2009/09/24 - 2009/09/24
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frau.himmelさん
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ついにここデュルンシュタインでシュトゥルムデビューを致しました。
ところで、私は大きな勘違いをしていることに気がつきました。
「シュトゥルム=新酒」と今まで思い込んでいたことです。
シュトゥルムはまだお酒(ワイン)とは言わないんですね。発酵途上の新酒になる前のワイン(この言い方もおかしい?)であって、11月にならないと新酒は解禁されないんだとか。
今は9月、新酒などまだ出ていないのです。
また私はホイリゲという言葉も新酒を飲ませる酒場と思っていましたが、「ホイリゲ=新酒」ということもはじめて知りました。
本当にお恥ずかしい!(赤面)。
◇◆◇◆◇
ふーっ!デュルンシュタインでやっとヨーロッパ第1日目が終わったばかりです。
旅は1ヶ月続きますので、どんなに長い旅行記になりますやら…。
途中でへたれないように頑張ります。
さて、明日はアイゼンシュタットです。
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デュルンシュタインに上陸しました。
水色の塔を真下から眺めて、まずは街の散策から始めます。 -
旧市街に入ってきました。
ここはハウプトシュトラーセ(中央通り)です。とても小さな可愛い町で中世の面影を色濃く残している街です。
ただ観光だけするのなら、この通りを端から端まで10分ほど歩けば大体旧市街の散策は終わるでしょう。 -
私達は今夜のうちにウィーンに着けばいいだけですからたっぷり時間はあります。
ゆっくり散策することにします。 -
シュロスホテルです。
この中庭でドナウ川を眺めながらの食事は最高の贅沢、と何かの本に書いてあったけど、私達庶民は街中のワイン酒場で充分です。 -
市庁舎を中心にして左右に走る中央通り、左側の突き当りがこの駐車場です。
ここの高台からもドナウ川がきれいだと聞いていたので、庶民はここから眺めます。 -
この辺はもう住宅街になっているのですね。
こんなところで毎日ドナウ川を眺めて過ごせたらいいなー。 -
下から団体さんがゾクゾクとやってきました。
日本人のグループも結構いました。 -
このシュロスホテル・デュルンシュタインは5星の最高級ホテル。
1630年に建てられたバロック式のホテル&レストランだそうです。
ものすごく威厳のありそうな門だけ拝ませていただきました。 -
ホテル前の道路はさりげなくお花も寄せ植えにしてあります。
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上を見上げると窓辺にもお花がイッパイです。
下のガレージのようなところは土産物屋さんになっています。 -
このお店、いつかBSテレビで紹介していたお店じゃない!
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「Altes Presshaus」って名前を覚えていたので思い出しました。
その時プレスハウスだから情報関係の人が集まるのかな?なんて見当違いのことを思っていたら、プレスというのはブドウの圧縮機のことだと…。
それが強く印象にあったのです。 -
ドナウ川から見えた水色の教会、「聖堂参事会修道院教会」という長ったらしい名前の教会に入ります。
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入場料がたしか、一人4ユーロくらいでした。
水色の塔もステキだけどこの正門のファサードも素晴らしいです。 -
教会内部。落ち着いた雰囲気です。
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教会の中にワインの樽、さすがワインの街。
と思っていたらこれは賽銭箱だと何かで読みました。 -
パイプオルガンです。
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中央祭壇。
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これから塔のテラスに行きます。
一旦、教会の外に出て別な入口から入ります。
中庭もきれいに手入れされています。 -
塔に出るまでの廊下は博物館のようで、昔の道具のようなものが飾ってありました。
場所柄これはワインの道具でしょうね。 -
これも前にどこかで見たような…。
同じくワインの道具でしょうか。 -
塔のテラスに出てきました。
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テラスからはドナウ川が一望できます。
下に見えるのが先程上陸した船着場です。 -
さっきから引っかかっていることがあり落ち着きませんでした。
ここに来てそれが判明!
そうだ、ウエッジウッドだ!
