2009/12/28 - 2010/01/05
557位(同エリア728件中)
ちゃおさん
夏でも雪が残っているアルプスの高峰で、厳冬のこの時期、山が雪に覆われているのは当然のことだ。その雪山を見にきたのだから、乗換駅のクレイネ・シェイデグ駅が真っ白な雪に埋もれているのを見て、「ああ、ようやっと山に来たか〜」との実感もあった。
ここで車輌を4両の短いのに乗換え、欧州最高地点駅まで向う。ここから先はユングフラウヨッホの岩盤をくり抜いたトンネルで、丁度黒部の岩盤をくり抜いた立山・室堂への岩盤トンネルに似ている。
トンネルの途中に見晴台があり、登山電車は5分間ほど停車する。乗客は皆、見晴らし部屋の大きなガラス窓のところに行くが、外には吹雪いている雪が見えるだけ。時々、猛烈な勢いで雪がその分厚いガラスに吹き付けてくるが、見ている人はその都度「ウォー」とか「アアー」の喚声を上げている。確かに猛烈な雪の叩きつけだ。
あ、そうそう、乗換えのクレイネ・シェイデグ駅から大勢の韓国人、中国人の団体が乗り込んできて、4両の車輌は皆満杯、立っている人もいる。日本人の団体も、個人客も全くいない。外人客が少々。全く電車が中韓に占領されたような感じだ。
車内放送も英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、北欧語に続いて、中国語、韓国語、やっと最後に日本語が出てきた。日本語の放送があって実際ほっとした。こんな状態だといつ日本語が消えてしまうか分らないが・・・
そんな車内放送の後、漸く欧州最高地点駅「ユングフラウ・ヨッホ駅」に到着する。何グループかの団体はそれぞれ添乗員の指示により、それぞれのグループに分かれ、団体行動している。それを尻目に、当方一人、この駅舎ビルの一番上の階に上り、一人表に出で、最高地点を目指す。
駅舎ビルの鉄のドアを開けると、吹雪が吹き付けてくる。但し突風ではない。真っ白の雪面に歩道を示すロープも見える。これなら大丈夫だ。道に迷うこともない。
Virgin Roadではないが、まだ誰も踏みしめてない、今日最初の足跡を雪面に残し、一歩一歩先に進む。辺り周辺はどこも真っ白だ。純白の世界。吹き付けられた雪に辛うじて黒い岩肌を見せている岩山。真っ白な雪原の中での大きな目玉のような感じだ。
100m程歩くと、ちょっとした高見があり、その真ん中にスイスの旗が翻っている。少し高台になっているから晴れたら見晴らしが良いに違いないが、今日のこの天気。殆ど何も見えない。と、駅舎の方からこの山の関係者なのか二人こちらにやってくる。急に安心感が広がった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃおさんの関連旅行記
ユングフラウ周辺(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
11