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なんて平和な南の島。

ボルネオ島 コタキナバル

9いいね!

2009/08/10 - 2009/08/16

671位(同エリア1585件中)

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28

はぴ

はぴさん

なんて平和な南の島。

同行者
一人旅
交通手段
タクシー
航空会社
マレーシア航空

PR

  • マレーシア航空にて成田発 13:30 コタキナバル着18:15<br /> 6時間半程度の、海外旅行としては気楽なフライト。<br />ほんの3日前に決めただけあって、リサーチ不足ではあるが、英語も通じる事だし、なんとかなるだろう。と甘く見ていたら、東京での豪雨が出足をくじき、成田Expressが1時間以上送れた。ホームからチェックインカウンターまでみんな走る走る。そんな中、足元に日本国籍ではないパスポートが・・・拾おうとした瞬間、となりのカップルが拾い上げ、近くのカウンターに届けていた。なんとなく気になりながらもエスカレーターを上がって行くと、何やら日本語でも英語でもない言葉で大もめなカップル。パスポートケースのようなものを持って騒いでいるので、とりあえず声をかけ、下の階にあると伝えると、彼女の方が登りのエスカレーターを駆け下りて行った。その後どうなったかわからないが、無事に飛行機に乗れた事を願う。<br /> 機内食はチキン&ごはんとそば。これにパンもついていて、炭水化物が多いなぁと思いつつも、なかなか美味。最近の機内食は本当に質が高いと思う(特にアジア系)。<br /><br /> 豪雨のせいで、飛行機の出発も遅れ、コタキナバルの空港に着いたのは19時半頃だった。コタキナバルの空港から街まではタクシーが一般的らしいので、リサーチ通り構内で街までのタクシーチケットを購入。30RM。約15分程でホテル「Kinabalu Daya hotel」に到着。下層階はうるさいのではないかと心配していたが、9階で窓有り、バスタブこそないが広さもあってコストパフォーマンスは良い気がする。Booking.comで3泊予約したので、手続きをすませ、早速街へ。本当は到着後すぐに翌日のツアーを申し込もうと思っていたのだが、ツアーデスクはほとんど閉っているようだった。とりあえず翌日はツアーではなく、自力でJetty=船着き場から島へ日帰りで行く事にして、荷物に入れ忘れた帽子を求めてショッピングセンターへ。街の構造がとても簡単なので、到着そうそうふらついても迷わない。早速夜店の並ぶ場所を発見。たまたま見つけた帽子屋がなぜか子供だけでやっており、思いっきり値切ってしまった事を後から反省した。さらに歩くと海沿いの市場を発見。30円程でおいしそうな手羽が売っている。飛行機に乗りっぱなしだった今日はこの辺で手をうとう。あとフレッシュジュースで本日の夕食とした。帰りがけ、ホテルの隣の隣がセブンイレブンだった事が判明。なんて立地が良いのだろう。

    マレーシア航空にて成田発 13:30 コタキナバル着18:15
     6時間半程度の、海外旅行としては気楽なフライト。
    ほんの3日前に決めただけあって、リサーチ不足ではあるが、英語も通じる事だし、なんとかなるだろう。と甘く見ていたら、東京での豪雨が出足をくじき、成田Expressが1時間以上送れた。ホームからチェックインカウンターまでみんな走る走る。そんな中、足元に日本国籍ではないパスポートが・・・拾おうとした瞬間、となりのカップルが拾い上げ、近くのカウンターに届けていた。なんとなく気になりながらもエスカレーターを上がって行くと、何やら日本語でも英語でもない言葉で大もめなカップル。パスポートケースのようなものを持って騒いでいるので、とりあえず声をかけ、下の階にあると伝えると、彼女の方が登りのエスカレーターを駆け下りて行った。その後どうなったかわからないが、無事に飛行機に乗れた事を願う。
     機内食はチキン&ごはんとそば。これにパンもついていて、炭水化物が多いなぁと思いつつも、なかなか美味。最近の機内食は本当に質が高いと思う(特にアジア系)。

