★ ゴールデンシュー（Golden Shoe Car Park）「保記小厨、粉麺飯」

2010/01/25 - 2010/01/25

ここは、私がシンガポールに住んでいる時に、最も多く通った店です。

この付近に会社のオフィスがあり、ランチタイムになるとみんなでいろいろなところに食べに行きました。
私はシンガポーリアンとはやっぱり味覚が違うので、なかなか口に合う現地の料理が見つけられず、マクドナルドやモスバーガーなどを食べることが多かったのですが、それでも何年も開拓を続けるうちに、やっと見つけました。

私がターゲットにした料理は炒飯。
炒飯なら、日本人の口に合うものを出してくれる店がそこそこあることに気付き、その中でも特に美味しいお店を探し出したのです。


■■□□■■　シンガポール旅行　１０年０１月　■■□□■■
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10423031/

エリア シンガポール(シンガポール)

ゴールデンシュー（Golden Shoe Car Park）

ラッフルズプレイス近く、銀行・証券などの巨大ビルが立ち並ぶ金融街の真っただ中にある、駐車場です。

建物の上の方が駐車場になっていて、１〜３階にショップやレストランが入っています。

ＵＯＢプラザ

高さ２８０.１ｍ、地上６６階、地下３階建ての超高層ビル。
尖塔型ではない箱型のポストモダニズム建築で、設計は日本を代表する建築家の丹下健三、施工は鹿島建設により行われ１９９５年に完成しました。

隣接するＯＵＢセンター、レパブリックプラザと並んで、シンガポールで最も高い建物です。

ゴールデンシュー（Golden Shoe Car Park）

ここは、少し前まで改装工事をしていました（今も工事中なのかな？）

それで、中に入っている店も、閉店したり移動したりで、かなり入れ替わりがあったらしく、私が２年前に通っていた店が今も残っているかは微妙だと言われました。

ゴールデンシュー（Golden Shoe Car Park）

友人を待っているうち（シンガポーリアンは約束の時間より遅れて来るのが当たり前なのだ）、この周囲の写真を撮りまくっていましたが、そのうちこのビルの警備員？から、写真撮影禁止だ、といって注意されました。

こんなビルの写真撮影を禁止する意味が、どうにもよく分からないです。

MARKET STREET FOOD CENTRE

今まであまり気にしていませんでしたが、一応入口のところにはフードセンターと書いてあるんですねー。

ここの階段から上って２〜３階がフードセンターになっています。

MARKET STREET FOOD CENTRE

フロアはこんな感じになっています。
テーブル席の周囲に、たくさんの店が入っています。

私のお気に入りの店はまだあるかな？？
３階へ行き、かすかな記憶を頼りにその店の場所を探します。

保記小厨、粉麺飯

あった！ありました。

この店です。
店のおばちゃんも、シェフも私のことを覚えていました（*^_^*）

ついでに、私がいつも注文していたものも、覚えていてくれました。

保記小厨、粉麺飯

ここで炒飯と焼きそばを注文しておき、私はフィッシュボールスープを探しに行きます。

これも何軒も食べ歩き、一番美味しいと思う店でいつも食べていました。

この店はちょっと探すのに苦労しましたが、まだそのまま店があったようで、何とか見つかりました。
そして、やっぱり私が注文していたものを、覚えていてくれました(*^^)v

テーブル席

何ヵ所かのお店で買った物を、ここに集めています。
基本的にはセルフなのですが、時間のかかるものを注文した時など、店員さんが持ってきてくれる店もあります。

炒飯

これは私のオリジナルの炒飯。
通常であれば、チャーシューを細かくカットしたものが入っているのですが、私はそれが苦手なので、入れないようにしてもらい、代わりにエビ・カマボコなどが入っています。

ちなみに炒飯は”チャオファン”と発音します。
シーフードバージョンなので、”シーフードチャオファン”と注文していました。

炒飯

この炒飯、３．５Ｓ＄（２２０円）くらいだと思います。
むちゃくちゃ安い！

味付けは日本の炒飯とほぼ同じ。基本となるこの味を求めて、私が探しまくり、やっと辿り着いた味なのだ。

米は当然現地のもので、パサパサなのだけど、ご存知のとおり、炒飯にはこれが一番合う。
日本の炒飯は、日本米で作るので、水分が多くべちゃべちゃになりがちですが、この米だと水分が少ないので、最初からパラパラ。
それだけだとあまり美味しい炒飯にはならないのですが、調理の最後にスープのようなものをかけ、水分を若干補給することで、物凄く美味しくなります。

ちなみに、日本を含め、今までに食べたことのある炒飯の中で、これが一番美味しいと、今でも思っています。

いろいろとリクエストして、改良を繰り返すうちにやっと完成した”みにくまオリジナルシーフード炒飯”。他の人がどう思うのだろうと、いろんな人に食べさせましたが、日本人は全員美味しいと絶賛しました。

