5年振りです→メルボルン、タスマニア、シドニー その3

2008/11/19 - 2008/11/19

081119~

LauncestonからHobartに戻るひとり旅です。
このあとはSydneyに移動します。

エリア オーストラリア

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: カンタス航空

　Launcestonのmotelを7時ちょっと過ぎには出てしまうとまだ街の中は静かなまま。

　なんでこんな時間に出かけたのかというと「Lonely Planet」の今年度版にCharles Streetの病院に近い方になかなかrecommendableなFrench patisserieがあるんだと書いてあったからなのである。

　「Tant pour Tant」というお店で別に目新しい感じもしない外観である。そして店の中にはいると普通のパン屋さんに毛が生えたようで、私は棚にあったスネイルを所望した。そういえば今回まだ一度もスネイルを食べていない。

　そして飲み物はFlat Whiteのコーヒーだった。店内にテーブルは三卓しかない
　美味かったなぁ。ロンプラは大体あたる。

　これがその店だ。なんちゅうことのない建物でしょ？こんな時間に出発したものだから、この日は長かったなぁ。

　Launcestonから1号線に乗って南下すること40-50kmくらいのところにこの建物を発見。まさに1号線に添って建っている。

　その名もSt. Andrews Innといって1845年に建てられたもので今でも現役のB&Bなんですな。

　泊まりたいと思っていたけれど、こんな沿線にあるんだとは思わなかった。泊まらなくて正解だったかも知れない。

　

　St. Andrews Innから15kmほど南下するとCampbell Townという比較的大きな街があるのだけれど、その間に東の方に真っ平らな地域が見える。面白そうだから入っていったらこんな風景に出会う。

　こういう景色が豪州の平均的な景色といっても良いかもしれないなぁ。

　こう来なくっちゃいけませんね、豪州は。

　Campbell Townのヒストリック・ポイントはやっぱりこれですかね。
　1830年代に建てられたといわれている牧師館です。

　逆光になっちゃていて良く見えませんけれど、これがSt.Luke's Churchです。1845年に建てられたらしくて、この横にはSt. Lule's Schoolというのが建っています。

　まず、教会、そして学校だったのでしょうか。

　Campbell Townからさらに南に10kmも行かないところにRossの村があります。

　ここは日本人にはとてもよく知られていて、タスマニアに来る日本人の半分くらいはこの街に来るんじゃないでしょうか。

　宮崎駿の「魔女の宅急便」のパン屋のモデルになったんだと誰が宣言したのか知りませんが、とにかくそれで知られています。

　私が初めてこの村に寄ったのは多分、1996年頃のことだと思いますが、タウンホールのトイレに入っただけで通り過ぎました。

　これがその話題のRoss Village BakeryとそのB&Bです。

　これがその店内です。パン屋のおばさんもその気になってコスチュームにも凝っています。

　典型的日本人としてお邪魔しますと挨拶をして奥へ。

　厨房は随分と近代的になっていますけれど、石窯風になっていて、その気にならないとねといっていました。

　大きく拡大してみて戴けると分かると思いますが、「キキとギギがここに暮らしていたと思っている人がいます」
「毎年何人もの日本人がやってくるのも悪くないでしょ？」と書いてあります。

　朝一番にスネイルとフラット・ホワイトを食べたばかりなのに、大きな卵とベーコンのパイ+フラットホワイトです。
　これでランチも兼ねます。

　このお店の窓から外を見るとこんな感じで、これまたよろしうございます。

　腹ごなしにこの村のメインストリートを歩きます。といってもすぐに終わります。

　多分わざわざ残してある電話ボックスです。

　これはAustralian Post。
　立ち寄って見ていると様々な記念切手のポスターがあったので、どんなのがあるのか見せてもらった。なにしろAustralian Postは民営化されてからあるところは文房具屋のようだし、あるところは雑貨屋さんのようだ。

　ボーイスカウトの記念切手と豪州のダイナソーの記念切手を入手。

　外につるしてあった中国製の化繊のツバのひろい帽子がなんとA$5.00で翌年のスイス旅行で重宝した。

　これが多分タウンホール

　Rossといえば村はずれのこの橋ですね。前もここを通った。

　Oatlandsという街の前に左手に「accomodation」のサインを発見して戯れに曲がって降りていってみると、結構ちゃんとしたB&Bの様子で、これは泊まってみる価値がありそうだなぁと思っていたのに、もう名前を覚えていないし、Google mapでも探すことができない。

