2010/01/03 - 2010/01/05
2875位(同エリア4009件中)
つみきさん
実家に帰って義理を済ませ
3日からは京都へ。
やっぱり和のイベントは
京都だと、尚更楽しめますね〜。
既に3度目の「要庵 西富家」さんは
やっぱり大満足の宿。
そして2泊目はハイアットリージェンシー♪
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 新幹線 私鉄
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-
3日の朝は、奇跡的に早起き出来て(笑)
朝ご飯の支度の為に起きてきた妹にだけ挨拶して
博多駅から京都へ向かいます。
今回は、初めてグリーン車で移動です。
予約したときに、もうグリーン車しか残ってなかったのです。
この日は既にUターンラッシュの日でしたので
グリーン車も満席。
自由席は、きっと大混雑なんでしょうね。
グリーン車にしたおかげで
ゆったり移動できました。 -
朝ごはんは、駅でモーニングでも…と思ったのですが
新幹線乗り場の様子が変わっていて
以前利用した喫茶店が無い(泣)
サンドイッチでも買おうかと思ったけど
それじゃ勿体無い気がして「かしわめし」購入。
8:30発の新幹線。
さっさと食べないと
お昼ごはんに影響するので
発車する前に食べ始め
小倉に着く前に食べ終わってました(笑)
先に京都入りしていたツレと
京都駅の新幹線改札で合流。
宿にチェックインするには早すぎるので
とりあえず、荷物を持ったまま京都の街へ。
たいして時間がかかるわけでもないので
今回はキャリーサービスを利用するのは止めました。 -
お夕飯が楽しみなので
お昼は「うどん」にしましょうや、と
錦通りに来ましたが、やはり閉まっている店が多い。
目的の、うどうんやさんもお正月休みでした。
あ、錦湯だ。 -
どうやら落語を聞く機会もあるようです。
銭湯で落語、いいかもしれませんねー。 -
しかし、早いこと「うどん屋」みつけないと
なんだか、この日は朝から
「食事」を急いでます
結局「権太呂」さんに入りました。 -
あっさりした物で済ませたかったので
注文は「しっぽくそば」を注文。
でも本当は「うどんすき」で有名な
「権太呂」さんです(笑)
次回は是非とも「うどんすき」いただきたいです。 -
お会計のとき、女将さんが「お年賀」をくださいました。
中身は昆布の佃煮。
こういう習慣いいですよね。
東京でも、浅草の老舗なんかは
お年賀をくれる事がありますよ。 -
お昼を済ませても、まだちょっと時間があって
「どっか行きたいとこある?」と言われたので
お言葉に甘えて「RAAK」の四条店さんへ
新柄のガーゼ手ぬぐいを見に行きました。
で、木屋町まで来たところで
喫茶店「ソワレ」の話になり
そのまま「ソワレ」に入っちゃいました。 -
私のイメージだと「ソワレ」は夏専用。
だって、店内が青いんだもん(笑)
ソワレは「お正月メニュー」になっていて
あの有名な「ゼリーポンチ」も無かったので
(この時期に食べるもんじゃないよね)
カフェオレで時間をつぶし
ようやくチェックインの時間も近づいてきたので
本日の宿「西富家 要庵」へと向かうのでした。 -
今年も、お正月の京都の宿泊先は
昨年のお正月と二月にもお世話になった
「要庵 西富家」さんへ。
ツレが、こちらの「横笛」というお部屋を
いたく気に入ったおかげで
今年もお正月から連れてきてもらいました♪ -
宿に到着すると、まずはお茶とお菓子が出て
宿帳に記入をしてからお部屋へ…という流れです。
お正月ですから「花びら餅」です。
どうやら手づくりのようです。
これを頂くと、「あぁ、お正月だわね。」と思います
こちらの宿の仲居さんの中に
年配の方が、お一人いらっしゃるんですが
すごく可愛らしい方で
この方に会えると、嬉しくなっちゃうんです。
ちっともテキパキしてないんだけど(笑)
お会いして、いつもの調子で会話が進むと
「あぁ、今年もお元気でよかった」と思っちゃう方です。 -
さて、今年も「横笛」のお部屋へ。
庭の手前に土間のようなスペースがあるのが特徴。
