山岳民族花モン族を訪ねる一人旅(1)

2009/06/16 - 2009/06/27

ハノイからラオカイ経由バックハー
ハロン湾からハノイへ戻りバイクの後ろに乗りハノイ駅まで路ラオカイ行きの汽車の切符を買いに行きいよいよ山岳民族を訪ねる旅の始まりです。
夜の９時半ごろにハノイ駅を出て中国国境のラオカイへ向かいます約９時間かかり今回は１等車の椅子席を利用しましたがもし寝台バスが多分あると思いますのでバスの方が楽かも知れません。
汽車の中は団体客と一緒になり車掌も一緒になり酒盛りですこれがベトナム？朝６時半ごろラオカイ着ガイドブックによるとバスの出るのは旧バスターミナルとなっていましたが行ってみると新バスターミナルに変わっていました新ターミナルは駅から歩いて５００メーターぐらいにありますので注意してください。ラオカイ、バックハー１日二便あり午前７時半と午後です。約４時間かかり一部未舗装の道路があります。

エリア ラオカイ(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

ラオカイからバックハーに行くローカルバスです。
幹線以外はだいたいこのようなバスがベトナムで運行されています。

バスの後ろには宅配便を兼ねているようで雑貨が多数積み込まれます。

川の向こうの山には家ぽつりぽつり見えます。

下のほうに川が見えますがハノイのほうまで流れているホン川です。

結構高い山越えもします。

バックハーに着きましたがバスの車庫でなく広場に下ろされたので地図と町の様子があわなっかたの戸惑いました。最初に見た花モン族おばさんです。

男性は着飾っていません。

道端で売っているのはきゅうりですがあまり売れている様子はありません。

おばさんは何を考えているんでしょうか？

みんながきゅうりを売っています。

暑いので日傘をさしながらの商売です。

ここは市場ではなく広場です。

これは何か分かりますか？？最初はバイク用のガソリンだと思っていたのですが無色透明の液体です。
蜜造酒で度数は４０度ぐらいある強いお酒です。
たぶんくず米、トウモロコシ、雑穀から作っているみたいです

タンクから５００ミリのペットボトルに移して売っています料金は１００円ぐらいからありますこれには度数によって値段が違います。

度数が強いかどうかは普通は飲まないと分かりませんよね！

彼らはボトルを振って泡が早く消えれば薄く、長く持つのは濃いと判断しているようです。私も一本買いましたが一瞬メチールアルコールかなと思いましたがメチールの入手のほうが高いと判断しました。

着飾っていない子供です。

子供とお母さん。

子供をおんぶしていたので手に私の年を書いてお母さんにあなたはいくつかと聞いたら１４歳です。
子供の年齢からして結婚は１２,１３歳にしているみたいです。

バイクにお酒を積んで売りに来ています。

今度は市場に行きましたが広場よりひっそりしていて肩透かしでした。おばさんはのんびりして刺繍をしています。

刺繍しているおばさんの娘さん？自宅から牛馬のえさにする草を刈りに来ていました。

この辺りの馬はポニーを少し大きくしたぐらいです。

仕事が終わったので家に帰るときなのでおばさん家までついて行って良いかと聞いたら良いとの事なので馬の後について行きました。

家は日本のように集落ではなく完全に一軒家です。
隣の家は谷を挟んだ向こう側の山にありました。

こんな道を汗だくになりながらついて行くこと約一時間でお家に到着。

たぶん彼女の弟？
けんかして泣いていましたが持参していた飴玉をあげればすぐ泣きやんでいました（万国共通ですね）

弟でなくお兄さんの子供みたい？
家族です。

家の中は４０平米ぐらいでかまど、ベットとかあまりにも質素すぎるくらいです。

土塀でそこら中に大きな穴があり夏は良いかも知れませんが山岳地帯なので冬は寒いと思うんが。

お兄さんの奥様？

電気等はもちろんありませんし水は山からの湧き水を竹に穴を開けて家の近くまで引き込んでいます。

家畜は鶏、アヒル、豚、牛、馬がいてにぎやかです。
自給自足に近い状態です。

家の玄関に家族集合です。

昔の日本のような大家族ですね。

明日のサンデーマーケットに奥地から出てきた花モン族の女性。

花モン族のお家に行くときには生きて繋がれていましたが帰りには賭殺されて明日の市場に出荷されます。

道端で子豚の丸焼きを（中に香草等が入っています）焼いていましたので焼きあがった熱々をビールとのみ最高！特に皮と肉の間の脂肪がビールにあいます。
１００グラム５０円です。