　そして、待っていたのはこの景色ですよ。見渡す限りのポピーの畑です。

　タスマニアはモルヒネの生産でも見るべきものがあるのです。それに気がついたのは2000年の11月のことです。あれから8年。ずっとこの景色をもう一度見たいと思っていました。

　どうですか？　しつこいかなぁ・・・。

Oatlandの教会です。これも相当に古そうです。

　ホバート市内からちょっと北へ動いたLatunaという郊外にあるapartmentに泊まりました。

　なんと2bed roomの壮大な、しかし、とても古い、本当のアパートメント。フルキッチンどころか本当に普通の家のキッチンだし、普通に暮らすに充分な80平方米はありそうなアパートメント。

　ひとりで一泊するのに、こんなところじゃなくて良い。参ったなぁ。

　以前に滞在したことのあるNorth Hobartの街の変わり方を見に行って、カレーを喰った。マレーシアンのtake awayの私に嫌みをいったオヤジはもういなくなっていた。

081120
　
　朝起きたら雨だ。今回は飛行機に乗る時は雨だ。ホバートの空港に入る前にペトロを満タンにしなくちゃならない。レンタカー屋から貰った地図をめどにスタンドを探しに行くと空港の入り口を通りすぎて橋を渡ってMidway Pointの街のスタンドまで行ってしまった。

　Virgin Blueが飛ぶ。

　雨の中を平屋のターミナルから傘を差してタラップをあがるわけです。

　QANTASでもこんな程度のサンドイッチです。でも、出るだけまし。

　Sydneyに到着してみると、ほら、ジャカランダがまだ咲いていますよ。

　North Sydneyのホテルまで行くのにどうしようかと考えたんですが、最初からタクシーじゃお金がもったいない。とりあえずCity RailでCBDまで出て、そこからタクシーにしました。

　乗り合いのバスにするとハーバーブリッジを渡って北までいってくれないのです。

この旅行記へのコメント （4）

• batfishさん 2014/11/07 21:17:12

  初めまして！＆タスマニア懐かしくてコメントします。

  Keirhforestさん　こんばんは！
  
  先日はスイス・ハイキングの旅行記を訪問していただき
  投票までありがとうございました。
  
  Keithforestさんの旅行記タイトルを拝見しましたら
  スターアライアンスの世界一周チケットを使っての
  壮大な旅行もされているのですね。
  憧れです。
  
  好きな場所にタスマニア、とあり嬉しくなってしまいました。
  シドニーに滞在されていたのが1995年〜とのことで
  私が初めてオーストラリアを訪れたのが1995年の12月
  次が1996年3月、次が1997年1月、とすべてKeithforestさんが
  在豪されていた時期に入っているようです（^^）
  1995年12月はシドニーに入って特に旅程も考えていなかったので
  シドニーのYHに2泊した後はホバート行の航空券を買って
  タスマニアを2週間バスとYHを使って回りました。
  
  Rossの村に行ったのはクリスマスイブイブだったかと思います。
  このベーカリーでスコーンを食べました。
  （Huon　Valleyでスコーンを食べて以来はまっていました）
  そのとき、店員のおば（あ）さまに
  「なぜ、クリスマスなのに一人で旅行してるの？」と聞かれ
  上手い返事ができなかったことを覚えています。
  「次回は二人で来なさいね」と微笑まれましたが
  その後行く機会がなく現在に至っています。
  いつか再訪できたらよいのですが…
  ちなみに、帰国してだいぶ経ってからこのパン屋が
  魔女の宅急便のモデル？と知り、非常に驚きました。
  
  タスマニアのことを書くと長くなってしまいます。
  初めてのコメントなのに失礼しました（^^;
  今後ともよろしくお願いします。
  
  batfish
  

  keithforestさん からの返信 2014/11/07 23:11:12

  RE: 初めまして！＆タスマニア懐かしくてコメントします。

  
  > スターアライアンスの世界一周チケット
  来年もその第2回を狙っていますよ。
  
  > 私が初めてオーストラリアを訪れたのが1995年の12月
  　多分、私もこの12月のクリスマス休暇にわざわざSydneyから高い切符を買って友達が働いていたホバートに行っていますよ。それが初めての時です。あれ以来在豪中は毎年ホバートに行ってサラマンカ・マーケットのソーセイジを食べましたよ。
  
