2009/11/20 - 2009/11/22
149位(同エリア210件中)
みちさん
最近の兄一家とのお出掛けで決心して、衝動買い気味に購入した初のミニバン。
祝!脱軽自動車!!を記念して思い立ったのが「車中泊」
旅先は兼ねてから母が行きたがっていた四国をNo1候補?
共に旅する母とじっくり検討した結果
初めてなので近場からと、これまた母が行きたがっていた天川村&熊野古道に決定!
四国への予行練習を兼ねた旅となります。
11/20、仕事を終えた私は帰りにスーパーやコンビニをはしごして、2泊2日の朝食用にランチパックなどのパン系食材を買い込み帰宅。
帰宅後は早々にお風呂の準備をして入浴。
母の帰りを待って夕食を。
お。今日の金曜ロードショーはラピュタじゃない!
母が入浴している間、支度を整えつつ鑑賞。
火の元点検を終え、11時前には出発。
まず目指すは天川村近くの車中泊スポットである吉野路黒滝。
車内でラピュタを鑑賞しつつ快適なドライブでスタートをしたものの、ナビ子ではなくド方向音痴な母の指示に従ったがために亀山ICで出口を誤り若干の迷子。w
なんとかナビ子の指示で本ルートに戻り、0時頃にコンビニ前で小休憩。
家を出る時から既にパジャマ姿な母娘は、さぞやおかしな親子に見えたことでしょう。ww
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
初日の車中泊スポットである吉野路黒滝へは、24H営業のスーパーもある想像していたよりも随分と都会的雰囲気の街を走りぬけて2時頃に到着。
写真は翌朝夜明け前に起床して撮影した駐車場の様子。
到着時は3台くらいの車が駐車していて、中にはキャンピングカーも居ました。
お仲間もいるということで安心して休むことに。
愛車の後部座席は前日にベットモードへチェンジしてあったので、パジャマ姿のままベットへ移動。
が、「自力で暖まってよ」とかって偉そうに言っていた私が先に寒い!と根を上げた。w
いや〜、正直、信じられないくらい寒かったのよ。
エンジンを消した車内って、驚く程に気温が下がるのね・・・。
各々が1枚づつ使用していた毛布を2枚重ねにして、更に枕代わりに使用していたミッキーさんの小さな毛布を足元に掛けて、2人でくっついて寝ました。
☆走行距離数☆
自宅から一泊目車中泊スポットまで約174キロ。
1日仕事をしてからの夜中のドライブは、やっぱり結構きついものがあったわね。 -
寒さに耐えつつ、なんとか4時間強の睡眠時間を確保でき6時過ぎに起床。
外は超サムッ!!
車内でそそくさと着替えを済ませ、朝食を片手に道の駅の奥の方へ行ってみると、広場が広がっていました。
ベンチに座り込み、家から持参していた熱湯を使ってインスタントコーヒーを入れ、ランチパックで朝食。
寒かったけど、空気の美味しい場所で頂いたタマゴロンは旨かったわ!w
7時前にはトイレで顔を洗って準備万端に。
そうそう、黒滝を車中泊スポットに選んだのは、先人の旅行記でトイレが綺麗と評判だったから。
ここのトイレは本当に綺麗!
11月も末になると寒さも増すため、山の中の公衆トイレにありがちな虫も皆無。
トイレも洗面台も掃除が行き届いていて清潔。
気持ちよく顔を洗わせていただきました。
車に戻ってみると、車内の窓に大量の水滴が。
寝ている車内は想像以上に寒かったけど、外は更に寒かったのか結露していたようです。
購入したばっかりの新車だし、丁寧に水滴を拭き取り7時過ぎに出発。 -
目的地1つめは天川村の紅葉スポットである「みたらい渓谷」
駐車場隣の観光案内所らしき店舗はまだ開いていなかったので、とりあえず車を停めさせてもらって下の方に見えていた清流へ。
近くには名水100選で有名なごろごろ名水が湧き出ているというだけあって、川の水も超綺麗!
