2010/01/10 - 2010/01/10
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GOTOCHANさん
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淡路島の灘黒岩水仙郷の水仙が早くも見頃を迎えたというニュースを聞きました。例年よりもかなり早いようです。以前より機会を窺っていたのですが、なかなかタイミングが合わず、ようやくチャンス到来です。
灘黒岩水仙郷には、諭鶴羽山南斜面の約7haにわたって500万本のニホンズイセンが自生しており、その規模は日本の水仙郷の中でも最大級です。1820年代に近隣の漁民が海岸に漂着した球根を植えたのが繁殖したものです。
灘黒岩水仙郷に行った暁には、諭鶴羽山に登ろうと決めていました。実際にはどっちがついでなのかは自分でもよくわかっていません。諭鶴羽山は淡路最高峰で、関西100名山にも選ばれています。山頂南麓には諭鶴羽神社があり、麓からは諭鶴羽古道で結ばれています。古くは熊野信仰の霊場として栄え、歴史のある山です。
諭鶴羽山データ:標高607.9m(一等三角点、点名:諭鶴羽山)、近畿100名山、関西100名山、ふるさと兵庫50山(25座目)
登山コース:黒岩バス停〜諭鶴羽古道表参道〜山頂ピストン(標高差約600m)、登り66分、下り47分
登山体力度:★☆☆☆☆、コース難易度:★☆☆☆☆(★が多いほど困難)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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神戸淡路鳴門自動車道・西淡三原ICから灘黒岩水仙郷へ向かいました。海岸沿いの県道76号線を快適にドライブしていましたが、水仙郷の手前1kmほどのところで渋滞に巻き込まれました。場所はちょうど黒岩バス停のあたりで、上手い具合に諭鶴羽山登山口への入口で、すぐの所に駐車場がありました。水仙郷の臨時駐車場です。
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水仙郷まで歩きます。県道はこの通り大渋滞。山側の路肩にズラッと駐車しています。実際の水仙郷の駐車場のキャパシティでは捌ききれないほどの車が押し寄せているのです。
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沼島。
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10分ほど歩くと水仙郷の下に着きました。急斜面に水仙が咲いています。
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水仙郷入口。入場料は500円です。
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急斜面に九十九折の遊歩道が設けられています。
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水仙の花。
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斜面一面咲き誇る水仙は見頃を迎えています。
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遊歩道から見る沼島。
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道路は相変わらずの渋滞です。
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遊歩道最高地点の展望所から見た駐車場。このキャパではあの渋滞でも仕方ないです。この駐車場に停めることができた人はよほど運のいい人かよほど忍耐力のある人に違いありません。おそらくは駐車場のキャパの100倍以上の車が押し寄せているのでしょう。
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灘黒岩は温暖な淡路島の中でも南に位置しています。すでに梅が咲き始めていました。
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2時間半後に車のところで落ち合うことにして、私は諭鶴羽山登山に向かいました。
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水仙の花のいい香りがしていました。
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一旦車のところに戻り、登山の準備をしました。諭鶴羽山登山のスタートはほぼ海岸からで標高差はほぼ正味山の標高です。この一ノ鳥居をくぐり出発です。電波塔のようなものがある山が諭鶴羽山です。山頂までは標高差約600m、約2.5kmの道程です。
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車道を500mほど歩くと諭鶴羽古道の入口です。諭鶴羽神社から灘黒岩に下りる古道が表参道で、山の向こう側の諭鶴羽ダムへ下りる古道が裏参道です。
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表参道の入口のところに滝がありました。行場の滝です。
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古道はしばらくはコンクリートで固められた道でした。まわりはミカン畑です。
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坊さま角。何のことかわかりません。古道はここでヘアピンカーブのようになっていましたが…このあと、菊(き)か店跡、柴折り地蔵、薬師跡がありましたが説明がないのでわかりません。
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古道には丁石仏がある。一ノ鳥居のところにあったのが十八丁。登るにしたがい数字が減っていきます。
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薬師跡。ここには朽ちた説明板がありました。それによると、昭和38年に500年前の五輪塔が出土しました。
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突然車道が現れ、諭鶴羽神社に到着。車で来れるところに1時間近く歩いて登るというのも空しさを感じます。
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まずはお参りをします。
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境内にある親子杉。
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アカガシの杜。諭鶴羽山の標高の高いところにはアカガシの群落が見られ、天然記念物に指定されています。
諭鶴羽山は照葉樹林の山です。真冬でも緑が濃い山です。 -
神社からは山頂を経由する裏参道があります。山頂までは400mほど。車両通行禁止ですが、十分に広く車で山頂まで行くことができそうです。
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山頂までに電波塔が2つあります。これは2つめ。山頂はもうすぐです。
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無事登頂。一等三角点の山です。
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山頂には展望所がありますが、360度の展望とはいきません。
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かなり霞がかかった状態です。かろうじて鳴門海峡が見えました。
ようやくふるさと兵庫50山の25座目登頂となり、折り返し点に到達しました。2009年は滝めぐりにシフトしすぎたため、ふるさと兵庫50山は3座しか登りませんでした。2010年は、少し山に重点を置いていこうと思っています。
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