2009/10/04 - 2009/10/05
25位(同エリア66件中)
maki5963さん
- maki5963さんTOP
- 旅行記133冊
- クチコミ11件
- Q&A回答10件
- 407,417アクセス
- フォロワー22人
クヴェトリンブルクはヴェルニゲローデの南東方向にある人口2万人あまりの小さな町です。この町は1200戸もの古い木組みの家々があり、戦災の影響をあまり受けずに中世の町の姿をよく伝えている、ということで城山の教会などと共に1994年からユネスコの世界遺産となっています。
ベルニゲローデからは乗り換えを含めても40分ほどと近いのですが、移動し城山や旧市街を歩きました。行ってみたら見所は多くて美しく、もっと時間をかけて歩きたい町でした。また行く前はあまり知識もなく、またしても見落としや見られなかった所が多々あるのを後で後悔することになったのでした・・
Quedlinburg参考サイト(日本語)
http://www3.quedlinburg.de/neu/japanisch/Tourismus/default.asp
10/4:ヴェルニゲローデ発12:42RE→Halberstadt12:54/13:06HEX→クヴェトリンブルク13:23着
10/5:クヴェトリンブルク10:33発Goslarへ
PR
-
クヴェトリンブルク駅正面。
駅を出て駅前広場からすぐ緑豊かな緑地帯を流れるBode川にかかる橋を渡り、Bahnhof通りをまっすぐ行きます。 -
Turn.str(間違えて入りやすい)を越えてすぐ、次のHeiligeist.strを左に行くと、両側はこんな素敵な街並みになります。
-
間違えて入り込んだ通りにあった噴水。何か掴もうと危うい姿勢の男を見る男の手には金の王冠、曰くありげな像です。
-
中程に見えている通りをやってきて、交差点角にあるのが本日の宿「Gasthaus Zum Goldenling 」(右側の建物)。下にレストランのある、ガストホフといった感じの小さな宿です。通りの反対側の建物もステキな感じ。
-
ホテル全景。駅からでも10分そこそこ、市庁舎のあるマルクト広場までは数分と観光にも便の良いところにあるリーズブルな宿です。下のレストランは昼もやっていたので昼過ぎでもチェックインできました。
Gasthaus Zum Goldenling (45ユーロ/S)
http://www.booking.com/hotel/de/gasthaus-zum-goldenen-ring.ja.html?aid=323795;label=tripad-0908-PB-de-67098;sid=8505996bd519ed73c2ab96e4b5657f3f -
天気もいいことだし、とまず高台の城山/セルヴァティウス教会に向かいます。
ホテルから数分で町の中心、マルクト広場です。ここはまた後で来ることにして、、 -
町の中をボーデ川の支流(水路?)が流れています。
-
多分Bardという水路沿いのあたり。奥に教会の塔が見えています。
-
ここから細い通りを抜け車道に出て、さらに細い道を上って、、
-
城山の下にある広場。木組みの素敵な建物が並んでいます。
-
-
そこからさらに高台へと坂道を上っていきます。
ここは元々はお城だった所なのでとても立派な姿です。現在は「司教座教会セルヴァティウス」として知られ、歴史的な街並みとともにユネスコ世界遺産です。 -
ここの高台からは町の展望が美しい。中ほどの塔はマルクトにある教会の塔でしょうか。
-
こうして見ると多くの塔が見えています。あとで見たら地図にあるだけでも7つもの教会がありましたし、その他の塔もあるでしょうし、、
-
赤い屋根の眺めがとても美しい。
-
実はこんな風に写真を撮るのは一苦労で、、ここにあるレストランのテラスからならもっと展望が良さそうだったのですが、この日は日曜のためかやってなくて入れず。それで広い庭園テラスからの眺めは金網越しだったり手前に広く庭があったり、、
-
教会のあるサイド。
-
先ほどの景色とは反対側になりますが、こちらは町の外側にあたるのでこんな景色になります。遮るものはなく広々とした展望なのですが建物は少ない。
-
城山の建物。左が聖セルヴァティウス教会で右が城。
ここは919年にドイツ初代の王ハインリッヒの城として建てられ、936年に王が亡くなると妃のマティルデはここを女子修道院とし、12世紀に付属のセルヴァティウス教会が建てられたという。王と妃はここの地下聖堂に埋葬されています。 -
セルヴァティウス教会。
-
教会、城博物館あたりの中庭。
入場料はそれぞれ4.5E、コンビチケットで7E。入るのはどうするか迷った末、明るいうちに町を歩こうと入場せず。今なら入るなぁ、、これだけ古いのは貴重だし、、
当たり前のことながら、あらかじめ知識を得たうえで見学するのが大切、というのが教訓に・・ -
、、というわけで残念ながら周辺の様子だけ、、
-
-
見えている教会の二つの塔は19世紀に修復された際に付け加えられた由。戦災をあまり受けなっかったという町ですがこの塔はアメリカ軍の攻撃を受け破損、現在のように修復されたそうです。後に見た戦災前の写真の塔は尖塔で、そのほうが美しい姿だったと思います。
-
教会は岩山の上にそびえるようにして建っています。この岩山の左手に道が続いています。
-
その道の反対側高台の見晴らしの良さそうな丘にぎっしり家が建っています。ここは多分ミュンツェンベルクMuenzenbergという丘のようで、古い木組みの家々があり城山を見渡せる絶好の展望場所、というのを後で知りました。
-
教会の下の方に回り込んでみたら、新しそうな石垣にはぶどうの苗が植えられているようでした。
-
せっかくだから来たのとは違う道を行ってみよう、として来た城山の下あたりの駐車場からの風景。
-
日の当たり具合も良く、民家の赤い屋根と教会の姿が美しい!