そのかわり、シンガポーリアンは、美味しいとまぁまぁ（シンガポーリアンのニュアンスで普通以下）が半々に分かれました。味覚の違いでしょうか。

皿うどん

こちらも、私のオリジナル。
炒飯と同じ店で、シェフに細かくリクエストして作ってもらいました。

日本でハマった皿うどんの味を、シンガポールでも味わいたくて、それに一番近い料理を探すうちに辿り着いた一品です。

皿うどん

本来のこの固麺を使った料理は、たしか上に白身の魚が乗っていたと思います。
それをエビ（シーフード）とモヤシ（タウゲー）に変えてもらいました。

呼び方は”タウゲーミェン”。
値段はやはり３〜４Ｓ＄（約１９０円〜２５０円）と、ホーカーセンターならではの激安価格。

エビは、シンガポールではけっこう安くても美味しいものを出してくれるのですが、こういった店だとその保存状態などいろいろな要因によって、味が激変します。時には、腐ってるんじゃ？なんてのも出てきますので、注意が必要です。

麺は固麺。最初はパリパリなのですが、だんだんと餡が染みてきて、ふにゃふにゃになってきます。そのスピードがけっこう早く、半分くらい食べた頃には、のこりはふにゃふにゃになってる感じ。
もう少しパリパリが長持ちしてくれると嬉しいのですが、そこまで贅沢は言えない。

ソースはとろーり餡かけ。ニンニクたっぷりで、ほんのり甘め。私が求めていた味とは若干違うのですが、これはこれで美味しいので、お気に入りでした。


こちらの料理も、他の人に奨めてみたのですが、これは日本人・シンガポーリアン共に好評で、リピーターも続出しました。

フィッシュボールスープ

シンガポールなら、どこにでもある定番の料理。

しかし、このフィッシュボールスープを探すのに、かなり食べ歩きました。（炒飯・皿うどんとは別の店）

どこにでもある料理なだけに、各店舗ごとに味も様々で、なかなかこれだ！という店が見つからず、苦労しました。

フィッシュボールスープ

フィッシュボールスープというと、普通は麺が入っているのですが、私はシンガポール風のふにゃふにゃ麺が大嫌いなので、抜いてもらっています。

それから、私のはフィッシュボールだけですが、普通は白身魚とかいろいろ入っています。

先ほどの炒飯などもそうですが、シンガポールでは顔で注文していました。

フィッシュボールの味ってのは、どの店もあまり大きな違いはなく、どこで食べてもたいてい美味しいです。
問題はスープの方。
いろんな味があって、私達日本人に一番合うと思われるものを、探し続けてここに辿り着きました。

透明なスープで、とってもいいダシがでています。
このまま飲んでもいいのですが、ここに赤いチリを１つか２つ落とすと、辛味が増してさらに美味しさＵＰです。

赤チリは、緑チリと違って、恐ろしく辛いので、そのまま食べたりしないように注意して下さい。

チャーシュー

友人が買ってきたもの。

２種類のチャーシュが盛り合わせになっています。

左は醤油味？のチャーシュー。
右は蜂蜜味のチャーシューです。

チャーシュー

私も少しだけいただきました。

左の醤油チャーシューは、脂身がおおくてシャリシャリ食感が安っぽさを物語っている。いや〜な匂いもあるので、食べられませんでした。

右の蜂蜜チャーシューは、脂身が全然なく、食べやすかったです。
甘い味付けはどうかと思いましたが、意外と合うんですねー。

チキンライス

友人のシンガポーリアンが食べていました。

私はチキンライスは最初のころ１度か２度食べましたが、口に合わなかったので、それ以降全く食べなくなりました。

チキンライス

このチキンライスは、炒飯の上にチキンがのっていますが、普通は白ご飯な気もします。

ラーメン？

これも友人が注文したもの。

人気のお店で頼んだもので、美味しいと言って食べていましたが、私には食べられなさそう。

麺がふにゃふにゃで、コシが全く無く、旨みも全然ないです。
シンガポーリアンに聞くと、麺にコシがある日本のうどんは、気持ち悪くて食べられないのだそう。

最近では日本のラーメン屋とかも進出してきて、コシのある麺も多少は受け入れられつつあるのかもしれません。

人気のラーメン店

これが先ほどのラーメンを売っていた店。

今でも数人が並んでいますが、私達が食べている時間は通常のランチタイムより、ずっと早いのでこんなもの。

あと１時間もすると、ここは物凄い人であふれかえって、人気店ともなると長蛇の列ができるのだとか。

フレッシュジュース

フルーツをその場でジュースにしてくれます。
単価Ｓ＄１.５〜２（９４円〜１２６円）くらい。

安さが示すとおり、フルーツもそれほど良いものを使っているわけではないので、味もたかがしれています。

その中でもそこそこ美味しいのは、バナナジュースかパイナップルジュースくらいでしょうか。

フレッシュジュース

◎ おしまい

２年ぶりの訪問でしたが、ちゃんと店が残っていて良かったです。

味も全く同じでした。
懐かしい味。


またシンガポールに行った時は、絶対に食べに行く！