誰が主役か分からない（笑）、鴻巣びっくりひな祭り（2）エルミ会場編

2010/02/28 - 2010/02/28

鴻巣市役所のさして広くないロビーにぎっしりあったとはいえ、そこのおひなさま撮影だけで２時間かけてしまいました。
でも、鴻巣市役所まで自宅から１時間半かかったのですから、そのくらい夢中になれてはじめて、往復３時間かけた甲斐もあるというものです。
しかし、それですっかり疲れてしまったので、もう１つのエルミ会場の雛壇はもう見なくてもいいかも、と思ってしまいました。
でも、帰りの経由地・川越駅前に向かう直通バスは、日曜日は１〜２時間に１本しかなくて、市役所から鴻巣駅前に着いたとき、そのバスの時刻まで１時間近くありました。
電車で帰っても、JRだと乗換えが１回多く、しかも接続が良いとは限りません。
なので、バスを待つ間、エルミ会場も回ることにしました。
幸い、その会場であるエルミ・ショッピングモールはバス停の目の前にありました。

エルミ会場には古いおひなさまはなく、メインの五角錐型の雛壇は11段、高さ３メートル、人形は約550体。
それに対して、メイン会場の市庁舎のピラミッド雛壇は29段、高さ6.45メートル、人形は約1700体。
つまりエルミ会場の雛壇は市庁舎のよりひとまわり規模が小さいです。
でも、私好みの美人さんや可愛子ちゃんはエルミ会場の方が多かったかもしれません。
正確にはおひなさまではなさそうな人形もいましたし、気に入ったのはおひなさまの顔よりも衣装の方の人形もありました。
それから、会場のそばの店で売られていた小さな飾り雛も気に入りました。
さすがにもうすぐおひなさまを飾る期間が終わってしまうので、みんなセール品になっていました@

鴻巣びっくりひな祭り2010公式サイト
http://kounosubina.main.jp/
2010年人形の数の内訳
http://kounosubina.main.jp/2010/2010-keisu.html

ひな人形を含め、日本人形について調べるのに手ごろなサイト
社団法人 日本人形協会・公式サイト
http://www.ningyo-kyokai.or.jp/index.html

エリア 鴻巣・桶川・北本(埼玉)

まずは鴻巣市役所の写真の続き、玄関に飾られていた若武者の５月人形

お向かいのガラスケースには雛壇が飾られていました。

玄関に飾られていた、ぴちぴちの金太郎

鴻巣のメインキャラクター「ひなちゃん」は、ひなまつりの「ひな」ちゃんではなく、雛鳥の「ひな」

あんまり可愛くないなぁ（笑）。

埼玉県のマスコット、コバトンちゃん！

しぐさが可愛くて、私の目も釘付け！
市庁舎前のイベント会場にて。

ライブより人気があったコバトンちゃん

ライブのお兄さんに請われて、客寄せのためにステージ脇に上がりました。
いやぁ、こういう癒しキャラクターの着ぐるみをまともに見るのは初めてでしたが、ほんっと、しぐさが愛らしいんですねぇ。
これで、ひいきのひこにゃんを目の前で見たら、あまりの可愛さに悶絶しちゃうんじゃないかしら。

鴻巣駅前のエルミ・ショッピングモール

鴻巣市役所前からバスに乗って駅前に到着したのは15時50分頃。
川越駅直通バスは、15時30分のはもうとっくに出てしまって、次は16時55分。
１時間以上待ち時間があるので、エルミ会場の雛壇も見に行くことにしました。

ちなみにこの写真は、帰りのバスの車窓から撮ったものです。
残念ながら、エルミの文字は切れてしまいました。

ショッピングモールの吹き抜けホールに、11段３m、554体の五角錐型雛壇！

あら、あの子たち可愛い！

ひな人形というより、市松人形ですね。

市松人形
「少年少女の姿をかたどった人形です。頭や手足は、木彫り、または桐塑（とうそ）などで作られ
ています。もともとは手足が自由に動き、抱いたり、座らせたり、衣裳を着せ替えたりして、子供
たちが遊ぶための人形でした。しかし、最近では、むしろ鑑賞用の人形として親しまれています。」
（社団法人 日本人形協会の公式サイトの無料ダウンロード「人形関連資料」─「日本人形の種類」より引用）
日本人形協会の公式サイト・トップページ
http://www.ningyo-kyokai.or.jp/index.html
人形関連資料がダウンロードできるページ
http://www.ningyo-kyokai.or.jp/data/index.html

雛壇の両脇に飾られていたひな人形たちです。

華やかな装束の五人囃子とお膳

雛壇の両脇に飾られていたひな人形たちです。

美しい十二単のお雛様と

可愛い双子もモモの節句の晴れ着姿？

可愛いい牛さんが引く御所車

茶道具一式と桃の花

しっかり者の官女たち

主役のお雛様にひけをとらない！？

竹の中の人形と折紙雛と

源氏の君の女あそびに付き合いそうな若君！？

桃の節句より、むしろ七五三の出で立ち？

子供が描いた絵手紙だと思いますが、なかなか上手！

メッセージも面白い@

うーん、大人が描いたイラストかしら？

左上と右下のイラストが特に気に入りました@

３階から見下ろした11段の五角錐型雛壇

美しいです。ケーキみたい@

たくさんのお内裏様とお雛様、どれも衣装がすばらしい！

どのアングルから見てもすばらしい人形たち

集団お見合いの後の集団結婚！？

上から２段目のお雛様がとりわけ豪華、特に冠が@

巨大なケーキみたいな雛壇

今度は２階から見たところ

とりわけ豪華な冠のお雛様と、一番上のお雛様に注目

打ちかけの花模様がうっとりするくらい美しい三人官女と市松人形

１階に下りてきて、ふたたび雛壇の脇の人形に注目。

平成生まれの平安雛！？

衣装に書かれた文字は、たてひな、平安道翠って読めます。
なんのことかな？

今にも笑い出しそうな生き生きした市松人形

この人形さん、背景が雛壇になるように設置していてくれたらなぁ

これでも人が切れるまでじっと待って撮りました。

りりしい左大臣士の後ろに、白酒で酔っちゃった女の子たち@

茶釜だ、茶釜@

パッと見たときはドラム缶？　と思ったけど@

平安時代の外出用の食物の容器の「行器（ほかい）」ですね。
社団法人 日本人形協会の人形辞典より仕入れたウンチク。

菱餅をじっと眺めるお茶目な（！？）お雛様@

「これ、いつ食べていいのかしら？　こっそり食べて、ネズミのせいにしちゃうおうかしら@」

ここからは会場そばの店の売り物の飾り雛の写真です。

ほっぺをすり合わせるように寄り添った仲の良いひな人形@

みんな気取って、ハイ、チーズ！

仲良く梅園散策@

つやつやの白磁雛@

おわり！

本日ゲットしたものは特になしです。
あ、チラシをもらい、市役所の去年の雛壇を撮ったポストカードを買いました@
物産展があったのですが、今回はおみやげを買う代わりに、タコヤキを買い食いしました。
帰りは鴻巣を発ったのは16時50分、川越に到着したのは18時過ぎていたので、帰りに川越散策の寄り道をする時間はありませんでした。
市立博物館と喜多院に行きたかったんだけどなぁ。
もっとも、午前中は雨だからと昼頃に家を出た時点で、そのアイデアはほぼ却下したも同然でしたけどネ。
川越散策は、またのお楽しみ。