     豪雨のせいで、飛行機の出発も遅れ、コタキナバルの空港に着いたのは19時半頃だった。コタキナバルの空港から街まではタクシーが一般的らしいので、リサーチ通り構内で街までのタクシーチケットを購入。30RM。約15分程でホテル「Kinabalu Daya hotel」に到着。下層階はうるさいのではないかと心配していたが、9階で窓有り、バスタブこそないが広さもあってコストパフォーマンスは良い気がする。Booking.comで3泊予約したので、手続きをすませ、早速街へ。本当は到着後すぐに翌日のツアーを申し込もうと思っていたのだが、ツアーデスクはほとんど閉っているようだった。とりあえず翌日はツアーではなく、自力でJetty=船着き場から島へ日帰りで行く事にして、荷物に入れ忘れた帽子を求めてショッピングセンターへ。街の構造がとても簡単なので、到着そうそうふらついても迷わない。早速夜店の並ぶ場所を発見。たまたま見つけた帽子屋がなぜか子供だけでやっており、思いっきり値切ってしまった事を後から反省した。さらに歩くと海沿いの市場を発見。30円程でおいしそうな手羽が売っている。飛行機に乗りっぱなしだった今日はこの辺で手をうとう。あとフレッシュジュースで本日の夕食とした。帰りがけ、ホテルの隣の隣がセブンイレブンだった事が判明。なんて立地が良いのだろう。

  • 市場は新鮮な野菜と果物の宝庫。おいしそう。

    市場は新鮮な野菜と果物の宝庫。おいしそう。

  • ホテルに戻ると、入り口でクラプトンの曲が聞こえて来た。つられてBarに入ってしまった。宿泊しているホテル内でLIVEがあるなんて、なんてラッキー!後から、その日が特別で、あとは普通のカラオケBarだとわかったのだが、その日のLIVEはなかなかあなどれなかった。おやじ達がひとしきり演奏した後は、若い女の子3人組。その中のひとりは、なんとも人を惹き付ける力を持っていた。数年後には地元のスターかもしれない。LIVEはしばらく続いていたようだが、明日は早起きして島に行く予定なので、彼女達のパフォーマンスが終わったところで部屋に戻った。到着早々楽しませてもらった。

    ホテルに戻ると、入り口でクラプトンの曲が聞こえて来た。つられてBarに入ってしまった。宿泊しているホテル内でLIVEがあるなんて、なんてラッキー!後から、その日が特別で、あとは普通のカラオケBarだとわかったのだが、その日のLIVEはなかなかあなどれなかった。おやじ達がひとしきり演奏した後は、若い女の子3人組。その中のひとりは、なんとも人を惹き付ける力を持っていた。数年後には地元のスターかもしれない。LIVEはしばらく続いていたようだが、明日は早起きして島に行く予定なので、彼女達のパフォーマンスが終わったところで部屋に戻った。到着早々楽しませてもらった。

  • コタキナバル2日目。ホテルで朝食をすませ、9時頃Jetty=船着き場へ。<br />(写真は街中。せっかくの島だが、一人旅のため、セキュリティ上カメラはホテルで留守番。)<br /><br /> ホテルで朝食をすませ、9時頃Jettyへ。リサーチ通り、ボートを出している会社のカウンターが並んでおり、おそらくみんな手前に行くだろうから、というのと、奥のお兄ちゃんが愛想よかったから、という理由で、よくわからず一番奥にあるカウンターへ。さすがに外国人に慣れているだけあって、行きたい場所を聞き、紙にボート代、港使用料、入島税のようなものを書いて合計をだしてくれた。仕事もてきぱきと、非常にプロフェッショナル意識を感じた。チケットを買ってから、ボートが出発するまでかなり待たされたという話もあったが、私は運良く10分も待たずに出発。出発してから、「酔い止めを飲むの忘れた!!」と思ったが、酔う間もなく、15分程でマヌカン島に到着した。<br /><br /> 9時半頃の段階では、まだ島に人も少なく、機材レンタルショップも半分は閉っていたようで、ライフセーバーのところで、スノーケリングセットとゴザを借りた。スノーケリングセットが、フィンではなく、ライフジャケットだったのが不思議に思ったが、泳ぎに自信のない私には、ライフジャケットは都合が良かった。<br /> 海は久しぶりながらも、浅瀬から迎えてくれる魚達に興奮。ずんずん奥まで泳いで(と言ってもすごくスローリー)ニモにまで会えた。<br /><br /> 昼頃、いい匂いがしてきたところで値段を訪ねると、な、なんと100RM=3000円!いくら島だからって3000円はないだろぉ。と、島の桟橋に向けて歩いて行くと、明らかに来た時には閉っていた小さな店で安いランチをやっていた。こちらはなんと7RM。10分の1以下って。。。もちろんここでランチゲット。<br /><br /> 15時に戻るボートを頼んでおいたので、それに乗って(ほぼ時間通りに来るからすごい)街へ戻った。今日こそは今後入るツアーを吟味したいので、ダイビングショップやツアーデスクに片っ端から顔を出す。とりあえず、ダイビングショップでは、1年以上のブランクがあるダイバーはスキルチェックが必要との事、鼻の調子が悪かった私は(悪くなくても)マスククリアは極力したくない。ってことで、今回はダイビングはあきらめて、もう一度別の島にスノーケルに行くことに決定。とりあえず、もうひとつの目的、クルーズでテングザルと蛍を見に行く翌日分のツアーを予約。

