2009/10/05 - 2009/10/06
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maki5963さん
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クヴェトリンブルクからゴスラーまでは乗り換えを含めて1時間半ほどで着きました。ゴスラーは中世の時代から銀・銅・鉛などを産出する鉱山の町として栄え、豊かだった当時の面影を残す旧市街の街並みや、ランメルスベルクの新旧鉱山がユネスコ世界遺産になっています。
町の建物は古い木組みの家が多く残り、多くの灰色のスレート葺きの屋根に赤い屋根も混じる落ちついた雰囲気の町です。中心部周辺の街並みや塔からの風景など、午後からののんびり町歩きです。
Quedlimburg10:33HEX→Halberstadt10:49/11:03RE→Goslar12:03
Goslar10:06発RE→ハノファーからハーメルンへ
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ゴスラー駅。着いた頃はまだ青空だったのですが、この後次第に雲ってきて夕方頃からは雨になってしまいました。
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駅前から伸びるローゼントア通りを行けば町の中心部に出ます。通りの入り口にはかつての市の城壁を利用したという大きなホテル、Der Achtermannや、通りにはこんな像も。
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マルクト教会祭壇。
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マルクト教会。この教会の塔は登ることができますのでまた後ほど来ることにして、、
駅から町の中心部までは10分そこそこ。この教会やマルクト北側に1本の木がある小さな広場があります。 -
マルクト広場。これは市庁舎外階段2階から見た風景です。中央の噴水を中心に色違いの敷石が放射状に敷かれています。
広場右手にホテル・カイザーヴォルト、正面に仕掛け時計のあるカイザーリングハウス、その左の建物に観光案内所があります。 -
カイザーリングハウスと1230年に作られたという噴水。水盤中央には金の冠をかぶった帝国鷲が羽を広げています。
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ゴスラーのシンボルという金の帝国鷲。
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1494年築というホテル、カイザーヴォルト。グレーのシックな色が多い中での赤い色彩が印象的。
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そのホテルのファザードにあるうちの2体の飾り。
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市庁舎から向かって左手風景。
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15世紀に建てられたという市庁舎。左手にある外階段2階踊り場からマルクトや仕掛け時計を見ました。
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仕掛け時計は9時、12時、15時、18時の1日4回、美しい鐘の音色と共に、騎士ランメルによる鉱脈発見から採掘などのシーンが現れます。この鐘の音やメロディがとても美しくて午後2回とも聞きに来ました。
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仕掛け時計シーンの一こま。
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市庁舎側面にある外階段。コックさんが「いらっしゃい」と誘っているのは地下にあるレストランです。
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市庁舎横の街並み。後にカフェやレストランのテントがあるこの中の1軒で夕食。
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マルクトから教会南側を通ってお城へと続くHoherwegを行くとこんな小川が流れています。こちらは橋の右手ですが、左に行くと水車やゴスラー博物館があります。
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お城へと続くHoherweg。正面突き当たりに見えている「ドーム入り口の間」を右に行くとすぐお城です。
この通りはお土産屋さんが並んでますが、左側の車のいるあたりに宿泊した小さな宿「Kaiserpfalz」があります。シングルは3階の屋根裏風ですが、中心部に近く便利でした。
Hotel Kaiserpfalz 45ユーロ/S
Hoher Weg 17, 38640 Goslar
http://www.booking.com/hotel/de/kaiserpfalz.ja.html?aid=304271;label=osm_hotel70168_ja;sid=7e3cc72eeabec3b96c8d195bcb5082da -
この通りのおみやげ物屋さん店先。もちろん魔女人形もいっぱい。魔女の顔はワシ鼻で恐ろしげなのがスタンダードですが可愛いとは言い難く、うけ狙いの優しげな顔の魔女もいます。
お香人形など木製人形もたくさんありましたが、値段が一桁違います。そっくりなのですがエルツなど本場ものではないようです。 -
やや高台にある皇帝居城。芝生や樹木の繁る庭があります。城は11世紀にハインリヒ?世が築き、現在の建物は1867年〜79年にかけて再建されたものとのこと。
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お城へはこんな観光馬車やビンメルバーンも出ています。前庭に芝や樹木、裏側も木々の茂る静かな緑地帯になっています。
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お城の前の像は向かって右がフリードリッヒ?世、左がヴィルヘルム?世と他にライオンが2頭。
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お城2階からの風景。
お城の見学はこの時期10時〜17時までで、入場料4.5ユーロ。二階の帝国の間は三面に大きな壁画があり、天井なども凝った造りですが写真撮影不可です。行った時コンサートでもあるのか広間一面に椅子が並んでました。 -
