2009/09/24 - 2009/09/24
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frau.himmelさん
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ある日、夫とテレビを見ていました。
番組名は忘れましたが、BSでヴァッハウ渓谷沿いの観光地をローカル列車に乗って訪ねるという旅番組でした。
メルク修道院、ヴァッハウのブドウ畑、ワインの醸造所、デュルンシュタインのワイン酒場など、その美しい景観とともに素晴らしく魅力的に紹介していました。
なんともオーストリアの白ワインの美味しそうだったこと。
二人とも思わず「ここに行こう!」って叫んでいました。
こうして、メルク及びヴァッハウ行きが決定したのでした。
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まずウィーン西駅で1日チケットを購入。
今回は友人夫婦と4人連れですから1日乗り放題で28ユーロ(5人まで)は大変お得な切符です。
西駅を9:18分に出発するとメルクには乗り換えなしで10:33分に着きます。
シティーシャトルというこの列車に乗り込みます。 -
もちろん外の景色がきれいに見える2階に席を取ります。
列車の中で突然日本語で「himmelさんじゃありませんか?」と声をかけられました。
何と夫の知り合いの方がご夫婦でウィーンを旅行していらっしたのです。
もうビックリ!世界って広いようで狭いですね。
そしてヴァッハウを6人で行動することになりました。楽しい賑やかな旅になりそうです。 -
メルクの駅に到着しました。
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駅前の閑静な通りを修道院の方向に歩きます。
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土産物屋を通り抜けて…。
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しばらく行くと、大きな横に長い黄色い建物が見えてきます。
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ここはマルクト広場です。
この立派な噴水のキリスト像も修道院と関係があるのでしょうね。 -
広場にはかわいいカボチャ達が並んでいます。
そういえばもうすぐハロウィンの時期ですね。 -
メルク修道院に着きました。
正門をくぐるとこの修道院の東ファサードが出迎えてくれます。
小さくて見えないかも知れませんが、2階の中央部には小さなバルコニーがあり、バルコニーの左右に修道院教会の守護聖人であるペテロとパウロの2大使途が立っています。
屋根には”メルクの十字架”が立っています。 -
まず私達はこのインフォメーションセンターで、チケットを購入します。
ガイド付きチケットビッテ!と言って入場券を買い求めましたが、日本語のツアーはないとのこと、仕方なくドイツ語ツアーにしました。
入場券は一人9.5ユーロでした。 -
この門より中庭に入ります。
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この中庭は高位聖職者の庭と呼ばれているかなり広い庭です。
この庭を囲む四方の建物の屋根の縁には、使徒達と預言者達の像が飾ってあるのだとか。
この庭でガイドツアーの時間が来るのを待ちます。 -
庭の真ん中には噴水があります。
ガイド資料を読んでいたら、
「かつては高位聖職者の庭には……1722年にメルク市長に寄贈したコロマン噴水が位置していた。……現在はメルク市の市庁舎広場に設置されている」とあります。
あの市庁舎広場にあった豪華な噴水はもとはここの場所にあったものなのですね。道理で立派だったんですね。
でもこの噴水だってそのコロマン噴水に劣らないくらいしっかり存在感があります。 -
時間になりガイドツアーが始まりました。
この建物から中に入ります。
ところでこのファサードの絵、他と比べてモダン過ぎると思いませんか?
調べてみました。
今までのフレスコ画が風化して修復不可能になったため、新しく1988年に作成されたものだとか。
近代的な作風ではあるけれども内容はバロック風で伝統的な要素を取り入れたもの、だそうです。 -
皇帝の間に続く皇帝階段をガイドさんと一緒に上って行きます。
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この文字は皇帝カール4世のスローガン「誠実さと勇気を持って!」という意味だそうです。
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階段を登って皇帝回廊に来ました。
壁にはバーベンベルク家(ハプスブルク家が台頭するまでこのメルクの統治者だった王家)とハプスブルク家のオーストリア統治者達の肖像画が飾られています。
この絵はマリアテレジアとその夫、フランツヨーゼフ2世。
(写真がピンボケですみません。室内撮影は難しい…) -
これは鍵箱の裏側だそうです。
ものすごく複雑な構造になっています。どんなに大切なものをしまったのでしょうね。 -
これが皇帝回廊。
全長196メートルあります。
この長さの分だけ少なくともお部屋があるわけですよね。凄いですね。管理やお掃除のことを考えたら大変そう…。 -
皇帝回廊の最後にメルク修道院の模型がありました。
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大理石の間に入りました。
まずこの豪華な天井のフレスコ画に圧倒されます。
このフレスコ画はパウル・トローガー(1731年)によって描かれたもので、内容としては諸説あるそうですが、理知的な節度(アテナ)と必要に応じた権威(ヘラクレス)をもって国を治めるという意味もあるとか。
ある意味君主(特にカール4世)にとっては実に都合のいいスローガン(?) -
スローガンと言えば、この部屋のスローガンもあるようで。
入口の字が見えますか?
