2008/07/20 - 2008/07/23
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おはなぼうさん
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何かに惹きつけられるように屋久島へ向かった。
ここでは 水や緑や自然の存在が、当たり前のようで当たり前ではないように感じた。
夏の日差しに屋久島の水が反射して 眩しくて
静かで厳しい自然の存在を
誰に教わるでもなく 素直に肌で感じることが出来た。
あれからもう2年近くも過ぎるというのに あの感動はまだ新鮮なまま残っている。‥はずだけど記憶力は衰えてしまうので焦って旅行記をつづる。
過去のものなので順路・詳細は省略〜しかもやや順不同‥
記憶の糸を辿ると‥
7/19(土)福岡 〜特急リレーつばめ〜 鹿児島入り
7/20(日)鹿児島港 〜高速船トッピー(事前予約)〜 屋久島 宮之浦港
到着後に港でレンタカー借り、登山グッズレンタルに
ヤクスギランド、温泉、カフェことぶき 民宿泊(宮之浦付近)
7/21(月)島一周ドライブ(やや順曖昧)
永田いなか浜、ヨッコ渓谷、灯台、西部林道、
ガジュマル見物、フルーツガーデン、塚崎タイドプール、
大川の滝、 他(前日同泊)
7/22(火)ガイドさん案内の元 ネイチャーツアー
白谷雲水峡、太鼓岩、原生林の森 (安房泊)
7/23(水)土産物屋、シュノーケリング
宮之浦港〜トッピー〜鹿児島港〜友人の車とJRにて福岡方面
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 船 レンタカー JR特急
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-
屋久島では月に35日雨が降ると言われるほどだとか
水に恵まれた土地だ
大雨の後は川の流れも氾濫しかねないほどの勢いとなるそうだが、この時は晴天に恵まれた。 -
森へ入ると、別世界が広がっている
屋久島の木々に囲まれた森の空間はヒンヤリとしていて、森の生命体がここでずっと生きてきた様子が
そのまま形に残っている。
天空の城ラピュタを連想した -
あ、今 トトロが隠れた?
って何度も振り返ってみる
そのうち ちらっと姿を見せてくれるんじゃないかってそんな気になる -
まだまだ新しい命へとつながっていく様子を見る事が出来て、心も太陽を浴びたようにフレッシュですがすがしい気持ちになる。
ここにくるときっと人は前向きになるだろう。そんな力を持っている。 -
こんちは。
どうもはじめまして。
杉の子が礼儀正しくおじぎのご挨拶。 -
屋久杉ランド、山にじっくり登る時間がない人はここだけでも行ってはいかがでしょう。初心者でも結構屋久島気分が味わえる。
「ランド」とつくのでテーマパーク的なのかと甘く見ていると、好みの時間に応じてショートコースや本格派コースがある。
ココ内容が凝縮された感じでオススメ。
でもせっかくならショートコースじゃもったいない。せめて3時間は確保したいところだ。
意外と森林浴に「ん〜気持ちぃ〜」なんて優雅に進んでいると折り返し間に合わなくなる。
(後日→→この写真はもしかすると違う場所かも。でしたらスミマセン。
でもランド内にもこんな感じのとこはいっぱいですよ) -
屋久島の木々の大きさは、実際に原寸大で見てこその大感動だ。
本当に木が生きているって実感
動き出しそうで仕方ない。
これなんて上機嫌で「るん♪」って片足あげた瞬間みたい -
規模が考えられないほどの空間
どっちが上だか分からなくなってくる
倒木に別の木がネジネジからみついて自分の土台にしている。
生き残り合戦があちこちで見られる。 -
すごい 何かにとりつかれたみたいだ
ドクンドクンって波打つ動脈(樹脈?)の音が聞こえてきそう -
絞め殺しの樹
-
ヒメシャラの樹
皮がつるりんとむけた感じ
登山で体がほてってくると、このヒメキチ(勝手に愛称で呼ぶ)に頬をピットリつけると冷やっこくて気持ちいい
皆に抱きつかれるモテ男?(モテ子?)である -
ヒメキチ、しなやかである。
本当にこうしてあっちこっちの方向に伸びる木々の中にいると、天空がどっちだか分からなくなるので、転びそうになる -
そんなヒメシャラの怨念は怖い・・・
アンビリーバボーな光景
これかなりデッカイのです
(ちなみにこれが見れるのは屋久杉ランドではなく、確か原生林の森に向かうあたり?だったような)記憶は確かでない -
からみまくって から、からまらまりくって‥
もう訳がわらならい状態 -
途中、小川があったので 手をつける
ひゃ〜っ 冷やっこい〜 -
屋久杉ランドの入り口には大きな鹿がいた
餌付けでもされてるの?
