2009/08/29 - 2009/08/30
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4nobuさん
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私以外の5人は今日グリンデルヴァルトを発ちミラノ1泊で帰国する。私はこれから10日ほど彷徨う予定。いつもだが家族が去るときになぜ残るのだろう?と一緒に帰りたい気持ちがちらりと浮かぶ。
はじめはアレッチ氷河を1泊2日で縦断するつもりでアイゼン、ハーネス、ヘルメットを用意したのだが、昨日から持病の脊柱管狭窄に拠る肢の刺激痛と昨年のヘルペスの再発(こんなことがあるんですね)で、悩んだ末断念する。
これから少なくとも数日はおとなしい旅に変更することにし、まず今日はかねてからいつか行こうと思っていたアべック財団美術館に行くことにする。そこはトゥーンとベルンの中間でそんなに遠くないのだがローカル線に乗りさらにバスに乗らねばならず通りがかりにちょっと寄るわけにはいかなかった。
バスでリッギスベルクに到着し、かなり離れた丘上のホテルを地元の人に教えてもらいそこに荷物を置いてから美術館に出かける。途中で道を聞いたときに閉鎖とわかったがせっかく来たのだからと街中心から歩いて15分ほどの丘の向こうの美術館へ向かう。案の定工事で閉館だったが(負け惜しみに聞こえるが)芝生と潅木に囲まれた静かな緑の里に美術館がありいい散歩だった。またそこまでは落ち着いた瀟洒な家並みとベルンからトゥーンへの平野を眺めて歩く丘の道で、ここからベルンへは20kmと車ならちょうどいい通勤距離の住宅地だ。
ホテルは城館の周りの原にできた療養施設が経営する付属のアパートで施設が新しい上に価格はリーゾナブルだった。車で旅をするのならまた利用したいところだ。
アベック財団美術館Abegg-Stiftung:
1961年Abegg夫妻がそのコレクションをベースに設立した財団で、主な目的はクラシックな織物の研究と保存だが、そのコレクションには古代のエジプト、ペルシャ、ビザンティンから18、世紀までの織物、器、家具などの工芸品とともに絵画、彫刻も含まれている。たとえばフランドル派、フラ・アンジェリコ、ファン・デル・ウェイデンなど。
特に膨大な織物のコレクションから選んだ特別展が有名。
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- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
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シュピーツ、トゥーン間の車窓からのニーセン峰。湖畔の正面から見るときれいな三角形なのが側面に回るとこのように横長になる。
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山高帽のような変わった形のシュトックホルン
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トゥーンからベルンへのローカル線駅トゥーネンでバスに乗り換える。リッギスベルクへのバスの車窓から見ると右のストックホルンとその左の三角峰はニーセンに似ているが
いずれも??。どなたかご教示願います。 -
前図をズームアップすると
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リッギスベルクの中心でバスの終点で降りる。バスの運転手にホテルを聞くと右手の方にあると言うので少し歩いたが見当たらない。引き返して写真のバスの右のところにたむろしている老人たちにホテルはないかと訊くと初めはないと言っていたが、丘の上の方にあると言う。
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バス停の前にある道標。その中にあるWohnheimが今回泊ったホテル。後でわかったがそのときには気が付かなかった。
Wohnheim:
逐次訳すると住まいの里,辞書を引くと寄宿舎、寮。
おそらくは病院の介護に来た類縁のための(短期も可能だが)長期滞在型のアパートホテルでその名としてWohnheimを使ったのだろう。 -
左端に見える街の広場から宿に向かう途中から振り返る。切り妻面の上部に寄せ棟屋根を持った中央スイス地方の特徴の屋根の大きな家が続く。
ホテルが見当たらないないのでパン屋で訊くとホテルはないと言う。外へ出ると先ほど広場にいた老人の一人が歩いていたので再度訊くと俺に付いて来いという。歩き出したら先ほどのパン屋の人が出てきてこの丘の上にあると言う。二人の話が一致したので安心して老人の後に付いて行く。土地の人はホテルと認識してないらしい。 -
ローカル色豊かな家並みが続く。丘の上に見える塔のところまで上がることになる。
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古いが手入れのいい家
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坂を大分上がる。向こうの丘の裏にあるはずの美術館からだんだんと離れることになる。
老人は坂道がからだにこたえて頻繁に休む。おかげでスーツケースを持つ私も休めて助かる。 -
大きな区域を占める施設のうち道に面したところに大きな建物がありその一部がレストランと何かわからないが事務所がある。その入り口にある看板。
このWeyerhusとNachtgluckeをネットで調べてもわからない。この建物に入っている会社の名前?(一部を借りている会社かも) -
もう一つの表札はこの地域の大半を占める組織のSwiss Physio。スイス物理療法協会。しかし単に身体的傷病だけでなく精神的傷病も対象になっているらしい。
私が泊った施設はこの団体の所有らしく、その管理はレストランにまかせられている。
後で写真で示すがホテルは寄宿舎にしてはあたらしく清潔で設備が整っていてしかも生活観がない。すなわち寄宿舎とは思えない。客は車で来ており、入院者の見舞い客か従業員用ではなかろうか。
朝食つきで40フランと大変リーゾナブル。
難点は観光地から離れている、街から離れた丘の上。 -
宿に荷物を置いて街に下り、美術館の場所を聞いたらなんと来年まで休館だと!