ここには、李朝箪笥に隠されたオーディオセットもあるし
ペルシャ絨毯のおかげで冷たくも無いので
のんびりお酒を飲んだり、お茶をしたりするのに
とってもいいスペースなんです。
次の間が無いから
お布団を敷いてもらう時も
ここに非難します。 -
決して広いお庭ではないけれど
いい塩梅で配置されていて
見飽きないお庭です。
鬼もいるし(笑) -
奥には、お社もあります。
手前の木は「梅」で
「横笛」の部屋の真上は「梅枝」といい
梅の季節には、窓から紅梅が眺められるんだそうです。 -
これは、お庭の右手側。
こちらの先には
別のお部屋が見えてしまうので
あまり覗き込まないようにします。
この先に見えているお部屋には書院もあって
西富家さんの中では一番広いお部屋なのですが
私たちは、お庭が見える「横笛」がやっぱり好き♪ -
お夕飯は18時半にお願いしたので
まだしばらく時間があります。
宿の場所は、「富小路通六角下ル」なので
お店の集まる三条や錦市場はスグそこなんですが
まだ、お正月も三日ですから
いかんせん閉まっているお店が多い。
このとき、実は二人とも
肉体疲労を抱えておりました
ツレは、家業の手伝いで
私は、姪を子守したおかげです
このダルさを引きずったままでは
せっかくの「西富家」滞在が勿体無いので
ちょいと揉まれに出かける事にしました。
以前、リフレクソロジーに行ったお店が近くにありましたので
お互い、背中や腕や腰を、ぐいぐい揉み解していただきました。
店を出るなり 「ふえぇ〜気持ちよかった〜」と
思わず声に出ちゃいました(笑)
帰りには、錦天満宮へ。
こちらの鳥居は、ちょっと可哀相なことになっているので
機会があったら、行ってみてください。 -
さて、凝り固まった体がほぐれ
お部屋に帰りつくと
宿からの歓迎メッセージ。
寅の尻尾が「とら」になってます。
達筆ながら読みやすい字。
女将、さすがです。
そして、ご飯の前に、ひとっ風呂浴びました
こちらのお部屋、高野槙の大きな浴槽があるのですが
チェックイン時には、既にお湯が張られているので
いつでも「ざっぶ〜ん」といけます。
おまけにね、浴室内に小さなクーラーボックスがありましてね
その中に、ビールと烏龍茶のミニ缶が冷やしてあるんです。
しかも、これが無料。
女将からの心配りなんです♪
マッサージでほぐされ
たっぷりのお湯につかったまま
ちべたく冷えたビールを、ぐいっと
あぁ、なんて幸せなお正月でしょう…。 -
西富家さんのご飯って、本当に美味しいです
このご飯が食べられるだけでも、来る価値があると思うくらい
さて、今年も楽しみにしていた
西富家のお夕飯のスタートです。
まずは、なんともお正月らしいお皿が登場。
何をどうしたら、こんなに素敵に煮あがるのか
料理長を問い詰めたい黒豆です。
しかも、なんと立派な松葉! -
そして九州で採れた筍と、奉書包みの蟹。
とびきり美味しい出汁を、たっぷり含んだ蟹が
まるごと一匹頂いたくらいの満足感を出してます。
奥にチラッと見えているのは、お銚子。
昨年頂いて、すっかり気に入った「九頭龍」というお酒。
御燗にしても飲みづらさが出ない。
作家物のお調子は、なかなかコミカルでした。 -
お造りは、目出度い鶴の器で。
このお皿、余所の旅館でも
一月には時々見かけるお皿です(笑) -
一見帆立に見えなくも無いですが
焼き霜になっているのはフグ。
厚みのあるフグは、歯ごたえも楽しめます。
右の黒いのは岩茸。
関西は、薄造り以外に「フグぶつ」も食べますよね。
あれ、関東でも食べられないかなぁ。 -
八寸は、立派な青竹に盛り込まれていました。
-
「うまうまうまっ!」って物が、詰め込まれてます。
酢で〆て、昆布巻きしたお魚とかも入っているんですが
酸味が強すぎず、弱すぎず
爽やかで、とっても美味しい♪
1つ1つ丁寧に作られていて
一口一口、味わっていただきました。 -
百人一首のお皿に盛られていたのは、お寿司でした。
小鯛のお寿司は、皮が食べにくいことがあるのですが
これは、そんなこと無くて
パクッと美味しくいただけました。 -
お皿には、百人一首。
「逢わないっていうの…」と
相手を軽く責める、女心の歌ですね。 -
そして海老芋の田楽。