ここには(何人もそれにふさわしい敬意を表せよ)と書いてあるそうです。
また、反対側には(客人をキリストの如く迎えるべし)とあるそうですが、ここには写っていません。
そしてこの大理石の間は主に宮廷のための祝賀会食堂として使われたのだとか。 -
床の中央部には精巧な鉄細工がはめ込まれています。
何とこの下には温風ヒーターが納まっていたそうです。 -
大理石の間と言っても、本当にザルツブルクの大理石で作られているのはほんの一部分で、壁は大理石のように塗られた漆喰だそうです。
私には本物の大理石にしか見えません、すごいですね。 -
大理石の間の窓から下を眺めます。
教会が見えます。 -
同じく大理石の間から眺めたメルクの町の風景
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これは本物のバルコニーではなくフレスコ画の一部なのですね。
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大理石の間の豪華さに後ろ髪をひかれつつも外に出ました。
ここは大理石の間とこれから訪れる図書館を結ぶバルコニーです。 -
バルコニーの二つの塔のファサード。
塔の中央には、復活したイエスの像。教会の守護聖人であるペテロとパウロに見守られているように立っています。 -
バルコニーから図書室を見ました。
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バルコニーからドナウ川遊覧船の船着場のほうを眺めます。
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図書館の入口
ここから中に入ります。 -
図書館の中に入ってビックリ。
ここも他に劣らず豪華です。図書館と言うより美術館のようです。 -
入口には4体の木像があり、それぞれ神学・法学・医学・哲学を表している。
4体のうちの2体がここに見えます。 -
本棚は寄木細工で作られており、それに併せて皮の背表紙が装丁されたのだとか。
図書室だから普通に考えると本が優先されそうですが、ここではまず本棚ありき…、ですね。 -
実は私達、最初こそドイツ語ツアーのグループで回っていましたが、全く何を話しているのかさっぱり理解できず(泣)。
そこへ目の前で日本語で説明を受けている団体があったので、悪いとは思いつつもちゃっかりその後ろに付いていくことにしました。
しかもガイドさんへの質問はほとんど私達一行ばかり、全くなんて図々しい。
でもガイドさんは嫌がりもせず親切に教えてくださいました。
ガイドさん、あの節は本当にありがとうございました。
このガイドさんにはその後デュルンシュタインでも遭うことになるのです。 -
4つの木像のうちのもう1体
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2階にもびっしりの本。
ここには16000点の書籍がテーマにそって保管されていますが、このほかにも歴史的に貴重な膨大な書籍が別に保管されており、なんと全部で10万冊に及ぶそうです。 -
このメルク修道院の主役は何と言ってもこの教会です。
なんともきんきらきんで豪奢な教会…。
それもそのはず、聖ベネディクトはその戒律の中で「何であろうとミサより優先してはならぬ」としているそうです。
と、言う事は教会より豪華な建物を造ってはならぬということ? -
主祭壇は、ガリ・ビビエナが製作したもので、ザルツブルクの大理石と金箔を施した木が主な材料。
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私と?夫妻はガイドはこれで終わりだろうと思い、出口に来てしまいました。
ここはコロマンの庭といわれるところです。
教会の西側ファサードになりここが教会の出口になります。
ここも素晴らしいですね。 -
夫とO夫妻がなかなか出て来ません。
探し回っていたら、30分くらいたってからやっと出て来ました。
訳を聞くと、何と教会の中でミサがありパイプオルガンの演奏を聴くことが出来たんですって。
悔しい! 早く出て来なきゃよかった! -
修道院のガイドツアーはこれで終了です。
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出口に通じる通路。
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次の遊覧船の乗船まではしばらく時間があるので、教会のレストランで軽く食事をすることにします。
この後、デュルンシュタインのホイリゲで、おいしいワインと食事を頂くことになっているので控えめにしてって言ってたのに、みんなよく飲んで食べること…。
私はケーキとワイン1杯だけでぐっと我慢しました。
美味しいものはあとのお楽しみ…。
それにしても、このメルクの白ワイン美味しかったー。デュルンシュタインでのワインの期待が高まります。
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