インドシナゆるり旅3/13

2009/12 - 2010/03

ウボンから電車で、ナコンラチャシーマに寄り道してバンコクに戻った。

エリア ナコーンラーチャシーマー(タイ)

ウボン駅朝８時、国歌が流れている。

これまで町からウボン駅にはいつもトゥクトゥクで最短コースで行っていたので、駅が随分町外れにあると思っていたが、今回ソンテウで行ってみて、駅の近くも賑やかな町であることがわかった。

この電車でナコンラチャシーマまで行った。

ナコンラチャシーマでいつも泊まる宿の近くの市場。


ここには何でもあるので朝食には困らなかった。

町（国？）の英雄ターオ・スラナーリー像のある広場の夜明け。

そういえば正月もここで迎えた。

ナコーンラチャシーマは何故か居心地がよく、ついつい長居してしまう。

散歩していると、このオッサンのような男子とすれ違った。

身体もでかく、オッサンのような顔をしているのに、高校生の制服（短パン）を着て、かわいいランチボックスを持っていた。

あまりに気になったのですぐに引き返して写真を撮らせてもらった。

こんなに短パンの似合わない高校生も珍しい。

（何か写真を撮らせてもらっておいて、失礼なことばかり書いているかな）

そのランチボックス。

よほど過保護なのか？
こんなの持っている高校生に初めて会った。

町のまんが専門店。
きっと日本のまんがもあるのだろう

暑い昼間、通りを歩いていたら、絞りたてのオレンジジュースを売っている屋台に出会った。

バンコクやチェンマイではよくあるが、ナコンラチャシーマではあまり見かけない。

日陰で椅子に腰掛けて飲みたいと思っていたら、左の屋台の女性が近くのミシンで直しをしている女性に声をかけて、椅子に座らせてくれた。

道端にミシンをおいて作業している人は今までも見ていたが、今回はジュースをゆっくり飲みながらじっくり見せていただいた。

ここではGパンの胴の部分をすっかりバラし、胴周りを調整していた。

慣れた手さばきで見る見るうちに仕上がっていく。

さすが商売にしているだけのことはあるな、と感心しながら見ていた。

すると、作業をしている間にも、出来上がった品物を受取りに来る人、新たに直しをしてもらいに品物を持ってくる人など、次々にお客さんがやって来るではないか。
脇の袋におかれた大量の商品を見ながら、ひょっとしたら、この女性は相当の腕の人なのかもしれない、と
いつの間にか尊敬の眼差しで見るようになっていた。

犬が毛繕いをしてもらっていたが、犬の表情があまりに気持ち良さそうなので（例えば人が温泉に浸かった時に見せるような表情？）・・・。

夜は食事の後、屋台でこの杏仁豆腐のようなデザートを食べていた。甘すぎずとても美味かった。

いつも移動する時は、移動先の宿を有利に確保するためになるべく昼ごろ着くようにしていたが、ナコンラチャシーマからバンコクは電車の便が悪く、午後３時にファランポーン駅に着いた。

そのため（？）泊まりたいと思っていたゲストハウスに泊まることが出来なかった。

カオサンに行き、何軒か周って、ようやく部屋を確保したRIVER LINE GH。
部屋は狭いし、トイレシャワーはシェアだし、１泊でも辛かったが、この屋上の景色だけは良かった。

この花に夜明けから鳥がやってきて美しい声で鳴いていた。バンコクのカオサン辺りには、この世のものと思えないような美しい鳴き声の鳥がいる。

何処かに移らないといけないなぁ、などと日の出を見ながら考えている時に、男性が上がってきて、何やら店を広げ始めた。

どうもヨガのような姿勢をとり始めた。

僕も少しヨガをやっていたので、興味をもち話しかけた。
すると、本人はヨガの教師だが、これはヨガではなく、イスラムの朝の祈りのようなものだということだった。
日本人か？と聞かれたので、そうだ、と応えたら、自分の嫁さんは日本人で、広島で暮らしている、と言った。

どうりで・・・、
こんな僕でも見たこと無いような物を持っていた。

朝日に向かって、聖水（？）を浴びながらの精神統一は、とても気持ち良さそうだった。

写真を撮らせてもらったので、帰国したら送る、とメールアドレスを聞いて別れた。

その１時間後、顔を洗い、身支度をして、今日から泊まるゲストハウスを探しに外に出たら、さっきの彼がでっかいオートバイに跨って、出発するところだった。

日本のものが大好きで、このとび職の格好も、バイクには実用的で気に入っていると言っていた。

パタヤでこの大型バイクを借りてバンコクまで来て、これからカンボジアに行く、と言い残して行ってしまった。

帰国してからこれらの写真を本人に送ったら、
「It's funny!!」と返事が来た。

昨年泊まってすごく気に入っていたBella Bella Riverview GH　は何度行ってもfullで、サムセン通りの反対側まで行き、ようやく何とか許せる、ホットシャワー付き、４００バーツ（１２００円）の部屋を確保。
ここは床がフローリングでとても気持ちよかった。