これ、一見地味なんですが
物凄く奥深い味。
芋が美味しい上に、田楽味噌も秀逸。
辛すぎたり、焼きすぎて苦味が出てる田楽もありますが
きっと焼く前に入念に練っているんでしょうねぇ
このまま舐めて、お酒を飲みたいお味噌です。 -
そして鴨の治部煮。
-
あー、うまうま。
一品一品頂きながら
ツレと「やっぱ美味いねー」「これも美味いねー」と
幸せを噛み締めておりました。 -
〆はコチラ。
-
焼きフグの炊き込みご飯。
明朝、白味噌の今日雑煮が出るので
この日は赤味噌のお味噌汁にしてくれてました。
ツレは、このフグご飯がたいそう気に入って
「これは美味いねー」と言いながら
あっという間に完食でした(笑) -
デザートは爽やかに
みかんの寒天寄せ。
いちごのソースがかけてあり
爽やかに爽やかに、食事が終わるのでした。
二人で二合飲んだだけなのに
お腹いっぱいになって、いい具合に酔っ払い
食後、部屋に敷かれた布団に、ごろんと転がったら
二人ともあっという間に落ちて、二時間ほど寝てしまいました。
美味しいものを食べて、酔っ払って
寝心地の良い布団でごろ寝。
「あぁ、もう、バチが当たってもいい」と
投げやりになるほど幸せな夜でございました。 -
※写真は、既に朝食ですが、前の晩の話を少し…。
「上げ膳据え膳、お布団まで敷いてもらって、幸せだー」と
ふっかふかのお布団に、ごろ〜んと寝転んだら
あっという間に落ちてました。
2人とも2時間ほど寝てました。
目が覚めて「危ない危ない、このまま寝ちゃうとこだった」と、もう一度お風呂に入りました。
ふかふかのお布団の横には
冷たく冷えた、京都の銘水と、みかん。
幸せな気分で熟睡。
朝ごはんは、少し遅めの9時にしてもらってました。
少し前に起きて、まずはお風呂。
さっぱりして新しい浴衣に着替えました。
西富家さんは、浴衣が2着と作務衣が1着用意されています。
寝てる間に皺だらけになった浴衣で朝ごはんってのも
ちょっとみっともないですからね
浴衣が複数あるのは嬉しいです。
帯が兵児帯ってのも助かります。
緩まないけど、締め付けられない。
寝るのにも、食事にも重宝します。
ちなみに、お夕飯のときは作務衣を着て
上から綿入れを着てました。
お風呂にもバスローブがあるし。
ほんとうにもう、西富家さんたら
隅から隅まで、気が利いてるわ〜。 -
朝から、素敵な景色です。
-
お重の中には、お正月らしい品々がぎっしり。
-
お魚は、脂が乗った「はたはた」。
お出汁がたっぷりの玉子。 -
そしてお味噌汁代わりに
私が何より楽しみにしていた「京雑煮」。
今まで食べたお雑煮の中で、一二を争うお味です。
他にも、立派な飛竜頭(がんも)の炊いたのや
美味しいお漬物の盛り合わせが並びます。
デザートは、ヨーグルトにキウィ。
最後にコーヒーも出ます。
あ〜、朝から美味しかった♪
こんなに頂いちゃったから、お昼は、いらないかも。 -
西富家を11時にチェックアウトして
そのままタクシーで七条へ移動して、次の宿ハイアットへ。
チェックインには、まだ時間がありますが
荷物だけ預けてしまいます。
そしてそのまま
すぐお隣にある三十三間堂へ。 -
ここは、修学旅行以来です。
あれは16の時でしたから…
に、二十四年も前なのっ
あの時は、みんなに流されるように
「うひゃー、沢山観音様があるのねぇ〜」位にしか見てませんでした。
それよりも、当時私は弓道を齧ってまして
この三十三間堂は「三十三間堂大的全国大会」の会場なものですから
「ここで射るのは、どんな感じなのかなぁ〜」と思ったことを思い出しました。 -
拝観の後「どこか行きたい所はありますか?」と聞かれたので
「そーいや、今宮神社のあぶり餅、しばらく食べてない」と
お正月から「花より団子発言」。
ちょっと遠回りだけど、乗り換え無しのバスがあったので
バスでのんびり移動しました。
今宮神社さんは、大徳寺さんの北側にある神社です。
山門には、大きな矢の飾り。 -
門に飾られた、巨大な絵馬の寅の顔。
誰が描いたんだか、ちょっとユルい(笑) -
境内に入ったら、もっとユルかった
だって、「あら?巫女さん?」と思ったら
に、人形っ? -
マ、マイキーっ!