キーンと冷えた清流で顔を洗ってみました。
夏には川遊びする人達が多いんだろうなー。
そういえば、相当暑い真夏でも、こうゆう川の水ってとっても冷たいのはなんでなんだろう。 -
みたらい渓谷をハイキング中の母。
50代後半にも関わらず、うんせうんせと頑張ります。w
ちなみに、みたらい渓谷の紅葉は10月〜11月の初旬頃が見ごろとのこと。
紅葉祭りなるお祭りがあるのも確かその時期。
お祭りも好きなのでそのタイミングに合わせてもよかったんだけど、混雑嫌いの母娘は時期を少しずらしての旅だったので、残念ながら綺麗に染まった紅葉は既に終わりを告げておりました。
でも、落ち葉が敷き詰められた道ってクッションみたいになってふわふわで歩きやすいの!
落ち葉だらけの山っていうのもまた楽しい♪
真っ赤に色付いたもみじも少しだったけどあって、一眼レフを首から下げたオジサマが頑張って撮影している姿を見かけました。
崖に身を乗り出して撮影してたりして、プロのカメラマンさんには見えなかったので写真が趣味の方なんだろうけど、本当に頑張ってたわ。w
しかし・・・やっぱりデジイチ欲しいなぁ・・・。 -
そうそう、11月後半のこの時期。
みたらい渓谷に熊が居るのかは知らないけども、冬眠前のくまさんに遭遇!なんて嬉しくないハプニングを避けるため、熊鈴なるものを準備していきました。w
コロンコロンと音を出す熊鈴は、スポーツ用品を取り扱っているお店で販売されています。
登山コーナーとかにね。
私はウエストポーチに、母はリュックサックに付けて歩きました。
つーか、やっぱり常に格好から入る母娘。w
なんちゃって登山者みたいないでたちです。
みたらい渓谷遊歩道を1時間ほど歩いて、駐車場に戻ってきたのが9時過ぎ頃。
駐車場横の案内所のようなお店が開いていたので、中にいた女性の店員さんに駐車場料金を払いました。
朝早くからいらしたのですね〜って、なんだか妙に褒められちゃいました。w -
こんな感じで、まだ所々で紅葉している木もあります。
落葉して裸になっている木々の中にある紅葉も、ある意味でとっても目立って綺麗なものです。 -
みたらい渓谷を出発して洞川エリアへ移動。
10時頃に次の目的地である面不動鍾乳洞へ到着。
無料駐車場に車を停めて、坂道を少し登って行くとモノレール乗り場が。
モノレールとは名ばかりのレトロな乗り物だけど、ちょうど到着したところだったので乗車することに。
ガタガタギギギ・・・と、かなり不安な音を響かせながら、わりと急な斜面を登っていくモノレールは、ジェットコースタのスタートを思わせる乗り心地。w
乗るところと降りたところで運転手さんに記念撮影をしてもらえます。
鍾乳洞入り口にある休憩所兼お土産屋さんで入場料400円を払い、いざ鍾乳洞へ。
こじんまりした鍾乳洞だったけど、カラフルにライトアップされていて、意外に見応えがありました。
私達以外には誰もいない貸し切り状態だったので、静かな内部をじっくり時間掛けて堪能。
入り口付近に説明板みたいのがあったんだけど、ここの鍾乳洞は2人の人が発見して、その片方の人が1人で掘り続けて完成したんだとか。
すっごいコツコツ努力型の人だったんだろうなー。 -
面不動鍾乳洞観光を終えて駐車場に戻ってきたのが11時前。
ちょうどこの駐車場の近くにあったお蕎麦屋さんで昼食にしようと思っていたのだけど、開店時間前だったので龍泉寺へ。
ここから・・・なんとつり橋を目指したのです!