色といいデザインといい、この塔はウェッジウッドにそっくりです。
胸のつかえがとれました。 -
出口に可愛い子供達がいたので、
「写真撮っていい?」
って聞いたらこんなかわいい笑顔をくれました。 -
この広場はプランガー広場。
夏にはこの噴水周りも花がいっぱいになるそうです。
9月下旬ですから時期的にちょっと遅かった…。 -
プランガー広場からケーリンガー城址が見えます。
17世紀に破壊されたまま廃墟の城になっています。
12世紀頃イングランドのリチャード獅子心王が幽閉されていたそうです。 -
城址にはハイキング感覚で登ることが出来ます。
私達はどうする?と聞きましたら多数決で却下。
何しろ全員60代ですし、もうみんな早くワインを飲みたくてウズウズしているのです。
この写真は船の中から撮ったものですがあの険しい山道を登ると思ったら…
ヤッパリ無理でしたね…。 -
この付近でメルク修道院でお世話になったガイドさんにお会いしました。
先程の失礼を詫びたら、ガイドさんから「熱心に説明を聞いていただいてこちらこそ有難うございました」って言っていただきました。
熱心と言えば私達熱心でしたね。
部外者なのに質問攻めにしちゃったし。
とても気持のいいガイドさんでした。
失礼ついでにお勧めの酒場も聞きました。
お礼の意味をこめて、一緒にいかがですか?ってお誘いしたのですが、「仕事中ですので…」と…。
当然ですね。 -
早速ガイドさんお勧めのワイン酒場に行くことにします。
ここです。「Alter Klosterkeller」
ホントに雰囲気あるお店です。 -
ここが入口です。
これがホイリゲのマーク?
ウィーンは杉か松かの木の枝を玉のようにして軒先に下げてありましたが、これは何で作ってあるのでしょう。
ちょっと見た目、ストローで出来ているような…。 -
ブドウ畑を見渡すテラスに席をとりました。
さあ、待ちに待ったシュトゥルムです。
まだ発酵途上の少し濁った甘い味です。
日本酒で言えば「にごり酒」かな…。
ジュースのように口当たりがよくて美味しいので
すいすいいけますが結構アルコール度数も高いです。
気をつけなければいけません。 -
こんな雰囲気です①。
ステキでしょう?
シュトゥルムは男性陣には評判はあまり良くないようで、
お店の方に勧められたこの地方名産のワインボトルを2本も空けていました。
私ったら、飲むのに夢中になって写真を撮るのを忘れていました(トホホ…) -
こんな雰囲気です②。
それにお勘定を見てビックリ。
シュトゥルム6杯とワインボトル2本、それに食事も結構いただいたはずなのに、全部で87ユーロ。6人です。
チップ込みで1夫婦30ユーロでいいなんて、なんて安い! -
充分ワインも食事も満足しました。
そろそろウィーンに帰ることにします。
今日1日ホントに楽しかった。 -
デュルンシュタインの無人駅。
両側がブドウ畑の狭い道を通り、国道の手前にあるトンネルをくぐったらすぐ駅が見えました。
Oご夫妻とはウィーンでお別れをしました。
お互いにいい旅を!
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この旅行記へのコメント (6)
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- ねもさん 2023/07/25 10:09:24
- 見逃してました(;∀;)
- himmelさん お久しぶりです。
わが家も、himmelさんの8年後、同じコースを歩きました。違うのは夏休みだったのに、クルーズ船の乗船率が2割だったことくらい?(笑)
なんとデュルンシュタインの居酒屋も同じです! 仰るとおり安くて美味しい良い居酒屋でした(ウイーンから来たので半額くらいに感じました、笑)
エヘン、自慢です。娘たちとケーンリンガー城跡に登りました。夕暮れのドナウ川など絶景で、旅情を盛り上げてくれました。
この日はデュルンシュタインに泊ったのですか?
久々の遠出をきっと楽しみになさっていることと思います。暑い毎日、どうぞご自愛ください。
- frau.himmelさん からの返信 2023/07/26 22:08:55
- Re: 見逃してました(;∀;)
- ねもさんこんばんは。
ほんとに毎日暑いですねぇ~。私はこの暑さにヘタっております。
それにひきかえ、旅行記の中のねもさんは暑さにめげず毎回お元気で羨ましいです。
さて、ヴァッハウ渓谷の旅行記読んでくださって、いくつも「いいね」をありがとうございました。
何と15年も前の忘れかけていた旅行記でしたが、コメントいただいて読み返してみました。今の時期に読むにはちょうどいいですね。おかげでしばし涼しくなりました。
デュルンシュタイン、いいところでしたね~。
ケーリンガー城址に登られたのですね!