人をちっとも怖がらない
としてるまに、頭突きされそうになる -
事前に友人が調べてくれていたカフェ「ことぶき」へ向かう
ここ、かなり穴場でなかろうか
場所は分かりにくいけど それだけにとっても素敵でちょっと人里離れた空間?に身を置いてゆった〜り出来る心癒されスポット
次に屋久島来る時もぜひまた行きたい -
新緑に囲まれて静かで涼しい店内
ここは時が止まったかのよう
本棚に古い本がたくさん並べてあって、店主さんのものだろうか、料理の専門書なんかもあったりする
かなり癒される空間。
時々ぬけだしてココに来たい -
手作りケーキも美味しくて
あぁ 幸せってこういうものね〜
木漏れ日に包まれ、鳥のさえずりや葉っぱが風で揺れる音
そんな空気と一緒に冷たいドリンクが体の隅まで行きわたって細胞が元気になる -
やや順不同はご愛嬌で
2日目はドライブに出た
屋久島灯台
青い空に青い海を背景に白さが際立つ
まるでギリシャにいるかのような気分になった
太陽に反射して眩しいのなんの -
ガジュマル
ああ、南に来たんだなって実感 -
屋久島ではところどころにガジュマルらしきものがあるが
数か所、ごっついガジュマルスポットがある -
永田いなか浜
7月、丁度ウミガメの産卵の時期だ
残念ながらウミガメ産卵ツアーは予約でいっぱい
でも産卵中をあまりマジマジ見られては、カメもあまり心地よくないのかも -
思いのほか波強い・・
海風がビュンビュン吹いてくる -
屋久島は隆起した地形柄、
砂浜のあるビーチよりも、いきなり岩や崖が海に面した所が多い。
シュノーケリングするには気をつけなければ危険。
でも、民宿のおじちゃんに穴場スポットを教わり、ついでにグッズも格安で貸してくれたので、予定外のシュノーケリング。これが超楽しかった。
ちっちゃくて細長〜いイカの群れに出会ったし、面白い魚がわんさか!!
が、かなり波に流されやすいので岩にぶつかる事数度。
多少の流血は覚悟すべし。そんな代償もちっともいとわぬ程の面白さですが、体力かなり消耗するので旅の最終日に行うべし。
念をおすと、必ず地元の人に安全情報を聞いて潜るべし。 -
西部林道のあたりは車がすれ違うのにかなり厳しい場所も多いので注意が必要ですが、ココは野生の屋久猿と出会える可能性高し。
ここは友人の旦那様に運転をまかせっきりにして必死でサルを探す。
と、いた!!