    コタキナバル2日目。ホテルで朝食をすませ、9時頃Jetty=船着き場へ。
    (写真は街中。せっかくの島だが、一人旅のため、セキュリティ上カメラはホテルで留守番。)

     ホテルで朝食をすませ、9時頃Jettyへ。リサーチ通り、ボートを出している会社のカウンターが並んでおり、おそらくみんな手前に行くだろうから、というのと、奥のお兄ちゃんが愛想よかったから、という理由で、よくわからず一番奥にあるカウンターへ。さすがに外国人に慣れているだけあって、行きたい場所を聞き、紙にボート代、港使用料、入島税のようなものを書いて合計をだしてくれた。仕事もてきぱきと、非常にプロフェッショナル意識を感じた。チケットを買ってから、ボートが出発するまでかなり待たされたという話もあったが、私は運良く10分も待たずに出発。出発してから、「酔い止めを飲むの忘れた!!」と思ったが、酔う間もなく、15分程でマヌカン島に到着した。

     9時半頃の段階では、まだ島に人も少なく、機材レンタルショップも半分は閉っていたようで、ライフセーバーのところで、スノーケリングセットとゴザを借りた。スノーケリングセットが、フィンではなく、ライフジャケットだったのが不思議に思ったが、泳ぎに自信のない私には、ライフジャケットは都合が良かった。
     海は久しぶりながらも、浅瀬から迎えてくれる魚達に興奮。ずんずん奥まで泳いで(と言ってもすごくスローリー)ニモにまで会えた。

     昼頃、いい匂いがしてきたところで値段を訪ねると、な、なんと100RM=3000円!いくら島だからって3000円はないだろぉ。と、島の桟橋に向けて歩いて行くと、明らかに来た時には閉っていた小さな店で安いランチをやっていた。こちらはなんと7RM。10分の1以下って。。。もちろんここでランチゲット。

     15時に戻るボートを頼んでおいたので、それに乗って(ほぼ時間通りに来るからすごい)街へ戻った。今日こそは今後入るツアーを吟味したいので、ダイビングショップやツアーデスクに片っ端から顔を出す。とりあえず、ダイビングショップでは、1年以上のブランクがあるダイバーはスキルチェックが必要との事、鼻の調子が悪かった私は(悪くなくても)マスククリアは極力したくない。ってことで、今回はダイビングはあきらめて、もう一度別の島にスノーケルに行くことに決定。とりあえず、もうひとつの目的、クルーズでテングザルと蛍を見に行く翌日分のツアーを予約。

  •  ホテルでシャワー休憩してから、まだ時間も早い事でいっぱい街歩き。昨日はかなり閉りかけだったショッピングセンターを歩く歩く。ただ、お店に入るやいなや、店員が30cm程の至近距離でついてくるため購買意欲をそがれる。彼らにとっては、購買意欲うんぬんより、怪しい外国人に万引きされる方がよほど嫌なのかもしれない。あと、陳列の仕方に問題があるように思える。品数は多いのに、やみくもにびっちりハンガーにかかっているので、たくさんありすぎて見る気をそがれる、というのもある。洋服を少ししか持って来ていないので、いずれは購入しなくてはいけないのだが。。。<br /> 明日のクルーズは午後集合なので、寝坊できると安心して、今夜はリッチにいけすが並ぶ鮮魚屋台村へ。

     ホテルでシャワー休憩してから、まだ時間も早い事でいっぱい街歩き。昨日はかなり閉りかけだったショッピングセンターを歩く歩く。ただ、お店に入るやいなや、店員が30cm程の至近距離でついてくるため購買意欲をそがれる。彼らにとっては、購買意欲うんぬんより、怪しい外国人に万引きされる方がよほど嫌なのかもしれない。あと、陳列の仕方に問題があるように思える。品数は多いのに、やみくもにびっちりハンガーにかかっているので、たくさんありすぎて見る気をそがれる、というのもある。洋服を少ししか持って来ていないので、いずれは購入しなくてはいけないのだが。。。
     明日のクルーズは午後集合なので、寝坊できると安心して、今夜はリッチにいけすが並ぶ鮮魚屋台村へ。