二階からの風景続き。
見学はお城に続きウルリッヒ礼拝堂地下まで廻れます。 -
12世紀に建てられたというマルクト教会。左の北塔は下にある入り口から階段を登ることができます。
入場料:2ユーロ -
階段は230段ほどありましたが、まぁ登りやすいほうです。
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南西方面、左に皇帝居城が見えます。
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皇帝居城方面。ゴスラーは赤い屋根の家もありますが、グレーのスレート葺き屋根が多く独特の色彩です。
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東方面。正面にマルクト広場、手前は市庁舎。
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南東方面。左端にマルクトのカイザーヴォルトが見え、手前教会横のカフェなどの通りに続きます。
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西方向。
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教会すぐ正面、といったあたり。
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北方向。手前にマルクトや教会北側の小さな広場が見えます。ここの敷石もマルクト広場同様に放射状に作られています。
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珍しい風景かと思いますが、修理中の屋根の上に3人の人がいます(大きくするとはっきりします)。かなりの高さの上屋根の角度も急で危なそう・・
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北塔には時計がありますので多分その時計の歯車、、
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古い塔ではよく鐘を支える木組みなど、むき出しのこんなガッシリした造りを見ることができます。
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ゴスラーの街並み風景。
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同じあたりですが馬車がやってきました。車がなければまるで中世の風景、といった感じです。
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Bergstr.の先にあるジーメンスハウス。
外壁に彫刻がある大きなこの建物は1693年築、ドイツの有名企業ジーメンスが最初に商売を始めた先祖の家だそうです。 -
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ジーメンスハウスのすぐそばにあるツアベルゼZur Boerse。1573年頃のこの外壁模様の美しい建物は現在小さなホテルになっています。
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1254年築の大聖十字救貧院。中庭を囲んで一部はガラスなど美術工芸作家達のアトリエ兼販売所になっています。庭にある椅子もユニークです。
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雨のマルクト夜景。
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ホテル・カイザーヴォルト。
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ホテル側からの市庁舎。
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市庁舎夜景は2階のステンドグラスが美しい。
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肌寒い雨の夜だったので、夕食は温かいスープがいいな、と具だくさんのグヤーシュを頼んだはず、だったのに肉だらけのシチュー風・・多すぎて食べきれず。
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翌朝ホテルの朝食。たいていバイキングなのですが、ここは1人前がいい雰囲気にセットされてました。シンプルですが十分、スタンダードなメニューです。
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駅へは雰囲気のいい水路沿いを行きます。ここは途中にあるゴスラー博物館。
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水路にある水車。ゴスラーに残っているのはこの一つだけのようです。
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マルクト側に入り口があるレストランの裏側。小さな橋の上から見る風景が美しい。
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ローゼントア通りの駅近く、ヤコブ教会広場で朝市がありました。小雨模様の朝になりましたが、教会や市場に寄り道してから駅に向かいました。
この後ハノーファーに立ち寄ってからハーメルンに向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ココアさん 2010/03/27 20:52:50
- またもやこのご旅行記に来ちゃいました
- 「金の冠をかぶった帝国鷲」をはじめとるする、この街のゴージャスな雰囲気に惹かれて、またもや拝見しました。
とっても圧巻の街ですね。
ココア
- maki5963さん からの返信 2010/03/29 23:21:34
- RE: またもやこのご旅行記に来ちゃいました
- こんにちわ、いつもありがとうございます。
同じハルツといっても3つの町はそれぞれ違い、ゴスラーはシックで落ちついた雰囲気がありました。帝国鷲は堂々と辺りを睥睨していて、さすがシンボルというだけの貫禄十分です。ここも歩いたのは町のごく一部だけですから、他にもたくさんステキな通りや家々があるだろうと思います。
北ドイツは一度きりかも、、との思いで詰め込んでしまいどこも慌ただしくなってしまいました。できたらもう一度、というまちがいくつもあります。
maki
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