  > タスマニアを2週間バスとYHを使って回りました。
  　それは大層羨ましいです。タスマニアはいくらいても飽きませんね。
  
  > 「なぜ、クリスマスなのに一人で旅行してるの？」と聞かれ
  　それはキツいっ！？
  
  > ちなみに、帰国してだいぶ経ってからこのパン屋が
  > 魔女の宅急便のモデル？と知り、非常に驚きました。
  　ジブリの作品のモデルなんだといわれているところはいくつもあって、きりがありませんね。
  
  　どうぞこれからもよろしくお願いいたします。できれば次回のチャンスを見つけて、バングルバングルを見たいと思っているんですけれどね。

  batfishさん からの返信 2014/11/08 22:38:59

  RE: RE: タスマニア

  Keithforestさん　こんばんは！
  
  > > スターアライアンスの世界一周チケット
  > 来年もその第2回を狙っていますよ。
  
  なんと！来年もですか！！
  その前に第1回を拝見しておこうと思います（^^）
  
  > > 私が初めてオーストラリアを訪れたのが1995年の12月
  > 　多分、私もこの12月のクリスマス休暇にわざわざSydneyから高い切符を買って友達が働いていたホバートに行っていますよ
  
  そうなんですね…
  私はクリスマスにロンセストンからシドニーに戻りました。
  シドニーに戻ってきたら暑くてぐったりでした。
  タスマニアは夏とは言っても涼しい（というより寒い？）
  感じがしました。
  
  > > タスマニアを2週間バスとYHを使って回りました。
  > 　それは大層羨ましいです。タスマニアはいくらいても飽きませんね。
  
  本当ですね。
  特にクレイドルマウンテンはお天気が悪かったので
  心残りで…次回はあのロッジに宿泊してトレッキングを
  楽しみたいです。
  
  > > 「なぜ、クリスマスなのに一人で旅行してるの？」と聞かれ
  > 　それはキツいっ！？
  
  一人旅に何の疑問も持っていなかったので？？？でしたが
  後から思えば、不憫に見えたのでしょうね（^^;
  
  > 　どうぞこれからもよろしくお願いいたします。できれば次回のチャンスを見つけて、バングルバングルを見たいと思っているんですけれどね。
  
  バングルバングル、同じくです（^^）
  なかなか行きにくいところですよね。
  2回目のオーストラリア旅行のときにパースから夜行バスで
  Exmouthまでは行ったのですが、その先は時間が足りませんでした。
  あの奇岩地帯？をできれば上空から眺めてみたいです。
  
  オーストラリア、懐かしいです。
  次の世界一周旅行の目的地には入るのでしょうか？
  楽しみにしています。
  
  batfish
  

  keithforestさん からの返信 2014/11/11 00:44:23

  RE: RE: RE: タスマニア

  batfishさん、返事が遅くなって恐縮です。
  遊びほうけておりました。
  たくさん、たくさん「良いね」をありがとうございます。
  身に余る光栄です！
  
  来年こそバングルバングルにいくつもりでしたけれど、前半に突っ込みすぎていて、資金不足に陥りそうなので、諦め気味です。なんで先進国ってホテル代があんなに高いんでしょ？つれあいが一緒なので、バックパッカースやYH専門になり得ないという苦しみにあります。
  
  > タスマニアは夏とは言っても涼しい（というより寒い？）
  > 感じがしました。
  　冬はケアンズ、夏はタスマニアで生活できれば良いのになぁと毎晩苦しみながら思っておりました。ポート・ヘドランドにいた友人は冬になると「涼しいよ、30℃切ったから！」といっていました。
  
  > 次回はあのロッジに宿泊してトレッキングを
  　それは良い計画です！あそこで生まれて初めて馬に乗りましたよ。ダブ・レイクも歩きました。トレッキングは壮大ですよ。私たちは行ってませんが。
  　西のストローンも好きで、二度行きました。東のフレシネ・ロッジも良いです。特に夕陽が。
  
  > あの奇岩地帯？をできれば上空から眺めてみたいです。
  　ヘリが飛んでいるそうですねぇ。見て見たいですねぇ。一度、ダーウィンからパースへ飛んだ時に下に見えていたのがそうかもしれないなぁといっていたのですが、なかなか足を伸ばすことができません。
  
  どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
  
  keithforest