2009/12/28 - 2010/01/05
789位(同エリア926件中)
ちゃおさん
前回も書いたがこのロマンチック街道、名前だけはロマンチックだが、風景などはさしてみるべきものはない。ドイツ南部の丘陵地帯を走るので、多分、ジャガイモと思われる黒土の、今は冬の休耕地が両側に広がっている程度である。見るからに豊かな農土だ。
アウトバーンの高速を1時間程も走ると、前方に雪を被った高い山が見えてくる。バイエルンアルプスに連なる連山の端の方の山並に違いない。峻峰だ。雪混じりの厚雲で、上の方が隠れたりしている。寒々しい光景。こんな雪山を登っている登山家もいるかも知れない。
山並がいよいよ近づいてきて、その山裾を廻るようにしてバスは進み、山間に開けた小さな町フュッセンに到着する。
夜7時。長い1日だった。朝の8時前にハイデルベルグのホテルを出て、最初にハイデルベルグ城を観光し、約2時間半かけて170キロの古城街道をローテンブルグまで出て、更に4時間半かけて270キロのロマンチック街道を通り、このフュッセンの町にやってきた。合計450キロ、7時間の走行。東京ー青森間か、東京ー大阪間を東名を通らずして、下の国道を走ってきたような感じだ。やれやれ・・・
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アウトバーンの両側には、ドイツの豊かな農地が広がっている。遠方に小さな集落も見える。
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ドイツの重苦しい雪雲。
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所々、雪に覆われた農耕地も見える。
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Charch Village. ヨーロッパではどんな小さな集落でも教会の塔が必ず見える。人々の拠り所。日本語でいうと「教会村」。これが「村」の最少単位。教会の無い集落は「村」とは呼ばない。
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主要国道はこのように全面的に立体交差していて、信号で交わる、ということはない。
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フュッセンに近づくに連れ、雪も多くなってくる。
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前方にバイエルンアルプスの山並が見えてきた。もうフュッセンも近い。
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暗雲垂れ込めるフュッセンの山。
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この辺り山間部で、放牧地になっているのか、今は何も見えない。
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遠方にフュッセンの高い山並が見えてくる。
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寒々しいフュッセンの高峰。
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夜7時、とっぷり日の暮れたフュッセンの町に到着する。雲間に月がぽっかり浮かんでいた。
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