  •  ここも外国人に慣れているらしく、オーダーに困っていると、こちらの好みを聞きつつ、適当に料理をすすめてくれるので助かった。<br /> <br /> ビールと海老と貝とニンニクの芽、最高!と、いい気分になってホテルに帰ろうとすると、身動きとれないほどの豪雨。ホテルまでは徒歩で10分程のはずだが、仕方なくタクシーで帰った。翌日は午後からのツアーということで、昨夜LIVEをやっていたホテル内のカラオケBARヘ。昨晩とは様子がうってかわって、ローカル色強く、白人は少ない。ビールを頼むと、一緒にカラオケ本が出て来たので、ドナ・サマーの「Hot Stuff」を歌うと、ローカルがやたらと盛り上がり、同じテーブルへと招かれ、ビールをごちそうになった。ラッキー!!

     ここも外国人に慣れているらしく、オーダーに困っていると、こちらの好みを聞きつつ、適当に料理をすすめてくれるので助かった。
     
     ビールと海老と貝とニンニクの芽、最高!と、いい気分になってホテルに帰ろうとすると、身動きとれないほどの豪雨。ホテルまでは徒歩で10分程のはずだが、仕方なくタクシーで帰った。翌日は午後からのツアーということで、昨夜LIVEをやっていたホテル内のカラオケBARヘ。昨晩とは様子がうってかわって、ローカル色強く、白人は少ない。ビールを頼むと、一緒にカラオケ本が出て来たので、ドナ・サマーの「Hot Stuff」を歌うと、ローカルがやたらと盛り上がり、同じテーブルへと招かれ、ビールをごちそうになった。ラッキー!!

  •  昨夜は遅くまでBARにいたため、のんびり起床。ホテルの朝食を食べて、街歩き。足に日焼け止めを塗り忘れたら、ほんの30分歩いただけで真っ赤になってしまった。<br /> ランチはネット上で高評価のお店「スリメラカSri Melaka」へ。昨晩行った鮮魚屋台村のすぐそばにあり、空調がきいていてとてもきれい。12時前と少し時間が早かったのもあって、他には一組しかお客さんがいなかった。おいしいことは美味しかったが、地元プライスからするとやや割高かも。お腹が弱くてとにかく清潔重視!って方にはオススメ。

     昨夜は遅くまでBARにいたため、のんびり起床。ホテルの朝食を食べて、街歩き。足に日焼け止めを塗り忘れたら、ほんの30分歩いただけで真っ赤になってしまった。
     ランチはネット上で高評価のお店「スリメラカSri Melaka」へ。昨晩行った鮮魚屋台村のすぐそばにあり、空調がきいていてとてもきれい。12時前と少し時間が早かったのもあって、他には一組しかお客さんがいなかった。おいしいことは美味しかったが、地元プライスからするとやや割高かも。お腹が弱くてとにかく清潔重視!って方にはオススメ。

  • 午後、ツアーのピックアップに来たガイドさんは、日本人にもわかりやすいきれいな英語をしゃべるローカルで、プロらしく話し上手だった。片道約2時間の車移動で、ガラマリバークルーズ出発点に到着。ボート乗り場でさっそくカニクイサルのお出迎え。

    午後、ツアーのピックアップに来たガイドさんは、日本人にもわかりやすいきれいな英語をしゃべるローカルで、プロらしく話し上手だった。片道約2時間の車移動で、ガラマリバークルーズ出発点に到着。ボート乗り場でさっそくカニクイサルのお出迎え。

  • いざ出発。テングザルに会えるかな?

    いざ出発。テングザルに会えるかな?

  • ピンぼけですが、これが鼻の長いテングザル。ボルネオの固有種だそうです。

    ピンぼけですが、これが鼻の長いテングザル。ボルネオの固有種だそうです。

  • そうこうしている間に日が暮れてきました。

    そうこうしている間に日が暮れてきました。

  • 水牛が川を渡って帰宅するようです。

    水牛が川を渡って帰宅するようです。

  •  川に映る美しい夕焼けに後ろ髪ひかれながら、船着き場へ。<br /><br /> この後、夕食をとって再び川に出ると、漆黒の水面。何も見えない状態で、ボートが川を進んで行くと、その先に天然イルミネーションとも思えるような蛍たち。その光は時々ボートのすぐ近くまで飛んできます。<br /><br /> すっかり癒されて、帰路2時間、車内ではみな爆睡。

     川に映る美しい夕焼けに後ろ髪ひかれながら、船着き場へ。

     この後、夕食をとって再び川に出ると、漆黒の水面。何も見えない状態で、ボートが川を進んで行くと、その先に天然イルミネーションとも思えるような蛍たち。その光は時々ボートのすぐ近くまで飛んできます。

