2009/12 - 2009/12
254位(同エリア426件中)
サバーイさん
2泊3日、トゥクトゥクで旧市街を周りました。
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時間を最大限に使うため、飛行機でバンコクから飛びました。スワンナプーム空港ではバンコクエアーウェイズのラウンジがゲートの目の前にあり、早朝でしたが軽食や飲み物がセルフサービスで提供され、新聞や雑誌などもあり、搭乗時間までくつろげます。(搭乗券を見せれば、だれでも利用できます。)
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機材はボンバルディアのプロペラ機です。乗客は20人程度でした。
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スコータイ空港はバンコクエアーの専有空港です。公園のように整備されたきれいな施設です。
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小じんまりした到着ゲートですが、遺跡の町のゲートウェイという雰囲気満点で、完全にリゾート気分にさせてくれます。(サムイ島の空港と並んで、アットホームさがとても気に入った空港です)
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空港から市街までのアクセスはミニバンしかありません。バンコクエアーの独占なので、運賃は180Bと高めです。
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空港は新市街から約30キロ離れているため、車で30〜40分かかります。空港を一歩離れれば、田舎の風景が広がります。
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新市街への入り口です。
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4Travelのシャムチョープさんの旅行ブログ
(http://4travel.jp/traveler/siamsawadee/album/10252609/)で紹介してもらった、'TR Guesthouse'。 -
バンガローが離れにあり、1泊400Bで泊れます。
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庭も手入れがされていますが、部屋の中も清潔で、快適です。Lonely Planetでも高評価で、宿泊客の大半はドイツはフランスなどからの旅行者でした。
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テラスのベンチは昼寝に最適。
この時期(乾期)、日中は30度を超えるものの、朝は冷え込み、エアコンなしでも十分。 -
TRの前にいつも待機しているトゥクトゥクのDodo(ドード)さん。TRのオーナーからも「すごくいい人」と勧められました。当初はレンタバイクを考えていたのですが、半信半疑で頼んでみました。
結果的にはこれが大正解で、Dodoはほんとに親切な人でした! -
新市街から旧市街まではトゥクトゥクでも20分ほど。
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一本道(国道12号)をひたすら進むと緑の公園内に入っていく。
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スコータイ遺跡公園の入り口1キロ手前を右折。
最初の遺跡へ向かいます。 -
ワット・チャーン・ロム。仏塔(チェディ)を36頭の象が支える。
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チャーン・ロムとは象が囲んだ、の意らしい。
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いよいよ遺跡公園の中へ。
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公園内は整備が行き届き、広大で、かつとても静か。
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スコータイ王朝の9人の王の中でも三代目のラムカムハーン王の時代に領土が大きく拡大され、豊かな国づくりをしたという。また仏教(上座仏教)を国教とし、その庇護によって王の権力を正当化したという面もある。
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台座横のレリーフ。
ラムカムへーンは19歳のときに、隣国との戦いにおいて、象に乗って敵の王を一騎討ちで負かしたという。その功績で、時の王である父からプラ(勇者)の称号をもらったとか。その後、積極的に領土拡大に努め、スコータイからマレー半島まで、10倍以上に拡がった。 -
ラムカムへーン王はタイ文字をつくったとされる。「水に魚あり、田に稲あり」という有名な文句は、その時代、タイ文字で碑文に刻まれたとされる。
その碑文には、王が門の上に金を吊るし、人々は不満があればそれを鳴らし、王は話を聞きに向かう、というような文言があるらしい。
その鐘のレプリカは、今もラムカムへーン王が見下ろす場所にある。 -
この時期、暑すぎもせず、日本の初夏のような気候でした。空が青く、公園の緑とよく映え、実に快適。
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堀の向こうに見えるのが、ワット・マハタートの塔。
ここは王室寺院と宮殿跡があるスコータイ遺跡の中枢部。 -
中央党は蓮華蕾の形をしていて、トウモロコシ型のクメール様式をのちに改築したもの。仏教を導入して王権を強化した(つまり、バラモン教の影響の強いクメール色を排除した)スコータイ独特の様式。
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中央に坐像が位置する、かつては屋根が覆っていたボットと呼ばれる建物。
(ボットは仏門に帰依する僧の得度式が行われるところらしい) -
スコータイ仏の特徴の一つが、頭上からラッサミーと呼ばれる火炎状のものが飛び出していること。これは仏から放たれる光を表しているとか。
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遺跡全体が赤っぽく見えるのはラテライト材を利用しているため。ラテライトはタイの赤土粘土で、レンガ状に切り出して天日に干すと、鉄分が酸化して硬くなる。
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中央祠堂の基壇は、四方を遊行するブッダの弟子たちの漆喰像で囲まれている。微笑みを浮かべ、胸に手を合わせ流れるように歩行する様は印象的。
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基壇の上には坐像が並ぶ。ひとつひとつ微笑みの表情が異なり、心が洗われます。
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とくにこのたおやかな表情に目を奪われました。しばし見とれてしましました。
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ボット(礼拝堂)を囲む柱だけが残る。木造の屋根がここに架かっていたのだろう。
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これはクメール様式のプラーン。後の時代(アユタヤ期?)に加えられたものらしい。
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ボットの奥、東西に12メートルの立像が二体並ぶ。
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塔の前面が空いており、正面から全身が眺められる。
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立像の背後には、かつてブロンズの坐像があったそうだ。18cにラマ一世によってバンコクに運ばれ、いまはワット・スタットに座す。ここでは台座のみが残る。
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遺跡巡りに退屈する小学生の姿はどこも同じです。
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銀の池と呼ばれる水面に姿を映すワット・トラバングーン。
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銀の池からワット・マハタートを振り返ったところ。
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公園内を移動するトゥクトゥク。レンタサイクルもよく見かけます。
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ワット・マハタートのすぐ南に位置するワット・シー・サワイ。
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3基の塔は典型的なトウモロコシ型をしたクメール様式。ヒンズー寺院として建てられたものを、のちに仏教寺院に改築したもの。
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スコータイ王朝時代以前にクメール人によって建てられたところから、塔の外壁には様々な神々の彫刻が。
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神鳥や神体の彫刻。
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前面につくられた仏堂の跡。
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銀の池を挟んで、ワット・マハタートと対峙するワット・トラパングーン。
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この旅行記へのコメント (1)
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- シャムチョープさん 2010/01/17 18:08:24
- さっそくですが
- さっそくお邪魔します!
TRのバンガロはリゾート気分で良いですよね。
続き、楽しみにしてますね。
見ているとスコータイに幽タイ離脱しそうです。
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