2009/11/22 - 2009/11/28
178位(同エリア328件中)
まんさくさん
ミルフォードサウンドは言わずと知れたニュージーランドを代表する景勝地。
ガイドブックやネット上の写真、特にマイターピークを見て憧れる人も多いはずです。
もちろん私達もそんな景色をこの目で見たくて1日観光することにしました。
お世話になったガイドさん曰く、ミルフォードサウンドはコース料理で言うデザート。
というのも、その道中(ミルフォードロード)が負けず劣らず素晴らしく、十分お腹いっぱいになれるからだそうです。
今回も数ある寄り道スポットから、時間や混み具合をみてオススメの場所に連れてってくれました。
もっと時間があれば、ミルフォードロードだけでも楽しめそうですね。
さっ、フルコースが始まりますよ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- ニュージーランド航空
PR
-
クイーンズタウンから車で出発!
本当はAM7:00出発だったのに夫婦そろって寝坊(アリエナーイ)30分程遅れてのスタートです。
ツアーじゃなくてよかったぁ。
10時前に最初の休憩地、テ・アナウ到着。
湖のほとりに飛べない鳥タカヘの像がありました。
外来生物や環境破壊で絶滅したと思われていたタカヘですが、テ・アナウ近くで生息していることがわかり保護区を設けて管理されています。
ニュージーランドの自然保護活動は「人間を立ち入れないこと」がポリシーのようで、確かに捕食する外来生物も人間が持ち込まなければ増えなかったんですよね。
徹底した取り組みがニュージーランドの自然を守っているんだなぁと思いました。 -
写真のテ・アナウ湖はニュージーランドで2番目に大きい湖です。
氷河湖独特の細長ーくて深ーい形状。
湖畔にあるテ・アナウはミルフォードサウンド観光の拠点になる街です。
多くのトランピングコースの拠点でもあります。
湖西岸にある洞窟はツチボタル鑑賞でも有名です。 -
休憩そこそこ出発です。
天気も上々!期待度も上々!!
この先、ミルフォードロードと呼ばれる見所満載ゾーンに突入です。 -
国立公園内に入るとブナ林の中をドライブします。
そして、テ・アナウを出て車で30分くらいでしょうか。
急に視界がまさに「ぱぁ〜」と開けるのです。。。気持ちがいいくらい「ぱぁ〜」とです。
さ、車を停めて寄り道です。 -
どう表現したらいいだろうか。
この広がり、スケールの大きさ。
でっかいどう北海道からきたまんさく夫婦もびっくりの大平原が広がっていました。
広がる大草原の奥にエグリントンバレーが見えます。
マッカイクリークといいます。 -
氷河によって削られたU字谷に砂や土が堆積してできた平原だそうで。
見えている周りの山々もとても大きく見えるけど、実際はもっと高かったってことですね。
氷河すごすぎ。 -
次に立ち寄ったのは有名なミラー・レイク。
ニュージーランドの国立公園の看板って自然に溶け込むカラーなんですね。
ユネスコ世界遺産のマークもありました。 -
周りの位置関係がよくわかる看板。
-
ミラー・レイクは名前のまんま。
湖面が鏡のように見えるからってことですよね。
この日は風もあったから鏡には見えないなぁ、残念。 -
ミラー・レイクの代名詞的なアングルです。
-
世の中に数あるミラー・レイクにも設置したらいいよ。
鏡文字の看板。
よかった、ちゃんと読めて。 -
ミラー・レイクは道路から整備された木道を歩きながら見ることができます。
この日も観光客でにぎやかでした。 -
ミラー・レイクを出て、途中ノブズフラットで休憩。
また出発して今度は穴場的なガン湖に寄り道。
他の観光客がいないからステキな風景も貸切状態!! -
ものすごい透明度です。
ミラー・レイクよりも鏡みたいでした。 -
静かで嫌なこととかリセットされるような雰囲気。
ポヘェ〜と無防備な状態を旦那ちゃんに激写されました。
口あけてたと思う、私。 -
浄化されたような気分でガン湖を後にしました。
-
ガン湖を出て次に立ち寄ったのはディバイド。
-
この辺りの河川の分水嶺となっています。
U字谷がより深く削られています。 -
ディバイドはニュージーランドでも1,2を争う人気トラック「ルートバーントラック」のテ・アナウ側のスタート地点でもあります。