     すっかり癒されて、帰路2時間、車内ではみな爆睡。

  •  4日目。到着翌日に訪れたマヌカン島がなかなか良かったので、今日はその近くのマムティク島に向かう。ボート会社のカウンターにいるお兄ちゃんも、桟橋で乗客をさばいているお兄ちゃんも、「2日前に来たね!」と私の事を覚えていた。やはりアジア人同士は顔の見分けがつきやすいんだなぁと感心。<br /><br /> 島は期待を裏切らなかった。マヌカン島よりこじんまりしているが、海底は非常に美しい。浅いので珊瑚にぶつかってしまいそうな心配はあるが、その分そこらじゅうに魚がいる。のんびり昼寝・・・のつもりだったが、島にいる間中、泳ぎまくってしまった。<br /><br /> 街に戻り、魚市場を探索(写真)後、ショッピングセンターで買い物&マッサージ。ショッピングセンター内にいくつもマッサージ屋があるのだが、いずれも安い!足裏から全身ばっちりやってもらって、すっかり疲労回復。

     4日目。到着翌日に訪れたマヌカン島がなかなか良かったので、今日はその近くのマムティク島に向かう。ボート会社のカウンターにいるお兄ちゃんも、桟橋で乗客をさばいているお兄ちゃんも、「2日前に来たね!」と私の事を覚えていた。やはりアジア人同士は顔の見分けがつきやすいんだなぁと感心。

     島は期待を裏切らなかった。マヌカン島よりこじんまりしているが、海底は非常に美しい。浅いので珊瑚にぶつかってしまいそうな心配はあるが、その分そこらじゅうに魚がいる。のんびり昼寝・・・のつもりだったが、島にいる間中、泳ぎまくってしまった。

     街に戻り、魚市場を探索(写真)後、ショッピングセンターで買い物&マッサージ。ショッピングセンター内にいくつもマッサージ屋があるのだが、いずれも安い!足裏から全身ばっちりやってもらって、すっかり疲労回復。

  •  5日目。寝坊のため朝食は抜いて、ランチにチェックしておいたガヤストリートのYEE FUNGでクレイポットチキンを食べる。クレイポットチキンとは鳥釜飯のようなもの。鶏肉メインにショウガ、ネギなど薬味がのっており、ご飯が炊けたところに卵をおとして蒸らして・・・日本人にはたまらない味。<br /><br /> 周りを見回すと、茶色い飲み物を飲んでいる人が多い。この店と限ったことではないが、この茶色い飲み物、どうやら「(強い子)ミロ」らしい。マレー系のお店にはたいていこのミロがメニューにあり、大人達もよくこれを飲んでいた。夏バテに聞くのかしらん。<br /><br /> 腹ごしらえをすませて、モスクへ向かう。そう、ここマレーシアはイスラム圏。

     5日目。寝坊のため朝食は抜いて、ランチにチェックしておいたガヤストリートのYEE FUNGでクレイポットチキンを食べる。クレイポットチキンとは鳥釜飯のようなもの。鶏肉メインにショウガ、ネギなど薬味がのっており、ご飯が炊けたところに卵をおとして蒸らして・・・日本人にはたまらない味。

     周りを見回すと、茶色い飲み物を飲んでいる人が多い。この店と限ったことではないが、この茶色い飲み物、どうやら「(強い子)ミロ」らしい。マレー系のお店にはたいていこのミロがメニューにあり、大人達もよくこれを飲んでいた。夏バテに聞くのかしらん。

     腹ごしらえをすませて、モスクへ向かう。そう、ここマレーシアはイスラム圏。

  • イスラム圏と言っても、国教がイスラム教なだけで、宗教の自由は認められているため、中国系の人は仏教、インド系の人はヒンドゥー教を信仰しているらしい。街を歩いていると、50%くらいの女性がスカーフをかぶっている。そして、ショッピングセンターなどでは、Tシャツにジーパンという出で立ちの女性の隣に、スカーフをかぶった女性が並んで働いていたりする。以前ドバイへ旅した際は、ほとんどの女性がベールをまとい、目しか見えていない黒ずくめのスタイルで、少々ミステリアスな感じさえうけたが、同じイスラム圏でもこちらはかなりカラフルで顔を隠す事もない。随分違うんだなぁと思った。<br /><br />モスクまでタクシーをけちってバス移動。降りるポジションを間違えて炎天下1時間程歩いたら、本当にひからびそうになってしまった。みなさん、酷暑の国ではタクシー代をけちらないようにしましょう。