←これが「かりがね橋」なる吊り橋。
下は谷底ならぬ道路だったりします。w
ちなみに、同時に渡れるのは20人までだとか。
吊り橋の両側に「制限人数二十人」なる錆びた看板が立っていました。
それ以上乗ったら、落ちるんだろうか・・・。
軽く高所恐怖症気味な私がまさかの吊り橋観光。w
でもこの吊り橋、金網っていうのか橋の両側に高い柵があったので何とか渡れました。
そりゃ、微妙に腰が引けた変な格好ではありましたがね。ww -
無傷(当たり前だろ!w)で吊り橋観光後、龍泉寺を散策するとお昼時に。
お蕎麦屋さんに戻ると、開店しておりました。
それにしても、外は信じられない程寒くて暖かい店内は有り難かったわ。
体が冷え切っていたので、暖かいお蕎麦に惹かれつつも、新そばってことで天ざるセットと名物の柿の葉寿司をオーダー。
母は名水とうふセットを。
お蕎麦は香り豊で美味。
何より旨かったのは、名水とうふ!
普段お豆腐はあまり好んで食べる方じゃない母が、美味しい美味しいと食べていたので間違いないでしょう。w
やっぱり名水の湧き出る場所ならでは。
木綿豆腐なんだけど、豆の味もしっかりしていてGOOD!!
昼食後は洞川温泉街を端から端まで散策していて、一角に大盛況なお店を発見!
ひっきりなしにお客さんが出入りするそのお店は・・・名水とうふのお店でした。
今日が旅の最終日だったら、お土産に購入したかったんだけど・・・残念。
とりあえず目的の胡麻豆腐とお菓子をお土産に購入し、この旅最大の目的地である天河大辯財天社へ。 -
1時間程で天河大辯財天社に到着。
駐車場には大きな観光バスが停まっていて・・・ん〜なんかイメージが違うなぁ。
とりあえず境内に入ってみる。
ご本堂には有名な能の舞台もあり、結構立派でした。
ここに来たがっていたのは母。
なぜかって、それはまさしく浅見光彦であります!w
内田康夫さんの代表作、浅見光彦シリーズの中でも有名な天河殺人事件だっけか?の舞台になった場所らしい。
映画にもなった作品で天河大辯財天社もチラッと出てきたようですが、母も想像していた感じとは違っていたと。
ちなみに、小説内に出ていたお守りの鈴もあったんだけど・・・その金額にビックリ!
小さなキーホルダーサイズのお守りなんだけど、なんと2500円!
驚きの金額でありました。
芸能の神様ってだけあって、お守りまで芸能級?w
この旅のメインイベントだったんだけど、母も私もイメージと違ってなんとなく消化不良。
予定していた時間よりも4時間程短縮してここまでの観光を終えてしまった。
他に特に観光したい場所もなく、寝不足気味だった私達は天川村総合案内所近くにあった小道の駅なる駐車場を借り2時間近く仮眠を取りました。w -
仮眠後は再度洞川温泉に移動し、洞川温泉センターに到着。
夕食場所として調べてあったお店もすぐ近くだったのだが、いかんせんまだ夕食には早すぎる。w
ということで、温泉センターの前にあったお土産物を販売しているお店でお茶をすることに。
ここでお腹が痛くなった私はトイレを拝借。w
ストーブフル稼働で暖かくなっていた店内で、たんぽぽコーヒーとくず湯をいただき休憩。
お店のおばちゃんに、なーんか見覚えがあるなーと思っていたら、なんと!午前中に洞川温泉街で胡麻豆腐を購入したお店の人じゃありませんか!!w
おばちゃんも覚えていてくれたみたいで、お互いに「見覚えがあると思ったわ!やっぱりそうよね〜!!」なんて。ww
コーヒーとくず湯で暖まったけど、外に出ると極寒。
すぐに体が冷え切る程に寒かった。
本当は夕食後に入ろうと予定していたんだけど、繰上げで先に温泉へ。
この洞川温泉センター、好みの泉質だし露天風呂もあってすごくいいんだけど、ちょっと消毒薬の匂いがキツメ。
でも冷え切った体が芯から暖まって生き返りました。
2階には広い畳の休憩室、1階にも小さめな畳の休憩所とマッサージチェアが完備されていてゆっくりできます。 -
温泉から出てきたのが18時過ぎ。
外は既に真っ暗になっていました。
夕食場所は温泉から徒歩圏内だけど、ここの温泉センターの駐車場は有料だったので車に乗り込み移動。
ものの2分程で、真っ暗な街にぽっかりと明かりを灯したお店を発見。
お店横に車を停めて店内へ。
写真はメニューが一面に張り出された壁。
川魚メニューが豊富!