-
本殿にお参りして
さっそく「あぶり餅」を食べに向かいます。 -
あぶり餅は、きな粉をまぶしたお餅を串に刺し
炭火であぶってから、白味噌の甘いたれをかけたものです。
こうしてお姉さんたちが、せっせと串に刺しています。 -
これで、一人前500円。
お茶は、見事な出がらし(笑) -
店の前には、これからお餅を刺す串が洗われて
天日に干されていました。
串を流用しているわけじゃなく
竹を割って串にして
お餅を刺す前に、洗って乾燥させているようです。 -
こちらがお店の外観。
お向かいにも「あぶり餅」がいただけるお店がありますが
私は、いつもコチラ。 -
今宮神社を後にして
「さ、次はどこに行こうか」と
モレスキンの京都手帖を開きます。
モレスキンのシティーノートブックに
数年前「KYOTO」が出来たので
気になるお店をどんどん書き込み続け
既に、かなりの情報量なんです(笑)
↓モレスキン「シティノートブック」
http://www.moleskine.co.jp/Online-Shop/City-Notebooks
今宮神社より、少し北に上った処に
一度行ってみたかったお菓子屋さんがありました。
お店の名前は「鎰良光(かぎよしみつ)」。
お茶席にも出るお菓子です。
でもね、お店はこんな感じ。 -
プリンとかシュークリームとかも売っている
ごくごく普通のお菓子屋さんにしか見えない
でもね、一流の和菓子を作るお店なのですよ。
京都の和菓子、本当に奥が深いです。
ちなみに買ったのはコチラ。 -
こちらのお菓子には
「初寅」という名がついておりました。 -
ツレの愛読書「京都 ご利益手帖」を片手に
まず、目指したのは「檪谷七野神社」でした。
…って、読めない。
正解は「いちいだにななのじんじゃ」。
「檪」って「くぬぎ」とも読む字です。
「いちい=くぬぎ」って事?
これは、また改めて調べておきましょう。
さて、この読めもしない神社には
かなり奇跡的にたどり着きました(笑)
「どこだろうねぇ」なんて言いながらも
ちょっと面白そうな路地を見つけると
「こっち行って見ようよ!」とふらふら歩いておりまして
「あれ?南はどっちだ?」と方角すら怪しくなりながら歩いていたら
住宅街の隙間に、ひときわ大きな木が
そしてその手前には石碑。
「もしかして、ここだったりして」
「そんな上手い話が…」
「あー!ここだー!」
もう、偶然でしかありません(笑)
奇跡的にたどり着き
「これは、呼ばれてるんだなぁ〜」とご満悦のツレは
早速「さて、次は…」と次の目的地を選んでいます。
お次の神社は、ごく普通の住宅街の中にありました。
後ろはマンションですもん。 -
こちらには「玄武神社」とあります。
「玄武」って
東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武の
あの「玄武」?
亀に蛇が絡まってるやつですね。
昔から「蛇と亀は、喧嘩しないのかなぁ?」と不思議でしたっけ(笑)
境内には、紅白の鳥居。
白い鳥居って、あんまり見たことないかもなぁ。 -
そしてお次は「首途八幡宮」。
「かどではちまんぐう」と読みます。 -
どうやら、義経がここから
奥州に向かったという事らしいです。 -
近くには、以前から気になっていたお店がいくつかありました。
蕎麦屋の「にこら」さんとか、鶏料理の「鳥岩楼」さんとかね。
普段は、南から北へ向かって
目的地へと移動することが多いので
こうして大徳寺さんの方から下りて来ると
「あ、ここがつながってるのか!」と意外な感じがするものです。 -
ご利益もいいですが
大徳寺さんから、かなり歩きましたから、脚が疲れました。
厚手のタイツに、ヒールは低めとはいえ
この日は、パンプスでした。
再びモレスキンを開くと
近くに「鶴屋吉信」さんがありました。
東京のデパートにも沢山出店している和菓子屋さんですが
確か、本店の2階でお菓子がいただけるはずです。
予想以上に広いスペースで
お庭が眺められる席につきました。
お茶は、結び昆布と梅干が入った「大福茶」でした。 -
ツレは「粟ぜんざい」。
粟ぜんざいって、たいていこうして
「もったり」してるんですよね(笑)
ツレは「粟ぜんざい」が初体験だったようで。
「なにこれ?」と驚いてました。
これ、喉が渇くんだよねー(笑) -
私は「おしるこ」。
-
店内には、お正月らしい様々な飾り。
こちらは干支ですね。
今年の干支「寅」がみんなに囲まれています。
決して、いぢめられてるわけじゃないと思う(笑) -
気になったのは、道路に面したウィンドウに飾られていたコチラ。
干支のお面が飾られていて
今年の干支の「寅」だけ、ちょいと前にせり出しているのですが
「ね、うし、とら、う、たつ…ん?」
なぜか、へびが人になっているなーぜーにー?
