテルでも販売していましたよ。

室内は、温泉プールと隣に温泉があり、ほとんどつながっている。
温泉につかったら、長旅の疲れがスッととれてすっきりした！
やっぱり日本人は深いお風呂に浸からないとダメなようで・・・。（笑）

外のプールも入ってみたかったけど、冬季は閉鎖らしい。

ちなみに、温泉プールやハマム、アスレチックジムは無料でした。

でも、到着時間が遅くて、夕食を済ませて急いで温泉プールに入ってら、暫くして終了の１０時でした！
プールに行かない人は、ハマムもいいですよね♪

このバスでトルコ中を巡りました！