それでもせっかくきたのだから外からだけでも見ようと宿と反対方向の坂道を歩き出す。道の両側には規模は中くらいだが手入れの行き届いたしゃれた住宅がならぶ。ここはトゥーンからベルンへの平野を眺められる高台でこんなところに住みたい!
ある家から顔を出した東洋人が目で挨拶した。あるいは日本人だったのかも。いつものように反応の遅い私で言葉も出さず通り過ぎてしまった。
この道を歩き出してすぐにB&Bの看板を見つけた。残念! -
坂道を登ったところにある美術館への道標。
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美術館への道標の下には2011年春まで休館との表示
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牧草地と林に囲まれたアベック美術館とベルン芸術大学の一部門として織物の保存と修復のコースが入った建物が固まってある。
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刈った牧草を天日で乾燥しており。それをひっくり返す作業をしているトラクターが静かな雰囲気を乱していたが。
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ここを通るハイキングコースの道標。駅までのコースがあり、リッギスベルクに宿を取ってないならば歩くところだった。次回の訪問時にはそうしよう。
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美術館の建屋。入り口に柵がある。
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美術館の裏側にも牧場がある。
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美術館の丘からの展望。シュトックホルン方向の山々が眺められる
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この財団の広い敷地の中にあり、下の集落からまず目に付く建物で、雰囲気は由緒ある城館。現在は集会場的な使い方のようだ。
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敷地内には病室、研究室、集会場などいろんな建物が散在する。
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構内には多くの建物が散在するのでこのような道標が各所にある。しかしこの言葉はさっぱり読めない。ドイツ語でもフランス語でもイタリア語でもない、スイス語?
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木立の中の散歩道
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木立を散歩する患者と介助者
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林の中の休憩所。ここからは丘の下の眺めがいい
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この付近は影が深い
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林を出ると花を栽培する畑が広がる。此花は病院を飾るため?それとも栽培することが一つの療養?
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花壇と牧草地
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建屋の一つ。ここには木工加工グループの集まった建屋や陶器を作る集団の建屋なども集っている。
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ここにも患者の散歩姿がある。
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患者の仲間が連れ立ってかも
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小さな囲いに小動物1
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小さな囲いに小動物2
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小さな囲いに小動物3
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小さな囲いに小動物4
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小さな囲いに小動物5
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牧場と牧畜小屋に素晴らしい景色も
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ストックホルンなどの素晴らしい山容と牧場。これがこの療養施設の自慢できるところ
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私の泊ったホテルの室内1。居間
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私の泊ったホテルの室内2。居間を別の角度から
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私の泊ったホテルの室内3キッチン。小さいけれどテーブル右上の熱源、右下の冷蔵庫などが揃っている。
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トイレ、シャワー、洗面室
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この旅行記へのコメント (3)
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- kawakoさん 2013/09/13 02:32:14
- シュヴィッツァードイッチュです
- 青い看板の文字が読めないと書かれていたので・・・
お察しの通りスイス・ドイツ語の中の一つ、ベルン方言です。
Allehus・・・すべての家
Weyerhus・・・ワイヤー家(ワイヤーというのが何を指しているのかわからなかったので、おそらく固有名詞だろうと思います)
Nachtglocke・・・夜間の呼び出し用のベルじゃないかな?
Boumgarte・・・BoumはBaum/木のこと、garteはおそらくgarten/庭のことです。 木の植栽がされた庭でしょうか?
- 4nobuさん からの返信 2013/09/15 23:11:59
- RE: シュヴィッツァードイッチュです
- お礼が遅れてすみません。
ご教示でよく理解できました。
それにしてもベルンの方言とはよほど堪能でいらっしゃる。感服しました。
ドイツ語なら辞書を引けばなんとかなりますがスイスドイツ語ではいつも困っていました。当時Scheitzerdeutsch-Englisch Woerterbuchをアマゾンなどで入手できないか探したのですが見つかりませんでした。
今あらためて探しましたがやはり駄目でした。
ありがとうございました。
- kawakoさん からの返信 2013/09/21 02:29:43
- 堪能からは程遠いです
- ベルン方言は訛りも強く、私は全く聞き取れません。
が、この看板の言葉は、字面を見るとなんとな〜く想像がつきました。
スイスで暮らしているので、「慣れ」ですかねww
(書き込む前にスイス人の夫に確かめたので、意味は間違っていないと思いますが)
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