後日談ですが、これと全く同じお面が
ハイアットリージェンシーにも飾られていたので
「なぜ、へびだけ?」とホテルのスタッフに尋ねたら
「作者さんの意図なのですが
どうやら蛇はお面にしづらかったようで
観音様になってるんですよ」って。
ふーん。
蛇、お面にしづらかったんだ
作家、もちょっと頑張れ(笑) -
さて、鶴屋吉信さんから程近い場所に
「西陣織会館」があります。
なんだか、モヤモヤ歩きには最適の
いけてない香りがぷんぷんします(笑)
もちろん行ってみました。
1階には、京都のお土産品も並んでいます。
2階には、ちょっとしょぼい感じの和小物。
外人さんなら喜ぶかもしれないけど
日本人には、ちょっとトホホな内容。
草履とか和装グッズも置いているけど
ここで買う人が何人いるのやら?
ただね、面白かったのは
職人さんの実演。
染付けやら機織やら
本物の職人さんが作業しているところは
なかなか近くで拝見できませんからね。
1階にはステージがあったので
確か「きものショーとか、やるんじゃなかったっけ?」と
パンフレットを改めて見直すと
10分後に、最後のショーがあるようです。
ただし、人数が少なすぎると開催されない場合もあるようなので
受付のお姉さんに「今日は、ショーやります?」とたずねたら
「上にも少しお客様がいらっしゃるので、多分出来ると思います」って(笑)
予定時刻になると、館内にアナウンスが流れました。
日本語、英語、中国語、韓国語
いろんな言葉で案内しています。
さ、いよいよ着物ショーのスタート! -
京都ご利益散策から戻ってきて
ようやくハイアットにチェックイン。
ツレは「やっぱ、もうちょっと広い部屋が良かったかなぁ」とか言い出し
チェックインの際に、上のランクの部屋が空いていないか聞いたらしいのですが
あいにくスイート以外は満室だったようでした。
さすがに、スイートは贅沢すぎです(笑)
そうそう、ベルボーイが外人さんでした。
フロントに外人のスタッフがいることはよくあるけど
ベルボーイが外人さんって珍しいかも。
女性のスタッフの案内で部屋に向かい
「お部屋は、こちらになります」とカードキーを差し込むも
…赤いランプ点滅。
気を取り直して、もう一枚のカードキーを差し込むが
ランプは赤いまま。
スタッフは「も、申し訳ございません」と
一人フロントに戻っていきました。
こんなアクシデントは、初めてです。
ほどなくしてスタッフが戻ってきて
「お待たせしました」と
再びカードキーを差し込むも、無情に灯る赤いランプ
スタッフは、かなり焦ってました。
ここでスタッフ責めてもしょうがないので
あまり不機嫌な感じにはしませんでした。
お正月から怒ってもねぇ。
結局、部屋のドア自体に問題があったみたいで
スタッフがフロントに連絡して他の部屋を押さえ
その部屋用に登録したカードキーを持って
別のスタッフが走ってきました(笑)
だいぶ時間をかけて
ようやく入れたお部屋がコチラ。 -
「京都のハイアットは狭い」という噂を聞いていましたが
確かに、広くはないですね。 -
でも、狭いなりにレイアウトを工夫して
不便は無いようにしてましたし
意外なくらいお風呂が広かったですよ。
洗い場が広くて、木製の腰かけまでありましたもん。 -
毎回、京都では「食べすぎ」ます。
だからこの日は、お菓子だけで昼ぬき。
でも朝ごはんをたっぷり食べてたから、大丈夫
今回、お食事奉行として
2日目の夕食を手配するに当たり
めぼしいお店が、どこも正月休みだった事もあって
南禅寺の順正さんが営業してる事を知り
即効で予約しておきました。
順正さん、ネットで予約できるんです。便利だわー。
湯豆腐なら、胃腸にも優しいでしょうしね。
