![1996年、王国時代のネパール。<br />(数年前、ネパールは王政が崩壊し、ネパール王国からネパール国へと国名が変わりました)<br /><br /><br />↓ブログでも紹介しています。<br />http://search-ethnic.com/category/travel/south-asia/nepal<br /><br /><br />1996年11月、ネパールを旅しました。<br />インドのバラナシからツアーバスでポカラへ。<br />数日滞在後、カトマンドゥへ向かい、パタンやバクタプルを訪問しました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/41/71/650x_10417132.jpg?updated_at=1433166166)
1996/11/10 - 1996/11/22
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1996年、王国時代のネパール。
(数年前、ネパールは王政が崩壊し、ネパール王国からネパール国へと国名が変わりました)
↓ブログでも紹介しています。
http://search-ethnic.com/category/travel/south-asia/nepal
1996年11月、ネパールを旅しました。
インドのバラナシからツアーバスでポカラへ。
数日滞在後、カトマンドゥへ向かい、パタンやバクタプルを訪問しました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
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イチオシ
11月9日(土)
1週間過ごしたバラナシを後にし、ツアーバスで国境のスノウリに到着。
ビザは国境で取得し、出入国手続きも簡素なものだった。
この日は、国境で宿泊。同室のネパール人と話しながら眠りにつく。
11月10日(日)
バスでポカラへ。
ホテル・コスモス(シングル 100Rs)に宿泊する。
昼夜ダルバート食べて、チャイ飲んで、まったり湖と山を観る。
11月11日(月)
この日までディワリの祭りだったようで、街中到る所で子供たちが楽器を鳴らし、歌を歌い家々を回っていた。爆竹も所々で爆発している。商店も閉まっていることが多い。
広場では民族舞踊も観た。
11月12日(火)
宿のおばさん、お姉さん、息子、おやじさんは親切だった。ネパール人は日本人によく似た顔をした人が多い。
この日は、パキスタンで出会った日本人と再会した。
湖でボートを漕ぎ、飯を食った。
カトマンズで部屋をシェアすることにし、明日のバスチケットを購入した(250Rs)
↓ブログの記事です。
http://search-ethnic.com/pokhara -
11月13日(水)
憧れの地、カトマンドゥに到着した。
到着は夕方だったが、くすんだ色の建物が並ぶ街の様子は感動的だった。
ホテルは、サガルマータゲストハウス(88Rs)
夕食はトゥクパとモモを食べた(25RS)
写真はカトマンズの街。
↓ブログの記事です。
http://search-ethnic.com/kathmandu -
11月14日(木)
この日は、カトマンズの街をうろつき回った。
カトマンドゥは盆地自体が世界遺産となっている。
特に街の中心部にあるダルバールスクエアは、かつての王宮があった場所で、数多くの古い建築物が遺されている。
17世紀に造られたこれらの古い建物には木彫りの見事な装飾が施されている。これを「ネワール彫刻」という。 -
ヒマラヤ山脈の南側の麓にあるネパールには、インド系、チベット系、中央アジア系の様々な民族が暮らしている。
もともとこの地には「ネワール人」というチベット系(モンゴロイド)の人たちがおり、これらの王宮もネワール王朝によって造られたものである。
カトマンズは、街を歩いているだけで楽しくなる街だった。 -
11月15日(金)
カトマンズから歩いて1時間ほどの場所にある、パタンを訪れた。
15世紀、カトマンズ盆地は、マッラ王朝の3つの王国(カトマンズ・パタン・バクタプル)によって治められていた。
ここパタンはカトマンズの目と鼻の先であるが、別の王国だったのだ。
写真は町の中心、ダルバール広場。
東アジア風の木造建築が建ち並ぶ美しい広場だ。
↓ブログの記事です。
http://search-ethnic.com/patan -
イチオシ
写真は、マハーボーディ寺院。
ブッダガヤの同名の寺院をモデルにしていると言われる。
見事な砂曼荼羅があった。
この国はチベットの影響もあって仏教のイメージが強いが、国民の8割は実はヒンドゥー教徒である。
だが、中国から多くのチベット人が亡命してきており、街中にはたくさんの仏教寺院が存在している。
この日は、バンコクまでのエアチケット(220$)を購入。
夜はカジノ(アンナプルナホテル)に行った。