    イスラム圏と言っても、国教がイスラム教なだけで、宗教の自由は認められているため、中国系の人は仏教、インド系の人はヒンドゥー教を信仰しているらしい。街を歩いていると、50%くらいの女性がスカーフをかぶっている。そして、ショッピングセンターなどでは、Tシャツにジーパンという出で立ちの女性の隣に、スカーフをかぶった女性が並んで働いていたりする。以前ドバイへ旅した際は、ほとんどの女性がベールをまとい、目しか見えていない黒ずくめのスタイルで、少々ミステリアスな感じさえうけたが、同じイスラム圏でもこちらはかなりカラフルで顔を隠す事もない。随分違うんだなぁと思った。

    モスクまでタクシーをけちってバス移動。降りるポジションを間違えて炎天下1時間程歩いたら、本当にひからびそうになってしまった。みなさん、酷暑の国ではタクシー代をけちらないようにしましょう。

  •  ようやく辿り着いたものの、スカーフもなく、入っていいものかどうか入り口でうろうろしていると、受付らしき人がでてきてスカーフとマントの様なものを貸してくれた。一通り案内が終わると、お金を要求され、正直「え〜」と思ったが、大した値段ではなかったので、寄付金ということにしておこう。帰ろうとするとさらに、「ボーイフレンドはいるのか?」と、今度はナンパしてきた。寺に勤める人がこんなんで大丈夫なのだろうか、とちょっと心配になった。

     ようやく辿り着いたものの、スカーフもなく、入っていいものかどうか入り口でうろうろしていると、受付らしき人がでてきてスカーフとマントの様なものを貸してくれた。一通り案内が終わると、お金を要求され、正直「え〜」と思ったが、大した値段ではなかったので、寄付金ということにしておこう。帰ろうとするとさらに、「ボーイフレンドはいるのか?」と、今度はナンパしてきた。寺に勤める人がこんなんで大丈夫なのだろうか、とちょっと心配になった。

  •  街に戻り、また格安マッサージ&ショッピング。明日は朝6時のフライトで首都クアラルンプールに向うので、寝る前に荷造りしなければ。ホテルマンに翌朝の早朝チェックアウトに関して相談に行くと、フライトの時間からタクシーからいろいろと相談にのってくれた。とはいえ、いざその時間になると別のスタッフに変わってて、話が通ってないんだろうなぁ、とあまり期待はしていなかったものの。。。<br /><br /> 早朝4時に起きて身支度。昨夜、4時50分に出発すれば良いと話をしていたのだが、頼んでもいないのに4時半にモーニングコールが来た!なんて気が利くのだろう。そして、チェックアウトすると、タクシーまで呼んでくれていた。(ま、ホテルのとなりがタクシー会社なのだが)この時に、マレーシア人のホスピタリティにえらく感動した。コタキナバル大好きです。また来ます!!

     街に戻り、また格安マッサージ&ショッピング。明日は朝6時のフライトで首都クアラルンプールに向うので、寝る前に荷造りしなければ。ホテルマンに翌朝の早朝チェックアウトに関して相談に行くと、フライトの時間からタクシーからいろいろと相談にのってくれた。とはいえ、いざその時間になると別のスタッフに変わってて、話が通ってないんだろうなぁ、とあまり期待はしていなかったものの。。。

     早朝4時に起きて身支度。昨夜、4時50分に出発すれば良いと話をしていたのだが、頼んでもいないのに4時半にモーニングコールが来た!なんて気が利くのだろう。そして、チェックアウトすると、タクシーまで呼んでくれていた。(ま、ホテルのとなりがタクシー会社なのだが)この時に、マレーシア人のホスピタリティにえらく感動した。コタキナバル大好きです。また来ます!!

  •  昼前にクアラルンプール到着。ネットで予約していた宿に電車で向う。が、乗り場がわかりにくい。。。首都なんだから、もう少し初めて来た観光客にもわかりやすくしてほしい。なんどか訪ねながら乗り場到着。目的の駅から歩くが、せまい道に車がバンバン走っていて、荷物があってはなんとも歩きずらい。安宿ゾーンということもあって、途中宿の呼び込みに何度もあう。猛暑の中、汗をかきかきようやくホテルに到着。午前中だったが、チェックインできるかと訪ねると、「You are lucky」と言って鍵を渡された。しかもチャイナタウンは下の階だとうるさいという情報があったため、ネット予約の際「upper floor希望」としておいたら最上階を用意してくれたのだ。言ってみるもんだな〜1泊5千円なのにラッキー。

