2010年1月　カナダ・韓国旅行　その１６：オーロラ観測１日目

2010/01/17 - 2010/01/24

外に出て空を見上げると…。
車を降りた時は、焚火の煙で空があまり見えなかった
のですが、今は…。

満天の星空です。

星明りで周囲が照らされるほど輝いて見えます。

冬場の空は天の川が見えませんので、夏ほど星の数は
多くないはずなのですが、これほどまでの星空は
久しぶりです。

あまりにも星が多すぎて怖いくらい。

そして、北の空を見ます。
既にオーロラが出現していました。
初めて見るオーロラ。

最初は何だろうと見ていたのですが、日本人カップルが
オーロラだぁ〜って叫んでいたので、これがオーロラかと
感動しました。

オーロラって雲のようで、写真集などで見るものとは
似ても似つかないので、意外とがっかりする人が多いと
聞きますが、私はそんなことはありませんでした。

地平線からゆらゆらと浮かぶ物体。
宇宙の神秘と言いますが、地球の神秘でしょうね。

しかし、僕のコンパクトデジタルカメラでは綺麗撮影
できません。
一応、ISOを最高値にして、バルブで60秒に開放した
のですが、周囲が暗すぎてピントが合いにくいみたいです。
1時間ほどオーロラを見ていて、寒くなってきたので、
観測小屋に避難します。

観測小屋は暖かいので、カメラは屋外に出しておいた方が
無難です。
レンズに結露したら大変ですからね。

観測小屋でベンチに座り、ホットチョコレートで温まります。
そしたら、例の日本人カップルの呼び声が響きます。

全員あわてて外に出て、北の空を見ると…。
オーロラが北の空を覆いつくしていて、さらに発色を
繰り返しながら、タテヨコに拡大しています。

誰もが、「オーマイガッド…」としか、言葉になりません。
この状態が1時間ほど続き、あまりにも大きなオーロラに
感動しまくりでした。

しかし、観測ツアーの残念な点。
ホテルに帰らないといけないこと。

深夜2時に観測小屋を後にホテルに戻りました。

エリア ホワイトホース(カナダ)

オーロラをコンパクトデジタルカメラで
撮影しました。

三脚に固定し、星空モードにして、ISOを
最大値にし、さらに60秒間シャッター
スピードを開放にしました。

それでも、なかなかキレイに写りません。

コンパクトデジタルカメラで撮影を予定
されている方は、必ずカメラの説明書を
ご確認の上、当時撮影に臨んでください。

最低限、必要な昨日は、シャッタースピードが
15秒以上、開放にできることと三脚が必要です。