-
ここからの城山の眺めもお勧め。
-
そこから行くとちょうどこの土日の週末イベント、手作り作品販売といった催しが開かれていました。リースや木製品などいろんな手作り品の店があり、この外でも食べ物などの店もあってそこそこの賑わい。おもしろかったのでちょっと休憩、、
-
-
イベント会場からは車道に出てしまったので適当な道を入ると、緑地の中に立派な御屋敷風のホテルらしき建物がありました。
-
このそばにこんな塔があります。Hoher Turmという塔でしょうか、ここに上ればいい景色だと思いますが上れないかな、、
-
ここにホテルのものらしきオープンカフェテラスがありますが、ちょっと高台のここからはマルクトの教会の塔がこんな風に見えます。なんだかふくろうの顔みたい、、
ここを降りていけばマルクトはすぐ近く。 -
陽の高いうちに撮ったマルクト広場の市庁舎。
1616年〜19年に正面が作られ、1900年前後頃拡張された。蔦と花で飾られた建物が美しい。塔は市庁舎裏手にあるマルクト教会。左手の美しい建物の1階はカフェです。 -
市庁舎正面風景。戻った頃はちょっと陰ってきてしまいました。
-
市庁舎を背にして広場右手方面。周囲を美しい木組みの家々が取り巻く広々した広場です。
-
市庁舎入り口の鷲の紋章。そのまた上には女神像。
-
市庁舎向かって左にローラントの騎士像。町の自由と公平を象徴しています。像は1447年に造られましたが今あるのは1869年に再建されたもの。ブレーメンの大きなローラントが有名ですが、これはドイツでは一番小さなローラント、といっても3m近くあるらしいです。
-
この市庁舎右手すぐの通りの建物(ちょうど中程影になってるあたり)の下に、
-
1階がトンネルになった狭い通路があります。緑のドアにホテルとあるのは、、
-
細い路地にあるこのホテルでした。狭い入り口は「奥に何があるだろう?」と通って見たくなるような感じです。
-
これは入ってきた方向だと思いますが、この通りは昔の靴職人達の家々で正面は靴職人組合の建物だそう。
マルクト周辺にはことに古い家並みが残る雰囲気のいい路地が多くあります。 -
通りの外側はさらに歴史的な建物が建ち並ぶ通りです。以下ランダムですが歩いた周辺の通りの様子です。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
Poelle.strの像。
-
マルクト教会。12世紀頃からの古い歴史があるそうですが何度も増改築され、塔は1901年の火災後再建されたものだそうです。
-
市庁舎右手にあるレストラン、ツム・ローラントのおしゃれな看板。
-
夕方のマルクト広場の入り口にある音楽師たちの像からの市庁舎。
-
暗くなってきてますがここはライトアップはないようです。ひっそりしてちょっと寂しい感じ・・
-
市庁舎を背にして反対側の風景。
-
ここがライトアップされたら素敵な雰囲気になると思うけど、、
-
昼過ぎチェックインした時、おいしそうな匂いがしていたので夕食はホテルのレストランで、と決めました。メニューはターゲスカルテのロールキャベツ。焼いてから煮込んだのかキャベツが焦げてます。
-
晴れた翌朝も時間までまたプラプラ町歩き。朝陽を浴びるカフェと教会の塔。
-
-
マルクトからも近い聖ブラジィイ教会St.Blasii。10世紀頃からと町で一番古く歴史ある教会だそうですが、現在はコンサートや催しもの会場として使用されているそうです。
-
城山下のWordgartenからのセルヴァティウス教会の塔。
-
クヴェトリンブルク駅構内。天井の梁や照明など雰囲気がクラシカルで素敵です。
-
クヴェトリンブルク駅に停車していたHBSの蒸気機関車。2006年6月にここまで延長、運転開始されたそうですが、時刻表で見ると多くない本数の中、ここを出る蒸気機関車はさらに少ない2本/日のみ、珍しい光景だったと思います。
-
これはホーム向かいに停車中のHEX、ターレ行きです。私の乗るのはマグデブルク行きの同じHEX、ゴスラーへはハルバーシュタットで乗り換えます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ココアさん 2010/02/27 16:59:29
- テレビに出てきそうな街ですね
- こんにちは。
なんて綺麗な街なんでしょうか!
それに、最後のSL、かなり年季の入った感じのデザインですね。実物に触れてみたいです、いや、出来れば運転室に入ってみたい!
ココア
- maki5963さん からの返信 2010/02/28 00:25:41
- RE: テレビに出てきそうな街ですね
- ココアさん、コメントありがとうございます。
クヴェトリンブルクは幸い天気も良く、日も高かったので明るく美しい印象です。ここもたくさんの写真を撮ったのですが、旅行記は無理矢理一つにしたので枚数が多くなってしまいました(2つにすれば良かったのですが、、)。写真は多くて50枚前後と思うのですが、ついあれもこれもと増えてしまいます。ここも見所の多い町で、ニコライ教会に行けば塔からの展望もできたかも・・など思い残しも多々。どこへ行っても2泊はしないと、、と後悔ばかり・・今回は欲張りすぎて下見程度になりました。
ココアさんはSLに興味がおありですか?私が旅で唯一出会った方は長年の鉄道趣味のある方で、その旅をしてるとのことでした。疎い私でも、ドイツなど欧州は他でも各地でSLが走っていると聞き乗ってみたくなりました。
maki
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
クヴェトリンブルク(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
68