     昼前にクアラルンプール到着。ネットで予約していた宿に電車で向う。が、乗り場がわかりにくい。。。首都なんだから、もう少し初めて来た観光客にもわかりやすくしてほしい。なんどか訪ねながら乗り場到着。目的の駅から歩くが、せまい道に車がバンバン走っていて、荷物があってはなんとも歩きずらい。安宿ゾーンということもあって、途中宿の呼び込みに何度もあう。猛暑の中、汗をかきかきようやくホテルに到着。午前中だったが、チェックインできるかと訪ねると、「You are lucky」と言って鍵を渡された。しかもチャイナタウンは下の階だとうるさいという情報があったため、ネット予約の際「upper floor希望」としておいたら最上階を用意してくれたのだ。言ってみるもんだな〜1泊5千円なのにラッキー。

  •  早速街歩き。ホテルの前にいたタクシーに目的地をNational history museumと伝えると、若干ぼられているのか?と思うような値段を言われたため、また自力で歩き始める。でも、地図上のそれらしき場所に行くと、どうやらHistory museumは閉館してしまい、National museumに吸収されたと言う。おそらくタクシーはそこのつもりだったんだろう。疑ってごめんなさい。でも、そこは結構遠いので、とりあえず近くにあるクアラルンプール最古(1909年建設)のモスク、マスジッド・ジャメ Masjid Jamek に向かう。<br />遠くからでも目立つきれいな水色の屋根が目印。礼拝時間以外は誰でも入れるということで、観光客がいっぱい。入り口でフード付きマントを借りて中に入る。

     早速街歩き。ホテルの前にいたタクシーに目的地をNational history museumと伝えると、若干ぼられているのか?と思うような値段を言われたため、また自力で歩き始める。でも、地図上のそれらしき場所に行くと、どうやらHistory museumは閉館してしまい、National museumに吸収されたと言う。おそらくタクシーはそこのつもりだったんだろう。疑ってごめんなさい。でも、そこは結構遠いので、とりあえず近くにあるクアラルンプール最古(1909年建設)のモスク、マスジッド・ジャメ Masjid Jamek に向かう。
    遠くからでも目立つきれいな水色の屋根が目印。礼拝時間以外は誰でも入れるということで、観光客がいっぱい。入り口でフード付きマントを借りて中に入る。

  •  きょろきょろしていると、地元モスリムの女性に声をかけられ、<br />「私は日本人が好きです。お話しましょう」というので、英語の勉強も兼ねてしばらくお話することにした。<br /><br /> イスラム教は一神教であること、モハメッドについて、偶像崇拝の禁止、一夫多妻制で妻は4人まで、などなど説明してくれた。質問コーナーになり、「一夫多妻制で、妻はヤキモチを妬いたりしないのか?」と尋ねると、そういう気持ちを抑えることも修行のひとつであるし、また妻達は完全に公平であるため(ひとりに何かをプレゼントしたら、他の妻全員に同じ物をプレゼントしなければならない、など)あまり嫉妬心を持たない、ということだった。そもそも、一夫多妻制にした理由は戦争で男性がたくさん亡くなってしまったため、バランスをとるために、ということらしい。実際、現在は複数の妻をめとっている男性はほんの1割ほどとか。そんな話をしてくれた彼女も一夫一婦でラブラブだそうだ。羨ましい。<br /><br /> また、ベールやマントなど独特の服装に関しては、「理性の弱い男性を無駄に誘惑しないため」といった理由で、「家族の前でだけその美貌を見せる」のだそうだ。同じモスリムでも、ここマレー系の人達はカラフルなスカーフで髪をかくしているだけで、顔をかくしている人はほとんど見かけないが、前述の通り、ドバイなどでは目をのぞいて全身を隠している。つい先日、ベルギーではこの全身を隠す衣服を公共の場所で着用することを禁止したらしい。異文化の否定だ、ひどい!という考え方と、これを機にモスリムの女性もより自由に、という考え方、両方があるだろう。ハタから見ると、モスリムの女性は自由がきかない、抑圧されているようにも見えるが、当人達はずっとその環境で育ってきて、人目に肌を出すことは堪え難い、何故自分の信仰を守る事が許されないのか、という思いもあるだろう。日本の捕鯨問題と近しい、異文化間の問題である。

     きょろきょろしていると、地元モスリムの女性に声をかけられ、
    「私は日本人が好きです。お話しましょう」というので、英語の勉強も兼ねてしばらくお話することにした。