スロットとルーレットで14$すった。 -
11月16日(土)
朝、マンガロールコーヒーショップでマサーラドーサを食べる(33Rs)。
そして、バスでパシュパティナートへ(3Rs)。
パシュパティナートは、ヒンドゥー教の聖地のひとつで、川が流れ、寺院があり、沐浴場があり、火葬場があった。
ちょうど、一体の死体が焼かれている最中だった。
死臭が漂ってくる。
橋のこちら側は低いカーストの火葬場、向こう側は高いカーストの火葬場だという。
ここにはサドゥーもたくさんいた。
インチキサドゥーも多かったが、18歳の時以来ミルクしか口にしていないというミルクババに会った。
マザー・テレサの作ったという病気の人のための療養院もここにはあった。 -
午後は、カトマンズの街が見下ろせる丘の上にある寺院、スワヤンブナートを訪れた。
向かう途中の川沿いの道は、ゴミだらけで、無数のカラスと犬、ブタが徘徊する恐ろしい世界。
丘の上にあるスワヤンブナート寺院。
ネパール最古の寺院だそうだ。
このお寺には猿が多く、通称「モンキーテンプル」とも呼ばれている。
お寺には四方に「仏陀の目」が描かれたストゥーパがある。
仏陀は、この目で世界の森羅万象を見渡しているのだそうだ。
ストゥーパの周りにはマニ車が囲んでいる。
マニ車には「オム・マニ・ペメ・フム」という観音菩薩の六字真言が刻まれており、これを一回回すだけでお経を唱えたことになると考えられている。
ストゥーパを右回りに回りながら、マニ車をぐるぐると回す。この行為を「コルラ」と言う。
↓ブログの記事です。
http://search-ethnic.com/kathmandu -
11月17日(日)
古都パタンに再び行った。
パタンのダルバール広場でうろうろしていると、物売りの少年に声を掛けられる。
彼とタイガーゲームというボードゲームを楽しんだ。
はさみ将棋のようなゲームだった。
ネパール風お好み焼き「ウォー」の店で、2種類のウォーを食べながら地酒「チャン」を飲む。
その後、動物園へ。
鹿やサイ、孔雀や象が居た。
夜は同室の日本人と部屋で飲んだ。 -
11月18日(月)
この日は、ボダナートへ行った。
ボダナートは、ネパール最大のストゥーパ。
4層ある台座が立体曼荼羅を形作っている。
ボダナートはネパールのチベット仏教徒にとって重要な聖地のひとつであり、たくさんのタルチョ(旗)がはためき、仏陀の言葉を風に乗せて世界へと飛ばしていた。
もちろんここでもマニ車が取り囲んでおり、人々がコルラをしていた。
この界隈にはチベットからの亡命者が多く居住しているのだそうだ。 -
11月19日(火)
バクタプルを訪れる。
バクタプルは、首都カトマンズ(カトマンドゥ)からトロリーバスで40分ほどの所にある古都である。
マッラ王朝の都の三つの都のひとつとして知られ、その中でも特に美しい町であるといわれている。
あのキアヌ・リーブス主演の映画「リトル・ブッダ」のロケは、ここで行われたのだそうだ。
バクタプルの建物は、全て3,4階建てのレンガ造りか木造で、窓にはネワール彫刻が施されていた。
↓ブログの記事です。
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バクタプルは立体的な街だ。
坂が多く、道も高い建物と共に曲がりくねっている。
細い路地は高い建物に遮られて日の光が届かない。
路地には女が洗濯をしており、裸の子供達が遊び回っている。民族帽を被った老人がふらふらと通り過ぎてゆく。 -
これはネワール彫刻の最高傑作であるといわれる、プジャリ・マートにある木彫りの孔雀。
マッラ王朝はネワール人の建てた王朝だった。
ネワール人の彫刻技術の高さは世界的にも屈指のものであろう。 -
街を少し離れると、こんな青々とした池があった
ヒマラヤの白い峰々も微かに見える。
そのうち日が暮れ始め、7000メートル級のヒマラヤを遠くに望むレンガ色の街並みが徐々に闇に溶けていった。 -
11月20日(水)
この日はぼんやりと過ごした。
しかし、絨毯屋でブハラ産の真っ赤なカーペットと、ヤクのスウェード皮ジャケットを衝動買いしてしまった。
結構値切ったのだが、カーペット2360Rs、ジャケット4000Rsは今考えると、明らかにぼったくられ過ぎだ。 -
11月21日(木)
この日は、再度バクタプルを訪問した。
そして、カトマンズに戻った後、インド国境で出会ったネパール人と再会し、一緒にカジノに行くことにした。
カジノは、「ヤク&イエティ」
そこで5$をスロット用、10$をルーレット用に換え、勝負した。ネパール人にも100Rsコインを渡した。
しかし、あっという間にすった。
ところが、ネパール人はルーレットでドンピシャの大当たり!
帰りにアイスを奢ってくれたが、負けたショックはでかかった。
11月22日(金)
カトマンズから飛行機でバンコクへ。
久々のバンコク、懐かしかった。
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