さすがねもさん。高いところがあると登らずにはいられない。あの高台から眺めるドナウ川は素晴らしかったでしょうね。
私たちはあの旅行記にもかきましたが、早くワインが飲みたくて却下!そしてあのワイン畑の中にあるワイン酒場に行きました。
ねもさんもいらっしゃったのですね。そしてデュルンシュタインに宿泊なさったとか。私たちはあれからウィーンに帰りました。
久しぶりに読み返して、ドナウ川のあの風景が蘇り、もう一度行きたくなりました。今回の旅もちょうど同じころのヨーロッパですが、今回は残念ながらドナウは全然縁がない旅です。
やはりもう一度どうしても行かなければ・・・。
ねもさんもどうかお身体ご自愛ください。
himmel
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- leslyさん 2021/06/22 13:44:40
- 男はつらいよ 心の旅路
- ここ、寅さんの映画のロケ地なんです。マドンナは竹下景子さん。寅さんと久美子(竹下さん)が教会のところを歩いていると修道士が出てきて、寅さんが「御前様、」と挨拶すると、「グリュースゴット」と返されます。日本語とドイツ語で会話できるのも寅さんにいいところですね。場面は変わってドナウ川のほとりで久美子の日本に帰りたい、という切実な悩みに寅さんが答えるシーン。映画のシーンがよみがえりました。
- frau.himmelさん からの返信 2021/06/23 09:13:34
- Re: 男はつらいよ 心の旅路
- leslyさん、おはようございます。
私はその映画見ていないのですが、そう言えば寅さん、たしかウィーンにも行きましたよね。その時のマドンナが竹下景子さんだったような。
旅行記でウィーンのことを調べているときに出てきたような・・。
二人はデュルンシュタインにも行ったのですか?
オーストリアがふんだんに出てくるのだったら、その寅さんの心の旅路、観てみたいですね。まだツタヤにあるかしら?
12年前に行ったドナウ川遊覧、思い出します。
またleslyさんの旅行記に伺わせてください。
himmel
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- jijidarumaさん 2014/01/13 17:05:54
- 古城ホテル デュルンシュタイン
- 2004年の旅(4月21日−5月4日:2週間)は南ドイツから、オーストリアを周遊しました。
“銀色に輝く帯”と呼ばれる、ヴァッハウ渓谷の左岸をくだり、念願のこのホテルについた頃は走行距離が丁度1000kmの距離を越えていました。
30年前、私共は夏の休暇旅行で、子供達と一緒にこのホテルを訪れましたが、大人の世界に気おくれした思いで、テラスレストランにも入れなかったことを思い起こします。
2004年の旅は家内の友人母娘とご一緒した旅で、1泊しただけでしたが、嬉しい事にプレシ−ズンということで、予約した部屋より格上げされた、ドナウ川を眺望できる部屋に変更して頂けました。また、ホテル側の配慮で、レストランもハルブペンジヨン方式(朝、夕食付の部屋料)にしてくれて、この旅で一番高い部屋料でしたが、結果的に安くして頂いたようです。
370年前に侯爵の城としてルネッサンス様式で建てられ、ドナウ川に面した、絶好の位置にホテルとして、生まれ変わり、美しいドナウの流れを見下ろすテラスレストランや見事なアンチーク調度品が備わったメインレストランは大変、魅力的でした。
デュルンシュタインの魅力的なワイン酒場で新酒や地元のワインを楽しまれたご様子ですが、この古城ホテルを訪れ、お茶を楽しんだら、もう一つ想い出も増えた事でしょう。
- frau.himmelさん からの返信 2014/01/14 22:21:29
- RE: 古城ホテル デュルンシュタイン
- jijidarumaさん こんばんは。
たくさんの旅行記に投票をありがとうございます。
なんだか私の拙い旅行記に時間を割いていただいて、申し訳ない気持ちです。
それにいつもいつもコメントをありがとうございます。
デュルンシュタインにもドライブでいらっしゃったとのこと。
羨ましいです。あのシュロスホテルにお泊りになったのですか!
1度ならず2度まで。
あのドナウが見えるお部屋だったなんて素晴らしすぎます。しかもハルプペンシオンだなんて・・。
私たちはあの時はとてもとてもシュロスホテルなんて高値の華でした。
デュルンシュタインのホイリゲでワインが飲めればいい・・なんて、それだけ。
そうですね、今から思えばあのホテルでドナウ川を眺めながら、お茶でもすればよかったかなーと残念です。
でも、ヴァッハウ渓谷はとてもステキな所、もう一度くらい訪れる機会があるかなー(ないかなー・・?)。
そのときはきっと。
それにしてもjijidarumaさんは駐在なさっていたとはいえ、いろんなところを訪れていらっしゃいますね。
それも私の知らない土地ばかり。
次はどんな伝説かしら?と楽しみにしています。
himmel
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