物思いにふけっているぞ? -
何だか目を合わすと キ〜ッと走り寄ってきそうだったので目をそらしつつ、おそるおそる写真がとれる場所まで寄ってみる。
その姿が中腰で、挙動不審すぎ、笑われた(汗)
何故かこういう時は 傍から見ても同じ動物を演じ、仲間意識で親近感を頂こうと企むのか、鼻の下をのばしつつサル顔でカニ歩きで忍び寄っていた -
ここも教えたくないほど 良かった
ヨッコ渓谷
大雨の後はここも水かさが増して危ないのだろう
この日はとてもイイ感じに水遊びできた
この写真と反対側は、大きな大きな岩と水が綺麗な池があって、流れるような岩の間を滑り台のようにおりていくことも出来る。 -
水の流れは結構速い
楽しくて童心に帰ってはしゃぐ -
大川の滝
水しぶきすごい。
近づくとしぶきが小さな粒となって空気中に飛び散る
マイナスイオンでしっとり潤おされる -
フルーツガーデンでは色々な 亜熱帯?の植物を見る事が出来る。
ガイドさんが説明しながら回ってくれるのだが、
その間ずっとアブ?のような大きな虫がブンブンいいながら付きまとってくるので ヒヤヒヤものでロクに説明が聞けずじまい・・
で、これは何の植物だったのか?何だか顔模様がいっぱいに見える‥ -
狙って落としたかのようなプルメリアの花が一輪
ちょっと枯れているのが残念 -
空高く高く 伸びている
気持ちいい -
園内を一通り回って説明を受けた後は、南国フルーツを頂く。
ジューシー!! -
もう順番は気にせず参ります(汗;やはり旅の直後に書かねば忘れる‥)
3日目はいよいよ山の中へずんずん入っていきます。
ガイドさんについて、えっさこっさ険しい道を登っていくと、やはりヤクスギランドよりさらに規模がでっかい木々が現れてきます。
「どや!!」ってな威厳に満ち溢れています -
最初は うわぁ〜すごーい!大き〜い!見て見て〜
なんて言っていますが、次々にそういう凄い木が出てくるので、もう自分が小人になってしまって戻れないんじゃないだろうかという気分になります。
ほんとにこりゃもう規模が違う。
凄いとか素晴らしいとかでは言い尽くせず、畏れおおいといった感じ
まさに自然への畏敬の念 -
この森の木々が生きてきた時間に比べれば
私の生きた人生、悩みすら
そんなのちっぽけ過ぎて蟻んこの爪程もない(というか蟻は爪があるのか?はさておき)
この樹は、今までどんなものを見てきたのだろう
ちょっとでも時がクロスすればと、そっと樹に触れてみる -
関節がおれてもすごい立ち上がりを見せる樹
一方の私は重い荷物持って、出来るだけ樹の根っこを傷めないように、と歩く事数時間。
リュックに入れた使う事のない三脚他の荷物がどんどん重さを増して、膝にのしかかる
この後、膝を痛めて1年以上も悩まされることになろうとは。この樹のような生命力が足りませんでしたゆえね(格好だけはバッチリ登山ルックだったのに‥むしろ念を入れすぎ大荷物か)
極力荷物は最小限で。特に下りの山道をなめてはいけません。歩幅重要〜っ -
もののけ姫の森
早朝に出て、朝日を浴びる姿が 神々しい
シャン、シャンって鈴の音がして
シシ神様がやってくるに違いないって鳥肌が立つ
私たちが早朝に通った頃はまだ人はまばらだったけど、昼過ぎて再び通る時には、同じような登山客がたくさんで賑やかになっており、その神聖さが分からなかった。 -
山の中であちこちで屋久鹿に出会う
ヤックルヤックル〜♪とノーフラッシュでパシャパシャ写真を撮る
意外にも全く逃げる様子なく、しばらく一緒に登山仲間となる
この写真は帰りの原生林の森付近に向かう途中
小鹿ちゃんだよね -
今度は親子猿が見たいなぁ。
それまでに膝を鍛えねば・・! -
早朝にでて、白谷雲水峡を通ってゆっくりめに進んでも昼前には太鼓岩へ着く
少し時間がずれると、人がたくさんすれ違うので余計疲れてしまいそう。
晴れた日の太鼓岩からの眺めは、もう言葉では語れない感動だ。ず〜っと岩の上で大の字で横になっていたいけど、岩に反射する日光の眩しさは結構なもの。
この経験は何物にも代えがたい そう思える屋久島の旅でした。
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