2010/02/03 - 2010/02/03
517位(同エリア572件中)
ちゃおさん
都下にある古刹高幡不動尊。真言宗智山派の別格本山で、正式名は「高幡山明王院金剛寺」。古来より関東三大不動尊として広く庶民から崇拝されている。
寺伝によれば創建は大宝年間の701年以前の行基菩薩の開基と伝えれるが、今を去る1100余年前、天台座主、慈覚大師大師円仁さんが清和天皇の命を受け、東関東鎮護の霊場として山中に不動堂を建立し、不動明王を安置したのが、その始まりと言われている。
境内には市内日野の英傑土方歳三の銅像もあり、明治2年5月、函館戦争で享年35歳で亡くなった同人を偲び、毎年5月の第2日曜日には新撰組の慰霊祭が開催されている。
又重文の不動明王像は平安時代の作で、総重量1.1トン、286cmの丈六像。両脇にセイタカ童子、コンガラ童子を従え、古来より火防の神様、汗かき不動とも呼ばれ、古来日本一の不動三尊と称せられている。
今日は節分の日。自宅から左程遠くはないが、久し振りにこの寺を訪れる。既に大勢の参詣客がこれから始まる豆撒きを待っている。客殿の前は立錐の余地もない。
追儺式も終わり境内を散策する。祭りに寄せて大勢の出店が出ている。明日は立春。春節に向けてダルマもいっぱい売られている。紅梅も今が見頃だ。
今日に限って五重塔が開扉され、正面に観世音菩薩が安置されている。よく見るとタイ国の佛様と書いてある。タイからの伝来佛だろうか。寺僧に聞いてもその由来は分らない。ただ言えることはそれ程古くないものとのこと。
観世音菩薩、又の名、観自在菩薩。タイ語で何と呼ぶか知らないが、Avalokitesvara。静かに合掌し般若心経を読経する。
帰り、お寺で副豆を求め、屋台で、イナゴ、フナ、アミ、シジミの佃煮を買い、流石にイワシは遠慮して帰路に着く。
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