しし鍋にもかなり惹かれたんだけど、お昼から食べたかった川魚をチョイス。
あまご定食といわな定食、あゆも食べたくて単品で塩焼きをオーダーしたんだけど、反対側の壁に「あゆの釜飯」なるメニューを発見!
急遽、塩焼きを釜飯に変更です。
女2人で3人分!?と驚いた女将さんが、定食はそのまま?と心配そうに確認しに来てくれました。w
もっちろん!お腹ぺっこぺこだし、完食自信満々ですとも。ww -
これはあまご定食。奥がいわな定食。
鹿肉の串かつや唐揚げ、お昼に食べて美味しかった名水豆腐や鮎の甘露煮なんかも付いていてボリューム満点♪
どれも焼きたて揚げたてでアッツアツ!
も〜これでもかってくらいに旨かったぁ〜。
お店はご家族で切り盛りされているみたいでした。
ご主人が店内でオーダーを聞いてくれたりお茶を出してくれたりしていて、女将さんと超イケメンな息子さんと思われる男性が厨房で料理を。
店内は奥に広い畳のお座敷があって、手前にテーブル席が4つほどだったかな。
私達が入った時間は18時過ぎだったので、奥のお座敷の方は既に電気を消してお片づけが完了していました。
先客は若いカップルが1組。
若いカップルが帰った後は、私達がお店を出る時まで誰も来なかったので、この時間この辺りでは普通温泉宿で夕食する人ばっかりのよう。 -
鮎の釜飯。釜に入ってる状態での撮影を忘れてしまうという大失敗を犯したので、お茶碗によそった様子を。w
鮎一匹が丸ごとドドーンと乗っかって炊き上げた釜飯。
女将さんが鮎の頭や骨を取り除いてくれました。
鮎のワタのほろ苦さがたまりまへん。(^-^*)
旨い釜飯ランキングの上位に食い込みましたよ。
ボリューム満点の定食に釜飯を追加し、もう何も食べられない程に満腹になって幸せ気分〜☆
これから宿へ?とご主人に聞かれ、いやいや熊野へ移動ですよと答えると、オーダー時と同じくらいに驚きつつも、熊野まで出るメイン道路で昨夜崖崩れがあったと教えてくれました。
地元の方が使う道まで教えてくれる親切っぷりに感動。
厨房にいたナイスガイな息子さんも超親切!
サーフィンをしに行くときに通るという熊野までの道の地図まで書いてくれちゃって・・・もう感謝感謝であります。
お店を出たのは19時頃。
街灯ひとつない林道や山道は怖かった〜。
お兄さんに書いてもらった地図だけを頼りに走っていると事件が!
母が「人が歩いてる・・・」とか言い出した。
ちょ、まっ、こっ、怖すぎる・・・って
ん?人じゃないじゃんっ!w 鹿さん登場☆です!!
お兄さんが言ってた通り、野生の鹿さんがご挨拶にきてくたわ♪
そんなこんなで真っ暗闇を走ること3時間、大きな道の駅を発見してトイレ休憩を。
予定していた車中泊スポットである奥熊野ほんぐうまではまだ1時間近くかかる・・・。
疲れもあり満腹感も手伝って、とっても眠たくなっていた母娘は、トイレも広くて綺麗だし、ここで車中泊することに。
車に戻る途中で見上げた空は、思わず声を上げてしまう程に綺麗な満天の星空でした。
写真に収めたかったんだけど、星空を撮影するような装備はあるわけもなく断念。
昨夜の寒さで学習し、2枚の毛布を重ねて2人でくっついて22時頃眠りに落ちました。
☆走行距離数☆
一泊目車中泊スポットから観光地を経由して二泊目車中泊スポットまで約127キロ。
街灯1つ無い山道って、超こわい!
鹿さん登場のサプライズも、怖くて車外に出ることが出来ず写真なんてもってのほかであった。
情けなし・・・ビビリ屋。w
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