宿の入口で育てているラン

サムセン通り、ソイ４を少し入ったところにあるPrenakorn　InnというGHだったが、数日間泊まってみて、この辺りが、カオサンに近い割には静かでとても便利なところだ、ということがわかった。

ツーリストが多い割りに静かで、１０時間９９バーツ（３００円弱）という超破格で、しかも高速のネットカフェが近所にあった。

以前食べてすっかりとりこになっていた食べ物。

名前は知らないが、この米で作った麺（と言っても餃子の皮くらいの大きさがある）のしこしこ感と、新鮮な豚の内臓のスープ。

いろんな場所で食べてみたが、このプラ・スメン通りの屋台に勝るものは今のところ無い。

ネットで、「パタヤでは毎日雨が降っている、異常気象だ」と書かれていたが、バンコクもか・・・。
この時期にしては珍しいのではないか・・・。

でも、小雨の降る路地裏もいいものだ。

雨宿りを兼ねて、通りを眺めながらゆっくりコーヒーを飲む。

コーヒーを飲んでいたら女性がやって来て、隣のテーブルで食事を始めた。

声をかけたら、フランスのボルドーからやって来ていると言っていた。

軽く日本語で挨拶をしてくれたので、少し日本語が話せるのか聞いたら、「とても難しい・・・。ムシムシ？」と言ったので、きっと「もしもし？」のことだろうと思った。

宿の前の路地ではいつも大勢の子供が遊んでいた。

夜食事を終えて宿に帰る途中、大通りのビルの片隅で、ネコがこの格好で眠っていた

洋服屋のショーウインドーで・・・。

僕らの世代だったら、とても懐かしい匂いのするイラストではないか？

朝、カオサンの市場でお粥を食べていたら、母子がやってきて相席になった。

とてもきれいな女の子で、カメラを構えて撮らせてもらったが、じっと見つめられると、年甲斐もなくドキドキしてしまった。

また別の洋服屋のショーウインドーに飾ってあった人形

宿の前の通りにはランドリーサービスも多かった。
だいたい１Kｇ３０バーツ。

車に引っ掛けて干していた。

宿の近くのどぶ川のような川で、魚を捕っていた。

朝の散歩の途中で・・・

ミャンマーに出発する前日、以前に知り合ったバンコクに住むタイ人女性とそのボーイフレンドと、ヤワラーで食事をした。

この女性とは３年ほど前にバンコクから日本に戻る飛行機の中で知り合った。政府の仕事をしているようでとてもリッチそうだった。

仕事やプライベートで何度も日本に来ている日本贔屓の女性だった。

ここでの食事も全てご馳走してくれた。
こちらのほうがずっと年上なのに・・・。

ボーイフレンドには初めて会ったが、何だか日本の関西系お笑い芸人のような顔立ちで、顔だけ見ていると関西弁が飛び出してきそうで、不思議だった。
彼女と話していて、ココリコのファンだということがわかり、何となく納得（？）。

この旅行記へのコメント （3）

• 熱帯魚さん 2010/04/09 13:56:05

  面白い！！

  Luguさん
  
  こんにちは！
  旅行記拝見させていただきました〜
  
  あのおっさん高校生、確かにおっさん！笑
  戻って写真を撮らせてもらっただけあります。
  しかも2カットも…笑
  
  さらにさらにココリコ好きの彼女さんの
  関西お笑い芸人系彼氏さんも面白かったです。
  
  楽しい旅行記を有難うございました。

  luguさん からの返信 2010/04/09 21:14:23

  RE: 面白い！！

  熱帯魚さん、
  
  こういう反応を待ち望んでいたので、
  とても嬉しいです。
  
  女友達のボーイフレンド・・・、
  改めて写真を見ても、
  タイ人というよりも、どちらかというと日本人ですよね。
  坊主頭だからかなぁ。
  そういえばタイ人で坊主頭なんていないですよね。
  

  luguさん からの返信 2010/04/10 13:53:57

  RE: RE: 面白い！！

  熱帯魚さん、
  
  熱帯魚さんに指摘してもらったので、もう一度、
  高校生の写真を見なおしてみました。
  
  そしたら、
  変わった形のランチボックスだと思っていた物が、
  木の葉の部分で作られていることに今初めて気づきました。
  
  今まで中の食料ばかり気になっていて、
  そのことに気付きませんでした。
  
  バナナのような葉を乾燥させて、折り曲げて作っているようです。
  向こうの文化も奥が深いですね。
  
  気付かせてくれてありがとうございました。