湯豆腐食べ過ぎて「胃もたれ」って事もないでしょうしね。
順正さんの敷地は広く
お気軽なテーブル席もあれば
あらたまった席にも使えそうな個室もあります。
今回は「個室ではありません」と注意書きがあったので
全く期待していなかったのですが
私達のタクシーが着くなり駆け寄ってきたスタッフに名前を告げ
「こちらへ」と案内されていくと
進むこと進むこと
順正さんって、広いわねー! -
案内されたのは、「蓮月亭」という場所でした。
まずは、食前酒代わりに「豆乳」。
実は豆乳が苦手な私ですが
こういうお店なら大丈夫かな?と思い試してみました。
…が、やっぱ駄目だ
確かに青臭さはかなり控えめなんだけど
私自身の好みの問題のようですね
良いお豆と、良いお水でしょうに、ごめんなさい。
さて、気を取り直して、お食事です。
ビールは、「五右衛門」という地ビールにしました。
そういえば、歌舞伎では
石川五右衛門が南禅寺の山門で
「絶景かな、絶景かな」って台詞を吐きますねぇ。
一瞬、「虎の子渡しの庭」って言葉を思い出し
(小堀遠州作の庭の通称です)
五右衛門が台詞を吐くのは、庭だったか門だったか迷いましたが
あれは「門」してたね。
ただし、これは史実ではなく
五右衛門が居た頃には、まだ山門は無かったんですって。 -
まずは、八寸とお造り。
これまた、お正月のご馳走ですねぇ。
こんなにご馳走ばかり食べてたらバチが当たりますね。
東京に戻ったら、毎日「お茶漬け」にしておきましょう。 -
そして田楽。
-
いよいよ、湯豆腐登場!
桶の中には炭が入っていて
ゆっくり豆腐を温めるので
お豆腐に「す」が入らないんだそうです。 -
湯豆腐と同じタイミングで
すっぽんの茶碗蒸しも出てきました。
実は、このへんで
それなりにお腹いっぱいになってました
しかし、お料理は続きます。
「湯豆腐懐石」なめてました。 -
焼いたブリと、堀川牛蒡。
写真だとわかりませんが
堀川牛蒡って、すごく太いんですよ〜! -
そして、海老芋の揚げ出し。
-
〆は、黒米。
-
そしてデザート。
柿の横にあるのは、ベビーカステラみたいな
きな粉の焼き菓子で、京野菜の形をしてました。
湯豆腐で、すっかり満腹になり
帰りは少し歩きました。
三が日も終わりましたし
早い方は、仕事始めでしたし
まだ8時前だったんですけど
人の往来も少なくて、静かな京都の夜でした。
「朝粥」で有名な瓢亭さんの前を通り抜けたら
ラブホ街がありました
どの街にも、ラブホ街はありますが
京都にラブホ街って、なんだか、がっかりしますねぇ。
さて、いよいよ次は、京都最終日です。 -
今回の京都旅行を企画するに当たり
行きたい場所を聞かれたので
「そういえば、伏見稲荷って行った事無い」と言いました。
詳しくは、何も知りませんが
伏見稲荷は、霊験新か過ぎて
なんだか気軽に行ってはいけない場所のように感じていたんですよね。
伊勢神宮に対しても、そんな感じでした。
「あそこには、本物がいるぞ」
「観光気分で気軽に行っちゃ駄目なんだぞ」
そんな声が聞こえてる気がしてました(笑)
でも、伊勢神宮も行きましたしね
一度は行っておきたい伏見稲荷です。
だもんで、二泊目はハイアットにしたんです。
京阪の七条駅に近いですからね。
さて、荷物は駅へ送る手配をして
12時にホテルをチェックアウト
七条駅から京阪にのって伏見稲荷駅へ。 -
これが噂の「ひらかたパーク」のポスターか(笑)
やるなぁ、京阪。 -
JRの駅は、もっと境内に近いのですが
京阪の駅は、200m離れてますので
駅から参道まで、露店が並んでいます。 -
この日は、もう5日でしたから
参拝客も、だいぶ落ち着いていました。 -
お、前田のベビーカステラだ!