ちなみにクイーンズタウン側はグレノーキーの奥にあるルートバーンシェルターからスタートです。
双方向から歩けるんですね。 -
時折、青空も見えるのですが、依然として曇り空。
雨が降っていないだけヨシ?! -
次に寄り道したのはマリアン湖。
せっかくなので森林浴?!少しだけ遊歩道を歩いてみることに。 -
まずつり橋を渡ってスタートです。
-
小さなつり橋ですが意外と揺れるもんですね。
つり橋渡るのって初めてかもしれない。
旦那ちゃんはどんどん歩いていきます。 -
ちょっとした探検家気分♪
-
それにしてもきれいな川です。
そしてワイルドな感じ。 -
「つり橋10人まで!」
-
鬱蒼とした森の中を歩きます。
空が見えないくらい、緑の世界に入っていきます。 -
森は森でも多雨地帯ですからシダ類・コケ類が多いです。
大きな木の幹にもコケがびっしり生えています。
もののけ姫が出てきそう。 -
シダの新芽。マオリ語でKORU。
生命の始まりや再生、成長を表すシンボルです。 -
見えるかなぁ。
真ん中にぶら下がっている糸のようなもの。
テ・アナウでも有名なツチボタル(グローワーム)です。
正確にはその幼虫が出す分泌液ですけど・・・
湿気の多いところを好むようで、これも夜になったら星のように光るのかな。 -
ペッパーツリー。
名前の通り、葉っぱを噛むと・・・辛っ!!
しびれるような辛さというか苦さというか。
漢方薬にありそうな胃薬のような味がしました(イメージ)。 -
しばらく歩くと川沿いに出ました。
太陽の光がまぶしいです。 -
水の流れが強いところなのに、岩にも倒木にもコケがビッシリ。
-
ガン湖に続き浄化されているまんさく。
マイナスイオンを体全体で浴びました。 -
入口から10分程度の散策。
マリアン湖までは駐車場から3時間はかかるトラックだそうで、ミルフォードサウンドの到着時間も考えここで折り返しです。
短時間だったけど、ニュージーランドの森林ウォークを十分体験できました。 -
マリアン湖ウォークから次に立ち寄ったところ。
観光バスが多く停まっていました。
天気は霧雨。きつねの嫁入り状態。 -
まぁ、見事なU字谷!!
みんな谷のほうに向かっています。 -
駐車場のすぐ脇にマウントクックリリーが咲いていました。
-
エグリントン川の水に直接触ることができました。
川の水はとてもきれいで冷たかったです。 -
ここにいたのがKea(ケア)という山岳地帯に生息するオウムの一種。
野性なのに全然人間を恐れない鳥です。
いたずら好きでワイパーのゴムなんか引きちぎってしまうんだそうで、人間の方が困ってる感じですね。 -
Keaと別れを告げ、有名なホーマートンネルも通り抜けました。
(ホーマートンネル入り口も有名なビューポイントですがあいにくの天候だったので帰りに寄ることに)
トンネルを抜けたら、荒々しく削られた斜面がより近くに感じました。
谷底を通る道路はミルフォードサウンドへ通じています。 -
見えにくいですけど、ホーマートンネルの出口、分かります???
ここには雪も残っています。 -
雨が無数の滝を作って流れ落ちます。
どしゃ降りの時はきっとカーテンのような滝が見えることでしょう。 -
あら、ここにもKeaが。
小刻みにジャンプしながら移動する様子はコミカルだったりします。
さてフルコースを満喫したとまでは言えませんが、立ち寄っていない他の見所スポットもありそうだし、ミルフォードロードは一見の価値ありですね。
あっという間の3時間(QTからは約5時間)ドライブでした。
天気はすっきりした晴れ模様ではありません。
このままデザートに突入するのでしょうか??
魅惑のデザート・ミルフォードサウンドの模様は次の旅行記で。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まんさくさんの関連旅行記
フィヨルドランド国立公園周辺(ニュージーランド) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ニュージーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ニュージーランド最安
315円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
44