シンガポール観光 豪華絢爛な巨大寺院 「新加坡仏牙寺龍華院」

2010/01/25 - 2010/01/25

チャイナタウンの観光をしている途中で、友人に連れて行ってもらいました。

ここは２００７年に完成したばかりの、とても新しい寺院です。


■■□□■■　シンガポール旅行　１０年０１月　■■□□■■
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10423031/

エリア シンガポール(シンガポール)

新加坡仏牙寺龍華院

チャイナタウンのすぐ近く、突如として巨大な建物が見えてきたので、とても驚きました。

新加坡仏牙寺龍華院

仏陀生誕を祝う「ベサックデー」前夜の２００７年５月３０日、新寺院・「新加坡仏牙寺龍華院」（288 South Bridge Road）の建立式が盛大に行われた。

　建立式には、ナザン・シンガポール大統領をはじめ各国の在シンガポール大使、僧侶が来賓として招待され、来賓により山門が開門された。開門と同時に寺内は一般にも開放され、深夜まで参拝者寺内は参拝者によるにぎやかさに包まれた。
式典と同時に行われたパレードでは７カ国から寄せられた山車の周囲を国内外のパフォーマンス集団が取り囲み、武術や獅子舞、伝統舞踊などを披露した。

新加坡仏牙寺龍華院

地上４階、地下３階建てで、境内の広さは約３０００平方メートル。

装飾品の多くは中国の職人が唐代の様式を模して製造し、屋根瓦やその周辺装飾品は奈良県の石野瓦工と松岡特殊資材からの調達という。

新加坡仏牙寺龍華院

総工費はＳ＄６２００万（３９億円）で、半分以上は信徒からの寄付によるもので、残りは政府が出資。

各宗教を大切にすることで、宗教対立をなくす手法をとっているシンガポールでも、公的資金が宗教施設に投入されるのは稀なこと。
国民の為ということと、観光大国の新スポット設立、という大義名分がこれを可能にした。

新加坡仏牙寺龍華院

新加坡仏牙寺&博物館
Buddha Tooth Relic Temple and Museum

仏牙（Buddha Tooth）の名前が示す通り、４階に安置されている４２０ｋｇの黄金の仏舎利の中には、仏陀の歯が納められているという。

新加坡仏牙寺龍華院

扁額

新加坡仏牙寺龍華院

金剛力士（阿形）

金剛力士（こんごうりきし）は、仏教の護法善神（守護神）である天部の一つ。

開口の阿形（あぎょう）像と、口を結んだ吽形（うんぎょう）像の２体を一対として、寺院の表門などに安置することが多い。

一般には仁王（本来は二王と書く）の名で親しまれている。

新加坡仏牙寺龍華院

金剛力士（吽形）

石造りのかなりリアルで精悍な顔つきをした金剛力士像。
よく見ると、手足の血管まで再現されています。

新加坡仏牙寺龍華院

ここに、英名が「Buddha Tooth Relic Temple and Museum」だと書いてあります。

そして、この建物の中には博物館があることも分かります。

◎ 仏暦２５５２年

お釈迦様が涅槃に入った（釈迦の入滅）年の一年後を仏暦紀元にしていますので、西暦紀元前５４３年が仏暦紀元となります。

仏暦２５５２年は、５４３を引き西暦２００９年のことだということが分かります。

新加坡仏牙寺龍華院

屋上　庭園
４Ｆ　光宝殿
３Ｆ　仏教博物館
２Ｆ　
Ｍ　　法堂・戒光堂・地蔵殿
１Ｆ　百龍殿・圓通殿
Ｂ１　五○堂（食堂）
Ｂ２　駐車場
Ｂ３　駐車場

注意事項には、ドレスコードが厳しく書かれています。

写真撮影に関しては、完全に自由です。やったー！

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

すっごい派手！
前後左右、天井まで赤と金色。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

天井の造りはこんな感じ。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

壁にはギッシリと仏様が安置されています。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

大きな仏様にはそれぞれの名前が、小さな仏様には番号が振られています。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

天井の造り。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

高さ約８メートルの本尊。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

本尊の後方には、シルクの布に刺繍された絵がありました。凄いお金がかかってるらしいです。

ここには龍がたくさん描かれており、ここから百龍宝殿の名が付けられたのかと思いました。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

本尊を横から撮影。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

千手千眼観音。
宝殿の後方にも、おびただしい数の仏様が。
そのいずれもが、私にとってなじみ深いものばかりです。
日本のお寺に置かれているものと同じなので当然ですね。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

千手千眼観音。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

四天王のうちの誰かだと思います。

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

普賢菩薩

新加坡仏牙寺龍華院

百龍宝殿

不動明王

新加坡仏牙寺龍華院

残念ながら、１階部分をサッと見ただけで時間切れになってしまいました。

案内してくれた友人も、私達が寺院にこれほど興味を持つと思っていなかったようで、時間配分をミスったようです。

新加坡仏牙寺龍華院

春節（旧正月）の飾り付けでしょうか、回廊部分に提灯のようなものがズラッとかけられていました。

ここはまだまだ上層階に、見どころがいっぱいありそうなので、次回来た時には、必ず隅々まで見て歩きたいと思います。
博物館など、全部見て回ろうと思ったら、２時間くらいは必要そうな感じでした。


◎ おしまい