京都で祭りといえば「前田のベビーカステラ」という方も多いそうです。
もちろん即買い(笑) -
もうすぐ山門
ってとこで振り返ると、こんな感じ。 -
こちらが秀吉の建てた楼門だそうです。
-
そうか、狛犬じゃないく、ここもお使いの狐なんですね。
-
ちょうど神事も行われておりました。
-
お守りは、色々悩んで
「達成の鍵」というのを授けていただきました。 -
伏見稲荷には、沢山の
もう、呆れるほど沢山の鳥居があります。
個人や法人が納めた鳥居で
裏に名前や、奉納した日付が書いてあります。
初めの方は、鳥居も大きめ。 -
こうして、鳥居がぎっしりと並ぶ様子は
よく雑誌などでも見る景色ですね。 -
この日は、ものすごく寒かったので
厚手のタイツを履き
コートの裏にカイロを貼り
ポケットにもカイロをしのばせて
帽子・マフラー・手袋 といういでたち。
寒い寒いと思っていましたが
登るに連れて体温も上がり、汗ばむほど(笑)
これは「四ツ辻」」という場所からの眺めです。 -
気も済んで、山を下ることにしました。
登る時は、曇り空で風もあり
かなり寒かったのですが
下るときには、晴れ間が近づいてきて
お天気の中、小雨が降ってきました。
「天気雨」つまり「狐の嫁入り」です。
伏見稲荷で狐の嫁入りとはね(笑)
途中の茶屋で、ちょっと休憩。 -
寅さんにでも出てきそうな
いい感じの茶店です。 -
窓際は、縁側的な感じ。
実は、私達の座っている場所だけ
椅子でした。
古い、応接セットみたいな感じだったけど(笑) -
ここは、やっぱり「きつねうどん」でしょ。
インスタントでは無い、ちゃんとしたお出汁で
優しい味のおうどんでした。 -
他のメニューは、こんな感じ。
-
さ、じゅうぶん休憩したので
また下ります。 -
さぁ、参道を通って駅に戻り
京都の街へ戻りましょう。
ちなみに参道には
お煎餅屋さんが沢山あります。
お煎餅といっても
しょっぱい醤油味ではなく
甘いものです。
狐の顔をかたどった物もありますし
おみくじ入りの、フォーチュンクッキーのような物もあります。
あともう1つ多いのが
うずらの焼き鳥を売るお店。
本来は、すずめの焼き鳥を食べるお店が多かったのだそうですが
スズメを捕る猟師の高齢化や、禁輸による中国産の在庫切れで
すずめの焼き鳥を食べられるお店は、かなり減ったそうです。
穀物を食べる野鳥を追い払うために食べるのは
「鳥追い」と呼ばれる文化の一つ。
食文化を守るってのも、大変ですね。 -
京阪で、四条に戻ってきました。
祇園は、さすがに渋滞してますね。 -
いつもの「井澤屋(和装小物)」をひやかし
建仁寺に向かう前に、四条にRAAK(手ぬぐい)の
京都で一番大きな店舗があるとの事だったので行って見ました。
ジャガード織りの新しい風呂敷が無いかと思ったのですが
あまり新柄は出していないそうで。
でも既存柄の小風呂敷を買っちゃいました。
うふふ、ピンクのモモンガ柄
端を結んでミニバッグにして使います。
「まさか、風呂敷だとは気付くまいて」
そんな柄が好みです。 -
建仁寺の新春特別拝観に行ったり
久しぶりの御多福珈琲でいっぷくしたりして
楽しい旅もそろそろ終わり。
タクシーで京都駅まで戻ると
いい感じの空でした。 -
キャリーサービスで送っておいた荷物を引き取り
伊勢丹の地下で、夕飯代わりのお弁当購入。
ツレは、とっても肉々しいお弁当(笑) -
私は、大好きな「ひさご寿司」のお弁当。
帰りの新幹線の中で
美味しく頂きましたよ♪ -
改札通ってからもお店が沢山あるので
ビールや、つまみのあられを買いました。
おすすめは「たこべえ」です(笑)
自分用には「本田味噌」さんのお味噌汁。 -
新幹線では、お弁当食べてビール飲んだら落ちました。
1時間くらい寝てたらしいです。
お、もう有楽町だ。
楽しい京都旅行も、こうして終わったのでした。
京都!
また行くぞー!
この旅行記のタグ
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