     イスラム教は一神教であること、モハメッドについて、偶像崇拝の禁止、一夫多妻制で妻は4人まで、などなど説明してくれた。質問コーナーになり、「一夫多妻制で、妻はヤキモチを妬いたりしないのか?」と尋ねると、そういう気持ちを抑えることも修行のひとつであるし、また妻達は完全に公平であるため(ひとりに何かをプレゼントしたら、他の妻全員に同じ物をプレゼントしなければならない、など)あまり嫉妬心を持たない、ということだった。そもそも、一夫多妻制にした理由は戦争で男性がたくさん亡くなってしまったため、バランスをとるために、ということらしい。実際、現在は複数の妻をめとっている男性はほんの1割ほどとか。そんな話をしてくれた彼女も一夫一婦でラブラブだそうだ。羨ましい。

     また、ベールやマントなど独特の服装に関しては、「理性の弱い男性を無駄に誘惑しないため」といった理由で、「家族の前でだけその美貌を見せる」のだそうだ。同じモスリムでも、ここマレー系の人達はカラフルなスカーフで髪をかくしているだけで、顔をかくしている人はほとんど見かけないが、前述の通り、ドバイなどでは目をのぞいて全身を隠している。つい先日、ベルギーではこの全身を隠す衣服を公共の場所で着用することを禁止したらしい。異文化の否定だ、ひどい!という考え方と、これを機にモスリムの女性もより自由に、という考え方、両方があるだろう。ハタから見ると、モスリムの女性は自由がきかない、抑圧されているようにも見えるが、当人達はずっとその環境で育ってきて、人目に肌を出すことは堪え難い、何故自分の信仰を守る事が許されないのか、という思いもあるだろう。日本の捕鯨問題と近しい、異文化間の問題である。

  • ジャージにベールの学生さん。<br />ごめんなさい!後ろ姿だけこっそり撮らせてもらいました。

    ジャージにベールの学生さん。
    ごめんなさい!後ろ姿だけこっそり撮らせてもらいました。

  •  モスクを後に少し街を歩いたが、コタキナバルとは違う国かと思う程物価が高く、早々に宿があるチャイナタウンに戻った。日が暮れると屋台がオープンする。比較的ローカルが多い店を選び、レモンチキン、貝と野菜炒め、ビールでまた幸せにおなかいっぱい。<br /><br /> ここでも格安マッサージの店が乱立する。日本でやってみたいと思っていたfish spa(水槽に足をつっこむと魚が角質を食べてくれる)にチャレンジ。閉店間際で他にお客さんがいなかったため、水槽の中の魚が全部私の足めがけてやって来る!最初はくすぐったくて思わず足をひっこめたが、だんだん慣れてきた。よく見ていると一番固いところではなく、ふくらはぎなど、ちょっとおいしそうなやわらかいところが人気だった。

     モスクを後に少し街を歩いたが、コタキナバルとは違う国かと思う程物価が高く、早々に宿があるチャイナタウンに戻った。日が暮れると屋台がオープンする。比較的ローカルが多い店を選び、レモンチキン、貝と野菜炒め、ビールでまた幸せにおなかいっぱい。

     ここでも格安マッサージの店が乱立する。日本でやってみたいと思っていたfish spa(水槽に足をつっこむと魚が角質を食べてくれる)にチャレンジ。閉店間際で他にお客さんがいなかったため、水槽の中の魚が全部私の足めがけてやって来る!最初はくすぐったくて思わず足をひっこめたが、だんだん慣れてきた。よく見ていると一番固いところではなく、ふくらはぎなど、ちょっとおいしそうなやわらかいところが人気だった。

  •  帰国日。一週間のマレーシアは結構充実したものだった。ま、半分は食い倒れだけれど。。。コタキナバルでの地元の人とのふれあいや、(そう言えばイスラム教はお酒禁止のはずだが、一緒に飲んだ人達はインド系だったのだろうか)モスリム女性との会話、もちろん、海も美しかったし。<br /> <br /> 何より印象的だったのは、コタキナバルの治安の良さ。今まで訪れた国の中で一番ではないだろうか。人も優しかったし。また必ず来ます!!<br /> 

     帰国日。一週間のマレーシアは結構充実したものだった。ま、半分は食い倒れだけれど。。。コタキナバルでの地元の人とのふれあいや、(そう言えばイスラム教はお酒禁止のはずだが、一緒に飲んだ人達はインド系だったのだろうか)モスリム女性との会話、もちろん、海も美しかったし。
     
     何より印象的だったのは、コタキナバルの治安の良さ。今まで訪れた国の中で一番ではないだろうか。人も優しかったし。また必ず来ます!!
     

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